刻々と変わるバランス

バランス☆運動療法初級 2017.10.14

今月バランス☆運動療法初級講座は、座学から始まりました。
剣術の伝書に書かれている内容が、施術における心や身の置き方とも共通することを教えて頂きました。
文章を読んでいて、感覚を言葉で説明するのではなく、自然になぞらえて表現されている部分が印象に残りました。
内容を頭で理解するというよりは、著者が感じているイメージが共有されることで伝わることを感じました。

施術風景を観せて頂く上でも、動きや外見ではなく、K野先生が何を感じておられるかを受け取ることを心掛けて観ていました。
竹を下から揺らすと動きが葉まで伝わるイメージで、下肢からの揺らぎがどのように伝わっているかをチェックしてくださいました。
左右の揺れかたの違いを体感させて頂き、固まっている場所があると、途中で波が途切れてしまうことを実感しました。
小さな隙間に糸を通していくように、皮膚のわずかなズレからも、伝わる位置に導かれていく様子を体感させて頂きました。
末端へ伝わったバランスの変化は、また接点へと戻っていき、その中で身体が繋がっていくことを感じられました。

立った姿勢でも、寝た姿勢でも、刻々と変わるバランスに応じてポジショニングし続けることが、施術となることを学びました。
脚を交互に上げて、動きの軽さや頚への伝わりに左右差があることを見せて頂きました。
自分の都合で外見を真っ直ぐに合わせようとするのではなく、その方にとっての中が繋がるバランスに近付けると、全体が整っていくことを感じられました。
相手の身体に聞いてセンタリングしながら、繋がる位置で弛んでいくタイミングを待つことで、整う方向へ導く自然の働きが起こることを教えて頂きました。
そうした位置やタイミングは、観察を重ねていくことで自分で会得していくしかないことを実感しました。

K野先生、参加者の皆様、今月も多くの気付きをくださり、ありがとうございました。

呼吸が弛めて整えてくれる

バランス☆運動療法初級 2017.09.09

最初は、K野先生が順番に立位での施術をしてくださいました。
両脚の第四趾のラインを正面に向けて、下肢から調整をしてくださいました。
最初は、足先が内側を向いているような感覚がありましたが、整えて頂くと違和感が消えて下肢が軽くなり、それだけ捩れてしまっていたことを実感しました。
腕も同様に捩れがあり、パキッという音と共に肘の可動域が広がり、肩の緊張も抜けたことを感じられました。
足元から順に整えてくださり、全体があるべき位置に納まっていくことを感じられました。
中心での吸い上げによって身体後面にも呼吸が通り、後頚部まで伸びることを体感できました。

ブルワーカーを使って、両手を引き分けるように張ったり、前屈位から体幹を起こしたり、自転車の空気を入れるようにしゃがんだりして、身体の繋がりを観察しました。
軸を立てて、肋骨を締め、肘を張って、呼吸で立ち上げていくと、頚も伸びていくことを体感しました。
そのまま保息しながら締めをキープすることで、身体を固めずに、アイソメトリックの働きが起こることを感じました。
頭部が前に出たり膝が固まっていると、途端に肩や腕に力が入り、スプリングの反発力を受けてしまうことを確認しました。
身体のどの場所でも、繋がる位置から外れてしまうと、全体のバランスが崩れて働きが損なわれることを実感しました。

仰臥位で、足部や頭部からの施術も体験させて頂きました。
真っ直ぐに寝ているつもりでも、両脚が寄っていたり、片脚に開きがあったりと、中心の感覚にズレがあることを気付かせてくださいました。
そこから、股関節が入り、膝が弛み、足関節が決まり、足部が真っ直ぐ着けるバランスで、緩みを取って待つということを実演してくだいました。
片側ずつ整えて頂き、左右の脚の上がり方や通り方の違いを体感しました。
繋がる位置に導くことができると、後は本人の呼吸が弛めて整えてくれることを感じられました。
足からでも頭からでも、先へと意識を移しながら分け目を操作して繋げていくことで、どこから触れても全身が整っていくことを実感しました。

施術の学びと共に、毎回、自分の身体が繋がった状態を体感させて頂いていることを有り難く思っております。
そうした感覚をいつでも維持できるよう、稽古に取り組んでいきたいと思います。
K野先生、参加者の皆様、今月もありがとうございました。

目線で中を伸ばす

バランス☆運動療法初級 2017.08.12

今月の中心塾では、修験道の先生が、妊娠七ヶ月の私の妻の身体を診てくださいました。
立位で合掌した妻の身体を、全身を使って誘導されていました。
修験道の先生の問い掛けに答えるように、妻の身体を上がっていったり下がっていったりする流れを感じられました。
自分に何が必要か、これからどうなりたいか、を身体は知っており、それに逆らわないことが如何に大切かを感じました。
そして、意識すること、言葉にすることが、身体に与える働きの大きさを感じました。
最後に修験道の先生が安産祈願をしてくださったとき、両手を合わせられるタイミングで、妻のお腹が呼応するように動いた時は驚きました。
他のメンバーの調整でも、お盆という時期ならではの(?)、貴重な体験が満載でした。
それぞれの置かれている環境や立場といった背景が様々な形で表れ、「身体を診る」ということの奥深さを感じました。

それから、K野先生が参加者全員に施術を施してくださいました。
手を添えるくらいのソフトなタッチで、どこにもぶつからずに緊張が弛み、バランスが変わっていく様子を体感させて頂きました。
何もしようとしなくても同調することで相手の身体が変わるという話を聞かせてくださり、そこに至るまでの積み重ねの重みを感じました。
また、相手に触れながら目線を誘導することで、調整できることを教えてくださいました。
見る方向を変えることで、滞っている場所が、どのように反応するかを確認しました。
詰まっている場所が伸びていく位置に誘導して、そのバランスで呼吸してもらうことで、新たな経路を通って緊張が弛んでいくことを実演してくださいました。
目線を空中の一点に導くことで相手の周りの空間が広がり、嶺と谷が明確になるように感じました。
眼と頚の動きが深く関係していることを実感し、目線で先導することで中が伸ばされ、伸展が起こることを体感させて頂きました。
また、目を動かす中で、動かしにくい方向や左右の偏りも感じられ、自分の眼の使い方の癖を感じられました。

K野先生、修験道の先生、参加された皆様、素晴らしい体験をさせてくださり、本当にありがとうございました。

吸って弛むタイミング

バランス☆運動療法初級 2017.07.08

昨日の初級講座では、K野先生が足部からと頭部からの全身調整を施してくださいました。
足部に触れたところから、ほとんど動いていないように見えても、一手ごとに脚の上がりかたや頚との連動が変わっていくことを体感させてくださいました。
両脚の緩みを足底を胸部に当てて取って頂くと、体幹の内側で、細やかに付けたり入れたり抜いたりされている様子を感じられ、手で操作するのではないことを実感しました。
頭や顔に手を当てて皮膚をずらすくらいの柔らかい圧でも、緩みが取れて中が動くと、腕や脚が浮き上がるくらいの連動が起こることに驚きました。
頭部を浮かせて回転してもらうと、脊椎が柔らかく動き、個々が分離しながら繋がっている状態を感じられました。
立ってみると、背骨が伸びて頚や肩の位置が変わり、身体の軽さを実感できました。

それから、ペアに分かれてお互いに施術を行ないました。
自分の軸を立てて、相手の身体に触れ、手部の引きと攻めで緩みを取りました。
足関節や頭部や肩甲骨など、形や可動性や重さが場所によって変わっても、それに合わせて繋げられるように手の当て方を工夫していく必要性を感じました。
相手の呼吸をみながら、吸って弛むタイミングを逃さずにバランスの変化に付いていくことで、呼息に伴う脱力によって繋がって伸びていくことを体験しました。
中心での呼吸の吸い上げと共に、鼠径部が引き寄せられ、それに付いて脚が浮き上がるように、自分自身で体感した身体の繋がりがそのまま施術となることを指導してくださいました。
そうした連動を誘導するために、お互いの身体が繋がるポジションを取り、「折れない脚」になるバランスに導くことが大切であるように感じました。

この頃、最初に参加させて頂いた頃から、惜しみなく全てを見せてくださり、教えてくださっているということを実感することが多くあります。
しっかり身に付けられるよう、精進していきます。
K野先生、お相手くださいました皆様、今月もありがとうございました。

相手を包む空間

バランス☆運動療法初級 2017.06.10

女子部終了後に休憩を挟んで、O原さんの鍼治療を見せて頂きました。
実際に触れておられなくても、接触鍼と同様に、相手を包む空間から鍼を介して中心に伝わっていくイメージが得られました。
そうした中の動きが、施術を行なう人にも受けている人にも見ている人にも、一致して感じられることを興味深く思いました。
そして、意識が通るときと通らないときの前提条件の違いを感じられ、自分の施術を省みる上で学ぶところが多くありました。

その後、K野先生と修験道の先生が、男子部のメンバーを順に施術してくださいました。
自覚できていませんでしたが、K野先生に触れて頂く度に、体幹や膝や母趾に捻れがあったことに気付かせて頂きました。
施術と共に、右半身と左半身の筒が回旋されてズレが整ったような大きな変化を感じました。
修験道の先生が、下肢に意識が落ちて、上半身が浮かず、首の付け根を固めてしまっていたことを指摘してくださいました。
最近の身体の使い方のテーマとして思い当たるところがあり、意識が偏っていたことを実感しました。

他のメンバーを施術されている様子を観ていて、その時々の精神状態や人間関係や仕事といった、日常のあらゆる要素が現在の身体に表れていることを実感できました。
いつも、「人の身体を診る」ということの奥深さを感じさせて頂けることに、感謝しております。

今月も、多くの発見をありがとうございました。

働きが高まる下肢の経絡

バランス☆運動療法初級 2017.05.13

今月の中心塾でも、K野先生がメンバーの身体を順に診てくださいました。

仰臥位では、後頭部に竹枕を入れ、股関節が寄るように下肢にベルトを巻いて施術してくださいました。
左右それぞれから緩みを取って頂き、下肢内側の経路が体幹の中央から脳へと繋がっていく状態を体感できました。
内部の弛んで戻っていく働きと共に、下肢の経絡のバランスも刻々と変わり、踵まで伸びていく様子を感じられました。
身体が繋がるバランスにあると、足部の動きがそのまま首に反映されることを感じました。
経絡のバランスが取れる方向に身体の内側へアプローチしていくことで、外側の偏りが整っていくことを実感できました。
鼠径部と腋窩の釣り合いや肘の位置と下肢の浮きなど、身体が繋がって動く状態を体感させて頂きました。

それから、合気体操のペンギンで一つずつの脊椎を意識しながら体幹を起こし、中心が伸びたところで肩や首の力を抜いて重みを落としました。
呼吸の吸い上げに伴って上半身が起き上がり、働きが高まる下肢の経絡も切り替わっていく様子を感じられました。
外枠の持ち上げようとする力が抜け、軸の伸びによって身体が立ち上がると、自然に首が伸びて頭が良い位置に納まっていくことを感じられました。

その後、K野先生が居合いの動作を見せてくださいました。
両脚の内側から高まってきた力が中央に集まり、そのまま刀の刃になったような印象を持ちました。
両側の下肢内側のやり取りと刃筋が常に一致していることを感じられ、剣術の動きが腕の力に因るものでないことを実感しました。
また、短刀を片手で持っていても、両手持ちと同様に中心の動きが全体に伝わり、対側の腕とのバランスで動作が起こることを学びました。

一本ずつの経路をきちんと鑑別しながら観ることで、曖昧にしていた下肢の使い方がイメージしやすくなり、動作の捉え方がガラリと変わりました。
この感覚をもって改めて動作を見直していきたいと思います。
K野先生、今月も身体を観察する楽しさを伝えてくださり、ありがとうございました。

弛める動き

バランス☆運動療法初級 2017.04.08

K野先生と修験道の先生が、会員の身体を順にみてくださいました。

身体の現状に対して、本人の生活や家族との関係や先祖の影響など、様々な診方やアプローチの仕方があることを学びました。
施術を受けていると、斬るような鋭さで通ったり、ふわりと落とすように抜けていったり、糸が繋がって伸びていったりと、一回一回雰囲気が違うように感じました。
お二人の施術を体験させて頂き、山の頂上に登るルートがいくつもあるように、どこからアプローチしても全体のバランスが整っていくと、同じところに行き着くというように感じました。
施術の手順ではなく、感じておられることや向かっていく先を観れるように学んでいくことの大切さを感じました。

それから、椅子に座って、「あやとり呼吸法」をしました。
下腿部に紐を当てて緩みを取り、股関節で指に引っ掛けた紐を操作し、皮膚を擦りました。
背筋を伸ばしたまま後頭骨を引き、全体のバランスを取ることで下肢を浮かせました。
自分が皮膚を固めずに動けると、紐が弛める動きをしてくれることを感じられました。
また、両側の膝上や肘上に紐の輪を通し、呼吸に伴う張りを意識して動作を行ないました。
立ったり座ったり、腕を上げたり下ろしたり、上肢を回転したりして、ある時と無い時の違いを実感しました。
特に、肩で固めずに体幹から肘への伸びが伝わる状態にあると、楽に腕が上がることを体感できたときは感動しました。

今月も、感覚を体験したりお話を聴いたりする中で、身体の認識を変える多くの発見がありました。
K野先生、修験道の先生、参加された皆様、今月もありがとうございました。

治療が生まれる源泉

バランス☆運動療法初級 2017.03.11

先日の中心塾でも、K野先生の施術を体験させて頂きました。

立位での重心の掛かり方、身体の捻れや傾き、触れたときの感触、左右の脚の上がり方の差、音の違いなど、その都度、丁寧に確認されていることが印象に残りました。
現状を確認して、繋がる位置に近付け、弛むのを待つ、という繰り返しで、身体のバランスが整っていく様子を目の当たりにしました。

仏像の形を映し出す光と影と同様に、光の射す方向と陰の落ちる場所をイメージして力を通すことで、陰陽のバランスを整えられることを学びました。
肋骨や脊柱も、滞っている場所を浮かすことで、動きがどこで止まるかを確認し、両方が平になる位置へ近付けると、頚と繋がることを体験できました。
術者の都合で中心に近付けようとするのではなく、相手のアンバランスを受け入れて繋がる位置で待つことで、自然に中心に戻っていくことを実感しました。
施術を形として追っても、無限にバリエーションがあるようで掴み所がなく、それらの治療が生まれる源泉をみていくことの大切さを感じました。

施術を受けさせて頂く中で、頭部で吊られている感覚や、背骨が蛇のように動いている感覚など、多くの体感を得られました。
それらの動作を自分で体現し、施術を生み出せるようにように、身体を創っていきたいと思います。

K野先生、参加された皆様、今月も多くの気付きをくださり、ありがとうございました。

五感の尺度

バランス☆運動療法初級 2017.02.11

先日の中心塾では、開始して直ぐに、修験道の先生が息子のアトピーをみてくださいました。
身体を水晶などの道具や地面と繋げて、周りの気の流れを動かされているように見えました。
修験道の先生のエネルギーの伝わり方や、それに息子の身体が反応し、動きや重みがどんどん変化していくことに驚きました。
紙の上に名前を書いて、本人とイメージを同調させて触れることで、心身の状態をスキャンできることも教えてくださいました。
触れた場所や意識した言葉によって、吸い込まれる感覚や弾き返される感覚が生まれることを不思議に思いました。

それから、K野先生の治療を受けさせて頂きました。
触れて頂いて胸部や腕が固まっていたことを自覚し、弛んでいくと呼吸が楽に入ることを実感しました。
足の調整から肩の力が抜けたり、体幹のバランスから視界の広さが変わったりと、様々な場所に反応が現れることを感じられました。
施術後には、地面にしっかり足が着いている感覚を得られ、身体が伸びて軽く動けるようになりました。
近くに居る息子と紙に書いた名前でも、遠くにある月と足元の地球でも、それが自分の実感と結び付いていれば、その関係性を反映できることを体験しました。

今回も、治療を受けたり見せて頂く中で、驚くべき体験を沢山できました。
中心塾に参加し始めた頃は、K野先生に「こうすれば楽に呼吸が入るけど、こうだと入らない」といった説明を受けても、ほとんど実感できていませんでした。
それだけ、自分自身の身体にとって楽なのか苦なのかを感じる尺度が荒かったのだと思います。
稽古に参加したり、自分で検証する中で、微妙と思われる差が、大きな違いとして現れることに気付かせて頂いています。
今回は特に、自分の五感の尺度の広さを自覚し、気の流れや香りや色と言った変化に、もっと敏感でありたいと思いました。

K野先生、今回も施術を通して多くのことに気付かせてくださり、本当にありがとうございました。
修験道の先生、得難い体験をさせてくださり、子供の身体までみてくださり、本当にありがとうございました。

学習内容68

バランス☆運動療法初級 2017.01.14

昨日のバランス☆運動療法初級講座でも、K野先生が順に施術をしてくださり、それをペアになって練習しました。

仰臥位で、後頭部や背部、膝の下にそれぞれに合わせて枕を入れました。
頚の後ろが伸びて脊柱が通り、肩甲骨や鎖骨が良い位置に来ると、ようやく肩が脱力できることを実感しました。
呼吸の吸い上げによって腕を浮かせ、相手の上肢の捻れを、剣の刃筋のように通っていくラインに近付けました。
剣術の構えと同様に、自分の中心を相手の中心に合わせ、自分の軸を立ち上げるように姿勢を取りました。
後方にもたれ掛かったり、側方に道を空けたりと、全身での重心移動によって、どちらにも動けるようにしておくことで、相手の変化に付いていけることを学びました。
お互いが繋がるバランスにあると、相手との間が透明な通り道となり、自分の頚を引くだけで、相手の頭が転がる状態を体験できました。

下肢からは、照海と外果下縁を包むように手を当て、手の内の引きと攻めによって足首を自由に操作できるように足関節を把持しました。
足関節を決めて、上肢と同様に繋がる位置に近付け、身体の緩みを取りました。
指先の意識を高めたまま手首を楽にして、丹田の振動を伝えることで相手の内部に働き掛けるように施術をしました。
自分の動きがそのまま相手に伝わるのと同様に、相手の動きも伝わり、双方向に行き来できる状態を体感できました。

力を抜けるポジションが取れ、繋がるバランスで浮かせることが出来れば、誘導するために力も意図も全く必要としないことを実感しました。
K野先生、参加された皆様、今月も多くのことを学ばせてくださり、ありがとうございました。

学習内容67

バランス☆運動療法初級 2016.12.10

今月のバランス☆運動療法初級講座でも、K野先生が、参加者を順に施術してくださいました。

座布団や脚を使いながら、仙骨の傾きや、脊柱の並びや、四肢の関節の向きが繋がる位置に合わせ、寝ているだけで弛むポジション取りの大切さを学びました。
固まっている場所に対して、上から下から、右から左から、どこからでもそこを中継地点として付け、全身を繋げられることを体感させて頂きました。
腹部に手を当てて頂くと、自分が呼吸をする度に呼気が深くなり、重みが下に下りていくことを感じられました。
立ってみると、上部胸椎の固さが弛んで脊柱が柔らかく動く状態を実感でき、しばらく体感の変化を確認しながら施術を見せて頂きました。

それから、仰臥位で頚部や背部に枕を入れ、腹部が伸び、脱力できるポジションで、腹部に手を当てる施術の練習をしました。
手の力を抜いたつもりでも、手背や指などまだまだ抜けることを体感させて頂き、想像以上に手を固めて使ってしまっていることに気付くことが出来ました。
誘導して頂き脱力できていくと、手がとろけるチーズのように相手の腹部の形に馴染んでいく状態を体感できました。
相手に浸透したところで、丹田の動きで、相手の身体を、中が水で満たされた袋をイメージしながら揺らしました。
外側の全体と内部の動きを同時に感じられる感覚があり、自分の感覚を高め、相手の動きに付いていくために、深い脱力が如何に大切かを再認識しました。

K野先生と手掌を合わせ、入れたり抜いたりして頂き、自分との手の柔らかさの違いを実感しました。
日々、手の力を抜いて自由に動けるように意識していきます。
K野先生、参加された皆様、今月も貴重な体験をさせてくださり、ありがとうございました。

学習内容66

バランス☆運動療法初級 2016.11.12

今月のバランス☆運動療法初級講座では、K野先生と修験道の先生の施術を受けさせて頂きました。
K野先生の施術では、見えないくらい細い糸が紡がれていき、伸展していく流れと共に強く繋がりが現れるように感じました。
修験道の先生は、直接に触れておられなくても、声や、動きや、周りの空間の流れを受け取る中で、身体に反応が起こっていくことを感じられました。
どのような機序でそうなるのかは分かりませんが、施術を受けている中で、身体が軽くなり、気持ちが前向きになっていくことを実感できました。
先生方の術を体験させて頂いた後、それぞれの会員に対する身体の見立てやアプローチを、普段と違った視点から観ることが出来ました。

その後、上腕部に腕枕を置いた状態での施術をお互いに練習しました。
枕の位置や腕の角度を変えながら、把持した場所から頚への繋がりを確認しました。
パートナーには腕の重みを枕に任せてもらうことができ、自分も相手と枕との接点を意識しながら揺れに任せて転がすだけで弛んでいく様子を感じられました。
何も滞りがなければ、手からの動きがそのまま頚に反映されて頭が揺れ、反対の腕にも伝わって行きました。
頭部の下に転がる支点を入れると、下肢からの動きが頚で止まることなく繋がっていくことを感じられました。
枕に任せて動いたり動かしてもらったりすることで、自覚できていない緊張があちこちにあることを実感しました。

施術するときの心持ちとしてアドバイス頂いたことは、生き方そのものにも繋がっているように感じました。
「治療」という枠組みを越えた深い学びを頂いていることに、いつも感謝しております。
体感させて頂いたことを元に、自分が出来るところから感覚を高めていきたいと思います。

K野先生、修験道の先生方、参加された皆様、今月もありがとうございました。

学習内容65

バランス☆運動療法初級 2016.09.10

会場に着くと早速、修験道の先生が身体の調整をしてくださいました。
手や脚を当てて頂いたり、バランスを変えて頂くと、そこから身体に動きが起こり緊張が弛んでいくことを感じられました。
固まっている原因も伝えてくださり、思い当たることや意外に感じることもあり、自覚していなかった多くの発見がありました。

それから、修験道の先生が日々行なっておられる動作を見せてくださり、それを仰臥位で行ないました。
手首が決まり、肩が落ちて、肩甲骨が寄り、頚の後ろが伸び、腹筋を縮めずに下肢が浮く姿勢を観察しました。
身体の繋がるバランスを取るために決めておくべきポイントがあり、そこが抜けると、途端にどこかが緊張してしまうことを体感できました。
修験道の先生が、身体にアンバランスがあっても、動作を行なう中でそれに気付き整っていくと言われ、実際にその様に変わって行かれたことが印象的でした。
誰かに教えられた動きではなく、自分で工夫して身に付けてこられたからこそ、そうした変化が現れるということを実感しました。

修験道の先生方が、これまでに経験されたことを話してくださり、楽しく聞かせて頂きました。
普段K野先生がおっしゃっていることと繋がる部分が多く、別の道を進んでいても同じほうへ向かっていくということを興味深く感じました。
現在の先生方のされる事に驚くだけでなく、その背景にある積み重ねをお手本とさせて頂きたいと思いました。
私も、自分なりの稽古を日常に取り入れて行きたいと思います。

K野先生、修験道の先生、参加された皆様、今月も多くの気付きをくださり、ありがとうございました。

学習内容64

バランス☆運動療法初級 2016.07.09

今月の中心塾には、修験道の先生が参加されました。
お菓子を戴きながら、一人一人を観たときの印象を伝えてくださり、私も貴重なアドバイスを頂きました。

それから、K野先生が男子部のメンバーを順番に調整してくださいました。
K野先生が施術されているとき、修験道の先生が感じ取られていることを隣で実況されていました。
全身のバランス、意識の分布、空間や時間に対する捉え方のあまりの違いに、私にとっては驚くことばかりでした。
そして、知識を介さない世界で、二人の先生が観ておられる共通項を興味深く感じました。

その後、私が「あやとり呼吸法」のセミナーを担当させて頂きました。
メニューを進めることに意識が向いて、後から思い出してみれば色々と反省する点がありました。
心身の状態が呼吸に反映されていることを実感し、今後の課題を得ることが出来ました。

その後、修験道の先生の脚の使い方をみせて頂くことが出来ました。
足部の張りや、足首の決め、それぞれの趾先への意識の通り方に感心し、いかに毎日の積み重ねが大切かを感じました。

今回も、他では経験できない、素晴らしい時間を過ごせました。
K野先生、修験道の先生方、会員の皆様、先日は有難い機会をくださり、本当にありがとうございました。

学習内容63

バランス☆運動療法初級 2016.06.11

・足部から膝、股関節、仙腸関節が弛む位置に導き、伸びが起こるのを待つ
 身体が繋がると、足部が柔らかく動き、揺れがどこにもぶつからずに頚に反映されることを体感した

・肩や肘を力が抜ける位置に置き、手首が決まるよう大腿に乗せて手部から調整する
 上肢のラインを合わせることで初めて手の捻れや指の使い方の癖が表れ、中心に繋がるバランスに近付けられることを学んだ

・手や指の関節の緩みも取り切り、臨界まで経路を伸ばす
 天地人の串刺しでの中心から順に伸びていく動きが、指の一つ一つの関節まで起こっている様子を見せて頂き、その手技の細やかさに驚いた

・肋骨と対側の肩甲帯を中心に寄せて、そこからバランスが変わろうとする働きに付いていく
 固まった位置から、関節がぶつからずに動き続けられる隙間を縫っていくことで、肋骨の形も変わっていくことを体験させて頂いた

・後頭部に当ててくださった手の圧が仙骨に伝わり、両間が連動して動く状態を体験させて頂いた
 全身の繋がっているイメージが同調すれば、どこから触れても、別の場所を誘導できることを実感させて頂いた

 

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