第五腰椎が入る身勢

東雲道場 第六十四回研究会 2019.03.10

下肢内側を利かせながら鼠径部の引き寄せで脚を前に寄せて、第五腰椎が入る身勢を取れるかどうかをチェックする
 
身体を捩らずに左右の仙腸関節で引きと攻めをすることで、脚を後方に引きながら、対側の拳で前を突く連動が起こる
 
刀を含めた全体でバランスが取れるように柄を持ち、分け目と両腕を通る輪っかの中を固めずに循環させる

左右の労宮と眼の意識を一致させて、青岸に構えながら相手を見るように労宮の中を向ける

脱力によって萎むのでは無く、外を弛めながら中が充実するように力を抜き、労宮を通して相手に伝える

後方の空間まで膨らませて意識を全体に広げ、相手の負荷を吸い込んで風船のような弾力で返す

前進して相手とぶつかってもその場所で闘わず、刀の反りに沿うように立ち位置が変わっていくと、滞らずに進むことが出来る

体幹をたわませずに鼠径部をくわえ込み、下肢を脱力した分を上肢を浮かせる働きに反映させる

鞘と刀をガイドにして、中心から対角に中を伸ばしたり弛めたり抜刀や納刀を行なう

手を先行させず、常に下肢からの力の伝わりで刀を上げて、仙腸関節の動きで行き先を導く

刀が落ちていく軌道

東雲道場 第六十三回研究会 2019.02.10

薄筋が利く位置に足を置き、第五腰椎が決まることを指標として、その都度、身勢を見直す

両側の下肢内側の張りと経路の切り替えで、立体的に弛みを取り、前後左右から芯を細くする

相手の雷刀から一筋外すように立ち位置を移し、脱力によって腕を落とすことで居なくなる

柄を持つ手を離したときの刀の落下と同じ軌道で、刀を持っていても斬れるように、自分の腕の力を抜き切る

体幹の絞りや伸びで、手首を決めて両手を引き分け、分け目の感覚を維持しながら動く

刀で受けるのではなく、先に軸を伸ばすことで雷刀を捍ぎ、刀を攻めるのではなく、相手の中心を崩す

相手の腰が入らない状態に浮かせたら、左手を離して相手の手を上肢尺側の伸びで担ぎ上げる

呼吸で仙骨と後頭骨を繋げて張力を溜め、仙腸関節の幅で焦点を合わせて力を放つ

呼吸の上げ下げや立て替えで両肘を操作して、常に下肢と上肢が対応するようにバランスを変える

股関節の切り返しを無駄なく刀に反映させて、最短距離で相手の狙いを捍ぎ、次の動きに繋げる

薄筋と振り袖の連動

東雲道場 第六十二回研究会 2019.01.13

両側の下肢内側が張り会陰が締まるスタンスを意識すると、自ずから足を置く位置が決まる

骨盤を回旋せずに、左右の薄筋の張力をグラデーションのように移し替え、前後に重心移動する

空中で脱力できる位置に腕を浮かせ、肩、肘、手首から指先と、順に弛めて撫でるように落とす

後ろ足の寄せと繋げて刀を上げたり、刀の上がりと繋げて片脚を浮かせたり、薄筋と振り袖が連動するように動く

刀が頭上に来たところから更に吸い上げて、反らせて弛めてを繰り返し、臨界まで中を伸ばす

相手の負荷と一致させて張りを作り、丹田に圧縮された力を手まで伝えて相手に向けて放つ

手の内を自由に使えるように柔らかく握りながら、両側の手首が決まり、芯を捉えるように柄を持つ

仙腸関節の切り替えで刀の角度をコントロールして、相手の首筋を通るラインへ捻り込む

膝立ての姿勢から横隔膜を浮かせて刀を担ぎ、前側の脚の薄筋の張力で、前に進んだり後ろに引いたりする

抜刀から納刀に至るまで、「ここしかない位置」で動けるように、刀や鞘のバランスに訊きながら稽古する

狙いによる駆け引き

東雲道場 第五十九回研究会 2018.10.14

動きが先にあるのではなく、お互いの狙いによって駆け引きが生まれ、その移り変わりが動きになる

燕飛の流れを形とせず、隙があればいつでも攻める心持ちで、枝分かれの可能性を念頭に置いて動く

離れていても物打ちを相手の頚に付けて、手前の空間から刃筋が通っていくように前進する

常に物打ちの意識を持ちながら、最短距離で上がり、最速で下ろせる位置に構え、余分な動作を減らす

刀を上げた時点で落ちる位置は決まり、脱力して刀の行き先に素直に従うことで振り下ろす

相手の出方によって、骨盤を立て替えたり足を踏み替えて、相手の正中を逸らせて自分の攻めを通す

呼吸や接地のタイミングを刀の動きと一致させ、お互いの間のリズムやテンポを感じながら動く

仙腸関節を動かせる姿勢で深檐勢に構え、中心からの伸びによって骨盤を立て替えて腕を伸ばし、次の攻めに移行する

足の一点が利くように、足趾を反らせて足首を決め、下肢の経路を体幹に繋げて上肢に伝える

手の一点に触れてもらい、点で吸い込んで圧を下ろし、点へ吸い上げて力を伝える

鼠径部と腋窩の深み

東雲道場 第五十八回研究会 2018.09.09

足首が決まり、恥骨が寄って膝が浮き、会陰が締まって上方に吸い上がるバランスで胡座を組む

刀を上げているのではなく、呼吸と共に上肢まで伸びると、左手と右手の引きと攻めによってバランスで上がる

柄頭が正中にあり、鞘をガイドラインとして抜ける角度で、立て替えと身体の伸びによって抜刀する

体幹を捻らずに股関節の切り返しで向きを変え、鼠径部と腋窩の深みによって四肢が連動するように立て替える

肘を持ち上げようとせず、腰を落として重心を下げ、降ろした重みの分だけ腕を浮かす

両側の肘頭の高度を保ちながら、股関節の動きを肘の曲げ伸ばしや前腕の回旋や手首の傾きに反映させ、刀の流れを操作する

手の内と同様に足の裏も固めず、股関節からの重心移動を受け取れるように、丁寧に踏み込む

後ろ足の引き寄せで相手に入れて、引かずに攻めながら伸ばすことで、相手に掴まれた刀を振り上げる

上肢を脱力したまま中心で攻めて、指一本一本に繋がる細い経路に通していくことで、相手のズレを後押しする

吸って肩甲骨を浮かせ、弛めて自由に動ける状態に導き、相手より上方の峰から頚を通るように落とす

仙骨と後頭骨を呼吸で一致させて軸を伸ばし、中央を上下する力の流れを指先まで反映させる

刻々と変わる手の内

東雲道場 第五十七回研究会 2018.08.12

刻々と変わる手の内の変化を受け取り、中央の呼吸の行き来を指先まで伝えて、物打ちまで流す

会陰が締まるほうへ吸い上げて呼吸を上肢に繋げ、肘を下から浮かせて刀を立てる

手が締まるバランスで刀を下ろして相手の刀にそっと付け、中央に集まった細い幅のまま入れる

両下肢の張りと両手の引き分けを一致させて、下肢後面の張力で、前に進んだり、引き落としたりする

丹田と肘と物打ちが直線上に並び、下肢の推進力が相手の中心に向かう、「ここしかない」位置に足を踏み込む

相手の刀に触れたところから、引いてくる流れのまま廻刀し、下肢の先導によって刀を操作する

相手の向こう側まで意識を広げて峰と谷をイメージし、相手の全体に響くように重みを落とす

仙腸関節の幅で立て替えて、相手の頚を斜めに通るラインに刃筋を合わせて捩り込む

手の集約と共に丹田が充実し、固まらずに転がるように丹田から動いて相手を崩す

相手を自分に対する抵抗とせずに、そのバランスの中で、呼吸に伴う緊張と弛緩が自然に起きるほうへ進む

先に意識が通っている

東雲道場 第五十六回研究会 2018.07.09

相手の腕に上腕を乗せて浮かせ、足底まで重みを落としてから、中の繋がりで肘を引き寄せて崩す

身体を上下に引き分け、片手で刀を天に向けて伸ばし、反対側を相手の分け目に乗せて地に向けて落とす

体幹からの伸びで刀を上げ、先に重みを下ろしてから、中心から物打ちまで繋げて順に落とす

身体背側を呼吸で広げて手背の意識を保ち、上肢前面や腹筋を縮めずに動く

骨盤の動きによってボールを転がし、転がりを相手の腕から頚を通して反対側の谷へ誘導する

ボールの中心が感じられる位置にセンタリングして、丹田の振動をその点と一致させて相手の頚まで反映させる

両手を引き分けて分け目の感覚を保ち、両肘の幅を変えずに立て替えによって刀の流れを導く

雷刀の伸びを体内で処理して、軸の長さで身体の張力や高低差を生み出す

一打三足での脚の引き寄せによって、相手を崩せるラインに刃筋が合うように刀を下ろす

先に意識が通っていて、いつでも刀を下ろせる状態だからこそ、後出しでも勝つことができ、相手の出方に応じて変えることも出来る

相手の雷刀をふせいだ刀を流しながら、人中路を45度外に踏み替えて、相手の死角に入って次の攻めに繋げる

太刀が逸れて道が開く

東雲道場 第五十四回研究会 2018.5.13

相手の刀に当たる直前で吸い込み、肩を弛めることで付け、吐きながら相手に入れて崩す

吸って弛めて吐く働きと一打三足が一致し、呼吸で全身の動きを導いて相手に向かう

丹田が充実するバランスに刀の角度を合わせて、中心を相手に向けると、楽に足を運ぶことができた

自分にも相手にも拘らずに、後ろから風が吹き抜けていくように、空間全体に意識を広げて、その中で動く

小太刀でも、刀や身勢や意志が一致して相手の中心へ向かうように前進できれば、相手の太刀が逸れて道が開けていく

意識での誘導と弛める動きでフェイントを掛けて相手に先に刀を振らせ、後出しで上太刀を取る

捩り込みと同様に、股関節の立て替えによって体幹の向きを変え、そのまま身体を伸ばすことで相掛ける

手首を弛めることで刀を倒して棟を前腕に乗せ、相手の狙いを肘で攻めながら受ける

青岸の構えから、相手が打ってくる場所に応じて捍ぎ、そのまま背部へ流して廻刀すると次の攻めへと繋がっていく

図形の点対称や線対称のように、中心を保ったまま転換できるからこそ、身勢が移り変わっても常に刀が相手の中心に向かうことを学んだ

剣術と合気の繋がり

東雲道場 第五十一回研究会 2018.2.11

刀を当てて終わりではなく、廻刀して下ろした刀が、身体の伸びによって相手の中心に伝わる一点に付けられるように稽古する

前腕を掴まれた状態から、肩や肘を弛めて相手の手の内に馴染ませ、指先まで呼吸が通るバランスで手を開く

相手と同調したところから、腕から動かずに中心から順に伸びを伝えることで、雑音を取り除いて身体を通り道にする

相手と一致して初めて、伸びる方向が現れることを感じ、どちらに転ばせるかは自分ではなく相手が決めることを実感した

「折れない腕」で相手の中心に繋げたまま、ロッキングチェアで重心を後方に移して、相手をバランスで浮かす

柄を握っていても、刀を通して呼吸が伝わっていくと、腕を持たれたときと同様に技が掛かることを体験し、剣術と合気の繋がりを感じられた

木刀を持っているときも、模擬刀や真剣をイメージすることで、伝わる力の細さや鋭さが変化することを体験できた

刀棒で相手の両腕に付け、一方から相手の中心に合わせ、その攻めを維持したまま、更にもう一方から入れる

床を押すのではなく、呼吸に伴う上下への伸びの反作用を、相手に向かう力へ変換する

中心の圧の高まりと一致させて全方向へ張り、腕で押さずに指先の伸びを伝えて、相手を崩す

相手の負荷を足元まで丁寧に吸い込み、そこから経路を逆に伝えて吸い上げ、相手の頚まで通していく

流れのまま吸い上げる

東雲道場 第四十九回研究会 2017.12.10

短刀を横向きに持って浮かせ、内圧が高まって張りが生まれ、弛めることで背中に重みを落としていけるバランスを観察する

刀の重みと形状に合わせてハラリと倒して、その流れのまま吸い上げると自然に手首が決まり、刃筋に沿って落とせることを感じられた

相手に持たれた場所を脱力してから、丹田の回転で腕を下から立ち上げることで、尺側に刃を創って斬る

相手を浮かせて不安定な位置に導き、手の上でバランスを取りながら、傾いていく方向に付いていくことで転ばせる

中が伸びていく動きを、相手を吹き抜けていくイメージと一致させて、手前で止めずに向こう側まで力を通す

胸腔を締めながら、肋骨を相手の手の内に合わせることで緩みを取り、中心の動きを相手に伝える

肩甲骨と繋がる位置に腕を浮かせて、反対側の上肢とのバランスも利用しながら刀を廻す

吸い上げに伴う股関節の動きによって廻刀しながら向かう方向を決め、剣の落下と前方への推進力を一致させて進む

中の伸びで相手の刀を受け、流れに逆らわずにそのまま後方から回して、反対側から斬る

青岸で構えられると、進んできた相手の刀は逸れ、相手の攻めにも最小の動きで対応でき、身勢が取れるかどうかで決まっていることを実感した

刀の反りに沿う

東雲道場 第四十七回研究会 2017.10.09

水車勢から手の内を柔らかくして両肘を曲げると、刀のバランスで刃が立ち、そのままの刃筋で下ろすと相手の中心を狙えることを体感した

相手の打ち込みに付いていった結果として、同じ構えから撥草やくねり打ちや逆風といったバリエーションが生まれることを感じられた

一歩踏み出して相手の刃筋からずらし、相手の刀より長くなるように、刀と体幹で三角形の二辺を創って攻める

無形から、片足を出し、体幹の向きを変え、腕を上げて、常に軸を保ったまま身勢を移り変える

吸って弛めて吐く動きと刀の上下を一致させ、重みを肚で受け取りながら、最短のルートで上げ下ろしする

呼吸で刀の動きを先導し、刀の流れを邪魔しないように、股関節から動く

相手の刀に付けたところから、刀の反りに沿って緩みを取り、相手の全体が崩れるバランスに導く

刀の反りがあるからこそ、直線での押したり突いたりではなく、付けたところから前方へ向かうことで斬る力が生まれることを検証できた

真っ直ぐな竹刀でも反りをイメージすることで引きと攻めが起こり、太い棒でも細く意識することで身体が締まって自分の軸も細くなることを体験した

自分の肩の力が抜ける位置に間合いを取って息を吸い、上肢や胸部を弛めて足底まで落とす

どちらにでも反応できる身勢

東雲道場 第四十六回研究会 2017.09.10

第四趾のラインを正面に向けて下肢内側が利くバランスで立ち、呼吸の吸い上げで腕を上げる

五指それぞれを相手に伝わる方向に合わせ、指先が更に伸びるように息を吸って相手を浮かす

ボールの中心を意識しながら労宮で吸い込み、両側の股関節の回転と一致させて立体的に転がす

手前に落とすときも、最後まで相手の中心を攻める意識を抜かずに、自分の領域に踏み込まれないように保証したまま崩す

接点の位置は変えずに同じ長さのまま、相手の皮膚の緩みが取れていく方向に巻き取って、体幹から回旋することで相手を裏返す

相手の刀が当たる寸前に肘を引いてかわし、相手の中心を攻めるように、そのままの位置で三歩目を踏み出す

物打ちを相手に付けたまま、切っ先をぶらさずに捩り込んで、相手の脇を斬り上げるように意識して進む

燕飛を型ではなく、無数の発展の中の一つの可能性として、その流れが生まれるに至るお互いの狙いや駆け引きを感じながら動く

相手の出方に応じてどちらにでも反応できる身勢で構え、最短のルートで相手の剣を受けられる軌道に落とす

相手の剣を捍いで中心を崩し、生じた隙を刀の流れに沿って狙うように、常に次の一刀に繋げていく意識を切らさずに剣を振る

立体的な深み

東雲道場 第四十五回研究会 2017.08.11

膝を弛めて鼠径部を鍬え込むことで身体の奥行きを創り、立体的な深みによって、呼吸の通り道が長くなるような身勢を取る

肋骨と肩甲骨の間が適合するように息を吸い上げ、丹田の動きが肩甲骨下部を通って上肢尺側へ伝わるバランスで腕を上げる

中指を中央として母指球・小指球でバランスを取りながら、芯のシーソーを呼吸に伴う股関節の動きと一致させる

手首を決めて肘を外側に張り、体幹の波を、肩の動きや肘の回旋や柔らかい指使いに繋げることで棒を回す

頚を伸ばして目線を決め、接点から相手の中心に付けたまま、自分の軸で相手の軸を攻めるように進む

丹田で重みを受け取って背部を抜くことで、身体前面で相手に入れた状態を保証しながら、後面をフリーにしておく

相手を動かそうとするのではなく、お互いの関係性の中で自分が呼吸によって自由に動ける状態にあると、それが同調して相手も動く

軸を伸ばしたまま肩の力を抜いて、下肢内側を利かせて臀部を締め、股関節から折り畳むことで剣を下ろす

呼吸で刀を上げながら重心を落とし、両側の脚の行き来や立て替えが剣に反映されるように動く

七刀で燕飛を行うことで、吸って弛めて吐く中で起こるシンプルな動きの繋がりによって、流れが生まれてくることを実感できた

接点から中心に付けたり攻めたり崩したりといったやり取りが、刀を持って間合いを取った状態でも同様に行われていることを感じられた

肩甲骨がフリーになる一点

東雲道場 第四十四回研究会 2017.07.09

吸息と共に肋骨を締めながら胸を開き、横隔膜を浮かせたまま、後頚部を伸ばして腕を吊る

肩の力が抜けて、肘が落ち、手首が決まる位置に上肢を浮かせて、肩甲骨がフリーになる一点のバランスを観察する

肩甲骨に触れる相手の緩みを左右それぞれから取り、丹田の力が自由に行き来できるように、肩甲骨を弛めたまま動く

背部の意識を保ちながら、身体の前後の奥行きの中で呼吸を通すことで、中心をずらして相手を浮かせる

両肩に体重を掛けられたところから、中心の吸い上げて相手を浮かせ、崩れそうな方向へ、丹田から肩に力を通して後押しする

相手の腕に触れて、皮膚の緩みが取れた状態から、圧を変えずにさらにずらし続けると、ズレが内部にも繋がって中心まで崩せることを体感した

息を吸って中心の軸を伸ばし、内部の張力を維持したまま股関節から折り畳むことで、身体の中の剣を振り下ろす

雷刀の構えから弛めて刀を下ろし、付けたところから弛めて相手に入れ、袋竹刀の撓みが取れたら弛めて前進する

分け目に重みが乗るベクトルと、物打ちを通して前に進むベクトルから、真っ直ぐに見える袋竹刀にも刀の反りが生まれることを体感した

疾雷刀で片足を開いて道を作り、同側の股関節を鍬え込むことで生じた刃筋のまま、刀を下ろして前に進む

相手との関係性の中で、息を吸って刀を上げ、嶺から谷へ先に意識を通して、隙の生じた場所に下ろす

股関節の鍬え込みと刃筋

東雲道場 第四十三回研究会 2017.06.11

吸息に伴う両手の変化が伝わって刀が動き始め、そのまま中央で吸い上げて腹側が伸びていくと刀が上がる

呼吸によって皮膚の外側の空間に広がる感覚が、持っている剣も含めて生じる状態を体感できた

柄を握らず、両手の手の内でキャッチボールをして、刀のバランスの変化によって伝わる感覚を受け取り続ける

両手持ちでの左右の腕の働きを、一側の手の内の引きと攻めによって同様に行ない、二刀を振る

刀の軌道を感じながら、常に下肢内側の繋がりが途切れないように動いて、股関節で行き先を先導する

骨盤や肋骨の3時9時で照準が合う位置まで弛め、肩の力が抜けるバランスで、対側の股関節を通ってきた力を伝える

七刀で、回旋したときの股関節の鍬え込みの深さによって、刀の刃筋を正中にも袈裟にも変えられることを体感した

相手の人中路を踏むように足を入れ替え、仙腸関節の幅で立て替えて刀を回す

青岸で相手の中心に伝わるバランスに構えられると、そのまま腕を下ろすだけで下肢の内側を狙う相手の刀を捍ぐ身勢にもなる

軸を立てたまま上肢と下肢の陰経が連動して働く基準があるからこそ、身勢が変わり続けても繋がりが途切れることなく動けることを感じられた

「斬る」のではなく、相手の中心に付け、最短の経路を辿った結果として、「斬れる」ように動く

 

Template Designed by めもらんだむ RSS
special thanks: Sky RuinsDW99 : aqua_3cpl Customized Version】