伸びる一点

合気観照塾 2017.05.27

鼠径部が深まる方向に片側の腎経を引いて保障し、脾経が伸びる一点の角度で対側の膝を曲げる

横隔膜を浮かせたまま中を伸ばして下肢を吊ることで、体幹を回旋せずに片側に重みを落とす

中指で相手の瘂門を指し、吸い上げに伴うバランスの変化で相手を浮かせて、後頚部で吊ったままにする

息を吸って剣を抜き、股関節や肩を通る斜めのラインで中を伸ばして抜刀することで、相手を転ばせる

労宮で吸い込みながら母指と小指の引きと攻めで手の内を変化させ、相手との間の張力が保たれるバランスへ誘導し続ける

相手の腕を回旋しながら手首を決めて手指を伸展し、臨界まで頚までの経路の緩みを取ることで、固める技にも弛める施術にもなることを体験した

頚を立てて肚を引き上げ、軸が伸びた姿勢にあると、相手の重みを受けずに上肢を浮かせたまま動けることを感じた

外枠を脱力したまま、下肢内側の動きを中心に繋げることで、力が相手の内を通っていくことを体感した

相手と触れているあらゆる接点を馴染ませ、お互いが一致した状態で、自分が固まらずに伸びていける経路で動く

途中で固まっても、五分のままで力を抜いて、変化したバランスに合わせて力を通すことで、新たな通り道を辿る

ほとんど外見が動いていなくても、動いているときと同様に転ばされ、内部の力の伝達によって技が掛かるかどうかが決まることを実感できた

立替えとライン

合気観照塾 2017.05.20

外側でどうにかしようとせず、芯の後ろ・真ん中・前の移動によって、相手を吸い込み、ずらし、浮かす

脾経からの伝わりを上肢に繋げて中央へと伸ばし、腎経にずらして落とす

脚を開排する角度を変えながら陰経を体幹中央へ繋げて伸展し、平になるように近付ける

耳のライン、目のライン、鼻のラインと、相手の中心に伝わるように股関節から照準を合わせる

中央を上がってきた神力を目から徹して、中心の動きによって伝わる力と一致させて相手に送る

相手の都合に合わせて鼠径部で吸い込み、骨盤が相手と五分のバランスになるよう近付ける

生じた隙間に、両側の下肢内側のやり取りから生まれる刃筋で切り込む

陰経の高まりを左右で協調させながら、体幹の立替えの角度と一致させ、常に途切れないように移し続ける

後頚部を伸ばしたまま、後方にもたれ掛かって肩甲骨を弛め、股関節の動きを上肢に伝える

肩や腕を固めずに上肢が浮き、腹筋を縮めずに下肢が浮き、どこでも通り道になり、どこを触れられても合気が掛かる身体を目指す

刀を下ろせる角度

東雲道場 第四十二回研究会 2017.05.14

左脚の脾経の伸びで刀を抜き始め、右手との間で臨界まで高まった内部の張力が解放される角度まで鞘を傾けて抜刀する

母指と小指球の間で柄を転がし、肩や肘の力を抜いて動き続けられるバランスを観察する

立ち座りも剣の上げ下ろしも下肢内側の経絡の働きによって同様に起こり、刀に付いていくことで一致した動きとなることを感じられた

手首を決めて分け目を担ぎ上げたところから、横隔膜を落とさず後頭部を引いたまま、刀を下ろす

下肢内側の経絡の伸びで股関節をスライドさせて反対側の脚を後方へ送り出し、重心をぶらさずに後ろに下がる

股関節で先導して刀を右側にずらし、後頚部を伸ばしたまま吸い上げて刀を上げ、全体が中心に納まるように納刀する

雷刀から両脚の陰経を互い違いに高めることで、体幹を捻らずに刀を下ろせる角度に刃筋を合わせられるように感じた

城郭勢から体幹を回旋すると刀が中央に上がり、両脚を伸ばして張る動きによって水車勢になり、相手の刀を落とす力が伝わる

触れる前から相手の刀を自分の刀で押さえておき、相手が振り下ろした瞬間を逃さずに最速で下ろす

相手の刀を止めようとするのではなく、刀が接触するタイミングに合わせて身体を伸ばして、相手の本体に付ける

お互いの刀が触れたところから吸って浮かせ、鼠径部が深まる方向に力を抜いて、足底の感覚を高めたまま丹田で動く

陰経の移り変わり

合気観照塾 2017.05.13

下肢の三本の陰経の移り変わりに意識を向けながら、合気体操の動きを観察する

息を吸いながら腕を伸ばし、臨界から脱力して先に重みを丹田に落とすことで、バランスが中央に寄って手を下ろせる

正座位で前、真ん中、後ろに重心を移し、下肢のそれぞれの経絡の働きの配分と体幹の傾きでバランスを取る

相手に押された重みに抵抗せずに落としていける姿勢で座れると、そのまま息を吸い上げて返せることを体験した

でんでん太鼓で手の当たる場所を芯の回旋で操作し、胸部や背部の内側へ呼吸で迎えに行く

股関節の動きを肋骨の内側に伝えて、季肋部の寄りと手の浮く方向を一致させる

脾胃経の引きと腎膀胱経の攻めで、腕を持ったときと同様に大腿で合気上げを掛けられることを体験させて頂いた

相手の圧を腎経の働きが高まる方向へ吸い込み、肝経で付けたまま、脾経を伸ばして転ばせる

下肢が充実するバランスで上肢を脱力して相手と繋げ、高まった下肢内側の張りで返す

相手を動かそうとする欲を捨て、無意識下で起こっている自分の中の微細動が増幅する方向に動く

働きが高まる下肢の経絡

バランス☆運動療法初級 2017.05.13

今月の中心塾でも、K野先生がメンバーの身体を順に診てくださいました。

仰臥位では、後頭部に竹枕を入れ、股関節が寄るように下肢にベルトを巻いて施術してくださいました。
左右それぞれから緩みを取って頂き、下肢内側の経路が体幹の中央から脳へと繋がっていく状態を体感できました。
内部の弛んで戻っていく働きと共に、下肢の経絡のバランスも刻々と変わり、踵まで伸びていく様子を感じられました。
身体が繋がるバランスにあると、足部の動きがそのまま首に反映されることを感じました。
経絡のバランスが取れる方向に身体の内側へアプローチしていくことで、外側の偏りが整っていくことを実感できました。
鼠径部と腋窩の釣り合いや肘の位置と下肢の浮きなど、身体が繋がって動く状態を体感させて頂きました。

それから、合気体操のペンギンで一つずつの脊椎を意識しながら体幹を起こし、中心が伸びたところで肩や首の力を抜いて重みを落としました。
呼吸の吸い上げに伴って上半身が起き上がり、働きが高まる下肢の経絡も切り替わっていく様子を感じられました。
外枠の持ち上げようとする力が抜け、軸の伸びによって身体が立ち上がると、自然に首が伸びて頭が良い位置に納まっていくことを感じられました。

その後、K野先生が居合いの動作を見せてくださいました。
両脚の内側から高まってきた力が中央に集まり、そのまま刀の刃になったような印象を持ちました。
両側の下肢内側のやり取りと刃筋が常に一致していることを感じられ、剣術の動きが腕の力に因るものでないことを実感しました。
また、短刀を片手で持っていても、両手持ちと同様に中心の動きが全体に伝わり、対側の腕とのバランスで動作が起こることを学びました。

一本ずつの経路をきちんと鑑別しながら観ることで、曖昧にしていた下肢の使い方がイメージしやすくなり、動作の捉え方がガラリと変わりました。
この感覚をもって改めて動作を見直していきたいと思います。
K野先生、今月も身体を観察する楽しさを伝えてくださり、ありがとうございました。

 

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