体験記51

呼吸法研究会 2014.01.26

仰臥位で、下肢の置き方を変えながら、呼吸を観察する
・力の抜ける下肢の角度
・足関節の決め
・締める位置と骨盤の傾き
・大転子の寄せ
・肘と膝の釣り合い
・内部を通る繋がり

立位で、挟みこみに伴う動きを観察する
・頭部の重心バランス
・仙骨と後頭骨を引く方向
・胸骨の向き
・咽喉の開閉
・全身での挟み込み
・絞り上げる頂点

相手の両肩に手を当て、前後左右に動く
・相手との間合い
・移動する向きと反対側の意識
・腹部の重みの持続
・相手の重心の変化
・力の向かう方向
・動作の一体感

先日の呼吸法研究会では、どちらにも傾くことができる不安定なバランスの重要性を学びました。
その位置から、骨盤底の締めの恥骨側への比率を高めていくと、前方へ向かう力が起こり、不安定さが臨界に来たときに、自然に一歩が踏み出せることを体感しました。
締めを弛めないように意識することで、新しいバランスの位置へ反対側の脚も引き寄せられ、その割合を自由に調節できると、どの方向へも移動できるように感じました。
相手との係わり合いにおいても、相手を含めた重みとして重心を変化させることで、固まったり軸を崩したりすること無く動作を続けられ、相手を動かす技にもダンスにも施術にもなることを教えて頂きました。

M岡さん、お相手をしてくださった皆様、昨日も充実した時間をありがとうございました。

活動報告45

健康維持互助会 2014.01.26

今月の健康維持互助会は、K元さんが担当してくださいました。

意識する経路を変えて動作を行なう
・前後内外の意識の分布
・五趾の間を通っていくライン
・下方からの繋がり
・同側の伸びと対側への伸び
・目線と動きの関係性
・動作の中での引きと攻め

相手に座ってもらい、身体を揺らす
・揺れられる位置
・膝の脱力
・意識の広がり
・揺れる軸の幅
・支点の細さと届く深さ
・伝わる感覚の違い

得られた実感や相手に頂いた感想を通して、意識が薄い部位や力が入っている場所があり、それが改善することで結果が全く異なったものとなることを感じられました。
自分自身の癖の動きやより楽な動作に気付くために、条件を変えながら違いを検証していくことの大切さを教えて頂きました。

後半の合気手技研究会では、F本さんと手技の練習をしました。

仰臥位、側臥位での施術を行なう
・ぶつからない接触
・吸い込みに伴う繋がり
・両手のバランス
・頭部の位置
・関節の曲がる点
・浮かせる高さ
・張りが生まれる距離
・お互いの引きの釣り合い
・下肢の自由度
・付け続ける意識

把持する場所を変えながら、如何に呼吸で浮かせられるかをテーマに取り組みました。
施術を行なう中で、浮かせられる位置に姿勢を取れていなかったり、下肢を固めてしまい同調できなかったり、攻めが途切れて途中で抜けてしまったりと、改善すべき様々な課題を得られました。

K元さん、F本さん、会員の皆様、昨日も多くのことに気付かせてくださり、ありがとうございました。

観照文68

合気観照塾 2014.01.25

今日の観照塾では、最初に、後ろから抱えられた状態での歩法を行ないました。
上半身を後方へ引かれていると、足を前へ運ぶのが困難になり、歩く動作における重心のバランスの重要性を感じました。
崩された状態からでも、相手からの締め付けに合わせて脱力し、呼吸に伴う内部の動きに任せることで、再び軸を立て直せることを学びました。
吸気に伴う体幹の膨らみによって相手との間の緩みが取れ、脊柱の湾曲に沿って上がっていく力によって、相手を浮かせられることを体感しました。
その密着した状態を維持したまま、体幹を傾けたり、重みを後方へ落とすことで、相手を転ばせることが出来ました。
相手の締め付けを外そうとするのではなく、その圧力に応じて、自分自身の内部の締めと外方への膨らみを自在に操作できるようにしていく必要性を感じました。

上腕や前腕を持たれた場合においても、同様の働きによって技を掛けられることを学びました。
呼気と共に力を抜き、持たれている接点がそれぞれ均一になるように息を吸いました。
そして、鼠径部へ吸い込んだ重みを、足底から指先へと伝わる力によって逆向きに返していくことを意識して、相手を投げました。
浮かせた位置からの相手の傾きに応じて、吸い上げた力を後方へ通して抜くことで落としたり、背部を上ってくる波に合わせて相手の後方へ切りつけたり、一歩を踏み出して同側の鼠径部から上半身を傾けたりすることで、どのような方向へも付いていけることを学びました。

どのように条件が変化しても呼吸を伝えていけるように、呼吸に伴う動きの観察を深めていきたいと思います。

観照文67

合気観照塾 2014.01.18

最初に、正坐位で、相手に肩を押さえて貰いました。
相手からの力を受けても、自分自身の軸を崩さないためには、接地面全体に圧を感じられる前提を作っておくことが大切であることを学びました。
吸息によって下肢内側を張れる位置にあると、臀部が浮き、接点を止めたまま骨盤を自由に動かせることを体感しました。
また、顎を引いて後頚部を伸ばしておくことで、脊柱の繋がりを感じられ、額の意識が生まれることを学びました。
そのまま伸び上がらずに、脊柱を通して吸気を吸い上げられると、呼吸の伝わりによって相手を浮かせられることを実感しました。
その繋がりを保ったまま、細くした呼息を、身体の動きと連動して吐くことが出来ると、力を相手に伝えられことを学びました。
後頭骨や頬骨を始め、頭部の内部も、呼吸と協調して動いていることを感じられました。

それから、歩法や合気上げを行ない、手部への伝わりを観察しました。
手部の動きも呼吸と同調して起こり、骨盤の反ったり丸まったりする動きの流れがそのまま、吸い込んで返す技にもなることを教えて頂きました。
頚が立ち、頭部に呼吸が伝えられる状態にあると、上肢を軽く感じ、骨盤の動きによって楽に浮かせられることを実感しました。

そうした呼吸の伝わりが途切れない状態を、普段から創っておくことが如何に大切かを感じました。
ベストな状態で目の前の出来事に向き合っていけるよう、常に心掛けていきたいと思います。

知覚変動

継続して物事に取り組むとき、変えようとして変わるだけではなく、気付いたら変わっていたということを、しばしば経験します。
その変化を通り過ぎてしまうのではなく、出来る限り認識していくことが、前に進んでいくためには重要では無いかと考えています。
最近、鍼治療を行なっているときの感覚も、少しずつ変わっていることを感じています。

視診や切診は、診断と言うよりは、現状の把握と施術前後の変化を確認するために行ない、全体としてのバランスを診ることを意識しています。
それから、どの経絡あるいは経穴が強まっているか弱まっているかを診て、それらが改善することを意識して施術を行なっています。
四診によって先に証を立てていた頃は、それに従って刺鍼する経穴を決めていましたが、接触鍼を行なう度に現状が変化していることを感じられるようになり、その都度、気になった経穴を選ぶようにしています。
また、経絡や経穴も目安として、定まったラインや位置には拘らないようにしています。

刺鍼を行なう際は、接点から伝わる感覚や、自分自身の内部で起こっている変化を受け取りながら、目線は全体に置いておくことで、視野を広げられることを感じています。
以前は、鍼先から先へ向かう方向へ意識が傾いていましたが、鍼先部から後方への繋がりまで意識しながら行なうことの大切さが分かってきました。
刺鍼の方向は、立ち位置あるいは鍼先の向きを変えることで、自分自身の背骨が立ち、丹田に重みが感じられる側を選んでいます。
骨盤が前後に傾く締めによって刺入し、左右に剪断する動きによって、重みが増す方向へ鍼先を回旋させています。
そこから、体幹の動きによって、左手と右手のバランスを取り続け、より掛かるほうへと辿っていくことで、患者さんの身体を繋げていけることを感じています。
自分自身の掛かり方に比例して、鍼の先の充実感が増し、それが弛み始め、逆向きの流れが鍼穴を通り過ぎる瞬間に抜鍼するようにしています。
鍼先の重みが弛みにくい場合は、鍼の先を、繋がりが途切れない方向に回旋や雀啄をして抜くようにしています。
重みの感触は症状によって様々で、それによって、鍼の動かし方を変えていくことの必要性が分かってきました。
また、働きかけたい経路へ繋げていくためには、選んだ経穴によって、鍼先の傾きや刺鍼の深さを調整することの重要性を感じています。

そうした刺鍼の技術の向上と共に、より的確な選穴が出来るようになれば、もっと治療効果を上げられるのではないかと考えています。
治療家の先生方が書かれた文章の中に、驚くほど繊細な感性をもって、身体を観察されている内容をみることがあります。
そのような深い感覚を自得し、より良い治療を行なえるようになるため、日々精進していきたいと考えています。

北原

観照文66

合気観照塾 2014.01.11

昨日の観照塾では、歩法を学びました。
上肢を前後に揺らしたり、上下に振ったり、体幹に巻き付けたり、突き出したりしながら歩きました。
そうした上肢の動きの違いは、どこから生じているかを観察しながら、歩法を行ないました。
体幹内部の動きによって、骨盤の傾きや重心の移動が起こり、足を運ぶ幅や方向やタイミングに関わっていることを感じられました。
手指の先まで明確に意識して行なうことで、上肢への動きの伝わり方が全く異なり、上肢の動きもまた、下肢の運びに影響を与えているように感じました。

一定の場所に留まっている状態においても、身体内部では、歩法で行なった動きが起こっていることに気付くことが出来ました。
両手の上に手を乗せてもらい、呼吸を相手に伝える相対稽古を行ないました。
足趾の反りや足底の張りを意識して、下肢の内側を通して吸い上げていくことが、そのまま相手を浮かせる力となることを実感しました。
下肢の動きがそのまま上肢に反映されることを感じ、手で行こうとしないことが如何に大切であるかを学びました。

それから、両腕を相手に握ってもらい、吸気と共に吸い上げ、呼気と共に突き出す練習をしました。
吐き出した息や、重心の落ちる位置や、踏み出した足や、両手の向かう先や、意識を向ける点を、一致させることが出来ると、相手に大きな力として伝わることを体感しました。
そうした繋がりを自分自身の中で結び付けられるよう、歩法で学んだ動きを意識していきたいと思います。

学習内容35

バランス☆運動療法初級 2014.01.11

昨日は、今年始めのバランス☆運動療法初級講座がありました。

最初に、K野先生が、立位での施術をしてくださいました。
右肩に自覚できていなかった張りがあり、手部から繋げて頂くと、上肢がとても軽くなったことを実感しました。
相手の伸びにそのまま付いて行くのでは無く、癖の動きから中央に近付く位置に導くことの大切さを教えて頂きました。
いつもと違う経路を感じることで、動作や発想が変わり、身体を良い方向に変化させられることを体感できました。

それから、お互いに呼吸や姿勢を観察し、緊張を弛める施術を行ないました。
上肢や下肢を把持して浮かせ、高さや角度や回旋を診ながら、抜ける位置を探しました。
首まで入れた状態で、肩の力を抜くことで初めて、相手の変化を感じられるようになり、どのような方向へも付いていけることを学びました。
そのためには、下半身による土台の安定性と、骨盤や肋骨の動きの自由度を両立できる姿勢取りを、常に心掛けていくことの必要性を感じました。

そして、接点から伝える場所は首だけではなく、身体のいずれの方向へも繋げて行けることを学びました。
身体に絡まる螺旋の経路を辿ることで、相手を伸ばしたり、引き上げたり、ひっくり返したりすることが出来ました。
中にはイメージしにくい動きもあり、自分自身で多方向への繋がりを観察していくことの大切さを学びました。

K野先生、お相手をしてくださった皆様、今月も様々な体験をさせてくださり、ありがとうございました。

 

Template Designed by めもらんだむ RSS
special thanks: Sky RuinsDW99 : aqua_3cpl Customized Version】