触れる瞬間から相手に浸透する

呼吸法中心塾 城東教室 2024.02.18

今月も、中心塾の城東教室に参加させて頂きました。
机の上に、単に半紙を置いたときと、下敷きを引いた状態の違いを感じながら、ペンで字を書きました。
ペン先を押し付けてしまうと、自分が反作用を受けたり、半紙に穴が空いたりして、上手く書けませんでした。
押しに行かずに、軸を立てて、横隔膜を浮かせたまま力を抜き、半紙、下敷き、机、床、と意識する深さを変えました。
肚の重みの浮き沈みで筆先の圧をコントロールし、回転で指先まで引きと攻めを伝えるように筆を使いました。
手首を決めて、手の中身が伸び縮みする状態にしておくことで、筆を身体の一部として中心の動きを反映させられました。
文字と文字の間も途切れずに集中力を保ち続けることで、並びに繋がりが生まれ、字の印象がガラッと変わりました。

そうした繊細な感覚が、施術において欠かせないことを体感させてくださいました。
手の圧を変えずに、皮膚、筋、骨と深さを変えると、受け手の力の通り方や反応が変わりました。
鍼を垂直に立てて、どちらにでもしなる状態にしておき、傾きや回旋でどちらが通りやすいか訊きました。
そこから、何かしようとせずに、お互いの呼吸が一致するバランスで待ちました。
相手の身体から起きる動きを邪魔しないように付いていくことが、そのまま誘導になることを教えてくださいました。
両手の動きや鍼の行き先は、自分の意図ではなく、付いていった結果として生まれることを感じられました。
そのためには、触れる瞬間から相手に浸透し、繊細な変化を受け取れる身体を、日々の稽古を通して創っていくしかないことを実感しました。

鍼に見合う細やかさが身に付けられるように、感覚を磨いていきたいと思います。
K野先生、KMさん、今月も貴重な体験をさせてくださり、ありがとうございました。

身体そのものから起こるバランスに付いていく

呼吸法中心塾 城東教室 2024.01.21

昨日は、中心塾の城東教室に参加させて頂きました。
石の玉やブレスレットが入った袋を机の上に置き、それぞれ労宮を乗せました。
「たまたま」の動作をすると、自分の固さや偏りが感じやすくなりました。
手の上に手を乗せて誘導して頂くと、身体の緊張が弛み、背骨や脚が連動して動き始めました。
肚と手が繋がってくると感覚が繊細になり、最小の動きでも「たまたま」の繋がりが感じられました。
直観力整体を行うためには、そうした前提が不可欠であることを教えてくださいました。

相手の呼吸に合わせて鍼を刺入し、頭の一点に置鍼しました。
別の場所から接触鍼で触れて、二点を繋げました。
もう一点を身体や空中に設定し、三点を順に徹すことで、意識が平面から空間になり、全体が巡り始めました。
置鍼した鍼が協力してくれるお陰で、徹る先を意識しやすくなり、三点で俯瞰して観ることで気持ちも軽くなりました。
体内を巡っている流れが鍼先に伝わり、一体となって動く感覚には衝撃を受け、鍼治療の印象が変わりました。

椅子に座っている相手の足を、自分の脚に乗せて施術しました。
相手の頚に伝わる方へ下半身から弛みを取り、それに合わせて手を添えました。
仙骨と後頭骨に呼吸を入れて首を伸ばし、相手と釣り合う位置で腕の力を抜きました。
空間の点との関係性の中で、身体そのものから起こるバランスを感じながら、動きに付いていきました。
意識は広く全体を観ながら、繊細に変化を受け取って動くことの大切さを学びました。
三点をどこに設けるかは、身体の繋がりから生まれる感覚的なもので、自分の身体をどれだけ丁寧に観察したかが反映されることを実感しました。
その時の直観を信じて、実験と検証を繰り返し、自然に浮き出てくるまでやり続けるしかないことを学びました。

色々と発想も広がったので、今回の経験を活かして、治療のアプローチを見直していきます。
K野先生、KMさん、貴重な体験をさせてくださり、本当にありがとうございました。

中心の動きが自由に伝わる

バランス☆運動療法 初級講座 2020.03.07

椅子に座って、足心を中心に前後左右に重心を移し、足底から時計の文字盤を回しました。
足首や下腿と順に高さを変えながら頭部まで、前後左右のセンタリングをしながら回転させました。
だんだん身体が繋がり始め、丹田の動きが全体に反映されていくことを感じられました。
たまたまでは、膝の形に手を沿わせて、中心から手の動きをコントロールしました。
全身のどの高さにおいても同様に力の流れが伝わり、手の回る方向はその表れであることを感じられました。
動きが外見には分からないほど繊細になっても、それに対応した分だけ骨格がバランスを変え、皮膚が動きました。
六方円では、呼吸に合わせて重心を移動し、身体を伸ばすことで腕を浮かし、弛められる位置で落としました。
パドリングでは、肋骨を締めながら両手を引き分けて頚を伸ばし、骨盤と手が一致して動くバランスを観察しました。
体操を通して、中心の動きが、どの方向でも自由に伝わる状態にしておく必要性を学びました。

椅子に座ったまま、足をK野先生の大腿部に載せてもらい、施術して頂きました。
頚に繋がるバランスに近付け、手を当てている高さを文字盤に合わせて回してくださいました。
飛ばしてしまっている時刻を自分で認識してもらい、そこを丁寧に通過させることで、身体のバランスが整っていくことを教えてくださいました。
施術をされているときのK野先生の坐骨を触らせてもらうと、手で操作していないことを身をもって体感させてもらいました。
会陰を締めて中央に集めた空気を、更に坐骨を寄せて内圧を圧縮することで、相手に伝わっていく力が生み出されることを感じられました。
触れている場所全部から力が伝わり、中心からの一体となった動きが同調することで、中心に導かれていくことを感じました。

後半、ペアに分かれて施術をさせて頂くと、自分の力が抜け、触れるだけで楽に誘導できました。
自分の身体を弛め、整えておくことがいかに大切かを実感しました。
K野先生、参加された皆様、今月もありがとうございました。

音の響きと共鳴

バランス☆運動療法初級講座 2020.02.07

今月のバランス☆運動療法では、「孔雀のボイン」を学びました。
椅子に座って胸の前で合掌して 「あ」を発声し、肚に落ちるバランスに姿勢をチューニングしました。
「え」で、両手の引っ掛かりが外れるか外れないかの弛みを感じながら、締めによって肘を引き分けました。
「い」で、肘を落として手首を決めて指先を集め、弛みが取り切れると、背骨が伸びて頚が立ちました。
「お」で吸い上げと共に、脇腹を吸い上がってくる流れを肘の浮きで導きました。
「う」で肋骨がさらに締まって肘が寄り、前腹部を上ってくる流れで、臨界まで軸を伸ばしました。
そのまま弛めることで手を下ろして、合掌に戻りました。
それぞれの音の響きによる、身体の繋がりや意識の方向性の違いを感じながら動作を観察しました。
一連の動作を行った後は、身体が締まって、軸が伸び、肚に落とせるバランスで居られることを感じられました。

そして、そうした響きが、相手にも反映されることを体験しました。
自分の姿勢を整え、相手も音が響かせられるバランスに導き、あえいおうの発声と共に、相手に入っていきました。
鍼のように指を当てると、響きが共鳴する瞬間に身体に反応が起こることを体験させて頂きました。
頭部からの施術では頭蓋骨も弛み、頭の中にも立て替えの隙間を感じられました。
目や体幹に繋がるラインが通り、動作の感覚が変わりました。
身体が固まっているとニッチも察知も行かなくなることがよく分かりました。

研究会後にK野先生の秘密基地に寄らせて頂き、色々な道具を持たせてもらいました。
触れた道具によっても、身体の動きや中に起きる変化が違い、その感覚を味わいました。
音の響きも、二つのシンギングボウルの振動が共鳴するここしか無い位置があることを体感しました。
繊細な感覚の世界に触れさせて頂き、さらに学びを深めることが出来ました。

今月も素晴らしい体験をさせてくださり、ありがとうございました。

力が抜けると軸が立つ

バランス☆運動療法初級講座 2020.01.11

今月のバランス☆運動療法初級講座では、歩法を稽古しました。
最初に、爪先歩きと踵歩きで、骨盤の角度や呼吸の通り方の違いを確認しました。
それから、失眠と足心と湧泉の重心の移り変わりを意識して、前重心の臨界から倒れ込むバランスで前進しました。
鉄球運びでは、両手の上に椅子を乗せて歩きました。
横隔膜を浮かせたまま操作し、肋骨の内側から下肢を引き上げました。
足首が決まっているからこそ、頚も伸び、先までの繋がりが生まれることを体感しました。
肘を浮かせて、肘から先をプラプラ出来るバランスにあると、上肢を緊張させずに高度をキープ出来ました。
さらに、椅子を頭の上に載せて、頭の皮膚の弛みの範囲でバランスを取り、重みを足底まで落としていきました。
載せた状態でも力が抜けてくると、軸が立って頚が伸び、頭の位置をぶらさずに前に進めるようになることを体感しました。

軸足の股関節を弛めることで体幹の向きを変えて前方への倒れ込みでジグザグに歩きました。
少しずつ重心が傾き、臨界を待つと自然に脚が出て、呼吸と一致したリズムが生まれました。
同様に、真っ直ぐ進むときにも弛めることで歩きました。
前脚の股関節を弛めて少し開いて着くことで道が空き、次の一歩が踏み出せました。
足心を軸に足部を回転し、足の丁度良い向きを確認しながら進みました。
刀を持っていることを想定し、袈裟で吸い上げた関係性のまま落としました。
足の浮きと共に刀の上がっていく方向が決まり、着いた足の向きによって落ちる位置が変わりました。
足の甲の感覚が、刀を下ろした際の刃筋や間合いに直結し、相手との関係性を反映できるようにしていく必要性を学びました。

歩法のメニューを通して、身体が温まり、軸が伸び、バランスが整っていくことを実感しました。
K野先生、参加された皆様、今月も多くの体感をくださり、ありがとうございました。

不安定な揺らぎ

バランス☆運動療法初級 2019.11.09

先日の中心塾では、K野先生が順番に施術してくださいました。

座った姿勢で、膝が無重力の状態になるよう、片足を浮かせて調整してくださいました。
関節が浮いてどちらにでも動けると、固まった場所も弛んでいく流れに沿っていくことを体感しました。
そのためには、自分の肩も浮いている必要があることを学びました。
下からの吸い上げで上肢が浮き上がっていくと、中心の動きで揺れられる状態になることを体験させてくださいました。
重力や緊張から解放されて繋がることで、中の振動が自由に行き来できることを感じました。
調整してくださる度に、脚の角度や形が変わり、ラインが繋がっていきました。
骨盤の動きが膝や足首を通って足先まで伝わり、中が詰まること無く動くことを感じられました。

仰臥位で、頭の下にロックンローラーを入れてポジショニングをしてくださいました。
背中の落ちている位置にも枕を入れて下から浮かせ、力が抜けるように導いておられました。
枕の転がりも利用しながら、シーソーのように不安定な揺らぎの中で、呼吸が通るバランスに近付けてくださいました。
横隔膜の締まりで鼠径部が深くなって脚が浮き、吸い上げと共に全体が動く状態を体験しました。
脚を押さえられていても合気が掛かり、繋がっていれば動いただけで技になることを実感しました。
触れられている点からも細かく情報が伝わり、細やかな変化を誘導するためにそうした身体を創っていく必要性を再認識しました。

K野先生、参加された皆様、今月も多くの学びをくださり、ありがとうございました。

感受性をベストな状態に保つ

バランス☆運動療法初級 2019.09.14

昨日の中心塾では、K野先生と修験道の先生が施術をしてくださいました。
触れて揺らしてもらうと、揺れにくい場所や、動きに逆らおうとする場所を感じられました。
弛んでバランスが変わる度に、呼吸が深くなり、緊張が弛んでいきました。
触れる場所も導く方向も何も決まっておらず、施術が形ではないことを示してくださいました。
相手の身体に訊きながら、感覚に従うことの大切さを教えて頂きました。

それから、仰向けで後頭部に両手を重ねておき、脳幹の繋がりを観察しました。
目を瞑ったまま、時計の文字盤に合わせて、目線を動かしました。
動かしにくい時刻があっても、反対に回したりしている内にバランスが変わっていきました。
動作と共に自然に息が出入りするようになり、動きからも呼吸を誘導できました。
耳を意識しながら、頭部を左右に傾けました。
耳の傾きと反対方向に目線を向けて、頭の内部で引き分けたりもしました。
意識が通っていれば、どこからでも弛みが取れ、身体を繋げられることを実感しました。

立位で、息を吸いながら、片側の腕を身体の真横で少し上げました。
そして、位置をキープしたまま、弛めて指先まで伸びていく流れに任せました。
肩の高さで手掌の向きを返し、真上を越えるところまで、少しずつ上げていきました。
動作を行なった側は、腕を軽く上げられ、楽に落とせました。
相手の腕を把持して、腰が入り、自分の頚が伸びる方へ息を吸い上げました。
自分の頭部が浮いているからこそ、相手の第一頚椎に入り、全身へ繋がっていくことを体感しました。

根拠を求めずに、感覚を信じてその場の閃きを試していくことで、結果が付いてくることを先生方に教えて頂きました。
そうした感覚の力を最大限に活かすために、普段から、感受性をベストな状態に保つための手入れの大切さを感じました。
K野先生、修験道の先生、参加された皆様、今月も貴重な学びをありがとうございました。

自分の身体の変化に目を向ける

バランス☆運動療法初級 2019.08.10

K野先生と修験道の先生が、参加者を施術してくださいました。
目を瞑ったまま、眼球の動きを誘導してくださり、伸展してくださいました。
目から先に意識が向かうことで、中が伸びて、弛みが取れていくことを感じました。
趾先と目線が合うと背筋から頚も伸び、全体が繋がっていることを感じられました。
頭部や胸部の縮んでいる場所を開いてくださり、緊張が抜けていきました。
表現の方法が異なる先生方が、同じ方向で施術されていることを体験させて頂き、形ではないことを実感しました。

仰向けで鼠径部を寄せて脚を浮かせ、センターを確認して呼吸と共にゆっくりと弛めることで、繋がっていく様子を見せて頂きました。
動作をした後は、左右で全く上がり方が違っていました。
反対側は動かさずにイメージで同様に行いました。
繋がりを体感できていると動作するのと同じように変化し、バランスが変わるのも、発想が変わるのも同じであるように感じました。
そして、動いていなくても、イメージされている動きが外から観ている人にも伝わることを面白く思いました。

他の方が施術を受けている光景を観ているときも、呼吸が楽になったり、肩が軽くなったりと、自分の身体にも様々な反応が起こっていました。
目の前の出来事と、そうした身体の変化は区別できるものでは無く、リンクしていることを体感できました。
感覚を高めていくためには、答えを外に求めず、普段からどれだけ自分の身体の変化に目を向けられるかが大切だと感じました。
身体を整え、細やかな感覚を養っていきたいと思います。

素晴らしい感性を持っておられる方々に学ばせて頂ける機会を、とても有難く思っております。
今月もありがとうございました。

感覚を信じて検証を積み重ねる

バランス☆運動療法初級 2019.07.13

K野先生が、座った状態で骨盤や背骨の状態をチェックして、バランスを整える施術をしてくださいました。
目線や呼吸の誘導しながら内部の糸を臨界まで張って、隙間に通して弛めていくような繊細な操法に感心しました。
背部に沿って指を下ろしていく時にあった詰まりが取れると、骨盤や背骨が軽く動き、とても楽になりました。
首を回す動きも、弛んで身体が繋がって動けるようになると、可動域や見える範囲が広がっていきました。
仰臥位で、足部からの施術もしてくださり、足関節や足趾の微妙なバランスで下肢からの繋がりを感じられました。
立ったときの足の着き方が変わり、通っているときの心地良さを実感しました。

それから、K野先生の補助の元、妻が施術をしました。
女子部のほうで、恥骨と後頚部の関係や肋骨と繋がって腕が伸びる位置といった感覚を掴んだらしく、背筋が伸びて首が立ち、いつもと姿勢が違っていました。
頚で吊って手を浮かせ、固まっている場所に変化が起こりそうな二点に手を添えていました。
左右の臀部の動きで手の弛みを取って骨盤で一致させ、手では無く尾骨で揺らすようアドバイスをもらっていました。
相手の弛みを取ったまま脱力できようにしていくことの大切さを学びました。
身体が整っていると、感覚も変わったようで、施術する中で助言されたことを次々と吸収していました。
端で見ていても、姿勢や目線や意識の使い方だけで無く、発言までいつもと違い、妻の変わりっぷりには驚きました。
それらが全部ひと繋がりであることを実感しました。
感覚を信じて検証を積み重ね、自信に育てていくことの大切さを感じました。

北野先生には、治療面のみならず、今後の方向性も示して下さり、いつも感謝しております。
今回の経験を、これからの仕事に活かしていきます。
参加された皆様も、本当にありがとうございました。

力が抜けている方が強い

バランス☆運動療法初級 2019.06.08

K野先生と、修験道の先生が参加者の施術をしてくださいました。
繊細なタッチから振動が伝わって、繋がっていくと大きな動きになり、バランスが変わっていくことを実感できました。
自分で思っていた以上に固まっていたことを、緊張が抜ける度に自覚でき、身体も気持ちもとても楽になりました。

その後、太極棒を持って、「合気剣の為の体内操作法」を行ないました。
両脚の踵を付けて立ち、呼吸の締めで下肢内側から臀筋間、第五腰椎と吸い上げて軸を伸ばしました。
さらに、中の締めで両手を左右に引き分け、胸を開いて肩甲骨を寄せました。
そこから、鎖骨を弛めて腕をそのバランスのまま落下に任せて落としました。
臍を過ぎた辺りから、弛めた重みと地に向かう圧を一致させて太極棒を押し下げ、丹田を充実させました。

胸の高さから下に下ろさずに、頚が後ろに引かれる動きと釣り合うように、棒を前に出しました。
相手に抵抗を加えられても、アイソメトリックで弛みを取るのと同じようにバランスが取れると、どの時点で押されても崩れずに動くことが出来ました。
相手と戦わずに、自分が楽に動ける方向へバランスを変えられると動き続けることができ、力が抜けている方が強いということを実感しました。
常に太極棒の中心や、長軸を意識することで、全体で一致して動くことの大切さを学びました。
自分の中心が定まり、自分の軸が細くなると、それが道具にも反映され、もっと精度を高めていく必要を感じました。

脚の向きや骨盤の立て替えによって刀の上がり方が違っても、同じベースから剣術の様々な動きのバリエーションが生まれることを感じられました。
そして、棒を持っているかどうかの違いだけで、合掌も同様であることを体験しました。
それ自体が、身体を締め、中を伸ばし、力を抜くための錬功になっていることを実感しました。
押し合いと引き分けという相反する働きを全身で繋げられるような身体を創っていくことで、相手を感受できるタッチが生まれることを学びました。

K野先生、修験道の先生、いつも良い方向に向かえるよう導いてくださり、本当にありがとうございます。
参加された皆様、今月もありがとうございました。

相手の微細動を受け取る

バランス☆運動療法初級 2019.05.11

今回は、椅子に腰掛けている相手の施術をしました。
両膝に手を当て、膝蓋骨を包んで労宮が虚になるように力を抜くと、手首が決まり吸い込みが掛かりました。
自分の中心の揺れが手まで伝わるくらいに力が抜けていると、相手の微細動を受け取ることが出来ました。
粉をふるいに掛けると細かい粒は引っ掛からずに通り抜けて行くように、お互いの身体の細かい振動が伝わると、固まっている場所が感じられました。
その際、左右それぞれから相手のセンターを意識することの大切さを教えて頂きました。
自分の中央を寄せて立ち上げると相手も立ち上がり、弛めると相手も弛んでいきました。
触れる場所によって弛みの取り方が変わるだけで、どの場所からアプローチしても同じように繋げられました。
接点の弛みを取る引きと攻めが自分のたわみを無くし、相手の身体の連動を導く流れとなることを感じました。
何かしようとしなくても、そこから起こる流れに付いていくだけで、弛んで繋がっていくことを体験できました。

K野先生、参加された皆様、今回も多くの体感をくださり、ありがとうございました。

触れるだけで弛む

バランス☆運動療法初級 2019.04.13

K野先生と修験道の先生が参加者の施術をしてくださり、それを踏まえてペアで施術をし合いました。

相手に椅子に座ってもらい、後ろ側から腕の力を抜いて手を近付け、骨盤にそっと沿わました。
労宮で吸い込みながら、両手の中心を意識し、自分を弛めていくことで相手を繋げました。
何かしようとしなくても、弛んでいく働きが同調していくと動きが生まれ、戻ってくる流れに合わせて尾骨で誘導しました。
K野先生に手掌を合わせてもらい、その手の柔らかさに驚きました。
日々、脱力したまま動けるように工夫していかないと、触れるだけで弛む手は作れないことを実感しました。

修験道の先生が、K野先生の技を即座に取り込んで施術を行なっておられました。
奇経治療のように手首と足首に指先を当てて誘導したり、空間の一点と頭の一点を繋げたりされていました。
施術が形ではなく、身体が観えて動ければ、自然に生まれてくると言うことを目の当たりにしました。
また、上丹田と下丹田を繋げて、軸を天や地に向かって伸ばせることを教えてくださいました。
丹田のわずかな向きの違いで呼吸の通りが変わることを体感し、肚の感覚が変わりました。

K野先生、修験道の先生、参加された皆様、今月も貴重な体験をさせてくださり、ありがとうございました。

仙骨から腰椎への連結

バランス☆運動療法初級 2019.03.09

立位での姿勢をチェックしてから、椅坐位での施術を見せて頂きました。 
座って見ると骨盤の偏りや上半身の捻れが際立ち、分かりやすくなりました。
k野先生が骨盤の位置をセンタリングされると、身体に立ち上がる動きが起こり、アンバランスが整っていく様子を見ることが出来ました。
良い位置に近付けたら、そこをどうにかしようとせず、バランスに関与する調和点の動きを導くことで、全体の調和が取れてくることを教えてくださいました。 
両膝を把持して、脚が仙腸関節と繋がるバランスに吸い込み、そこから首まで入れておられました。
第五腰椎が入り、第一頚椎まで繋がり、身柱が決まるように弛めることで誘導されており、合気の技を掛けるのと全く同じであることを実感しました。
自分の体内で起こっているバランスの変化が相手に反映されて、相手も頚まで繋がって中が伸び、技にも施術にもなることを学びました。
 
それから、長坐位での骨盤時計も行ないました。
足部を引っ掛けて脚を浮かせ、会陰が均一に締まる位置に、弛めて伸ばしました。
吸息と共に脚を張って弛みを取り、第五腰椎を入れて脊柱を立てました。 
高さを変えながら体内時計を回したり、バランスで脚を浮かせたりしました。
その後、自分の繋がりを意識しながら施術させて頂くと、動かそうとしなくても相手の中から動きが湧き上がりました。 
足に触れながら仙骨から腰椎への連結や、膝から仙腸関節までの通り道を感じられ、触れる以前の自分の身体の準備の大切さを改めて感じました。

k野先生、参加された皆様、今月も貴重な体験をさせてくださり、ありがとうございました。

良い方向へ向かいやすくする手助け

バランス☆運動療法初級 2019.02.09

K野先生と修験道の先生が、参加者の施術をしてくださいました。
立位で、足元からバランスを整えてくださいました。
膝や肋骨に触れて頂き、想像以上に固まっていたことを実感しました。
側頚部を弛めて頂くと頭の位置も変わり、頭を引こうとして、首を緊張させていたことを自覚しました。

修験道の先生が、両手を開いたまま指先を顔の二点に当てて、立体的に繋げておられたのが印象的でした。
見えない緊張が抜けていくのが、先生の声や中の動きに表れていることを感じました。
施術中、周りのメンバーも、受け手の変化を診ながら、それぞれで反応されていました。
診立てやアプローチの仕方が違っても、その時の有り様と施術の方向が合っていれば、形は関係ないということを実感しました。

順に施術をされている光景を見せて頂き、日常の過ごし方が、そのまま身体の偏りや思いに表れていることを感じました。
バランスが整うと、表情も明るくなり、それはこれからの日々を良い方向へ向かいやすくする手助けにもなることを感じました。

会を通して、自分や施術の目標を高めてくださっていることに、感謝しております。
K野先生、修験道の先生、会員の皆様、今月も貴重な体験をさせてくださり、ありがとうございました。

触れる度に弛める

バランス☆運動療法初級 2019.01.12

K野先生が男子部のメンバーを整えてくださり、その後、私も施術をさせて頂きました。

側臥位で寝て頂き、骨盤からアプローチしました。
右手側と左手側で、第五腰椎が決まる位置と下肢と繋がる位置に、それぞれ近付けて弛みを取りました。
相手に触れる度に弛めて吸ってまた弛めて、常に自由に動ける状態にしておく大切さを教えて頂きました。
自分の腰を入れて軸を立ち上げ、肩甲骨を寄せたまま腕を脱力して、骨盤から動きました。
手を馴染ませながら浮かせて、両手の中心に生まれた点を揺らしました。
相手の全体が感じられる状態にあると、内部の動いている様子や滞っている場所が伝わるようになりました。
固まっている所が、どこからの影響が大きいか、力の伝わり方を診ながら確かめました。
その両方が行き来できるバランスに導いて、相手の身体に起きる流れを待ち、それに付いていきました。
新たなバランスで呼吸が通るようになると、ロックが外れたように揺れるようになりました。

学ばせて頂いたことを心掛け、今後の臨床に活かしていきます。
K野先生、参加された皆様、今月もありがとうございました。

 

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