体験記58

呼吸法研究会 2014.08.24

昨日の呼吸法研究会では、全身が繋がっていく様子を体感できました。

四つん這いで、下肢の動きを観察する
・股関節の動く範囲
・大腿骨の回旋
・視線との同調
・脊柱の連動
・鼠径部の深み
・腹部から繋がる伸び

仰臥位で、下肢を引き寄せて呼吸を観察する
・尾骨からの丸まり
・吸い上げる深さ
・肋骨の締まる経路
・伸びているライン
・頭部の浮き

五指を合わせて、相手に力を伝える
・母指の向きと丹田の重み
・肩甲骨下部と手関節尺側
・背部の抜ける位置
・労宮の吸い込み
・五指の先へと伝わる連動

昨日の呼吸法研究会では、条件を変えながら動作を行なう中で、動きに繋がりが生まれていく状態を体感できました。
股関節の回旋の動きが視線と同調し始めると、体幹との繋がりが生まれ、下肢の動かせる範囲が大きく変わることを感じました。
呼吸と共に抜けていく経路を丁寧に辿っていくと、下肢が腹部の延長として伸びていく様子を感じられました。

後半は、掴まれた腕を抜いたり、引かれた腕で吊り上げたりする練習をしました。
Sさんにお相手をして頂き、無理に動かそうとして力が入ると、より動かなくなっていくことを実感し、筋力ではどうしようもない状況を体験できました。

M岡さん、Sさん、お相手をしてくださいました皆様、素晴らしい経験をさせてくださり、ありがとうございました。

活動報告52

健康維持互助会 2014.08.24

今月の健康維持互助会の前半は、一人30分で担当を交代しながら進行しました。

手や足からの連動を検証する
・足底の接地している点
・負荷に対して力の入る場所
・指先から伸びる意識
・手首の決めと体幹の締まり
・手の回る方向と脊柱の撓み
・手足の張りの対応

肢位を変えて、肩甲骨の動きを観察する
・上肢を動かす起点
・肩甲骨や腕の揺れ
・上肢を浮かせられる位置
・肘からの攻め
・下方からの繋がり
・脊柱の固まらない姿勢

仰臥位で、呼吸の通り方を観察する
・腰部への吸息と腹部の膨らみ
・身体後面の意識
・骨盤が締まる位置
・体幹の中央での吸い上げ
・脊椎一つずつの動き
・反る臨界と丸まる臨界

後半は、N田さんと組ませて頂き、股関節の固さを改善していく方針を模索しました。

股関節への繋がりを観察する
・股関節の動く範囲
・足関節の背屈と下肢後面の伸び
・伸張の伝わり
・膝の力の抜ける角度
・骨盤の傾きの中央
・下肢からの動き、体幹からの動き
・鼠径部の折り畳まる位置
・脊柱の回旋と上肢への繋がり

今回も、担当者それぞれのカラーが出たセミナーで、視点を変えながら、身体の観察を深めることが出来ました。
私も、自分自身の学んでいるところをもっと掘り下げて共有できるよう、精進していきたいと思います。
参加された皆様、今月も多くのことに気付かせてくださり、ありがとうございました。

観照文93

合気観照塾 2014.08.23

昨日の観照塾では、相手に片側の前腕を握ってもらい、抜き技を行ないました。
持たれている部分の力を抜いて、接点の圧力を均等に近付けることで、相手の指に入っている力の配分が感じられました。
息を吸いながら、手首が決まる位置へ指を開き、相手と繋がる五指のバランスを観察しました。
強く握られていても、相手の手の内を付けたまま腕を回旋することができ、そこから相手の指に力が入りにくくなる方向を辿っていくと、隙間から腕が抜け、指が引っ掛かていく方向で攻めていくと、相手を固めて投げる技になることを体感しました。
いずれの方向においても、腕だけで動かそうとした途端に流れが止まり、骨盤の動きを伝えていくことの大切さを学びました。

それから、相手の腕を両手で把持して、身体を繋げる練習をしました。
いずれかの経絡をイメージしながら、通りやすい位置で把持し、息を吸って相手を浮かせました。
引き分けた両手の中間点を意識し、両側の股関節でキャッチボールすることで、自在に誘導できることを学びました。
そして、分け目による攻めが抜けると、相手が息を吸い上げるだけで簡単に返されてしまうことを体験しました。
また、相手に繋げてもらった状態から、肩を落とせる位置で力を抜くと、頚部から肩、肘、手首、指先へと螺旋状に伸びていくことを体感しました。
それと対応するように、相手は末梢から順に緩みが取れて転び、弛めていく施術と固めていく技が表裏一体であることを実感しました。

上肢以外の経絡も色々と試しながら、身体の弛んでいく様子を観察しておきたいと思います。

観照文92

合気観照塾 2014.08.16

昨日の観照塾では、一教から四教を行ないました。

相手の出してきた手を、同側の手で取り、力を抜いて相手が落ちる位置に付いて行きました。
そこから息を吸って、相手の頚までの経路に吸い上げていくことで、相手をひっくり返して、固まる肢位に誘導できました。
母指と中指がそれぞれ相手の母指球や小指球に当たり、相手の手部が寄り、手関節の可動域を妨げない位置で把持することで、弛めたり固めたりを自在に行なえることを学びました。
それぞれの技は孤立したものでは無く、落として浮かせて又落としてと言う、固める臨界を呼吸で追い続けることで生まれる流れを感じました。

相手の片腕を両手で把持し、側方に移動して、体幹を切り返して投げる技を学びました。
両手で皮膚の緩みを取りながら、相手の腕の回りで回転することで、接点から螺旋の動きが伝わり、順に固めていけることを体験しました。
転ばせる方向が変わるだけで、どちらに回っても、相手を崩す技になることを興味深く感じました。

坐位で、脚の上に両手を置き、相手に押さえてもらいました。
外方に向かう力と引き分けるように、内部を締めながら、自分自身の繋がりの糸を張っていきました。
仙腸関節の攻めを、手の動きと一致させられる状態にあると、相手の負荷があっても、楽に上肢を浮かせることを体感しました。
相手を崩す際には、身体の動きは小さくても、身体内部の糸の張りを通じて、それまでに行なっていた股関節を切り返して流れに付いていく働きが起こっていることを感じました。

固まる方向や弛む方向に繋がっていく誘導が、意図的に行なった操作によって起こるものではないことを体験できました。
そうした流れを感じられる余裕を大切にしながら、施術に取り組んでいきたいと思います。

点構成

最近、頭部と前腕を着いた状態から、三点倒立をする練習をしていました。
三点のバランスが取れた位置で、地面へと重みが乗って行くと、自然に体幹や下肢が浮き上がっていく状態を体験しました。
それ以来、「立つ」ということに対するイメージが大きく変わりました。

立位で足趾を反らせて足背を張ると、足底の感覚が明確になっていく位置があります。
手に物を持った状態から、手背を張っていくと、手指の接触面が点に近付いていきます。
何かに接しているかどうかに関わらず、姿勢の変化に連れて、身体の内部の至る所で、感覚が強まったり弱まったりしています。
そうした意識の高まりと、力の抜ける姿勢との間には、関連があることを感じています。

それぞれの点は無関係に働く訳ではなく、一つの点が生まれると、次の点に向かう線を感じられます。
姿勢や息の吸い方を変えることで、それぞれの点を順に繋げたり、別の経路を探したりしています。

足部を曲げ伸ばししたり回旋すると、膝や股関節や坐骨の意識の強さが変わり、その向きによって下肢のどこを通るかが異なります。
また、上肢を絞っていくと、手首や肘や肩に点の意識が生まれ、それらが体幹にどのように繋がっていくかを観察しています。
坐位で骨盤を傾けていくと、坐骨の実感が高まってくる場所があり、下肢や上半身の移動に伴って、重心の掛かり方も変化します。

点の感覚は、固定された一点ではなく、バランスが変わると、位置や角度が変化します。
どこに基準を置くかによって動く箇所が変化し、一点が変わると、他の点も釣り合う位置へと座標を移します。

関節の大きさで支えるのでは無く、そこを通る経路の細さのバランスとして観ることで、体重や身体に掛かる負荷に対する受け止め方が、全く異なることを感じています。
それぞれの関節には無数の運動方向があり、行える動作の繊細さや受け取れる感覚の量は、そうした働きをどれだけ活かせるかによって変化することを感じています。
そして、鍼や指圧が点の意識で働きかけていることを、今更ながら、思い出したりしています。

城崎

学習内容42

バランス☆運動療法初級 2014.08.10

昨日のバランス☆運動療法初級講座では、呼吸に伴うバランスの変化を体感しました。

脚を伸ばして畳の上に坐り、呼吸に伴う下肢の動きを観察しました。
股関節が寄る位置で息を吸い上げられると、骨盤の転がりと共に下肢が浮き、臀部を支点に全身のバランスが取れることを体験しました。
頚部を決めておくことで、上半身は脊柱によって支えられ、腹筋を縮めることなく、楽に全身のバランスが取れることを感じました。
私は、自分自身で様々な関節の角度を決めて、固めたままで釣り合う場所を探そうとしてしまっていたことを気付くことが出来ました。

両腕を垂らして息を吸うと両手が寄り、吸い上げると上肢が浮き、充分に吸えたところで、留め金を外せる位置へ誘導すると、肩甲骨が落ちることを体感しました。
吸い上げる経路によって、落ちていく経路も変化し、合気体操の動きを、呼吸に伴う自然な動きとして実感することが出来ました。
足の幅や角度、上肢の伸びていく方向や手首の決めや、首の位置など、肩の力を抜くためには様々な条件が関わり、そこからずれると落ちなくなってしまうことを確認しました。
胸骨や脊柱など、あちこちを固めてしまっており、それらが弛んだ状態では、肩甲骨の動きや感覚が大きく変化したことに驚きました。

今回のセミナーで、姿勢や動作だけを意識して、吸い上げることで高まる張りや、力が抜けて弛んでいく様子を、充分に受け取れていないことを実感しました。
そして、そうしたキッカケの後に、身体に起こり始める変化を味わう間が、治療においても、如何に大切かを教えて頂きました。

K野先生、参加された皆様、昨日も多くの気付きを与えてくださり、ありがとうございました。

観照文91

合気観照塾 2014.08.02

先日の観照塾では、吸い上げていく経路と抜けていく経路に注目して、動作を観察しました。

向き合って片手を持ってもらい、骨盤を中心に動くことに意識を置いて動作を行ないました。
肘や肩を固めた状態では、骨盤を傾けた幅の動きでぶつかることを確認し、伝達の途切れている箇所をその都度、指摘して頂きました。
姿勢や意識する経路を変えながら、途中で詰まることなく骨盤の動きが繋がっていくと、相手へ伝わる力が大きく変化することを体感しました。

坐位で両手を押さえてもらった状態から、股関節で一方の手を寄せ、相手に繋がりやすい側を確認しました。
股関節の動きと肩甲骨の位置が対応して働くと、一側を寄せながら中心で吸い上げられることを感じました。
接点の緩みを取り続けられる方向に呼吸を通していき、向こう側を意識して相手に入れました。
保息しながら肩甲骨を下ろせる位置で背部を弛め、肋骨を浮かせたまま、重さを先に落としました。
それによって、相手の落ちていく位置を感じられ、自分自身は自由に動ける状態を維持できることを体感しました。
相手より低い位置から上肢を伸ばしていく時も、後ろから両腕を持たれた時も同様に、呼吸で浮かせて力を抜いていくことが、そのまま技になることを学びました。

上肢や下肢の向きによって生じる繋がりの違いを、研究していきたいと思います。

 

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