活動報告10

健康維持互助会 2011.02.27
今月の健康維持互助会は、私が企画担当を行ないました。
テーマを「呼吸と骨盤の動き」に決めて、大まかな流れを組み立てました。

最初に、「ロッキングチェア」の動作を行ない、お互いの状態を観察しました。
それから、それが呼吸による動きと連動することを目標として、仰臥位や座位での腹式呼吸を行ないました。
参加者の皆様の様子を見ていて、呼吸の入り方が悪いことが分かっても、なかなか助言や補助が出来ず苦労しました。
そのため、M岡さんとK元くんに大いに助けて頂きながらの進行となりました。
普段の練習や勉強会の準備をする中での、自分自身の実感が不足していることを痛感しました。

後半は、M岡さんに、同様のテーマでの指導をして頂きました。
腹式呼吸では、呼吸によって生まれる力を、外に広げるのではなく内に高めるということを教えて頂きました。
腹部に息を吸い込んだ状態で、会陰部を後方から前方に向けて順に締めていくことで、骨盤が後傾し、腰部に呼吸が入りやすくなりました。
そのためには、骨盤を前傾・後傾という一軸性の動きだけではなく、外周が恥骨部に寄るような立体的な動きとして捉えることが必要だと分かりました。
さらに、腹部に溜めた圧力が体幹の中央を昇っていくように意識することで、肋骨を広げることなく胸部まで引き上げられることが分かりました。

M岡さんには何回も準備を手伝って頂いたのにも関わらず、不充分な出来で当日を迎えてしまいましたが、それでも形にして纏めて頂き、本当にありがとうございました。
健康維持互助会で企画してみたい内容が次々と浮かぶくらい、明確な目標を持って練習に励みたいと思います。

肋おんぶ

今日は、M岡さんとK元くんに、今月の健康維持互助会の準備を手伝って頂きました。
私が考えていたテーマは、体幹と上肢との繋がりでしたが、実際に行なってみると、実演も誘導も上手く進行できませんでした。
私は、最終的に理想とする目標を置いて都合のいいように組み立てていただけで、そこに至るまでに必要とされる条件を一つ一つ検討してこなかったことに気付かせて頂きました。

やはり呼吸に戻らないと行なえないということで、仰臥位で呼吸法の練習をしました。
足関節や膝関節の角度などを変えながら、呼吸のしやすさにどのような変化が起こるかを観察しました。
膝関節の角度を、首まで繋がりやすい位置まで誘導するということさえ、なかなか上手く行なえず苦労しました。
それから、呼吸によって上肢を上げる前段階として、頭部を上げる練習をしました。
仰臥位で腹部を膨らませ、それを腰部に移動させることが出来ると、骨盤の後傾に伴って背部全体に丸まる作用が起こり、それによって下から掬われるように頭部が上がることが分かりました。
私が行なうと、腰部に呼吸が移動できなかったり、腹部や胸部に力が入ってしまい、上肢を上げる練習をするまで至りませんでした。
呼吸によって頭部が持ち上がると、額を上から手掌で押さえられても平気なくらい、大きな力であることに驚きました。
下肢においては、息を吸うと、骨盤の前傾とともに、膝関節が屈曲したり、足関節が背屈する動作が起こることが分かりました。
意識する点や膝関節の角度を色々と変えながら、足関節の動きの変化を観察しました。
単に足関節の底背屈を行なった場合とでは、力の伝わる経路や関節に起こる変化が全く異なることが分かりました。

それから、呼吸に伴う肋骨の動きも改めて教えて頂きました。
M岡さんが呼吸したときの胸背部を触らせて頂くと、左右方向に加えて前後方向にも大きく膨らみ、さらに前後方向への傾きも同時に起こる複雑な動きであることが分かりました。
立位で後ろから腕を回して抱きついた状態では、肋骨の前方移動では身体が引き寄せられ、後方移動では体重が増加したように重たく感じられました。

M岡さん、K元くん、今日は忙しい中、時間を割いて練習に付き合って頂き、ありがとうございました。
今月の健康維持互助会の企画に関して、色々と無理があることが分かったので、もう一度、組み立て直しておきたいと思います。

感想文46

観照塾 2011.02.19
昨日の観照塾では、歩法を行ない、下肢と上肢の動きの関連性を学びました。
最初は、手掌の向きや股関節の動きを変えながら、上肢の運動にどのような影響があるかを観察しました。
肩関節の運動は、示指を上方に向けて伸ばし、そこから中指、環指、小指の順番に意識を切り替えて回していくことで、体幹の回旋や伸展を伴う大きな動きになることが分かりました。
坐位になった相手の手を把持し、そうした運動の補助をする練習もしましたが、根元から引く感覚や伸びていく方向がなかなか掴めず難しいものでした。
その後に、手をぶらぶらと振りながら歩法を行なうことで、上半身の力が抜けた状態であると、行き詰らない方向へと自然に切り替わっていることが分かりました。
それから、相手を動かす方向を色々と変えながら、合気上げを行ないました。
いずれも相手を浮かすまでの動作は共通で、呼吸に伴う身体の動きが繋がっていることに加えて、相手の身体も含んだ範囲で息を吸えて初めて相手との関わりが持てることが分かりました。
また、息を吸うときは、胸部を膨らませるのでは無く、内部を引き締めるイメージで行ない、その高めた圧力を保ったまま、脊柱や肋骨の動きによって相手に力を伝えられることが分かりました。
そして、その動作の基点として、後頭部と仙骨の位置関係が重要になってくるように感じました。
今回の稽古で、また呼吸に関する課題が明確になったので、見直しておきたいと思います。

棒杖剣捲く

今日は、M岡さんに剣道と治療を関連付けての指導をして頂きました。

まず、呼吸のしやすさを確認しながら、立位における姿勢を見直すことから始めました。
充分に息を吸えると、体幹の背側に弓を引くような力が生まれ、それによって仙骨と後頭骨が近付く働きが起こることを感じることが出来ました。
木刀や大極棒を持った状態で呼吸をすると、上にある手が後頭骨、下にある手が仙骨の動きにそれぞれ対応していることが分かりました。
よって、木刀を振り上げる際は仙骨の前傾に伴い、下の手の引きによる先導が起こり、振り下ろす際は背側の力の開放に伴い、上の手の攻めによる先導が起こることが分かりました。

私は今まで息を吸ったときには身体を膨らませるイメージが強くありましたが、身体全体としてみると、むしろ引き締める意識で行なうことが重要であると気付かせて頂きました。
呼吸による肋骨の拡張に伴い、上肢が長軸方向に伸びていくような感覚と、雑巾を絞るような両手の動きが生まれることが分かりました。
相手の前腕を把持した状態では、それだけで接点における緩みが取れ、上げようと意識しなくても浮かせられることが分かりました。
相手の首まで繋がる方向、上肢の動いていく方向を感じるためには、五本の指からの圧力が均等に加わり、相手の前腕の深層まで掴めていることが重要であるように感じました。
焼いている餅が膨らんでいくように、把持している側と反対側にはみ出しながら上肢が動いていく様子を面白く思いました。

歩法についても、改めて教えて頂きました。
仙骨で引くようにして片脚を上げ、同側の鼠径部を緩めることで、自然に脚が落ちる位置が決まってくることを感じられました。
また、もう一方の脚を引き寄せる際も、同側の股関節の動きによって為されることが分かりました。
そうした股関節の働きを生かすためには、どちらの脚も、踵から動かす意識が重要であることが分かりました。

それから、袋竹刀を使ってお互いに打ち合いをしました。
隙の無い構えが出来るようになるためには、もっと自分自身の姿勢を客観的に見れることが必要であると感じました。
また、竹刀を受けるときは、相手の首元から目を離さなければ、竹刀の先を追うよりも早く相手の動きに対応出来ることが分かりました。

M岡さん、今日も長時間に渡って指導をして頂き、本当にありがとうございました。
今回の内容の全てに共通する項目として、行動を起こす前段階の姿勢や意識が如何に大切かがよく分かりました。
今までに教えて頂いた治療法を活かせるよう、五年後を目標として、独立開業に向けての準備を進めていきたいと思います。

感想文45

観照塾 2011.02.12
昨日の観照塾では、身体の中を伸ばすことの重要性を学びました。
最初に、木刀を持っている状態をイメージしながら、八方向に移動する練習をしました。
身体を回旋させるよりも先に、次に向く方向を意識しておくことで、上半身が遅れることなく脚を送れることが分かりました。
また、振り向いてから見るのと、前もって意識しておいてから見るのでは、相手に与える印象も大きく変わるように感じました。
それから、上半身の力を抜いて、股関節の動きによって、何かを投げるように手をブラブラと振る運動を行ないました。
その状態では、相手に力いっぱい腕を押さえられても、自分の身体の中で力がぶつかることが無いために、楽に運動を続けられることが分かりました。
私は、上肢に力が入ってしまい上手く行かないことが多かったので、ずっと遠くに目印を置いて、そこに向かって思い切り手を伸ばしていく練習をしました。
立位でそのまま行なうと、前へ前へと体重が乗り、前方に倒れそうになりましたが、腰を深く落とし、膝を曲げ、つま先を上げると、上肢が体幹から伸びていく位置があることが分かりました。
それまでは、下半身を固めたままで、上半身だけを前方に伸ばそうとしていたために、全体のバランスが崩れてしまっていたことが分かりました。
最近の稽古で、私が上手く出来ないと感じた動作の多くは、その辺りに集約されるような気がしたので、当面の目標として意識しておきたいと思います。

本の紹介11

カミナリさまはなぜヘソをねらうのか

『カミナリさまはなぜヘソをねらうのか』

著者 吉野裕子
発行所 サンマーク出版

お稲荷さんに油揚げをお供えするのも、ダルマさんが赤いのも、おなかに赤ちゃんができて五か月になると戌の日に岩田帯を締めるのも、毎年の干支も、そして、この本のタイトル『カミナリさまはなぜヘソをねらうのか』も、古代中国の考え方に照らせば、ほんとうはみんな、しっかりとした根拠・理由があってのことでした。しかし、いつしか時とともにそれはわからなくなってしまって、行事や言葉という「形」だけが現在まで続いています。
~はじめに


この本では、日本の様々な文化を、陰陽五行説という観点から解釈して分かりやすく説明されています。
私は、「桃太郎のサル・キジ・イヌは、何を表しているのか」「羽根つきは、なぜ正月だけにやるのか」が特に面白く思いました。
書いてある内容の全てが真実なのか、また真実だとしても、それを知ったところで何の役に立つのかは分かりませんが、何の疑問も持っていなかった事柄に想像の余地を与えてもらえるということは楽しいものでした。
筆者の著作は何冊か読みましたが、特に干支や易に関して漠然とした知識しか持ち合わせていなかった私にとっては、目から鱗が落ちる記述が沢山ありました。
東洋医学も、陰陽五行説を医学という観点から組み立てられたものですが、それはほんの一面に過ぎないことがよく分かりました。

感想文44

観照塾 2011.02.05
昨日の観照塾では、木刀の振り方と関連付けての歩法を練習しました。
最初に足の運び方を学び、それからリュックサックや木刀を持って上肢との繋がりを観察しました。
色々と意識を置く点を変えたり、先輩方の手本を見せて頂いて練習している内に、以前に「赤ん坊の寝返り」の時に学んだ体幹に上肢や下肢が付いてくる感覚を感じることが出来ました。
そして、木刀の先のほうを持った相手を動かす際も、歩法と同様の動作で行なえることが分かりました。
木刀を持つ手は、手関節の背屈によって手掌の皮膚の緩みを取り、両手の間を引き伸ばすイメージで自分の身体を伸ばすように把持しました。
その状態で、丹田を相手の中心に向けると、体幹の回旋によって片足が上がり、そこから手ではなく、足を下ろす場所と骨盤の動きで相手との間の緩みを取りました。
それから、息を吸い込み、鎖骨を緩めてから、片側の鼠径部を締めることで後足を引き寄せられると、そのまま相手を押し倒す技になることが分かりました。
また、歩法で学んだ一連の流れを早く正確に行えると、お互いの持ち方や体勢といった条件が変わっても対応できることが分かりました。
今回の稽古で、歩法に対する見方が大きく変わったので、これからの練習に生かしていきたいと思います。

本納行動

私は、自宅の本棚の整頓をするのが好きです。
本を購入するペースに合わせて本棚を増やせるほど部屋が広くないという、やむを得ない一面もありますが、本の冊数を一定の量で制限するということには、利点もあるように思います。
その時々によって自分の必要とする本も変化していくため、取捨選択をすることが自分自身を見直すキッカケとなるような気がします。
本の整理をすることで、読み忘れていた本が見つかったり、過去に読んだ内容の中に新しい発見があったりもします。
また、置いておきたいと思える本を、作者やジャンルや大きさなどで分類して並べ、それが本棚にきっちり納まったときは何とも言えず嬉しいものです。

以前から、本の冊数が増えてくると定期的に入れ替えをしていましたが、ここ最近、その頻度が高くなってきたような気がします。
書店や古書店に行ったときに、見て回るジャンルが増え、必然的に購入する機会も多くなったことが原因であると思います。
興味の幅が広がると、今まで見向きもしなかった本の背表紙にも自然に目が留まるというのは不思議なものです。
家に読もうと思っている本が積み上がっているのにも関わらず、古書店に行っては、つい新しく買ってしまうのだから困ったものです。

自宅の本棚を見ていると、その時々の興味の比率を反映していることが分かり、面白く思います。
医療系の専門学校に通っているときは、圧倒的に医学に関する書籍が多かったですが、最近は思想関係や武道関係や雑学関係の本も増えてきました。
これから自分の家の本棚がどのように変化していくのか、我が事ながら楽しみにしていたいと思います。

霜柱

 

Template Designed by めもらんだむ RSS
special thanks: Sky RuinsDW99 : aqua_3cpl Customized Version】