身体の隙間を通して相手を落とす

合気観照塾 吹田道場 2024.02.29

股関節から脚を上げると、重みで前に倒れ込んでいくバランスで立つ

前後の重心移動と骨盤の立て替えで、体幹に腕を巻き付ける

足首を決めて、殿部を丸めて、首を立て、中を伸ばした姿勢で相手に持たせる

掴まれた場所は置いたまま、手の内のバランスを変えることで相手との間の弛みを取る

呼吸による広がりで前後や左右の張りを生み出し、お互いの外枠を一致させる

両手を引き分けて息を吸い上げ、全体の引きと攻めで、相手を引き付けながら腕を上げていく

意識も目線も相手の身体で留めずに、空間を広く使って向こう側まで通す

相手を浮かせたまま中だけ弛めて、骨盤が自由に動き、いつでも落とせる状態にしておく

鼠径部の溝が深まる方へ重みを下ろすことで、身体の隙間を通して相手を落とす

呼吸で手の平が返る動きで、相手を浮かせて頚に入れ、弛めてずらし、腰から崩す

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相手に気付いてもらうことを目的として触れる

センタリング・メソッド実習 2024.02.25

今月の研究会では、椅子に座って呼吸を観察しました。
腰やお腹に手を当てながら呼吸し、入りやすい場所と入りにくい場所があることを確認しました。
脚の開きや足首の角度で呼吸に違いが表れることをチェックし、息が通りやすいポジションに変えていきました。
それから、時計の文字盤を想定し、向きや高さを変えながら、骨盤を転がしました。
脊柱へ伝わる波を、呼吸や目線による伸びで増幅すると、指先まで繋がっていきました。
中指を合わせて腕を上に上げ、肋骨を浮かして中を伸ばすと、骨盤も締まりました。
動作のイメージや意識する高さを変えることで、身体の伸び方が全く違ったものになりました。
正解を求めずに、色々と条件を変えながら、臨界までやってみることの大切さを学びました。
両端を確かめていく中でセンターに近付くと、呼吸が通り、柔らかく動けるようになっていくことを感じられました。

後半はK野先生が来てくださり、メンバーそれぞれに施術を実演してくださいました。
相手が身体の現状を自覚できるよう、触れるか触れないかの繊細なタッチで、感覚の違いを伝えておられました。
そこから、どちらにでも動ける状態に浮かし、呼吸を誘導することでバランスを変えておられました。
接触鍼では、柔らかいタッチの中で細やかな振動が伝わり、変化が起こることを体感しました。
相手に違いを確かめてもらう、すぐに次の手に移らずに弛んでいく間を待つといった、施術での大切なことを教えてくださいました。
バランスの現状、身体内部の動き、呼吸で変わる、など相手に気付いてもらうことを目的として触れておられることを実感しました。
術者がどういう立場でお客様に向き合うかによって、心持ちも接し方も全く変わってくることを感じました。

K野先生、素晴らしい施術を体験させてくださり、本当にありがとうございました。
参加された皆様、今月もありがとうございました。

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腕ではなく体幹から短刀を回す

合気観照塾 吹田道場 2024.02.23

骨盤の傾きと共に、前寄り・後ろ寄りに吸い上げ、身体を前後に揺らす

足底からの繋がりで百会まで呼吸を入れて、中の伸びを反映させることで相手を浮かす

身体を前に傾けるのではなく、締めながら伸ばすことで、重心を移動して倒れ込む

足首を決めて、身体背側が伸びていく方へお辞儀し、股関節を深い位置で曲げる

前屈位から背骨を一つずつ噛み合わせて、体幹を起こす動きと連動させて腕を上げる

肩の力を抜いて吸い上げた重みを落とし、鼠径部を深めることで身体を折り畳む

短刀の切っ先の向きと脊柱が波打つ動きを連動させ、腕ではなく体幹から短刀を回す

息を吐きながら更に軸を伸ばして、物打ちに肚の重みが乗るように刀を下ろす

軸の伸びと指先の伸びを連動させ、中央を伸ばしていくことで手の内の弛みを取り続ける

身体の伸びや重心の移動や意識の広がりを、呼吸で一致させて全体で動く

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触れる瞬間から相手に浸透する

呼吸法中心塾 城東教室 2024.02.18

今月も、中心塾の城東教室に参加させて頂きました。
机の上に、単に半紙を置いたときと、下敷きを引いた状態の違いを感じながら、ペンで字を書きました。
ペン先を押し付けてしまうと、自分が反作用を受けたり、半紙に穴が空いたりして、上手く書けませんでした。
押しに行かずに、軸を立てて、横隔膜を浮かせたまま力を抜き、半紙、下敷き、机、床、と意識する深さを変えました。
肚の重みの浮き沈みで筆先の圧をコントロールし、回転で指先まで引きと攻めを伝えるように筆を使いました。
手首を決めて、手の中身が伸び縮みする状態にしておくことで、筆を身体の一部として中心の動きを反映させられました。
文字と文字の間も途切れずに集中力を保ち続けることで、並びに繋がりが生まれ、字の印象がガラッと変わりました。

そうした繊細な感覚が、施術において欠かせないことを体感させてくださいました。
手の圧を変えずに、皮膚、筋、骨と深さを変えると、受け手の力の通り方や反応が変わりました。
鍼を垂直に立てて、どちらにでもしなる状態にしておき、傾きや回旋でどちらが通りやすいか訊きました。
そこから、何かしようとせずに、お互いの呼吸が一致するバランスで待ちました。
相手の身体から起きる動きを邪魔しないように付いていくことが、そのまま誘導になることを教えてくださいました。
両手の動きや鍼の行き先は、自分の意図ではなく、付いていった結果として生まれることを感じられました。
そのためには、触れる瞬間から相手に浸透し、繊細な変化を受け取れる身体を、日々の稽古を通して創っていくしかないことを実感しました。

鍼に見合う細やかさが身に付けられるように、感覚を磨いていきたいと思います。
K野先生、KMさん、今月も貴重な体験をさせてくださり、ありがとうございました。

呼吸の移り変わりで寝返りする

合気観照塾 吹田道場 2024.02.15

重心を一側へ寄せて呼吸で中央を伸ばし、反対側とのバランスで腕を上げる

上下に引き分けて均衡が取れた状態から、弛めることで隙間を作って腕を落とす

仰臥位で鼠径部を寄せて、呼吸に伴う骨盤の転がりで脚を浮かす

尾骨を付けて、下からの繋がりで背骨を順に反らせ、仙骨と後頭骨でブリッジする

身体の中が弛んでいく流れと共に、背骨を一つずつ下ろして床に付けていく

頚に入る方向に脚を上げ、弛めて横に倒し、力を抜いて踵まで伸ばして、呼吸の移り変わりで寝返りする

刀を含めたバランスで息を吸い、背骨を呼吸が昇っていく流れに沿って腕を上げる

両手を引き分け、刀の重みと背側への引きの釣り合いを取り続けることで、刀を振る

股関節を寄せて、相手との接触点に内側から呼吸を入れることで弛みを取る

相手の触れ方に合わせて力を抜いて呼吸を通し、どこからでも合気が掛かる身体を目指す

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