触れるだけで弛む

バランス☆運動療法初級 2019.04.13

K野先生と修験道の先生が参加者の施術をしてくださり、それを踏まえてペアで施術をし合いました。

相手に椅子に座ってもらい、後ろ側から腕の力を抜いて手を近付け、骨盤にそっと沿わました。
労宮で吸い込みながら、両手の中心を意識し、自分を弛めていくことで相手を繋げました。
何かしようとしなくても、弛んでいく働きが同調していくと動きが生まれ、戻ってくる流れに合わせて尾骨で誘導しました。
K野先生に手掌を合わせてもらい、その手の柔らかさに驚きました。
日々、脱力したまま動けるように工夫していかないと、触れるだけで弛む手は作れないことを実感しました。

修験道の先生が、K野先生の技を即座に取り込んで施術を行なっておられました。
奇経治療のように手首と足首に指先を当てて誘導したり、空間の一点と頭の一点を繋げたりされていました。
施術が形ではなく、身体が観えて動ければ、自然に生まれてくると言うことを目の当たりにしました。
また、上丹田と下丹田を繋げて、軸を天や地に向かって伸ばせることを教えてくださいました。
丹田のわずかな向きの違いで呼吸の通りが変わることを体感し、肚の感覚が変わりました。

K野先生、修験道の先生、参加された皆様、今月も貴重な体験をさせてくださり、ありがとうございました。

仙骨から腰椎への連結

バランス☆運動療法初級 2019.03.09

立位での姿勢をチェックしてから、椅坐位での施術を見せて頂きました。 
座って見ると骨盤の偏りや上半身の捻れが際立ち、分かりやすくなりました。
k野先生が骨盤の位置をセンタリングされると、身体に立ち上がる動きが起こり、アンバランスが整っていく様子を見ることが出来ました。
良い位置に近付けたら、そこをどうにかしようとせず、バランスに関与する調和点の動きを導くことで、全体の調和が取れてくることを教えてくださいました。 
両膝を把持して、脚が仙腸関節と繋がるバランスに吸い込み、そこから首まで入れておられました。
第五腰椎が入り、第一頚椎まで繋がり、身柱が決まるように弛めることで誘導されており、合気の技を掛けるのと全く同じであることを実感しました。
自分の体内で起こっているバランスの変化が相手に反映されて、相手も頚まで繋がって中が伸び、技にも施術にもなることを学びました。
 
それから、長坐位での骨盤時計も行ないました。
足部を引っ掛けて脚を浮かせ、会陰が均一に締まる位置に、弛めて伸ばしました。
吸息と共に脚を張って弛みを取り、第五腰椎を入れて脊柱を立てました。 
高さを変えながら体内時計を回したり、バランスで脚を浮かせたりしました。
その後、自分の繋がりを意識しながら施術させて頂くと、動かそうとしなくても相手の中から動きが湧き上がりました。 
足に触れながら仙骨から腰椎への連結や、膝から仙腸関節までの通り道を感じられ、触れる以前の自分の身体の準備の大切さを改めて感じました。

k野先生、参加された皆様、今月も貴重な体験をさせてくださり、ありがとうございました。

良い方向へ向かいやすくする手助け

バランス☆運動療法初級 2019.02.09

K野先生と修験道の先生が、参加者の施術をしてくださいました。
立位で、足元からバランスを整えてくださいました。
膝や肋骨に触れて頂き、想像以上に固まっていたことを実感しました。
側頚部を弛めて頂くと頭の位置も変わり、頭を引こうとして、首を緊張させていたことを自覚しました。

修験道の先生が、両手を開いたまま指先を顔の二点に当てて、立体的に繋げておられたのが印象的でした。
見えない緊張が抜けていくのが、先生の声や中の動きに表れていることを感じました。
施術中、周りのメンバーも、受け手の変化を診ながら、それぞれで反応されていました。
診立てやアプローチの仕方が違っても、その時の有り様と施術の方向が合っていれば、形は関係ないということを実感しました。

順に施術をされている光景を見せて頂き、日常の過ごし方が、そのまま身体の偏りや思いに表れていることを感じました。
バランスが整うと、表情も明るくなり、それはこれからの日々を良い方向へ向かいやすくする手助けにもなることを感じました。

会を通して、自分や施術の目標を高めてくださっていることに、感謝しております。
K野先生、修験道の先生、会員の皆様、今月も貴重な体験をさせてくださり、ありがとうございました。

触れる度に弛める

バランス☆運動療法初級 2019.01.12

K野先生が男子部のメンバーを整えてくださり、その後、私も施術をさせて頂きました。

側臥位で寝て頂き、骨盤からアプローチしました。
右手側と左手側で、第五腰椎が決まる位置と下肢と繋がる位置に、それぞれ近付けて弛みを取りました。
相手に触れる度に弛めて吸ってまた弛めて、常に自由に動ける状態にしておく大切さを教えて頂きました。
自分の腰を入れて軸を立ち上げ、肩甲骨を寄せたまま腕を脱力して、骨盤から動きました。
手を馴染ませながら浮かせて、両手の中心に生まれた点を揺らしました。
相手の全体が感じられる状態にあると、内部の動いている様子や滞っている場所が伝わるようになりました。
固まっている所が、どこからの影響が大きいか、力の伝わり方を診ながら確かめました。
その両方が行き来できるバランスに導いて、相手の身体に起きる流れを待ち、それに付いていきました。
新たなバランスで呼吸が通るようになると、ロックが外れたように揺れるようになりました。

学ばせて頂いたことを心掛け、今後の臨床に活かしていきます。
K野先生、参加された皆様、今月もありがとうございました。

丹田が充実するバランス

バランス☆運動療法初級 2018.12.08

今月のバランス☆運動療法初級講座も、施術における学びが満載でした。

立位で両側の踵を付けて爪先を少し開き、膝を弛めて腰を入れ、手は胸の前で内縛に組みました。
そこから、会陰の引き上げが百会へ向かうバランスで息を吸い上げました。
足の締まりと手の締まり、脚の張りと肘の張りが一致するように、体幹の内部を締めながら呼吸を広げました。
そして、張りをキープしたまま弛めて重みを下ろし、息を吐きました。
繋がるバランスに誘導して頂き、呼吸が自然に頭頂部へ通っていくことを感じられました。

仰臥位の施術においても同様に、繋がりやすい姿勢に近付けておられました。
K野先生が施術されているとき、メンバーの下腹部を触らせて頂きました。
脚の角度を調整し、呼吸と共に丹田が充実するバランスへ誘導されていました。
その位置で相手の呼吸を観ながらタイミングを待ち、流れに沿って伸展しておられました。
弛んだ瞬間に陰陽が入れ替わって体調の向かう方向が変わるような、一瞬しかない機の大切さを実感しました。
施術される前後に脈診もさせて頂き、脈の変化を確認することが出来ました。
手技によって、虚に力が出て来て邪が弱まり、中脈に近付いていくことを体感させて頂きました。
身体の中の状態が脈に反映され、バランスが変わると、脈も変わることを実感しました。
施術の後には、脚の向きや肋骨の形や背骨の柔らかさまで大きく変わり、ご本人の印象も全く違って観えました。

施術によって、身体が内から外から変わっていく様子を実際に観ることができ、本当に有り難い体験をさせて頂いています。
そうした良いイメージを描きながら、治療していきたいと思います。
K野先生、会員の皆様、今月もありがとうございました。

深いところまで届く感覚

バランス☆運動療法初級 2018.11.10

今回は、AM先生の施術をさせて頂きました。
脈診や腹診をして、バランスが整うように鍼治療をさせて頂きました。
途中、K野先生が施術されているときに脈を診せて頂くと、バランスが転換すると脈も変化する様子を感じられました。
施術によって、身体の内側も変わっていることを実感できました。
どの深さまで意識してアプローチできているかで、呼び起こされる反応の深度も変わってくることを感じました。

それから、K野先生が椅坐位での施術をしてくださいました。
脚の上に乗せて足首が決まる一点に近付け、全ての接点からの精妙な操作で繋げてくださいました。
足を揺らして頂くと、左右で仙腸関節への伝わりが全く違いました。
腰や肋骨も滞っていたようで、固まっていた場所が解れていくと、自然に動きが生まれることを感じました。
AK先生が、組んだ手を上から下に移動させ、身体のスキャンをしてくださいました。
両膝を包んで誘導して頂くと、意識された体内の点にピタッと合うことを体感しました。
自分の身体に対する捉え方次第で、どのようにでも働き掛けられることを感じました。
先生方の素晴らしい技を体験させて頂き、こんなことも出来るんだと、発想が広がりました。
施術後は身体が軽く、全身が繋がって動く心地良さを感じられました。

普段の活動の中でどれだけ意識して、深いところまで届く感覚を養っていけるかが大切だと思いました。
K野先生、AK先生、AM先生、会員の皆様、今月も貴重な体験をさせてくださり、ありがとうございました。

受け手の発想を転換する

バランス☆運動療法初級 2018.10.13

K野先生が、立位や仰臥位で、メンバーを施術してくださいました。
足元に触れ、足部、足首、膝、股関節と繋げ、足の一点が肩井に抜けるバランスに近付けておられました。
柔らかいタッチで、細やかにセンタリングしておられ、その繊細さに驚きました。
良い位置で相手の反応を待ち、身体が動き始めた瞬間にピッと方向を変えておられました。
身体のズレと同時に、センターだと思い込んでいた受け手の発想を転換する大切さを教えて頂きました。
無意識に語りかけ、本人のバランスを変える力が働きやすくなるよう導くことが治療となることを学びました。
施術されているK野先生の足底に触れさせて頂くと、足の一点が細やかに動き、手技と連動して足から合気が伝わることを体感しました。
点と点が繋がって力が伝わるからこそ、中心の点を的確に動かせるように感じました。
頭部からも施術してくださり、両手の中心が動くタイミングで頭蓋骨まで柔らかく動くような感覚を得られました。
施術後は身体がとても軽くなり、息を吸った後に弛んでいく深さがいつもと全く違うことを実感しました。

それから、竹踏みの上に乗ってバランスを観察しました。
足趾を曲げたときと伸ばしたとき、足の置き方や重心の乗せ方を変えたとき、呼吸の通りの違いを検証しました。
足の下にカプセルを置いて、足の一点から吸い上げて下ろしていくように、呼吸を通しました。
前後左右でセンタリングしていると、自分に合気が掛かる一点があることを体験できました。
ワークを行なった側は、動きも感覚も変わり、足部が全体のバランスに与える影響の大きさを実感しました。

K野先生、参加された皆様、今日も素晴らしい体験をさせてくださり、ありがとうございました。

足部から全体のバランスが変わる

バランス☆運動療法初級 2018.09.08

今月の中心塾では、K野先生と修験道の先生が椅子での施術をしてくださいました。

踵周りの三点を持って、足首が決まるバランスに導かれていました。
頭部まで順番に繋がり、弛んでいく様子を見ることができ、足部から全体のバランスが変わっていくことを感じられました。
中の流れを修験道の先生が実況中継されており、より実感が深まりました。

施術を受けると、K野先生の足に私の足を乗せてくださり、足部で弛みを取る細やかな操法に驚きました。
中心から股関節、膝、足首と動きが伝わり、どこからでも合気が掛けられるということを実感しました。
一本ずつの足趾も弛めてくださり、足部の感覚が鮮明になり、柔らかく動かせるようになっていました。
腰が入ったり、頚が伸びたり、どんどん自分のバランスが変わっていくことを感じられました。

修験道の先生は、足に指を当てて通してくださいました。
細い糸が仙骨の内側を通って頭部へ伸びていく感覚を得られ、鍼のイメージと繋がりました。
また、物事に取り組む姿勢について有り難いアドバイスも頂きました。
先生方から心身共に方向性が見えるよう整えて頂き、とてもスッキリしました。

いつも楽しく有り得ない経験をさせて頂けることに感謝しております。
K野先生、修験道の先生、参加された皆様、今月も多くの気付きをありがとうございました。

反作用を活かす

バランス☆運動療法初級 2018.07.14

K野先生が、参加者の身体を順に整えてくださいました。
仰臥位でバランスや揺れを見ながら、足部からの施術をしてくださいました。
足関節を背屈したところから、五趾それぞれの弛みを取り、さらに順に繋げてくださいました。
脚からの繋がりが改善すると、揺らしてもらったときの伝わりが左右で全く違うことを実感しました。

そして、肩甲骨でも骨盤でも、相手の身体を使って誘導できることを教えて頂きました。
側臥位で背骨に触れながら、上肢側と下肢側のどちらからが響きが大きいかを確認しておられました。
相手の肩甲骨や骨盤の弛みを取って引きと攻めの一部にして、そこから頚に入れたり、斜めに落としたり、自在に誘導できることを見せてくださいました。
背中を手刀で擦過して相手のバランスが崩れる方へ導く合気の技と同様であることを感じられました。
どこから、どのようにアプローチするか、常に「相手の身体に訊く」ことの大切さを学びました。

途中、K元さんが取り組んでおられる、「太鼓を叩く」動作と絡めて身体操法をアドバイスされていました。
横隔膜の高さで腕を浮かせ、両手に持った短刀を股関節から振るように動いておられました。
天地人の串刺しのように中央の伸びで腕が上がり、臨界からの落下によって落としておられました。
浮かせるときは上腕前面に手が当たって肘が曲がり、落とすときは肘から先の重みによって肘が伸びました。
太鼓からの跳ね返りも自分の中に通していくことで浮かす力に変わり、反作用を活かすことがいかに大切かを学びました。

それから、伏臥位で背中に手を当てて馴染ませる施術も体験させて頂きました。
手を乗せて重みを掛けるのではなく、横隔膜を締めて浮かばせることで、内部の細やかな振動が伝わってきました。
触れていなくても変化を感じられ、手で触れることで目に見える動きは、誘導の一部であることを実感しました。

K野先生、参加された皆様、今月も貴重な体験をさせてくださり、ありがとうございました。

必要最小限の力で動く

バランス☆運動療法初級 2018.06.09

今月のバランス☆運動療法初級講座は、K野先生と修験道の先生が、参加者を順に施術してくださいました。
施術中に、右の顎が固まっていることを指摘してくださいました。
ちょうど左奥の親知らずが生えてきているところで、噛み合わせに違和感を感じることがあったので、指摘されたことに驚きました。
修験道の先生は、右後方の意識が薄いことを体感させてくださいました。
実際に手を近付けて頂くと、右と左で感覚が異なり、感度に差があることを自覚できました。
施術を通して、そうしたアンバランスが整い、意識が広がっていくことを感じられました。
いつも先生方に、施術の形が先にあるのではないことを、身をもって体験させてくださっていることを有り難く思いました。
相手の現状を感覚で受け取り、それに働き掛けることが、結果的に施術という形に表れているように感じました。

それから、孔雀のポーズを行ないました。
胸の前で合掌した姿勢から、肩甲骨を寄せて手首を弛めることで、指先を合わせました。
更に肩甲骨を寄せて腕を回転させ、手首を弛めて尺側に倒し、末梢まで決めることで中を伸ばしました。
体幹の側面の経路から伸びてきた腕を中央に寄せてさらに吸い上げ、両手の合谷を合わせました。
会陰と百会と両側の指先の接点を直線上に伸ばし、手の高度を保ったまま、中を弛めて行きました。
それから、腕を下げながら肩甲骨を寄せて後方へ導き、下りたところで手首を返して指を伸ばし、最後の一伸びで弛みを取り切りました。
転換点で臨界まで伸びるように、ポイントを決めながら動作を繋げていくことで、以前と感覚が変わりました。
会陰と百会が繋がり身体を弛められるバランスを観察することで、軸が伸びて締まっていくことを実感しました。
そして、孔雀のポーズでの身体操法が施術にも直結することを教えて頂きました。
重みや固さに対して余分な力が入ると、その分だけ自分に返ってくるため、必要最小限の力で動けるようにしておくことがいかに大切かを学びました。
軸を立てて全体で相手と釣り合いを取り、身体を弛めることによって動けると、お互いの間で滞りなく行き来することを体験させて頂きました。

今月も、施術や稽古を通して、多くの発見がありました。
K野先生、修験道の先生、参加された皆様、昨日はありがとうございました。

中心から根を張る

バランス☆運動療法初級 2018.05.12

今回は、K野先生が視線や合気体操を誘導しながらの施術をしてくださいました。
眼の動きと合わせて息を吸い上げ、弛んでいく流れと共に、肩、肘、手首と視線を移していきました。
中の動きを自発的に手伝ってもらうことで本人が自覚しやすくなり、相手も施術に参加してもらうことの大切さを感じました。
天地人の串刺しで、会陰を締めて片側に寄せ、締めをキープしたまま息を吸い上げました。
骨盤の動きを補助して頂いて、手を上げていくときに脚を捻る癖があることに気付き、真っ直ぐ伸びると呼吸の通りも中の繋がりも変わりました。
花と蕾は、臨界まで手首を決めて中を伸ばし、弛めて小指側を付けたまま胸の前に下ろしました。
重みが丹田に落ちていると、手を上から押されても、下から持ち上げられても、バランスを保つことが出来ました。

それから、正座位を取り、丹田の感覚を維持しながら、重みを地中深くに下ろし、軸が空まで伸びるようにイメージしました。
その意識の広がりの中では、相手が押してくる負荷も何でもないような心持ちで居られました。
押されている場所が揺れても気にならず、中心から根を張れていれば自然に戻って行くという安心感がありました。
腕を上げた状態で、相手が肘を曲げようとしてきても、それに逆らう必要なく自分を保つことが出来ました。
相手が両肩に体重を乗せてきても、高まった丹田の感覚が広がるように息を吸えば、勝手に力が返って行きました。

そうした状態を意識して側臥位での施術に臨みました。
相手に入っていくライン上に丹田が向くように立ち位置を決め、自分の会陰が締まるバランスで足を置きました。
息を吸い上げて百会の先まで軸を伸ばし、自分を浮かせました。
相手の脚を両手に乗せて、会陰が締まるバランスに近付けました。
自分の会陰や横隔膜が締まり、上方へ向かう呼吸がキープされていて初めて、相手を浮かせられることを実感しました。
浮いていると相手の身体の変化が伝わって、道を空けると伸展が起こり、自然に任せることの大切さを学びました。
施術によって相手の身体が締まっていき、それに合わせて自分もより細くしていく必要性を学びました。

今月も、施術を通して身体の奥深さに触れる体験が出来ました。
K野先生、参加された皆様、本当にありがとうございました。

手のロッキングチェア

バランス☆運動療法初級 2018.04.14

今月の中心塾では、最初に、K野先生と修験道の先生が、参加者を順に施術してくださいました。
二人の先生方の診立てに注目して施術を見せて頂いていました。
表現やアプローチは違っても、同じ山の頂上に向かうように、身体が整っていくように見えました。
また、完璧を目指すことが相手の為になるとは限らず、どこまで治療するかという締め方の大切さも学びました。

身体のバランスが整い、体感が高まった状態で、呼吸を観察しました。
椅坐位で、そのまま立ち上がれる位置を確認して、足を置きました。
骨盤を前後に傾けて、会陰の変化に目を向けると、締まって息を吸えるバランスがあることを感じられました。
その姿勢で、吸って、弛めて、吐く流れによって、手を脚の上で滑らせました。
中指中心で、母指球と小指球を寄せると、中央の上がり下がりと連動して、手にもロッキングチェアが起こりました。
重心が前方に行けば中指が立って膝の上で手首が返り、後方では手首が反って手部が浮き、合気の技が呼吸の動きであることを実感しました。
それから、合掌して両手を呼吸で浮かせました。
内部の糸が臨界まで伸びた位置では、体幹が凭れる動きに伴って下肢が浮き、全体の繋がりの中で釣り合っていることを体感しました。
さらに、肋骨が締まって首が伸び、肩甲骨が寄って肘が上がり、手首が決まって手の蕾が膨らむバランスで頭部に手を当てました。
落とせる位置で脱力し、腕を下ろして動作を確認すると、軸が伸びて、全身が連動して動ける状態にあることを感じられました。

呼吸を丁寧に観察し、脚に置た親指を曲げているか伸ばしているかでも、呼吸の通り方が変わることを実感しました。
そうした差を普段からどれだけ認識できているかで、積み重ねていくと大きな違いとなることを感じました。
修験道の先生が頚まで通して弛めておられる様子を見せて頂き、身体が出来ていれば何にでも応用が利くということを目の当たりにしました。
呼吸の鍛錬を続けていくと共に、日常の身体の使い方をしっかりチェックしていきたいと思います。
K野先生、修験道の先生、参加された皆様、今月も多くの学びをありがとうございました。

センサーの働き

バランス☆運動療法初級 2018.03.10

今月のバランス☆運動療法初級講座では、ヨガのポーズで呼吸を観察しました。

長座位で手を後ろに着いて、腰を丸めずに背骨を伸ばし、第五腰椎が入る姿勢を取りました。
腹部への吸気と共に恥骨を寄せながら大腿部を張り、呼吸で膝や足部まで連動して動く様子を観察しました。
膝と足首のラインが揃い、股関節から真っ直ぐに引き寄せられると、大腿内側が会陰と繋がり、骨盤底の感覚が高まることを感じられました。
下肢内側の繋がりを受け取る上で、薄筋が利いているかどうかが、センサーの働きとして重要であることを学びました。
少し角度がずれただけでも、感覚が無くなって通らなくなることを体験し、身体のバランスの繊細さを実感しました。

さらに、両手を片膝の裏で組んだり、下腿前面に当てたりと、下肢の置き方を変えて動作を行いました。
手で引くのではなく、脚の重みや腕の張力によって両者でバランスを取り、中の経路を伸ばしました。
内部の緩みが取れていると、呼吸によって更に糸が伸ばされ、頚まで伸びて軸が立っていくことを感じられました。
そこから、伸びをキープしたままで弛めることで、自分で身体を伸展することが出来ました。
体操や雷刀など、伸びる先が開かれた状況でも、如何に自分の緩みを取り切れるかということが大切であるように感じました。

仰臥位になって、下肢を折り畳んで、肘と膝で釣り合いを取るように、呼吸や重みを利用して転がりました。
支点も軸も固定されたものではなく、その時の流れを邪魔せずに、全体のバランスを変えられるように身体を弛めておく必要性を感じました。
そうして呼吸で繋がって動くためには前提条件があり、姿勢が変わっても、常にそれを満たしていけるように意識しておくことの重要性を感じました。
そして、バランス☆運動療法も、そうした動きと同様の原理であることを教えて頂きました。
相手がバランスできる姿勢に近付けておけると、後は相手次第で自然に整っていく様子を見せて頂きました。

身体の繋がりに関して、新たな課題も感じられましたので、意識しながら稽古していきたいと思います。
K野先生、参加された皆様、今月もありがとうございました。

呼吸の流れ

バランス☆運動療法初級 2018.02.10

今月のバランス☆運動療法初級講座では、K野先生と修験道の先生が、ダブルキャストで施術をしてくださいました。

K野先生に触れてもらっている手掌から、細かく接点が移り変わり、全体のバランスの変化が生まれることを感じられました。
姿勢と共に呼吸や目線を誘導することによって、臨界まで伸びた瞬間に、ずらして弛めることで伸展できることを教えて頂きました。
固さや捻れが取れて姿勢が整っていくと、身体が軽くなると共に、呼吸の深さや視界の鮮明さも変わっていくことを感じられました。
修験道の先生が、肘を両手で包んでくださり、その位置のまま誘導をしてくださいました。
触れ合いや言葉を介した関わりによって刻々と意識が動いていることを感じられ、意念の持つ影響力の大きさを実感しました。
触れていなくても、意識の働きが現実味をもって相手にも伝わり、周りの空間を含めて身体が変化していく様子を体験させて頂きました。

それから、竹踏みに乗って呼吸を観察しました。
趾先、中央、踵と足の着ける位置を変えたり、母趾側や小趾側を上げたりすることで、呼吸の通り方の違いを感じられました。
腹部への吸息によって、恥骨が寄り、大腿中央に張りが生まれ、会陰が締まるバランスがあることを学びました。
膝を寄せたり、脚を開いたりしても、会陰は締まらず、呼吸を吸い上げられる条件を丁寧に観察していく必要を感じました。
呼吸によって、身体の中が動いて重心も変わり、腕を動かさなくても力が伝わることを実感しました。
吸ってさらに吸うことで、腕が浮き、肩肘と弛めていくことで順に落ち、呼吸によって動作が起きる状態を体感できました。
その後、K野先生が合気体操をされている様子を見せて頂くと、全体が繋がった動きを感じられ、呼吸の流れが観えるようでした。

素晴らしい先生方の共演に、今月も多くの発見があり、世界観が広がりました。
K野先生、修験道の先生、参加された皆様、今月もありがとうございました。

その時々の感覚と表れた結果

バランス☆運動療法初級 2018.01.13

今月のバランス☆運動療法初級講座でも、合気や治療を通して多くの感覚を得られました。

木刀の柄を思い切り握ったところから、手の平の皮膚が自由に動かせるように弛め、横隔膜より上の高さで構えました。
左手の小指側が吸息で伸びると剣先が上がり、弛めると剣先が下がり、呼吸によって刀の上げ下げをコントロールできることを体感しました。
そして、浮かせた位置で刀のバランスに任せ、物打ちに重みを乗せたまま力を抜くことで、刀を下ろすことが出来ました。
そうした身勢では、物打ちに加えられた力が丹田と直結し、押されても引かれても、いつでも返せることを体験させて頂きました。

さらに、短刀を呼吸に合わせて手の内で廻したり、大腿の上に立てたところから浮かせたりしました。
吸って浮かせるとそちらに引かれて緊張が抜け、弛めると境界が無くなるように付き、吐くと沈んで入ってくることを体感しました。
吸って弛めて吐く動きによって、木刀を通して自分に伝わってくる力が、施術で相手に伝わる働きと同じだということを感じられました。

身体を診る場合も、一ヶ所に拘らず、意識を広げて全体をうすらぼんやりと観ておく大切さを学びました。
相手の後方から両肩に手を沿わせ、ただ相手の身体に起こっている揺れに付いていきました。
だんだんお互いの振動が増幅し合い、気持ち良く揺れながら、身体を弛めることが出来ました。
そうした施術の風景も、主と客が入れ替われば、肩甲骨から相手に合気を通す技になることを体験しました。
K野先生が一人合気を見せてくださり、本当に相手が居るかのように技に掛かっておられる様子に驚きました。
自分の身体に合気が掛かっていく感覚があるからこそ、相手に合気を掛けられることを実感しました。

その時々の感覚と表れた結果の検証を積み重ねていくことで初めて、感性を深めていけることを教えて頂きました。
K野先生、お相手してくださいました皆様、今月も多くの体感を与えてくださり、ありがとうございました。

 

Template Designed by めもらんだむ RSS
special thanks: Sky RuinsDW99 : aqua_3cpl Customized Version】