体験記28

センタリング呼吸法セミナー 2012.04.26
昨日は、センタリング呼吸法セミナー山科教室に参加させて頂きました。
椅子に座り、骨盤を前後や左右に傾けながら、股関節と膝関節と足関節の動きの関連性を観察しました。
股関節の噛み合わせ、膝関節の脱力、足関節の角度といった条件が整うと、骨盤の動きに伴って、自然に下肢が連動して動いていることを感じられました。
その動きを大きくすることで、立ち上がりや歩行の動作がなされていることが分かりました。
それから、股関節の動きによって、両側の足部の描く軌道が鏡写しになるように漢字を書きました。
字の形に沿って動かしていくことで、移動しにくい方向や、対称に動かせていない箇所があることを感じられました。
最初は足部の動きに意識が向きがちでしたが、膝関節、股関節と中枢に目を移しても、同じように字の形に動いていることを感じられました。

それから、扇を持ちながら、股関節の動きが、どのように体幹や上肢に伝わっているかを観察しました。
上下・左右の動きから始まり、リズムやイメージに合わせて、様々な動作を行ないました。
両手を前方に上げた姿勢で、上肢の力が抜けていると、股関節の動きによって肘や手関節の角度が変化し、祭りの踊りの動きに似通ってくることを面白く思いました。
そして、目線と臍の向きと扇の位置関係を常に意識することが、全体としての動きが決まって観えるかどうかに大きく関わっていることを感じました。

そのあと、仰臥位で、ボールを背部に挟み、それを転がしながら運動を行ないました。
ボールの不安定性を利用して、固まっている部分を気持ちの良い方向に伸ばすことによって、自分自身で身体の緊張を緩められることが分かりました。
また、上肢や下肢を把持して誘導させて頂くことによって、運動の可能性が広がり、治療にも応用できることを知りました。

今回も、参加者の方の状況に合わせてメニューを構築し、道具を用いたり、遊びの要素を盛り込むことで、楽しみながら学べるように工夫されていることが印象的でした。
M岡さんはもちろん、至らない点が多いのにも関わらず、私を温かく受け入れてくださっている参加者の方々に心から感謝しております。
見て頂いたときに、良いお手本となれるように、もっと練習していきたいと思います。

体験記27

センタリング呼吸法セミナー 2012.04.23
昨日のセンタリング呼吸法セミナー長堀教室Ⅱでは、私は参加者の方の施術を担当させて頂きました。
参加者のお一人が、スポーツによる両脚の疲労を訴えておられたので、症状の緩和を目標として施術をさせて頂きました。
施術内容もさることながら、時間やセミナー全体への配慮など、後になって考えてみると反省すべき点が多々ありました。

呼吸法セミナー終了後は、見学に来られていたKTさんの治療院にお邪魔し、鍼治療を体験させて頂きました。
私は、肩部に疲労感があったため、それを主訴として治療を施して頂きました。
舌診、腹診、脈診を始めとして、証を立てるまでの診断をとても丁寧にされていることが印象的でした。
病証の深さの関係か、実際に鍼は刺入されませんでしたが、腹部への打鍼によって足部への響きを感じることが出来ました。
施術後はそのまま休む時間を頂き、落ち着いた音楽を聴き、ベッドや毛布の暖かさを感じ、力が抜けた心地良さを味わいながら、うとうとしていました。
次に電気を点けられたときに初めて眠っていたことに気付き、起き上がってみると、肩が軽くなっていることを感じられました。
診断や施術と共に、来院された方がリラックスできる空間創りを大切にされていることを感じることができ、非常に勉強になりました。

鍼治療をして頂いた後は、M岡さんに、胸骨の動きに焦点を当てて身体の連動について教えて頂きました。
吸気時には、恥骨が下方を向くと共に胸骨が引き上げられ、それらが身体前面の伸びに重要な役割を果たしていることが分かりました。
胸骨の浮きと同時に頚部の位置が決まるため、初めて大椎が働く状態になり、壇中と大椎のバランスを変化させることで、身体前面と後面の引きと攻めを切り替えられることが分かりました。
また、吸気に伴って、肋骨と骨盤が連動して締まり、胸骨の両側から、それぞれ腹部を下り鼠径部内側の深部へと至る二本の経路を感じられました。
その細さを維持したまま呼吸をすると、吸い上げを楽に行なうことができ、それが相手に伝わる力の大きさや深さや鋭さに関わっていることを感じました。
左右の経路を交互に切り替えることで、骨盤の立て替えが上肢まで繋がって伝わっていくことを体感でき、歩行時の感覚もずいぶん変わりました。

昨日は、様々な貴重な体験をすることができ、充実した一日を過ごすことが出来ました。
M岡さん、KTさん、本当にありがとうございました。

体験記26

センタリング呼吸法セミナー 2012.04.23
今月の呼吸法セミナーでは、特に鼠頚部の使い方が印象に残りました。
最初に、長椅子に腰掛け、大腿部前面の筋肉に負担を掛けずに、立ち上がる動作を練習しました。
呼吸によって体幹を持ち上げられるようにするためには、鼠径部の溝が深くなり寄せられる位置で、足底に体重が乗る姿勢を取っておくことが重要だと分かりました。
臀部が浮かせられる位置にあると、吸気時には骨盤の前傾による体幹の傾きや踵部の引き寄せが起こり、それらに伴う前方への体重移動によって立ち上がり動作が実現できることが分かりました。

それから、電車の座席で隣に他の人が座れるスペースを作るために横にずれるときのように、側方への移動も練習しました。
体幹を浮かせられる状態から、片側の鼠径部を寄せることによって、反対側の股関節に体重が移動し、その作用によって、臀部が側方へ滑っていくことが分かりました。
私は寄せる動きを、両側の大転子を側方から締める一方向の動きと捉えてしまっていましたが、大腿骨大転子の後下方から寄せることによって、下肢が持ち上がる立体的な動作が起こることが分かりました。
また、畳の上で長坐の姿勢になり、坐骨で歩くように前方や後方へ移動する動作を行ないました。
あるいは、脚を広げた状態で坐り、体幹を前屈したり、側方に傾けたりしながら、身体を伸ばす運動もしました。
いずれの動作も、鼠径部の引き寄せを意識することで行なえることを知り、改めて股関節の動きから起こる連動の多様性に気付かせて頂きました。

セミナー終了後は、学んだ股関節の使い方を交えながら、F本さんに合気体操の動作を一つずつ教えて頂きました。
股関節の動きという視点から合気体操を順番に観ていくことで、それぞれの動作の共通項が分かりやすく感じられました。
また、剣や太極棒とも関連付けて、F本さんが練習する中で消化された内容を分かりやすく伝えて頂き、とても勉強になりました。
M岡さん、K元くん、F本さん、昨日も多くのことに気付かせて頂き、ありがとうございました。

活動報告24

健康維持互助会 2012.04.22
今月の健康維持互助会は、身体の観察をテーマに進行しました。
一人が鏡の前に立ち、どのようなバランスで立位の姿勢を取っているかを観察しました。
それから、本人の体感を確認したり、その部位に触れてみたりして、視診と実際の状態との一致を検証しました。
同じ人の姿勢を診たときも、それぞれ目の付けどころが違い、言われてから納得することも多くありました。
自分自身の身体の観察を深めることが相手の身体を診るときの手掛かりを増やすことに繋がり、相手の身体を細かく診ていくことが自分自身の身体の状態を見直すキッカケとなることを感じました。

そうして観察したバランスが、より良い方向に向かうように、臥位での治療を行ないました。
流れの滞りがありそうな経絡に当たりを付け、四肢の可動域を三次元的に動かしてみることで、突っ張ったり詰まったりする動きを観察しました。
あるいは、体幹の固まっていそうな部位に手を当てながら、四肢をどちらの方向へ動かしたときにそこが浮き出てくるかを観察しました。
そこから、吸気と共に相手の身体の一部を浮かせ、緩んでいくことが可能となるゆとりを作ることで、緊張を緩和する治療を施しました。
押したり引いたりする作為が介入したり、相手の頚まで入れた状態が抜けた途端に繋がりが途切れてしまうため、引きと攻めのバランスを取り続けることの難しさを感じました。
そうして施術に取り組む中で状態の改善を感じたときは、その都度、立位に戻って姿勢の変化を確認させてもらうことで、徐々にバランスが整っていくことを実感できました。

また、普段それぞれが行なっている治療を、呼吸法や合気道という視点から観たときに、改良する余地がないか意見を出し合いました。
私が勤務先の整形外科で行なっているストレッチも、関節を固めずに、引きと攻めによって特定の経絡の伸展を目的とすることで、全く別物になることを感じられ、大変参考になりました。
学んだ内容に対するそれぞれの解釈を交換し合ったり、手技を受けたときの率直な感想を言い合える場に参加できることを有り難く思っています。
参加者の皆様、昨日はありがとうございました。

感想文96

観照塾 2012.04.21
今日の観照塾では、合気上げや合気体操の稽古を通して、体幹の使い方の重要性に気付かせて頂きました。
私は合気上げに取り組む際に、どうしても手部が先行してしまうため、肘や肩に力を入れずに上肢を浮かせられるように体幹の準備をしていくことから教えて頂きました。
まずは相手に持たれた上肢を上げることを考えず、下腹部、腰部から後頚部に至るまで順に吸い上げ、肋骨を浮かせたままで内部の重みを落としていくという、体幹の内部の変化に意識を集中しました。
そうして感じた体幹の経路に先に吸気を入れてから、その高さまで上肢を浮かせていくことで、体幹の空気の流れに従って相手を浮かせられることを感じました。
上肢の挙上に伴って肩部を緩める余地が生まれ、その隙間から相手が崩れていく位置へ付けていけると、技を掛け切れることが分かりました。
相手から受けている負荷を感じながら、自分自身の緊張が緩んでいく方向へ体幹から誘導していくために、体幹の呼吸の流れをより細かく自在に調節できるようにしていく必要性を感じました。
嚥下や嘔吐といった生理現象に伴う動きが体幹の操作と深く結びついていることを知り、実際にそうした意識を持って合気体操の動きを見直すことが必要だと感じました。
また、剣や扇を持ち、それらの特性を感じながら運動を行なうことが、自分自身の都合によるものでは無い動作を検証していくために大切だということが分かりました。
型ではない技や施術に対応できる身体創りのために、合気体操や道具を使った身体の動きを練習していきたいと思います。

感想文95

観照塾 2012.04.14
先週の観照塾では、合気体操や合気上げの稽古を通して、股関節の使い方の重要性に改めて気付かせて頂きました。
立位で向き合い、相手に手関節あたりを固く把持されている状態から、腕を抜く技を練習しました。
身体を下方から順に緩めることで生まれた手部までの繋がりを、股関節の動きによって引き抜くことが重要だと分かりました。
自分自身の身体を繋げていくことで相手の頚部へ入れることができ、相手の頚部からの繋がりを引き連れているからこそ、途中で引っ掛からずに抜き去れることが分かりました。
相手に掴まれている側の手を刺手、相手の腕に添えている側の手を押手に見立てることで、鍼治療の補瀉との共通性も感じられました。
それから、相手に、前腕、胸部、肩部といった様々な部位に負荷を掛けてもらい、それを返す練習もしました。
相手から受ける力は鼠径部に吸い込むことによって吸収し、相手を浮かせる際も自分自身の鼠径部がより締まる方向へと上肢を浮かせていくことが重要だと分かりました。
そうして鼠径部で高まった圧力を、後方から起こる股関節の動きによって返すことができると、大きな力として相手に伝えられることを感じました。
相手から強い負荷を受けても吸収するために、また、それを返すときに必要とされる骨盤を動かす余地を残すために、鼠径部の溝を維持する姿勢の取りかたが大切になってくることが分かりました。
そして、相手がどの部位にどのような方向から負荷を加えてきたとしても、そのときに要するであろう股関節の動きは、合気体操の動作の中に含まれていることを知りました。
今回の稽古で学んだことを思い出しながら、改めて体操の動きを見直していきたいと思います。

学習内容13

中心塾 2012.04.14
昨日の中心塾では、上肢を浮かせたままで吊るす「提」と、吊るしたままで落とす「按」について学びました。
片側の手背部を顎に付けた姿勢で吸気によって上肢を浮かせ、肘の高さを維持しながら、鎖骨を緩めました。
上肢を吊るしておくためには、顎を引いた姿勢を保ち、吸気時に生まれる後頚部の張りを維持することが大切であることが分かりました。
呼気と共に身体内部の重みを下方へ降ろしてから、力を抜いてその流れに従って落とすことが出来ると、上肢の緊張を緩められることが分かりました。
数回行なってから、反対側の動作と比べてみると、あからさまに動きが軽くなっていることに驚きました。

また、息を吐いた後も、上肢を落とさずに外枠を浮かせたまま身体内部の重みを伝えることが、治療に役立つことを教えて頂きました。
実際にK野先生が後方から両肩に手を添えて行なう治療を体験させてくださり、そうした点に主眼を置きながら二人一組で練習を行ないました。
施術をして頂いている方の内部の重みが、私の身体の下方へと浸透していくのにつれて、無意識の内に引き上げてしまっていた緊張が緩んでいくことを感じられました。
手指で押すのではなく落としていくことで、手部から伝わる感覚によって相手の身体のバランスを感じられ、ぶつからない方向へと誘導することが可能となることが分かりました。

それから、足部を立てた正坐位の姿勢を取り、両大腿部に仰臥位で寝た相手の足底を当てた状態で行なう治療も練習しました。
自分自身の足関節を決めることで相手の足関節が決まり、自分自身の鼠径部を寄せることで相手の鼠径部も寄るといったように対応しながら、お互いに頚部まで繋がりやすいような姿勢取りが出来ていくことを面白く思いました。
そして、呼吸に伴う身体の伸縮、相手の膝に置いた手の重み、骨盤の立て替えから生じる揺れ、あるいは接点から伝わる体温といった全身の様々な要素が、相手の心身の緊張を緩める働きを成しうることを感じられました。
K野先生、多くの大切な事柄に気付かせて頂き、ありがとうございました。

深層回転

近頃、先月の中心塾芦屋土曜教室で、指先の感覚を高める準備の一環として教えて頂いた健身球をよく回しています。
健身球は、中国で生まれた健康用品で、手の上で転がすと小さな音が鳴り、デザインや素材も様々なものが作られています。
私は、開業祝いとしてZKさんに戴いた、金魚の絵が描かれた健身球を愛用させて頂いています。

健身球を回す練習をするときは、どういった段階を踏んで慣れない動作への順応が成されていくかを観察するようにしています。
練習を始めた頃は、手指の動きがぎこちなく、手の内からこぼれてしまい、落としまうことがよくありました。
動作に慣れてくると、徐々に余計な動きが省かれ、使えていなかった部分が動き始め、目で見ていなくても手部から伝わる感覚だけで回せるようになってきます。
五指それぞれの働きのバランスを調節したり、手部以外の部位にも目を向けてみる余裕が出てくると、苦手だった逆回しや、反対側の手での動作まで上達していることがあります。

最近は、手指を伸展した状態で、健身球同士がぶつからないように回すことを目標として練習しています。
手を握った状態だと、手指を屈曲して隣の指へと健身球を送り出すことに意識が集中していましたが、手を開いた状態で行なうと、手指の伸びと労宮を中心とするわずかな傾きによって球を転がせることを感じています。
ワイングラスを傾けて回すように、開いた手部で円形の器を形成して回すことが出来ると、その外縁を健身球が転がってくれることがあります。
上手く健身球が転がったときの軌跡を観察していると、母指球・小指球の内側から四指の近位指節関節を通る内回りと、母指球・小指球の上から四指の遠位指節関節を通る外回りの軌道があるようです。
手指の動きによってその軌道の上を転がすのではなく、球が転がっている軌道を感じることで手部を動かせるようになれば、球同士がぶつからずに回ってくれるのではないかと期待を抱きつつ練習しています。

インターネット上で健身球について紹介されているサイトや動画を観ていると、三つ以上の球を用いたり、上下方向に球を転がしたりといった、素晴らしいテクニックが公開されています。
ジャグラーになるための道のりは長く険しそうですが、本来の目的を見失わないように注意しながら、健身球で遊んでいたいと思っています。

健身球

上げ波長

昨日は、M岡さんの自宅にお邪魔して、身体の使い方や治療について教えて頂きました。
最初は、私の前回の観照塾での課題だった、相手との接点に馴染む手の使い方から指導して頂きました。
息を吐き切って力が抜け、充分に息を吸える状態になってから、相手に把持されている部位を吸気によって均等に膨らませることが出来ると、接点の緩みが取れていくことが分かりました。
私は相手を浮かせるためには「上に上げなければならない」という意識が強くありましたが、吸気に伴う前方に向かう力が働きそこから緩みを取り続けていくことが出来ると、結果的に相手の踵が持ち上がってしまうということが分かりました。

それから、片側の手だけで、様々な種類のボールを持ち、左右の手の感覚にどのような違いが生じるかを観察しました。
ボールを持ったときの母指と他の四指との対応や、手背側と手掌側の引きと攻めを意識しながら手の形を作ることが、対象がどのような形状でも馴染むように持つために重要であることが分かりました。
また、大きさや硬さや質感や温度といった、それぞれのボールから受ける感覚の違いを認識して行なうことが、得られる情報量を高める上で大切であることを感じられました。
M岡さんに能や日本舞踊で使用する扇をお借りし、それぞれの扇の違いを感じながら身体を動かす練習もしました。
扇の上げ下ろしを行なう中で、扇を介して受ける空気の圧力から、あるいは実際の扇の動きから、直線ではなく、寄せて返す波のような呼吸の緩急を感じられました。
さらに、風が吹いている様子や、蝶が飛んでいる光景を想像して、扇を持ちながら自由に運動を行ないました。
単なる連続した動きではなく、そうした具体的なイメージを持って動くことが、自分自身やそれを見た他人が感じる動作の真実味に大きく関わっていることを感じました。

そうした練習から得られる、道具を持ったり動かしたときに感じる現実感が、治療においても大切であることを学びました。
意識して手の形を作らなくても、相手に呼吸が通りやすいように把持し、相手から伝わる変化に力を入れずについていくことが可能となることを感じました。
呼吸によって相手の身体のいずれかの部位を浮かすことが出来ると、後は繋がりが途切れないように把持して待っているだけで、自然に伸びていく方向を感じられ、それが身体の繋がりを改善させる治療となることが分かりました。
そのためには、身体のどの部位の治療においても、自分自身の呼吸が詰まらず、肋骨を浮かせられる姿勢が取れるように準備しておくことが大切だと分かりました。
M岡さん、昨日はお忙しい中、時間を割いて指導して頂き、ありがとうございました。

感想文94

観照塾 2012.04.07
昨日の観照塾では、合気体操を通して、身体の使い方を教えて頂きました。
正坐から鼠径部の深みを維持したまま膝立ちの姿勢になり、「ロッキングチェア」や「天地人の串刺し」や「でんでん太鼓」といった体操を練習しました。
吸気に伴う身体の伸びに合わせて、骨盤から起こる上方への繋がりを手指の先端まで伝えられると、途中で固めることなく運動を行なえることが分かりました。
今まで一つ一つの体操の見かけ上の動きの違いに囚われていましたが、身体の伸びる経路が変わるだけで、動作の本質は共通していることが分かりました。
それから、合気体操のそれぞれの動作の特徴を活かして、合気上げを練習しました。
相手に前腕を把持されていても、下半身による土台を保つことが出来ていると、負荷を力によって受けることなく、股関節から上肢を動かせることが分かりました。
私は合気上げにおける手の形や体操の動きを自分の都合で作ろうとしてしまっていましたが、それらを相手との関係性の下で生み出していくことの大切さを学びました。
相手から伝わる圧力に馴染むように手の形を作ることがそのまま相手に繋げることに通じ、その繋がりが途切れないように、相手とぶつからない方向を辿っていくことが、合気道の技や治療に結び付いていくことを感じられました。
相対稽古との関連を具体的に意識しながら、個人練習に取り組んでいきたいと思います。

本の紹介22

チャクラヒーリング


『チャクラ ヒーリング』

著者 リズ・シンプソン
発行所 産調出版

チャクラは相互につながりあいながら、個々が開いて宇宙の生命エネルギーの"電流"を体に流しこむバルブのような働きをします。チャクラシステムの一部に機能障害や滞りがあると、他の部分すべてに影響を及ぼします。不調があらわれるのはチャクラを通過するエネルギーが多すぎたり、少なすぎたりするときです。本書は、滞りや機能障害があなたの問題とどう関係するのか、また人生のあらゆる局面をこれから紹介する技法を使っていかに改善できるかを知る手がかりを提供します。


この本では、古代インドで発達したチャクラについての説明と、それを活かして心身の状態を調整する方法を、色鮮やかな画像と共に紹介されています。
それぞれのエクササイズについて、動作だけではなく、色や匂いや風景といった具体的なイメージを、チャクラによって使い分けて行なうように書かれていることを面白く思いました。
今までチャクラに関して端々から得た知識しかありませんでしたが、想像していた以上に生命に対する根本的な捉え方が中国の伝統医学と似ていることを知り、学ぶところが多くありました。
異なる発達を遂げる以前から存在したであろうそれらの起源を、自分自身の中に見出していけるように、観察を深めていきたいと思っています。

 

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