先に意識が通っている

東雲道場 第五十六回研究会 2018.07.09

相手の腕に上腕を乗せて浮かせ、足底まで重みを落としてから、中の繋がりで肘を引き寄せて崩す

身体を上下に引き分け、片手で刀を天に向けて伸ばし、反対側を相手の分け目に乗せて地に向けて落とす

体幹からの伸びで刀を上げ、先に重みを下ろしてから、中心から物打ちまで繋げて順に落とす

身体背側を呼吸で広げて手背の意識を保ち、上肢前面や腹筋を縮めずに動く

骨盤の動きによってボールを転がし、転がりを相手の腕から頚を通して反対側の谷へ誘導する

ボールの中心が感じられる位置にセンタリングして、丹田の振動をその点と一致させて相手の頚まで反映させる

両手を引き分けて分け目の感覚を保ち、両肘の幅を変えずに立て替えによって刀の流れを導く

雷刀の伸びを体内で処理して、軸の長さで身体の張力や高低差を生み出す

一打三足での脚の引き寄せによって、相手を崩せるラインに刃筋が合うように刀を下ろす

先に意識が通っていて、いつでも刀を下ろせる状態だからこそ、後出しでも勝つことができ、相手の出方に応じて変えることも出来る

相手の雷刀をふせいだ刀を流しながら、人中路を45度外に踏み替えて、相手の死角に入って次の攻めに繋げる

太刀が逸れて道が開く

東雲道場 第五十四回研究会 2018.5.13

相手の刀に当たる直前で吸い込み、肩を弛めることで付け、吐きながら相手に入れて崩す

吸って弛めて吐く働きと一打三足が一致し、呼吸で全身の動きを導いて相手に向かう

丹田が充実するバランスに刀の角度を合わせて、中心を相手に向けると、楽に足を運ぶことができた

自分にも相手にも拘らずに、後ろから風が吹き抜けていくように、空間全体に意識を広げて、その中で動く

小太刀でも、刀や身勢や意志が一致して相手の中心へ向かうように前進できれば、相手の太刀が逸れて道が開けていく

意識での誘導と弛める動きでフェイントを掛けて相手に先に刀を振らせ、後出しで上太刀を取る

捩り込みと同様に、股関節の立て替えによって体幹の向きを変え、そのまま身体を伸ばすことで相掛ける

手首を弛めることで刀を倒して棟を前腕に乗せ、相手の狙いを肘で攻めながら受ける

青岸の構えから、相手が打ってくる場所に応じて捍ぎ、そのまま背部へ流して廻刀すると次の攻めへと繋がっていく

図形の点対称や線対称のように、中心を保ったまま転換できるからこそ、身勢が移り変わっても常に刀が相手の中心に向かうことを学んだ

剣術と合気の繋がり

東雲道場 第五十一回研究会 2018.2.11

刀を当てて終わりではなく、廻刀して下ろした刀が、身体の伸びによって相手の中心に伝わる一点に付けられるように稽古する

前腕を掴まれた状態から、肩や肘を弛めて相手の手の内に馴染ませ、指先まで呼吸が通るバランスで手を開く

相手と同調したところから、腕から動かずに中心から順に伸びを伝えることで、雑音を取り除いて身体を通り道にする

相手と一致して初めて、伸びる方向が現れることを感じ、どちらに転ばせるかは自分ではなく相手が決めることを実感した

「折れない腕」で相手の中心に繋げたまま、ロッキングチェアで重心を後方に移して、相手をバランスで浮かす

柄を握っていても、刀を通して呼吸が伝わっていくと、腕を持たれたときと同様に技が掛かることを体験し、剣術と合気の繋がりを感じられた

木刀を持っているときも、模擬刀や真剣をイメージすることで、伝わる力の細さや鋭さが変化することを体験できた

刀棒で相手の両腕に付け、一方から相手の中心に合わせ、その攻めを維持したまま、更にもう一方から入れる

床を押すのではなく、呼吸に伴う上下への伸びの反作用を、相手に向かう力へ変換する

中心の圧の高まりと一致させて全方向へ張り、腕で押さずに指先の伸びを伝えて、相手を崩す

相手の負荷を足元まで丁寧に吸い込み、そこから経路を逆に伝えて吸い上げ、相手の頚まで通していく

流れのまま吸い上げる

東雲道場 第四十九回研究会 2017.12.10

短刀を横向きに持って浮かせ、内圧が高まって張りが生まれ、弛めることで背中に重みを落としていけるバランスを観察する

刀の重みと形状に合わせてハラリと倒して、その流れのまま吸い上げると自然に手首が決まり、刃筋に沿って落とせることを感じられた

相手に持たれた場所を脱力してから、丹田の回転で腕を下から立ち上げることで、尺側に刃を創って斬る

相手を浮かせて不安定な位置に導き、手の上でバランスを取りながら、傾いていく方向に付いていくことで転ばせる

中が伸びていく動きを、相手を吹き抜けていくイメージと一致させて、手前で止めずに向こう側まで力を通す

胸腔を締めながら、肋骨を相手の手の内に合わせることで緩みを取り、中心の動きを相手に伝える

肩甲骨と繋がる位置に腕を浮かせて、反対側の上肢とのバランスも利用しながら刀を廻す

吸い上げに伴う股関節の動きによって廻刀しながら向かう方向を決め、剣の落下と前方への推進力を一致させて進む

中の伸びで相手の刀を受け、流れに逆らわずにそのまま後方から回して、反対側から斬る

青岸で構えられると、進んできた相手の刀は逸れ、相手の攻めにも最小の動きで対応でき、身勢が取れるかどうかで決まっていることを実感した

刀の反りに沿う

東雲道場 第四十七回研究会 2017.10.09

水車勢から手の内を柔らかくして両肘を曲げると、刀のバランスで刃が立ち、そのままの刃筋で下ろすと相手の中心を狙えることを体感した

相手の打ち込みに付いていった結果として、同じ構えから撥草やくねり打ちや逆風といったバリエーションが生まれることを感じられた

一歩踏み出して相手の刃筋からずらし、相手の刀より長くなるように、刀と体幹で三角形の二辺を創って攻める

無形から、片足を出し、体幹の向きを変え、腕を上げて、常に軸を保ったまま身勢を移り変える

吸って弛めて吐く動きと刀の上下を一致させ、重みを肚で受け取りながら、最短のルートで上げ下ろしする

呼吸で刀の動きを先導し、刀の流れを邪魔しないように、股関節から動く

相手の刀に付けたところから、刀の反りに沿って緩みを取り、相手の全体が崩れるバランスに導く

刀の反りがあるからこそ、直線での押したり突いたりではなく、付けたところから前方へ向かうことで斬る力が生まれることを検証できた

真っ直ぐな竹刀でも反りをイメージすることで引きと攻めが起こり、太い棒でも細く意識することで身体が締まって自分の軸も細くなることを体験した

自分の肩の力が抜ける位置に間合いを取って息を吸い、上肢や胸部を弛めて足底まで落とす

どちらにでも反応できる身勢

東雲道場 第四十六回研究会 2017.09.10

第四趾のラインを正面に向けて下肢内側が利くバランスで立ち、呼吸の吸い上げで腕を上げる

五指それぞれを相手に伝わる方向に合わせ、指先が更に伸びるように息を吸って相手を浮かす

ボールの中心を意識しながら労宮で吸い込み、両側の股関節の回転と一致させて立体的に転がす

手前に落とすときも、最後まで相手の中心を攻める意識を抜かずに、自分の領域に踏み込まれないように保証したまま崩す

接点の位置は変えずに同じ長さのまま、相手の皮膚の緩みが取れていく方向に巻き取って、体幹から回旋することで相手を裏返す

相手の刀が当たる寸前に肘を引いてかわし、相手の中心を攻めるように、そのままの位置で三歩目を踏み出す

物打ちを相手に付けたまま、切っ先をぶらさずに捩り込んで、相手の脇を斬り上げるように意識して進む

燕飛を型ではなく、無数の発展の中の一つの可能性として、その流れが生まれるに至るお互いの狙いや駆け引きを感じながら動く

相手の出方に応じてどちらにでも反応できる身勢で構え、最短のルートで相手の剣を受けられる軌道に落とす

相手の剣を捍いで中心を崩し、生じた隙を刀の流れに沿って狙うように、常に次の一刀に繋げていく意識を切らさずに剣を振る

立体的な深み

東雲道場 第四十五回研究会 2017.08.11

膝を弛めて鼠径部を鍬え込むことで身体の奥行きを創り、立体的な深みによって、呼吸の通り道が長くなるような身勢を取る

肋骨と肩甲骨の間が適合するように息を吸い上げ、丹田の動きが肩甲骨下部を通って上肢尺側へ伝わるバランスで腕を上げる

中指を中央として母指球・小指球でバランスを取りながら、芯のシーソーを呼吸に伴う股関節の動きと一致させる

手首を決めて肘を外側に張り、体幹の波を、肩の動きや肘の回旋や柔らかい指使いに繋げることで棒を回す

頚を伸ばして目線を決め、接点から相手の中心に付けたまま、自分の軸で相手の軸を攻めるように進む

丹田で重みを受け取って背部を抜くことで、身体前面で相手に入れた状態を保証しながら、後面をフリーにしておく

相手を動かそうとするのではなく、お互いの関係性の中で自分が呼吸によって自由に動ける状態にあると、それが同調して相手も動く

軸を伸ばしたまま肩の力を抜いて、下肢内側を利かせて臀部を締め、股関節から折り畳むことで剣を下ろす

呼吸で刀を上げながら重心を落とし、両側の脚の行き来や立て替えが剣に反映されるように動く

七刀で燕飛を行うことで、吸って弛めて吐く中で起こるシンプルな動きの繋がりによって、流れが生まれてくることを実感できた

接点から中心に付けたり攻めたり崩したりといったやり取りが、刀を持って間合いを取った状態でも同様に行われていることを感じられた

肩甲骨がフリーになる一点

東雲道場 第四十四回研究会 2017.07.09

吸息と共に肋骨を締めながら胸を開き、横隔膜を浮かせたまま、後頚部を伸ばして腕を吊る

肩の力が抜けて、肘が落ち、手首が決まる位置に上肢を浮かせて、肩甲骨がフリーになる一点のバランスを観察する

肩甲骨に触れる相手の緩みを左右それぞれから取り、丹田の力が自由に行き来できるように、肩甲骨を弛めたまま動く

背部の意識を保ちながら、身体の前後の奥行きの中で呼吸を通すことで、中心をずらして相手を浮かせる

両肩に体重を掛けられたところから、中心の吸い上げて相手を浮かせ、崩れそうな方向へ、丹田から肩に力を通して後押しする

相手の腕に触れて、皮膚の緩みが取れた状態から、圧を変えずにさらにずらし続けると、ズレが内部にも繋がって中心まで崩せることを体感した

息を吸って中心の軸を伸ばし、内部の張力を維持したまま股関節から折り畳むことで、身体の中の剣を振り下ろす

雷刀の構えから弛めて刀を下ろし、付けたところから弛めて相手に入れ、袋竹刀の撓みが取れたら弛めて前進する

分け目に重みが乗るベクトルと、物打ちを通して前に進むベクトルから、真っ直ぐに見える袋竹刀にも刀の反りが生まれることを体感した

疾雷刀で片足を開いて道を作り、同側の股関節を鍬え込むことで生じた刃筋のまま、刀を下ろして前に進む

相手との関係性の中で、息を吸って刀を上げ、嶺から谷へ先に意識を通して、隙の生じた場所に下ろす

股関節の鍬え込みと刃筋

東雲道場 第四十三回研究会 2017.06.11

吸息に伴う両手の変化が伝わって刀が動き始め、そのまま中央で吸い上げて腹側が伸びていくと刀が上がる

呼吸によって皮膚の外側の空間に広がる感覚が、持っている剣も含めて生じる状態を体感できた

柄を握らず、両手の手の内でキャッチボールをして、刀のバランスの変化によって伝わる感覚を受け取り続ける

両手持ちでの左右の腕の働きを、一側の手の内の引きと攻めによって同様に行ない、二刀を振る

刀の軌道を感じながら、常に下肢内側の繋がりが途切れないように動いて、股関節で行き先を先導する

骨盤や肋骨の3時9時で照準が合う位置まで弛め、肩の力が抜けるバランスで、対側の股関節を通ってきた力を伝える

七刀で、回旋したときの股関節の鍬え込みの深さによって、刀の刃筋を正中にも袈裟にも変えられることを体感した

相手の人中路を踏むように足を入れ替え、仙腸関節の幅で立て替えて刀を回す

青岸で相手の中心に伝わるバランスに構えられると、そのまま腕を下ろすだけで下肢の内側を狙う相手の刀を捍ぐ身勢にもなる

軸を立てたまま上肢と下肢の陰経が連動して働く基準があるからこそ、身勢が変わり続けても繋がりが途切れることなく動けることを感じられた

「斬る」のではなく、相手の中心に付け、最短の経路を辿った結果として、「斬れる」ように動く

刀を下ろせる角度

東雲道場 第四十二回研究会 2017.05.14

左脚の脾経の伸びで刀を抜き始め、右手との間で臨界まで高まった内部の張力が解放される角度まで鞘を傾けて抜刀する

母指と小指球の間で柄を転がし、肩や肘の力を抜いて動き続けられるバランスを観察する

立ち座りも剣の上げ下ろしも下肢内側の経絡の働きによって同様に起こり、刀に付いていくことで一致した動きとなることを感じられた

手首を決めて分け目を担ぎ上げたところから、横隔膜を落とさず後頭部を引いたまま、刀を下ろす

下肢内側の経絡の伸びで股関節をスライドさせて反対側の脚を後方へ送り出し、重心をぶらさずに後ろに下がる

股関節で先導して刀を右側にずらし、後頚部を伸ばしたまま吸い上げて刀を上げ、全体が中心に納まるように納刀する

雷刀から両脚の陰経を互い違いに高めることで、体幹を捻らずに刀を下ろせる角度に刃筋を合わせられるように感じた

城郭勢から体幹を回旋すると刀が中央に上がり、両脚を伸ばして張る動きによって水車勢になり、相手の刀を落とす力が伝わる

触れる前から相手の刀を自分の刀で押さえておき、相手が振り下ろした瞬間を逃さずに最速で下ろす

相手の刀を止めようとするのではなく、刀が接触するタイミングに合わせて身体を伸ばして、相手の本体に付ける

お互いの刀が触れたところから吸って浮かせ、鼠径部が深まる方向に力を抜いて、足底の感覚を高めたまま丹田で動く

最速で重みを落とす

東雲道場 第四十一回研究会 2017.04.29

仰臥位で大腿部を立てて膝を伸ばしたところから、腹筋を縮めず、後頚部を伸ばしたまま、膝の力を抜ける位置を探る

雷刀での剣の落ちる位置と同様に、繋げたまま弛められるバランスで脱力することで、最速で脚の重みを落とす

雷刀に構えて丹田に重みを下ろし、いつどちらから攻められても下ろせる状態で、相手の初動を待つ

剣の落下に沿って腕を下ろし、立ち位置を変えずに下肢を曲げて、そのまま折り敷く

撥草で相手の首筋から斜めに通るラインに付け、体幹を捻らずたすきで下ろして、対側の股関節に乗せる

相手の動きを観ながら同じように動いても、相手の意図を外しながら常に上太刀を取れることを体験した

相手と手掌を合わせたところから、息を吸って手背側にも意識を広げ、相手の頚まで繋げて接点の緩みを取る

接点を留めたまま弛めることで、相手との関係性を保ったまま体幹のバランスが変化し、骨盤の向きが変わる

股関節の照準を合わせたまま、重みの落下に任せて、中心から手を引いてくる

相手に抱いている先入観や自分の動かそうとする欲が生まれると、力が入って却って動かなくなることを実感した

呼吸で剣を浮かせ、横隔膜で高度を維持したまま、不必要な力を抜いて中を弛める

身体の伸びと丹田の向き

東雲道場 第三十九回研究会 2017.02.12

・下から吸い上げて内部を臨界まで伸ばし、軸を縮めずに丹田と合う位置に刀を下ろす
 両手と柄が一つになるように絞り、手首を決めたまま、肩の力を抜いて刀の落下に任せると、自然に肚の前で止まることを感じられた

・物打ちを相手に付けたまま、中央での伸びや細い軸での回旋を滞りなく刀に伝えられると、最短距離で相手に向かえることを学んだ
 刀で攻めるのではなく、目線や意識で先導しながら中心から動き、その現れとして刀が動くように発想を変える必要を感じた

・城郭勢で付けたら、内部の伸びによって相手の軸をこっそりずらし、相手の後方を大きく回るような力の軌道をイメージして剣を下ろす
 接点で付けたまま、後側の股関節で引きながら前側で攻め、軸をぶらさずに骨盤を立て替える

・逆の城郭勢で間合いを詰め、相手が振り下ろした剣を右手で止めたまま、左手で攻める
 相手の振り下ろす重みが自分の丹田に落ちるバランスで柄頭に手掌を当て、吸い込んで返す

・相手の攻めに対して、伸びていく方向と丹田の向きが合うように踏み込み、受けながら返す
 脚を狙ってきた相手の刀を、下肢を浮かせて避けることも出来るように、重心を乗せ替えられるバランスで足を着く
 お互いが明確な狙いを持って、中心から動いているからこそ、剣術の型のやり取りが成立していることを実感した

・刀を相手の中心に焦点が集まる角度に合わせられると、力を入れなくても楽に相手を崩せることを体感した
 お互いの刀が接した瞬間に相手の意識に付けて崩せるように、常に繋がったバランスで刀を振れるように稽古していく必要性を感じた

稽古記録30

東雲道場 第三十八回研究会 2017.01.09

・軸を中心に体幹を捻らずに立て替え、片肘と物打ちが正中線に並ぶ構えを取る
 視線を留めて相手の向こう側に付け、体幹の向きが変わっても、常に中心は相手に向かうように進む

・分け目を正中に置いたまま、中央での吸い上げによって刀を上げ、立て替えに伴う股関節の動きで刀を転回させる
 最小限の動きで自分の身体の幅をカバーし、相手に届く位置に振り下ろす

・刀の重みや重力による落下に教えてもらいながら、真っ直ぐ上げて真っ直ぐ落とす
 自分の身体の捻れや左右差や力みによって、上がっていく位置や下りていく軌道をぶらしてしまっていることを実感した

・雷刀で臨界まで身体を伸ばしたところから、前側の足を開いて道を空け、伸びを保ったまま剣を下ろす
 前方へ重心が移っていくと、自然に後ろ側の足が踏み出され、そのときの体幹の向きに合わせて刃筋が生まれることを感じられた

・青岸の構えで相手に付け、身体の伸びを刀の先まで伝えることで相手を崩す
 接点の緩みが取れたところから、自分が伸びられる身勢と、刃筋の合う角度と、相手の中心に伝わるバランスが、一致することを興味深く感じた

・相手の振り下ろした剣を受け止めるのではなく、身体を伸ばして相手に入れ、その反応に応じて動く
 お互いの剣が当たったところから、刀の向かう流れに逆らわずに付いていけると、相手の反対側の小手に向かい、次の攻めに繋がることを体感した

稽古記録29

東雲道場 第三十七回研究会 2016.12.11

・息を吸って剣を上げたところから、肩の力を抜き、剣の落下に任せて振り下ろす
 狙う高さに応じて股関節を折り畳み、脊柱を伸ばしたままお辞儀する

・相手の人中路から自分の中心を外し、どんでん返しのように体幹の向きを変えて攻める
 相手に意識を付けたまま、足の横幅の分だけ外に踏み出すことで相手の振り下ろした剣をかわし、相手の意志を通させて意図を外す

・雷刀に構えた相手の小手に付けて、相手の中心をずらし、その瞬間を逃さずに進む
 両側の股関節を引き分けながら、体幹を捻らずに回旋することで、引きと攻めを相手に伝えてずらす
 自分から接点で押さえにいこうとせず、落として当たったときや、擦って止まったときに、相手や剣の都合に応じて動く

・青岸の構えで、刃筋の向きと呼吸に伴う伸びが、相手の中心に伝わる姿勢を観察する
 合う位置に構えられたときには、そのまま伸びを伝えるだけで刃筋に沿って相手が崩れ、抵抗を感じること無く動くことが出来た

・青岸で向き合ったところから、後方から吹いてくる風に合わせるように背中から攻める
 物打ちの向こう側に相手の首元を見通し、刀で意識を止めずに相手の中心に向かって進む

・柄を持つ両手を引き分けるように絞り、肘の力を抜くことで、手首を決めたまま手の内を弛められることを感じた
 肩や肘の力を抜いたまま前腕後面で攻め、相手に入った状態を保ちながら丹田から動いて崩す

稽古記録28

東雲道場 第三十六回研究会 2016.11.27

・手指の力を抜いて柄を持ち、両手の中指薬指と小指球の間のシーソーを感じながら剣を上げ下ろしする
 身体を中心から伸ばして剣を浮かせ、頂点で肩の力を抜いてずらし、後頚部でバランスを取りながら丹田と繋がる位置に下ろす

・後頭部を決めて、肩甲骨を弛め、骨盤を自在に動かせる状態を保ち、体幹の動きを上肢に伝達する
 頭部が決まっているからこそ、それ以外の場所を自由に動かすことができ、力をぶつからずに行き来させられるように感じた

・下段で相手の眉間に物打ちを付けたまま、雷刀に構えた相手の手首に刃筋を沿わせるように捩り込む
 意識を相手の手前で止めずに、刃筋が相手の向こう側まで通っていくように、立て替えるタイミングと間合いを一致させて前に進む

・相手の小手に物打ちを付けて上肢を保ったまま、体幹の力を抜き、背骨を柔らかく使う
 脊柱を上ってきた動きが、胸椎の攻めによって前方に向かう力に転換され、壇中の内側から相手に伝わる感覚を得られた

・城郭勢から剣を立てて、相手が振り下ろした雷刀に付け、身体を伸ばして相手を浮かせ、股関節の回旋で相手を崩す
 上に伸び上がるのではなく、下方に重みを落として、丹田を中心に上下に引き分ける

・雷刀や青岸に構えたところから、相手の打ち込みに応じてら前後上下左右斜めに切り替える
 どこを攻められても最小限の動きで相手の太刀を受けられ、それ自体を相手に対する攻めとして繋げて行けることを学んだ

 

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