足部を固定せずに転がす

合気観照塾 2018.12.08

会陰を締めながら臀部を浮かせて、骨盤を自由に動かせる状態で正座する

呼吸を百会まで吸い上げ、頭部に触れられても合気を掛けられる状態で、短棒を回す

棒の重みや相手の負荷と対抗せずに丹田に落とし、全体が一緒に揺れるバランスで中心から動く

足首が決まり、足の一点に落ちるバランスで、下腿からの繋がりによって足を立体的に動かす

足部を固定せずに、中心の動きを反映させて転がし、反作用を手まで伝える

相手の中心を意識しながら、棒を介して上肢を巻き取って、軸を崩して転ばせる

下肢内側を上がってくる流れを中央の吸い上げに繋げて手を浮かせ、中央を弛めて落とす

常に内腿の挟む力を抜かずに、骨盤を前後に傾けたり、片側の股関節へ寄せたりする

左右の股関節の切り替えや両手の擦れで芯を絞り、解く動きを前方への推進力に変える

相手との間の弛みも、自分を充実させる溜めにして、溜めた力を解放するように進む

丹田が充実するバランス

バランス☆運動療法初級 2018.12.08

今月のバランス☆運動療法初級講座も、施術における学びが満載でした。

立位で両側の踵を付けて爪先を少し開き、膝を弛めて腰を入れ、手は胸の前で内縛に組みました。
そこから、会陰の引き上げが百会へ向かうバランスで息を吸い上げました。
足の締まりと手の締まり、脚の張りと肘の張りが一致するように、体幹の内部を締めながら呼吸を広げました。
そして、張りをキープしたまま弛めて重みを下ろし、息を吐きました。
繋がるバランスに誘導して頂き、呼吸が自然に頭頂部へ通っていくことを感じられました。

仰臥位の施術においても同様に、繋がりやすい姿勢に近付けておられました。
K野先生が施術されているとき、メンバーの下腹部を触らせて頂きました。
脚の角度を調整し、呼吸と共に丹田が充実するバランスへ誘導されていました。
その位置で相手の呼吸を観ながらタイミングを待ち、流れに沿って伸展しておられました。
弛んだ瞬間に陰陽が入れ替わって体調の向かう方向が変わるような、一瞬しかない機の大切さを実感しました。
施術される前後に脈診もさせて頂き、脈の変化を確認することが出来ました。
手技によって、虚に力が出て来て邪が弱まり、中脈に近付いていくことを体感させて頂きました。
身体の中の状態が脈に反映され、バランスが変わると、脈も変わることを実感しました。
施術の後には、脚の向きや肋骨の形や背骨の柔らかさまで大きく変わり、ご本人の印象も全く違って観えました。

施術によって、身体が内から外から変わっていく様子を実際に観ることができ、本当に有り難い体験をさせて頂いています。
そうした良いイメージを描きながら、治療していきたいと思います。
K野先生、会員の皆様、今月もありがとうございました。

自分が健康になるように動く

センタリング・タッチ研究会 2018.12.02

前半は、K野先生が順に施術をしてくださいました。
立位で、膝や足首に手を沿わせて、かすかに触れたところから誘導してくださいました。
自分でもどこに向かうか分からない状態でゆらゆらしていると、瞬間にバランスを変えてくださいました。
新たなバランスで足踏みをすると、脚が軽くなり、胸の高さや頭の位置も変わっていくことを実感しました。
また、手の経穴に指を当て、足の経穴と意識で繋げ、奇経に通してくださいました。
身体の内側から動きが起こり、繋げてもらっている側が伸びて立ち上がっていくような感覚がありました。
椅子に座っているところから、行きやすい側と行きにくい側を確認し、坐骨の着き方を誘導されていました。
そして、傾いたところから揺り戻っていく変化を利用して、センターに近付けておられました。
多彩な施術を見せて頂いていると、奇経治療や操体法も個別の治療法ではなく、表現の違いであることを感じました。

後半は、私とKMさんでK野先生の施術をさせて頂きました。
手を柔らかくして馴染ませ、膝が浮き、股関節が寄って、仙腸関節に伝わり、上方へ繋がる位置へ近付けました。
センタリングして弛めると、相手の繋がるポジションと、自分の丹田に落ちる姿勢が一致することを感じられました。
全体が一体となるバランスでは、自分が合気を掛けるのも、相手に合気を掛けられるのも、双方向に通ることを体感しました。
相手の身体を診るときも、合気を掛けられるときの体内の通り道を観るように観察しました。
呼吸の入りにくい場所に息が通るようなバランスを導いて、本人の呼吸によって生じる反応を待ちました。
そこから、自分の身体の内が伸びていく働きによって、相手の内の伸びを導きました。
相手の後頭骨に両手を掛けて後方にもたれ掛かるように背骨を伸ばしていくと、自分の脊椎に対応して相手の脊椎が引かれて行きました。
自分が健康になるように動ければ、相手にもそれが反映されることを実感しました。

K野先生、参加された皆様、今月も素晴らしい体験をさせてくださり、ありがとうございました。

棟にも刃の鋭さを持たせる

合気観照塾 2018.12.01

持たれる前から吸い込んで相手の行きたい方向を訊き、その流れが途切れないほうへ動く

両手から向かう力が平行ではなく、相手の向こう側で交差するように通し、自分の足元に集約するように落とす

相手の手の内の弛みから頚までの経路を繋げ、外側ではなく中を通してバランスを変える

片手で持たれても、相手の反対側から吸い上げて手前に落とすように、常に意識を全体に広げて変化を捉える

中央に寄せながら吸い上げて手を浮かせ、膝を弛めて中を落とし、自分の身体を通り道にする

棒を身体の延長にして、頚を立てたまま仙腸関節の幅で動き、遠方からしなる鞭の力を相手に伝える

歩いていく流れのまま吸い込み、スタンスを広げずに、中心のわずかなズレをコンパクトに回転させて転ばせる

橈側のラインの細さで指を伸ばし、棟にも刃の鋭さを持たせて相手に入れ、小指側の刃で斬るように落とす

相手の頚の向こう側まで入れて、接点で攻めたまま自分を弛めることで、その深さを保ったまま崩す

相手の棒に付けた点はぶらさずに、刀の反りに沿って角度を変え続け、バランスの変化で転ばせる

締まって吸い上がる条件

呼吸動作研究会 2018.11.25

今月の研究会は、KMさんが進行してくださいました。

台の上に竹踏みを置き、その上に片側のふくらはぎを乗せて呼吸の伝わりを観察しました。
呼吸に伴う中心のバランスの変化が波及し、脚にも皮膚がずれる動きが広がっていきました。
下腿部の当てる位置や膝の曲がる角度、膝と足首のラインなど、条件が揃うと伝わり方が変わり、ポジショニングの大切さを学びました。
それから、大腿中央を帯で縛って両脚を竹踏みに乗せ、呼吸で張りながら中心から動きました。
張りをキープしたまま骨盤を傾けることで、脚をどの方向にもコントロールできました。
脚を下ろしてみると、下肢から体幹へと経路が通り、繋がって動ける状態を感じられました。

側臥位で大転子の上に腕を乗せて、呼吸に伴う骨盤の動きを確認しました。
大転子が向かっていく方向や弛んでいく方向にもアンバランスがあり、骨盤が均等に広がっていないことを自覚できました。
時計盤のように大転子が内側から膨らむ向きを順番に変えて行き、反対側の大転子に落として中央に近付けました。
弛めることで自然に股関節が寄り、吸うことで更に芯が締まって張りが生まれることを感じられました。
立位でも、呼吸と共に足の裏が寄って畳との間の弛みが取れ、身体を巡って再び弛んでいく流れを感じられました。
呼吸によって中央が締まって吸い上がっていく前提条件を、繊細に観ていく大切さを実感しました。

前半が終わってから、会員の皆様に来月のテーマを相談しました。
「立つ」ということ、「頚を伸ばす」とは?、脊柱の自然なカーブといった、お題を頂きました。
それらは私自身の課題でもあり、来月までに検証してメニューを考えておきます。

進行してくださいましたKMさん、会員の皆様、今月もありがとうございました。
来月も、よろしくお願いします。

 

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