体験記13

センタリング呼吸法セミナー 2011.09.28
今日は、春風堂センタリング呼吸法セミナー山科教室にアシスタントとして参加させて頂きました。
竹踏みの上で下肢が緊張しないように調節し、さらに手の形や両手の組み方を変えることで、呼吸のしやすい姿勢としにくい姿勢を観察しました。
同じ動作であっても個人の姿勢や身体の状態によって動作は千差万別で、改善するための道筋を立てていくことの難しさを感じました。
どのようなスポーツでこの姿勢を見かけるか、どのような姿勢であれば声が出やすいか、など行なっている内容を別の視点から見ると、参加者の方々の納得の度合いが途端に変化していたことが印象的でした。

それから、横臥位になって、呼吸と共に肩関節を様々な方向へと動かす運動を行ないました。
動作を診せて頂く中で、動かしにくそうな方向や、固まっていそうな部位が分かったとしても、それを補助させて頂くことの難しさを感じました。
自分自身の経験や体感と一致しない場面も多くあり、もっと様々なことを試しながら、自分の動きを観察したり調整したりしていくことの必要性を感じました。
そして、運動していく中で、肩の痛みや可動域の減少を訴えておられた参加者の方々の症状が改善していく様子を見て感心しました。

今回はアシスタントとして参加させて頂き、呼吸法セミナーで指導して頂いているときとは、また違った目線から見ることが出来ました。
たいした働きは出来ませんでしたが、和やかな雰囲気の中で温かく迎えて頂き、楽しい時間を過ごすことが出来ました。
M岡さん、ZKさん、参加者の皆様、今日はありがとうございました。

体験記12

センタリング呼吸法セミナー 2011.09.25
今月の呼吸法セミナーでは、呼吸に伴う全身の動きを感じる中で、身体の繋がりを学びました。
最初に、竹踏みの上で、自分自身のバランスや、呼吸によって起こる身体の動きを観察しました。
竹踏みを用いることで下肢の力が抜けるように調節し、その状態で両手を前で組み、呼吸の大きさや高さと同調させながら上肢を上げ下ろししました。
指同士の引っ掛かりが、太極棒の両端を引く動作とも共通し、肋骨を締める働きとも深い関連があることが分かりました。
また、胸部を境界線として、上肢を動かしやすい方向と、手掌の向きが常に一致していることを面白く思いました。

それから、長坐位や仰臥位の姿勢で、両手で持った帯の中央を足底に当て、腹式呼吸を行なうことで、下肢の伸び縮みと、それと連動する上肢や体幹との動きを観察しました。
骨盤を支点とするアンバランスに思える姿勢でも、帯を手綱として、呼吸に伴う変化の中で常にバランスを取っていられることに感心しました。
私は足関節の底屈や膝関節の伸展によって全身の伸びを代用しようとしていたためか、足趾を屈曲させる癖がなかなか取れず苦労しました。
下肢を様々な方向に伸び縮みさせた後、立位になってみると、片脚を上げたときの安定感が増していることを感じられました。

それから、横臥位で、天井に向かって手を伸ばしていく練習もしました。
指先を先に伸ばそうという意識が強いと途中で肩や肘が固まってしまうため、中枢から末梢に向かって順に伸びていくように、肘の先導によって運動を行なうことで、体幹と繋げたまま上肢を伸ばし切れることが分かりました。
その後、正坐位になって上方に手を伸ばすと、自然に腹部と繋がり、手に引き上げられるようにお尻も浮いてしまうことに驚きました。

今回の呼吸法セミナーでも、全身の連動を目標として身体を動かす上で、重要となる発見が沢山ありました。
M岡さん、昨日は多くのことを気付かせて頂き、ありがとうございました。

活動報告17

健康維持互助会 2011.09.25
今月の健康維持互助会は、私が企画担当を行ないました。
自分自身の身体の状態に関して感じたことを、治療を行なう際の診断や姿勢取りあるいは治療そのものに役立てるという、私自身の目標をテーマにして企画しました。
まず、何も考えずに仰臥位あるいは側臥位で寝たときに、自分自身の身体のどこが緊張しているかを観察して頂きました。
それから、足部から順番に、自分で関節を曲げたり伸ばしたり、開いたり閉じたり、上げたり下ろしたりして、その緊張を緩めることを目標として姿勢を調節する練習をしました。
それを踏まえた上で、お互いを患者であると想定して、どうすればより楽な姿勢を取れるか、より緩んでいく方向に調整できるかを確認するという流れで進行しました。

私が勉強会を進行している中で不足している部分を、M岡さんに補って頂いたり、内容を発展させて教えて頂きました。
下肢の緊張が緩む位置で膝を曲げるという操作においても、下肢の状態だけを診るのではなく、相手の頚まで繋げて行なえると、全身のバランスに変化が生じ、それ自体が治療となることが分かりました。
私は、「根元から引き上げる」とか「頚に入れる」といった操作がなかなか出来ませんでしたが、それには、合気上げと同様の吸い込みが重要であることを教えて頂きました。
相手に触れる瞬間から、呼気と共に脱力し、相手が緩む位置まで吸い込み、その時点で頚との繋がりを感じておくことが大切であることが分かりました。
そこから、吸気による上肢の上昇と共にそれと逆の経路を辿ることが出来ると、何の作為も必要とせずに、そのまま相手の頚まで入れられることが分かりました。
それを様々な条件の中で実現するためには、相手が緩んでいく方向への位置取りや、力を抜いたまま身体を動かせることが重要であり、常に自分自身の呼吸のしやすさに注目しておくことが、その指標となることが分かりました。
私は今まで、吸い込む動作を相手を浮かす前の準備段階のように捉えていましたが、吸い込み自体が、楽に呼吸ができ、身体の力が抜け、相手の頚まで繋げられる、といった全ての要素を内包していることが分かりました。

今回の健康維持互助会では、合気道の技と治療とを繋ぎ合わせる根本的な部分に気付かせて頂きました。
M岡さん、昨日は本当にありがとうございました。

感想文71

観照塾 2011.09.24
今日の観照塾では、特に手部の使い方が印象に残りました。
最初に、あぐらの姿勢で相手に両肩を思い切り押してもらい、それを投げ返す練習をしました。
体幹の軸を立てることで自分自身のバランスを保ちつつ、相手の前腕を把持し相手を崩すことができると、不利に思える状況からでも難なく返せることに驚きました。
手の使い方としては、扇子回しのように接点を緩めずに手首を返すことで、相手の両手を寄せながら浮かせられることが分かりました。
合気上げにおいても、それと同様の使い方で相手を投げられることが分かりました。
まず、接点を一定の状態で保ったまま、手を色々な方向にぶらぶらと回してみることで、どこで相手と繋がるかを探っていく練習をしました。
自分自身の姿勢の中でしっくり来る位置に手が止まったときには、相手に対しても力が通りやすくなるように感じました。
そこからは、手指それぞれの先端に意識を置くことで引きと攻めの方向性を決めつつも、お互いのバランスの変化に対応しながら柔らかく使えるようにしておくという、両面性が必要だと感じました。
そして、手を自在に使い、体幹からの動きを相手に伝えるためには、肘や肩の力を抜いておくことが前提となってくることが分かりました。
気付かずに母指や手掌部を固めてしまっていたことが分かったので、もっと手を上手に使えるように工夫していきたいと思います。

楽天下

最近、私は、如何に楽な姿勢で眠りに就けるかを大切にするようにしています。
以前は、仰臥位の姿勢を取ると、両足の足趾が外側を向き、下腿後面では外側部が布団に付いていました。
そのような姿勢になることには、ずいぶん前から気付いていましたが、手相のように生まれ持った身体の特徴の一つくらいに考え、特に気に留めていませんでした。
いつからそれが変化したのか、はっきりとは覚えていませんが、近頃は意識しなくても両足の開く角度が小さくなりました。
足部を立てて寝ようと努力した記憶は無いので、身体の使い方を教えて頂く中で、立位の姿勢や骨盤の状態が変わり、その結果として足趾の方向も変化してきたのだと思います。
今は、あえて以前のように足趾を外に開いた姿勢をとると、下腿の外側や膝関節の周辺が突っ張るような違和感を感じます。

他の部位にも意識を移してみると、それと同様の緊張が、あちこちに存在していることが分かってきました。
寝転んでいるときは自然に脱力できているものだと思っていましたが、完全に全身の緊張が緩んだ状態を目指すことが如何に難しいかを感じています。
特に上肢の置き方がなかなか決まらないことが多く、肘関節の向きや、手関節の角度や、手指の曲げ方まで拘りだすと、眠気のあまり気が遠くなりそうに感じます。
自分自身で指先まで緩んでいると感じる姿勢は、毎日少しずつ違い、左右で肢位が異なっていることもしばしば有ります。
その状態で力を抜いたまま繰り返し呼吸をしていると、徐々に緊張している部位が変わってくるため、その都度、より楽な姿勢を取るように心掛けています。
それは、姿勢を調節することによって仮に分散させた緊張が、呼吸に伴う全身の伸縮によって篩い分けられるために起こるのではないかと想像しています。
そうこうしている内に睡魔との争いがさらに熾烈になってくるため最後まで見届けることは困難となりますが、それによって身体のバランスは整う方向に向かうように感じています。

一日の疲労を回復し、次の日を清々しく迎える上で、心地良い睡眠を取ることは非常に重要であると思います。
積極的で活動的な「楽さ」を追求していくことで、心身の状態において落差の少ない生活を目指していきたいと思っています。

瓢箪

感想文70

観照塾 2011.09.18
今日の観照塾では、下肢で行なう合気上げを教えて頂きました。
仰臥位で、相手に下腿を押さえつけられた状態においても、上肢を使った合気上げの動作と多くが共通していることが分かりました。
いったん息を吐いて力を抜いた後、息を吸うことによって、骨盤の前傾、股関節の屈曲、膝関節の屈曲、足関節の背屈といった動作が同時に起こり、それによって相手を浮かせられることが分かりました。
下肢においては膝関節が肘関節と同様の働きを持ち、固めずに攻めることができると、相手の中心へと力を伝えたり、その状態を維持するといった役割を果たすことが分かりました。
さらに、足関節内側が手関節尺側と対応し、それによって骨盤の動きを下肢内側を通して相手へと伝えていけることが分かりました。
把持されている部位の圧力を均一にしたり、相手の体重とぶつからない位置にずらしたり、相手に向かう力の方向を調節したりするためには、足部や足指をもっと繊細に動かせるようになることの必要性を感じました。
その後、立位における下肢の合気上げも行ない、そうした身体の使い方が、歩法や剣術においても重要であることが分かりました。
下肢での合気上げを学んだことが、改めて上肢の使い方を見直すキッカケとなりましたので、上肢と下肢の動きの共通点や相違点を観察していきたいと思います。

語録祭

寒天に関する情報を今か今かと待ち望む皆様の心の叫びが聴こえてくるようなので、久しぶりに寒天について触れておきたいと思います。
しかし、相変わらず、私は寒天に関する目新しい情報を何一つ持ち合わせておりませんので、今回は、「寒天」というキーワードが含まれた有名な言葉をいくつか紹介してみたいと思います。

寒天とは、80パーセントの食物繊維と、20パーセントの水である。

トーマス・カンテン


欲望に囚われることなく、冷静に寒天を分析し続けたからこそ生まれた言葉だと思います。
あまりにも簡潔すぎて物足り無さすら感じます。

ひとり道に迷ったときは、木に登って遠くを眺めてみれば良い。
近くに木が無ければ、河へと飛び込んでみれば良い。
近くに河が無ければ、寒天を冷やして食べてみれば良い。

スコブル・カンテンスキー


言わんとすることは雰囲気で判りますが、どこか釈然としない感情が残ります。
しかし、作者が寒天を好きであることは伝わってきます。

人生とは、寒天で満たされたプールのようなものだ。
泳ごうとすればまとわりつき、乗ろうとすれば沈み込んでしまう。
しかし、掻き分けて進むことはできる。

カンタル・テンクリッソ


人生を突き進んでいこうとする強い意志を感じられます。
しかし、具体的に何を意味しているのかを考え出すと、まるで寒天で作られた受話器のように真意が掴めません。

最後に、日本の文学作品の中から、とある言葉を引用して締めくくりたいと思います。

智が働けば案が浮く。情に任せれば勘冴える。寒天変えれば名言だ。とかくこの世はネタだらけ。

天草作造



ジャングルジム

感想文69

観照塾 2011.09.10
昨日の観照塾では、様々な条件での合気上げを行ないました。
上肢の力を抜いたまま相手を浮かせるためには、相手の体重を直接に受けなくて良い位置まで、ずらしておくことが大切だと分かりました。
私は、今まで重くなる位置からずらす動作を、肩や肘の力で押したり、両腕の幅を狭めたりすることで調節しようとしていたため、自ら窮屈な姿勢になってしまっていたことが分かりました。
それを、前腕の軸を保ったまま手指の向きを変えたり、肋骨を締めることによって身体を細くしたりして間接的に行なうことで、自分自身のバランスを崩さずに目的を達成できることが分かりました。
一見、小さな変化に思えるそうした差異が、技が掛かるかどうかの分かれ目となってくることが分かりました。
自分が向かっている意志は、呼吸や筋肉による身体の動きだけでなく、目からも相手に伝わり、それが技の効果にも影響を及ぼしていることが分かりました。
また、唇を突き出しながら前方に向かったり、ストローで吸うように手前に引いたりと、呼吸の仕方を変えてみると、肩や肘の力が抜け、意外なほど楽に運動を行なえることに驚きました。
そうした練習を通して、肩肘を張らずに運動を行なえたときには、相手に向かう力は上肢の尺側を通り、筋力に頼らなくても伝わっていくことを感じられました。
普段の生活の中でも、どうすれば肩や肘の力を抜いたまま動作を行なえるかを工夫していきたいと思います。

学習内容06

中心塾 2011.09.10
今月の中心塾では、治療を行なう上での大切な事柄をいくつも学びました。
最初は、椅子に座った相手の両膝や両肩に手を置き、揺れによって相手の身体を緩める治療法を教えて頂きました。
置いた手は、相手を動かそうとする能動的な働きではなく、相手のバランスや固まり方がどうなっているかを感じる受動的な働きが重要であることが分かりました。
揺れは、手ではなく骨盤の動きによって相手に伝わり、途中で妨げる箇所が無ければ、お互いの動きが自然に同期していくことが分かりました。
そのためには、術者の足首や手首の角度、肋骨の締め、後頭骨の位置といった、合気道を通して学んでいる身体の使い方が大切であることが分かりました。
最初はほとんど感じられないくらいの小さな揺れであっても、お互いの同調が高まるにつれて、次第に身体全体で回っているような大きな動きへと変化していくことに驚きました。

さらに、相手の上肢を両手で把持し、その動きに付いていくことで緊張を緩めていく治療も練習しました。
繋がったまま動作を行なえると、相手の身体がタコのようにくねり、それによって首や体幹の緊張も緩めていけることが分かりました。
その柔軟な動きに付いていくためには、それ以上に自分自身の身体を自在に動かせることが不可欠であることが分かりました。

それから、股関節の運動を行ないながら、その動きがどのように指先まで伝わっているかを観察しました。
股関節を前後に動かすだけでも、運動の角度や程度によって手の当たる位置が様々に変わり、それによって自分自身の上肢の緊張している部位を見つけることも緩めることも可能だと分かりました。
そうした積み重ねが、自分の身体を動かすためだけではなく、相手の身体の繋がりを感じるためにも大切であることが分かりました。

今回の中心塾では、様々な運動を行なう中で、自分自身や参加者の方々の身体が変化していく様子を診ることができ、とても勉強になりました。
K野先生、昨日も多くの貴重な体験をさせて頂き、ありがとうございました。

太平腰

私が、身体の使い方に関して以前と比べて変化したと感じる事柄の一つに、意識して骨盤を動かせるようになったということがあります。
それまでは、体幹の動作のほとんどを脊椎のみで行ない、骨盤から下方がほとんど動かせていなかったように思います。
解剖学や運動学に関する書籍で筋肉の項目を見ても、随意的に骨盤を動かす作用については、ほとんど記載されていません。
おそらく、骨盤は基本肢位のまま固定されているという前提で、骨盤に起始を持つ筋肉が収縮したときには、下肢あるいは体幹が動くと捉えられているのでしょう。
私も「骨盤を動かす」ということは考えたことが無かったので、そうした内容を見ても、特に疑問に思っていませんでした。
骨盤に限らず、現実における身体の動きを、深く考えようとしていなかったと言ったほうが正しいのかも知れません。

しかし、実際には、下肢あるいは体幹が固定された状態で、骨盤に起始を持つ筋肉の収縮によって骨盤が引き寄せられるという作用が多く存在することが分かってきました。
その結果、骨盤には前後屈、回旋、側屈といった運動が起こり、それによって、身体の様々な動きが実現できるということを知りました。
また、骨盤の運動を行なっていたときに、腹筋を緩めた状態で骨盤を充分に前傾させると、臍の下方を仙骨側から引かれるような感覚が起こることを感じる機会もありました。
それ以来、これを「自称丹田」と名付け、どうすれば運動を続けたり姿勢を変えたりしても途切れないように継続できるかを試してみるようにしています。
その意識を保つことで、体幹の軸を保ったまま運動が続けられるため、安定した動作や負担の少ない動作を実現するために重要であるように感じています。
しかし、体幹の動かし方によって容易にその状態が抜けてしまうので、足関節や膝間節を柔らかく使うことや、股関節を自在に動かせるようになることの必要性を感じています。

骨盤の動きによる運動は、日常動作においても、役立つ場面が沢山あるように思います。
例えば、立位で足元の荷物を持ち上げるという動作においても、腰椎の屈曲伸展によって行なうよりも、下肢という支えのある骨盤の運動によって体幹を前後屈するほうが合理的であるように感じるようになりました。
たとえ軽い荷物であっても、腰部の筋力のみで上半身の体重を重力に逆らって持ち上げようとすれば、腰椎を伸展させる筋肉や、骨盤と脊椎を繋ぐ筋肉に大きな負担が掛かっているように思います。
しかし、それ以外に同じ目的を果たす動作が存在することを知らなければ、知らず知らずの内に痛みを作り出す動作を繰り返してしまうことになります。
私が、多くの方々に「当たり前」が当たり前でないことに気付くキッカケを頂いているように、私も、誰かが良い方向に変化していけるように手助けをしていきたいと思っています。

アマガエル

感想文68

観照塾 2011.09.03
今日の観照塾では、改めて呼吸の働きの大切さを学びました。
合気上げを交替で行ないながら、掛けるときはどうすれば相手の頚まで繋がるか、受けるときはどうすれば自分の頚まで繋がるかを意識しながら稽古をしました。
まず、呼気と共に力を抜いて相手に預けてから、手の形や上肢の関節の角度を調節して、吸ったときは前方へ、吐いたときは後方へ相手を動かせる状態まで、接点における緩みを取りました。
その状態に至れば、あとは相手が落下していく方向を感じ、そこから上げやすい方向にずらすことによって押し倒すことも、より落ちやすい方向にずらすことによって引き寄せることも出来るということが分かりました。
吸い込む動作においても、浮かせる動作においても、いかに自分が呼吸をしやすい位置を辿って動かしていけるかが肝心だということが分かりました。
また、上肢内側を通る陰経の経路が体幹と繋がっていると、力を入れずに上肢の運動を行なえるのと同様に、相手の頚まで力を伝えていくためには、相手の上肢内側から腋窩を通り頚部に到達する経路を通していくことが重要だと分かりました。
その後、K野先生に足関節と手関節の調整をして頂き、足部と手部を対応させて使えているときには、全身が連動して動いているように感じられました。
自分の身体が、吸息による力をそのまま相手に伝えられる状態であれば、何も考えなくても楽に相手を浮かせられることに驚きました。
常にそうした状態を目指せるように、呼吸という指標でもって、自分自身の身体のバランスを観察していきたいと思います。

 

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