目で空間の点にフックを掛ける

合気観照塾 東雲道場 2024.03.24

昨日は、東雲道場の稽古に参加させて頂きました。
木刀を持って、歩法をしました。
吸って弛めて吐いてのリズムで、刀を上げたり下ろしたりしながら足を運びました。
真っ直ぐやジグザグで歩いたり、雷刀や袈裟で下ろしたりして、動きの違いをチェックしました。
それから、畳と畳の間の線を交互に踏み越えながら、捻り込みをしました。
真っ直ぐ中段に構えたところから、足を踏み出す方向に沿った結果として刀が傾きました。
下からの伸びが目線に繋がり、一側の股関節や目線のラインと、物打ちが合いました。
形意拳で、腕を交差させて、股関節の溜めを両腕の擦れに反映させました。
解放して踏み出すと同時に、腕が自然に伸びて相手を突く動きになりました。
二本の軸で立て替えることで、正面を向いたまま、股関節を移し替えて進むことが出来ました。

そうした動きを意識しながら、相対稽古をしました。
呼吸で均等に張って、相手との間の弛みを取りました。
目の焦点を相手の向こう側の一点に留めて、一側の股関節に吸い込みました。
「の」の字の書き始めの流れが途切れないタイミングで、反対の股関節に移し替えると、それに合わせて腕も動き、相手を崩す技になりました。
視線の伸びを保ったまま、他をフリーにしておくことで、顔面の奥の筋も協力して働いている感覚がありました。
目を相手を見るために使うのではなく、空間の点にフックを掛けるように使えると、気付いたら相手が転んでいて、不思議な感じがしました。

いつもと違うメンバーと、いつもと違った切り口で稽古をさせて頂くことができ、得るものが沢山ありました。
東雲道場の皆様、本当にありがとうございました。

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相手の身体に行き先を訊く

東雲道場 第九十二回研究会 2022.10.30

昨日は、東雲道場の研究会に参加させて頂きました。
正座で向き合い、手首を持たれたところから、力を抜いて相手を吸い込みました。
脱力が肚に落ちて陰陽が切り替わるタイミングで吸うと、身体の張りや指の伸びによって手が立ちました。
肩を弛めて、傾いていく方向へ仙腸関節の幅で立て替え、鼠径部の隙間を深めて通り道を開けることで相手を崩しました。
重みに逆らわず、骨盤の動きで脚を擦りながら手を引くことが出来ると、相手を引き連れて落とすことが出来ました。

自分の片腕を、両手で持ってもらいました。
相手の両側の手首が決まり、自分の腕が相手にとっての刀になるように弛みを取りました。
右からも左からも頚に繋がった状態で、肚の圧で分け目を動かすことで、相手に大きな力が伝わりました。
力のベクトルで弛みが取れたら、そのまま動くのではなく、意識のベクトルを相手の中心に向け、本体を崩すように動きました。
接点からどうにかしようとせず、空間を広い視野で観ながら、お互いのバランスを捉えていく大切さを感じました。

呼吸に伴う身体の張りで相手と一致させて、ロッキングチェアで揺れました。
同調した相手が後ろから前に向かってくるタイミングで吸い上げられると、楽に浮かせられました。
相手がつま先立ちになった状態で、軸を伸ばしたまま弛めることで、相手の身体に行き先を訊きました。
手前に降りてくるなら重みと共に落とし、向こうに傾いていくなら腕を刃にして斬るように崩しました。
繋がりが途切れないように身体を張ったまま、中心の動きを一本ずつ指先にまで反映させることで、技を掛け切ることが出来ました。

どれも吸って弛めて吐いての呼吸の中で起こり、自分の都合では無く、相手の都合に逆らわずに動いた結果として、技が生まれることを体験しました。
吸い込みによって相手がどのような「の」の字を書き始めても、それが身体の繋がりの一環となって相手に返っていくように、体操が創られていることを感じました。
身体が一致していると中の動きが伝わるのと同様に、相手にどう力が徹って行くか、道具をどうイメージして使うか、といった意念の力もそのまま相手と共有できることを体験させてくださいました。
そうした段階に至るまで練功法をやり込み、呼吸と体内操作と意念を一つのものとして体現できるように稽古していく必要を感じました。

東雲道場の研究会に参加させて頂く中で多くのことを学ばせて頂き、本当に有難く思っております。
K野先生、東雲道場の皆様、本当にありがとうございました。

股関節の動きと刃筋

東雲道場 第九十回研究会 2022.06.12

昨日は東雲道場の研究会に参加させて頂き、東雲十四勢の稽古をしました。
中央に刀を構えたところから、仙腸関節の幅で細く立て替えることで、左右に傾けました。
青岸の構えで物打ちを相手の頚に付け、自分が刀の中に入るように俯瞰して見ながら、相手の動きを待ちました。
刀をずらす方向によって頭や肘や脚など隙が生まれ、相手の狙いを誘導することが出来ました。
相手の打ち込みに合わせて、股関節から動いて刀の行く方へ手の内を沿わせるだけで、楽に捍ぐことが出来ました。
お互いの刀が触れたところから、呼吸の吸い上げと共に足を踏み出し、相手を浮かせながら前に進みました。
空間に意識を広げながら、芯の伸びに合わせて目の通り道も細くしていくことで、相手の瘂門の向こう側まで力を伝えました。
ピタリと合う位置で捍げると、流れに沿って廻刀し相手の手首を打ったり、片手を離して相手の手を捕ったり、相手に付けたまま自由に動けることを体験しました。
骨盤の円環の中で股関節の動きと刃筋がピタリと合うからこそ、ブレずに構えを転換でき、中央の軸さえ付けていれば、相手の打ち込みに最小限の動きで対応できることを学びました。

刀を持っていないときでも、持っているときの刃筋や両手の引き分けといった剣術の要素がいかに重要かを教えて頂きました。
相手に片腕を掴まれた状態で腕の力を抜き、そのバランスの中で、指先まで繋げて刃筋を創りました。
身体の中央を締めながら反対の手との間を引き分けることで、呼吸の広がりが生まれ、相手の弛みが取れて一体になりました。
自分の芯が伸びるように吸い上げて相手を浮かせ、刀の反りに沿って斬るように股関節から動きました。
袋竹刀か木刀か模擬刀か、どんな刀を想定しているかが軸の細さに反映され、技の徹りが変わりました。
腕で上げたり相手を押そうとすると、途端に固まって動きが止まりました。
いかに余計なことをせずにシンプルに動けるようにしていくか、剣術の構えを通して動作や発想を変えていくことの大切さを感じました。

K野先生、東雲道場の皆様、稽古を通して多くの学びをくださり、ありがとうございました。

内部の圧を高め、外へ意識を広げる

東雲道場 第八十九回研究会 2022.04.10

今日の稽古では、あや取りを両手の間に通して、身体の引きと攻めを学びました。
それぞれの指の曲げ伸ばしや手の寄せや開きで、呼吸の入り方が変化することを検証しました。
身体の内と外に引きと攻めが起こると、身体の内部の圧は高まり、外の空間へ意識が広がりました。
母指をあや取りの輪に通して手首に回し、刀の柄を持つように両手で引き分けました。
恥骨を寄せ、骨盤を締め、肋骨を絞り、下から内部の圧を高めていくことで腕を上げ、身体を臨界まで伸ばしました。
前足を開いて通り道を開け、落下に任せて下ろすことが出来ると、身体の張りによって振り下ろすことが出来ました。
呼吸で芯が伸びるからこそ、内側から張りが起こり、テンセグリティー構造の張力が生まれることを体感しました。
両手の引き分けによって生まれる分け目で刀の方向を変え、張りが途切れないように意識すると、自然に全体の動きになりました。
伸びた位置から弛めて肚に落ちるとピタリと合う位置に刀が下り、相手の太刀に合わせて動くことで、水車勢や撥草と言ったバラエティが生まれることを体験しました。

刃筋が合うバランスでは、相手の頚を斬るラインに峰と谷の意識が通り、進める方向へ股関節で動くと相手を崩せました。
物打ちを相手に付け、力のベクトルで相手の頚までの経路を通して弛みを取りながら、意識のベクトルで相手の中心を攻めました。
後ろの空間から背骨を抜けて合気のキテンへ風が通り、相手の向こう側まで吹き抜けて行くように、前に進みました。
丹田より下の中極まで重みが落ちて力が伝わり、ももしり界から殿筋間を通り仙腸関節の隙間が動き、身体の何処にも居着かずに通り道にすることを学びました。
足背で受け取る間合いも、相手の意識が薄い場所も、周りの空間を含めてお互いの関係性を見ていく必要性を感じました。
お互いの木刀が触れる僅かな点から、合気上げのように浮かしたり落としたりでき、剣術の技が合気を前提にしたものであることを実感しました。

相手をどうにかしようとした途端に、身体のどこかが緊張したり、不自然な動きが現れて、力がぶつかってしまうことを実感しました。
枠に嵌めるためではなく、自分の癖を修正していくために、型を通して稽古していきたいと思います。
K野先生、東雲道場の皆様、今回も多くの学びを下さり、ありがとうございました。

弛むか固まるかは自分次第

東雲道場 第八十八回研究会 2022.02.13

昨日は、東雲道場の研究会に参加させて頂きました。
足の裏や骨盤や背骨など、意識する場所を変えながら、体操のたまたまの動きを観察しました。
中央の軸が伸びるからこそ、肩の力が抜け、仙腸関節が自由に動かせる状態になりました。
六方円もすれ違いの動きも、吸って伸ばし、弛めてずらしてから吐くと、元の位置に吸い寄せられるように戻っていきました。
体操のどの動きも呼吸の循環から起こり、外見に現れているのは内部の動きの反映であることを実感しました。

ボールに手を沿わせ、骨盤と手を一致させられると、全体の動きになりました。
手の甲側を意識して呼吸を広げ、それが相手にも伝わると、同調して動くことが出来ました。
別のボールに替えて、それに囚われた途端に技が掛からなくなりました。
相手が替わったり道具が替わっても、常に肚に訊く心を保ち続けることの大切さを学びました。
自分がリラックスして動けていると、相手の身体も柔らかくなっていき、相手が弛むか固まるかも自分次第であることを実感しました。
腕を持たれた状態で、手首、肘、肩、頚と伝えていきました。
中を動かすと中に伝わり、中心から動くと中心が動き、お互いの身体が連動していることを感じられました。
相手の脇から入れて頚まで通し、指先を一本ずつ伸ばしていくことで方向をずらし続けて転ばせました。
途中でぶつかって動きが止まると、意識の流れも途切れました。
そんな時も、そこから弛めて指先が通る方向へ切り替えられると、再び流れが繋がっていきました。
イメージもお互いに同調し、同じように動いても時計盤のイメージを大きくして意識を広げることで、力の伝わり方が全く違いました。
呼吸と体内操作と意念と、外に現れない要素が、相手に反映されて技になっていることを検証できました。
骨盤を丸めながら相手の負荷を吸い込み、反らせていくことで力の流れを切り替えて、高まった圧を反転させました。
相手の背側まで入れたまま、そこが伸びるように吸い上げていくことで浮かすことが出来ました。
攻めを抜かずに呼吸で相手との関係性を変えていくことで、脱力したまま自由に動けました。
力が抜けているからこそ、相手の状態を受け取れることができ、どちらにでも反応できることを実感しました。

K野先生、東雲道場の皆様、多くの気付きや体感を得られる稽古をありがとうございました。

合気のキテンの大切さ

東雲道場 第八十一回研究会 2021.02.14

先日の研究会では、壇中と鳩尾の間にシールを貼り付け、その場所を意識しながら技を掛け合いました。
相手からの攻めに応じて、呼吸で胸骨下部を起こしました。
肋骨全体で反らすのではなく、胸骨の細い幅で前へ上へ浮かせ、相手の中心に付けました。
呼吸によって高まった圧の分だけ、接点の皮膚の遊びが取れて、相手にズレが生じました。
遊びが弛まない方へ胸骨から攻め続けることで、相手は手を離せずにくっ付いたまま、バランスを変えていくことが出来ました。
持たれた場所からの直線的な動きでは無く、胸骨を通る遠方からのベクトルが伝わるからこそ、相手は反応できなくなることを体感しました。

木刀を持って構えたところで圧を掛けてもらい、技を掛ける以前の身勢の重要性を教えて頂きました。
骨盤を反らさずに、鼠径部で銜え込んでいくことで股関節の深みを作りました。
物打ちの向こう側を見据えながら、骨盤の立て替えによって、手の角度を先導しました。
上前腸骨棘を開かずに骨盤を締めたまま、足を良い位置に向け、青岸に構えました。
呼吸が全体に伝わる身勢を取れると、相手からの圧に対して負荷を受けず、手の内や体幹が自然に締まることを体感しました。
身体が引き締まることで、細くなったホースの先から自動的に相手に力が返っていきました。

腕を押さえられても、胸部の隙間を通って息が吸い上がると、頚が伸びて頭部が浮き、肩の力を抜くことが出来ました。
相手からの圧を肚に落とすことで生まれたバランスで、下肢内側から息を吸い上げて中央を伸ばし、相手に入れました。
肋骨を浮かせて相手との関係性をキープしたまま、弛んでいく流れを身体の後面に下ろしていくことで、下肢との繋がりを再構築しました。
地面から返って伸びていく流れに逆らわずに、仙腸関節から動くことで、相手に力を伝えました。
軸の長さと脱力による伸びで自分の弛みを取ることが出来ていると、軸の僅かな回転でも相手を崩せました。
前から肩を持たれても、後ろから肩甲骨を押されても、同様に技が掛かり、合気のキテンの大切さを実感しました。

K野先生、お相手してくださいました皆様、充実した稽古を付けてくださり、本当にありがとうございました。

体操の動きの共通項

東雲道場 第八十回研究会 2020.12.13

今月の東雲道場の研究会では、合気の身体になる為の体操を通して指導してくださいました。
「たまたま」では、ペアに足首や膝や大腿部の外周に手を沿わせてもらい、回転する動きを伝えました。
相手の手の圧にぶつからずに、中心の動きが時計盤に沿って回せるようになってくると、中が動き始めました。
「でんでん太鼓」では、足趾に付着している筋からの運動連鎖が、下肢内側から骨盤内を通って腕まで伝わっていくことを体感しました。
筋を縮めて使うのでは無く、呼吸で伸ばすことで繋がりを観察しました。
骨盤底から横隔膜に呼吸を満たして下から立ち上げ、後頚部から提灯を吊り下げるイメージで骨盤を浮かせました。
身体を張ったところから更にヴィーナスのえくぼが伸びていくことで、軸を臨界まで伸ばしました。
弛みを取り切ることが出来ると、合気を掛けられたときと同様に、頚に入って伸展される感覚がありました。
見た目に違いがあっても、順番に体操をしている内に「ロッキングチェア」や「鳥と亀」や「天地人の串刺し」などの要素が現れ、原理が共通していることを実感しました。
動作のリズムや大きさを変えながら行うことで、自分が曖昧に行なっていたり、繋がりが途切れている動きを見つけられました。

相対稽古で、合気体操の動きが、そのまま合気の技の中で活かされていることを検証できました。
相手に持たれたときは、軸を向けて接点の弛みを取ることで、独りよがりにならず相手と一致して動くことが出来ました。
同調したところから、自分の弛みを絞っていくことで、中の伸びが相手に伝わりました。
身体が繋がってくると、細くコンパクトな動きから相手を誘導することが出来ました。

後半は、杖を持って歩法を行いました。
身体の伸びで杖を上げ、軸をぶらさずに立て替えることで道を空けて、杖を滑らせました。
軸足の股関節の解放によって前に進み、足運びで杖の行き先を先導しました。
相手の正中からずらして足を着いたり、あえて隙が出来るように持つことで、駆け引きが生まれました。
杖を両手で引き分けたり、後頭部に杖を当てたりして、身体にアイソメトリックが起こっていることを体感しました。
前に進むときも後方の意識を保ち、伸びに伴う引き分けで杖を下ろす溜めを作りました。
常に引きと攻めが途切れないようにバランスを変えることで、相手と接触してもそのまま通せる丁度良い位置に相架けられることを学びました。

体操をじっくり指導して頂く中で、それぞれの動きの共通項を感じられ、多くの発見がありました。
K野先生、参加された皆様、今月もありがとうございました。

息が吸えるか肚に落ちるか


東雲道場 第七十九回研究会 2020.08.09

手の形や目の向きなど設定を変えて、息が吸えるか肚に落ちるかを丁寧に訊きながら、動作を観察する

相手の握りに合わせて腕の力を抜き、呼吸が吸える方へ一本ずつ指先を伸ばすことで相手に通す

接点に拘らず、相手の後方まで意識を広げて周りの空間を含めて動かすことで、相手の全体を崩す

吸い上げと共に足趾を反らせ、下肢内側の張りで会陰を締めて、体幹中央の伸びに繋げる

横隔膜を浮かせて骨盤をフリーにして、薄筋の伸びや寄りで前や後ろに進む

薄筋と振り袖の張りを一致させて、下肢の力を上肢に反映させたまま動く

第五腰椎を入れて腰から攻め、骨盤の六方への自在な動きで手の行き先をコントロールする

仙腸関節の幅で軸をコンパクトに回旋して戻し、僅かなブレで相手を中心から崩す

吸って相手を不安定な位置に浮かせ、手首を弛めて自分が力の抜けるバランスで相手と共に落とす

相手の頚に向かって絡み付くように手を滑らせ、中央へ纏まる方へ弛みを取りながら入れていく

呼吸で羽ばたけるバランス

東雲道場 第七十八回研究会 2020.07.12

相手を同じ高さで上げようとせず、吸い込みで潜り込んで軸を伸ばすことで相対的に浮かす

両側の手首の点から相手の頚の後方の一点に焦点を合わせて、三角形の関係性が崩れないように骨盤から動く

肚と労宮を一致させて間を通り道にして、肚のハンドルで労宮のタイヤの向きを操作する

背中を十文字に開いて、肩を前後の中央に置き、肘を外に向け、呼吸で羽ばたけるバランスで上肢を垂らす

肩の力が抜ける位置に重心を傾けて膝を弛め、相手の押してくる力が自分の薄筋の張りを高める姿勢で待つ

呼吸による引き分けで杖の両側の相手を一つにして、仙腸関節の動きで分け目を転がすことでバランスを変える

腕の向かう方向に応じて手首を切り替え、中央が伸びて、両側の肩甲骨が下ろせる位置で刀を下ろす

骨盤の立て替えで刀の角度を合わせて袈裟に構え、その人中路に沿って落ちる方向に落とす

指先まで呼吸を通して、五指それぞれで臨界まで弛みを取り続けることで、相手を巻き取る

連続した動きの中でも、吸って弛めて吐いたときの呼吸による流れに任せ、動かそうとする意図を無くす

お互いが繋がる位置

東雲道場 2020.03.19

足を踏み出して股関節を深め、肚が利く角度に体幹を傾けて、分け目に重みを乗せる

丹田の動きで骨盤から脊柱に波を伝えて、体幹から上肢の動きを先導する

呼吸の吸い上げに合わせて腕を浮かせ、肩を弛めて刀を落とせるバランスに導く

刀を上げ下ろしするときの体内の動きを、手を留めたまま行なうことで、相手を浮かせて落とす

浮かせたところから、ぶつからない範囲でバランスを変えていくことで、相手の拠り所を無くす

手の内を固めずに、小指から順に棒を握って、流れが途切れない方へ柔らかく動く

止まる位置まで杖に手を滑らせて相手の握る反応を導き、固めた状態が解けない角度で杖を立てていく

相手の突きを避けながら息を吸って浮かせ、相手のアンバランスが強調される方向へ誘導する

腕を吊ってお互いの間の撓みが取れて繋がった位置で、手を置いたまま体幹から動く

相手にピタリと合う位置で、軸を伸ばして身勢を決め、相手の中心を崩す

刀の芯に力を通す

東雲道場 第七十四回研究会 2020.01.12

背中に息を入れて胸骨を起こし、肩甲骨下と繋げて腕を伸ばし、前後への引き分けを保ったまま動く

直立ではなく軸をやや前方に傾けて、腕や脚を揺らすことができ、いつでも倒れ込めるバランスで立つ

肘を外に張り、前腕を捻らずに手首を極めて、失眠と足心と湧泉の関係を手にも反映させる

相手との接点を留めたまま、ロッキングチェアを内部で処理することで、その動きを相手に映し出す

身体の背側を伸ばして後頭部と踵を繋げ、頭部の重みを使って重心をコントロールする

触れる瞬間に丹田の重みで相手に付けて、中の繋がりで入れて、撓まないように外を弛めてから動く

仙腸関節での立て替えを両手に伝え、左右が引きと攻めによりずれていく粘り強い動きで擦過する

脊柱を反らさずに、手の高さを保ったままお辞儀していく繋がりで刀を上げ、正面の向きを股関節の深みで調節する

刃筋を仙腸関節の動きとピタリと合わせて、そのまま落とすことで、相手の中心に伝わる一点に下ろす

相手に付けたところから、身体の伸びを刀の反りに沿って実感が高まる方へ繋げ、刀の芯に力を通していく

脱力によって動く

東雲道場 第七十一回研究会 2019.10.14

シリコンゴムを持って、呼吸での内側からの広がりの分だけ張力を作り、それを維持したまま動く

両手を引き分けたまま、手の内で柄を柔らかく転がし、全体の引きと攻めを反映させる

会陰を締めて息を吸い、 上肢尺側の伸びで切っ先が上がる流れを初動として、反りに合わせて刀を浮かす

肋骨が締まって中が伸び、分け目を中心として自由に刃筋を変えられるバランスで刀を担ぐ

雷刀から片側の鼠径部を抜いて、生じた隙間に合わせて骨盤を傾けていくと袈裟斬りになる

刀を下ろそうとせずに、弛めることによるバランスの変化をじっくり待ち、脱力によって動く

掴まれた瞬間に軸で攻めて相手の反応を誘発し、お互いの間の糸を張る

呼吸を吸い上げて肩の自由度を保ち、相手をどの方向にも動かせる状態で浮かせておく

手綱を持つように、紐のテンションに合わせて力を抜き、手首を決めて肘を張る

点で攻めて、その圧を一定のまま骨盤の傾きを変えることで、落下地点に相手を引き込む

鼠径部の隙間に沿って落とす

東雲道場 第六十九回研究会 2019.08.11

軸で相手の全体を攻め、左右の股関節で両腕それぞれの弛みを取って、そのバランスのまま吸い上げる

手から動かず、弛めていくことで鼠径部の奥に出来た隙間に沿って落とすことで斬る

下からの吸い上げで、会陰が締まり、腰が入り、背骨を伝わり、頚まで伸びるバランスで足を置く

吸って片脚を浮かせ、弛めながら足を下ろして、着いて吐き、常に呼吸と一致させて捩り込む

刀身の幅で反りをイメージして、刀との間の弛みを取り、それに応じて身体を使う

刀を介して相手にも呼吸が入っていくように息を吸い、腕で引かずに、相手も含めて中心に戻ってくるように弛めて吐く

刀も鍼のような細さで扱い、相手の頚まで繊細に繋げていき、返ってくる流れに合わせて落とす

相手の上肢が滞らずに通り、横隔膜が浮き、丹田が感じられるバランスで負荷を掛ける

体内を締めることで圧力を高めて芯を伸ばし、それを手まで伝えて刀を上げる

腕の重みを重力に任せ、仙腸関節の幅で回旋して、体幹を捩らずに丹田の回転を伝達することで刀を下ろす

第五腰椎が入る身勢

東雲道場 第六十四回研究会 2019.03.10

下肢内側を利かせながら鼠径部の引き寄せで脚を前に寄せて、第五腰椎が入る身勢を取れるかどうかをチェックする
 
身体を捩らずに左右の仙腸関節で引きと攻めをすることで、脚を後方に引きながら、対側の拳で前を突く連動が起こる
 
刀を含めた全体でバランスが取れるように柄を持ち、分け目と両腕を通る輪っかの中を固めずに循環させる

左右の労宮と眼の意識を一致させて、青岸に構えながら相手を見るように労宮の中を向ける

脱力によって萎むのでは無く、外を弛めながら中が充実するように力を抜き、労宮を通して相手に伝える

後方の空間まで膨らませて意識を全体に広げ、相手の負荷を吸い込んで風船のような弾力で返す

前進して相手とぶつかってもその場所で闘わず、刀の反りに沿うように立ち位置が変わっていくと、滞らずに進むことが出来る

体幹をたわませずに鼠径部をくわえ込み、下肢を脱力した分を上肢を浮かせる働きに反映させる

鞘と刀をガイドにして、中心から対角に中を伸ばしたり弛めたり抜刀や納刀を行なう

手を先行させず、常に下肢からの力の伝わりで刀を上げて、仙腸関節の動きで行き先を導く

刀が落ちていく軌道

東雲道場 第六十三回研究会 2019.02.10

薄筋が利く位置に足を置き、第五腰椎が決まることを指標として、その都度、身勢を見直す

両側の下肢内側の張りと経路の切り替えで、立体的に弛みを取り、前後左右から芯を細くする

相手の雷刀から一筋外すように立ち位置を移し、脱力によって腕を落とすことで居なくなる

柄を持つ手を離したときの刀の落下と同じ軌道で、刀を持っていても斬れるように、自分の腕の力を抜き切る

体幹の絞りや伸びで、手首を決めて両手を引き分け、分け目の感覚を維持しながら動く

刀で受けるのではなく、先に軸を伸ばすことで雷刀を捍ぎ、刀を攻めるのではなく、相手の中心を崩す

相手の腰が入らない状態に浮かせたら、左手を離して相手の手を上肢尺側の伸びで担ぎ上げる

呼吸で仙骨と後頭骨を繋げて張力を溜め、仙腸関節の幅で焦点を合わせて力を放つ

呼吸の上げ下げや立て替えで両肘を操作して、常に下肢と上肢が対応するようにバランスを変える

股関節の切り返しを無駄なく刀に反映させて、最短距離で相手の狙いを捍ぎ、次の動きに繋げる

 

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