学習内容45

バランス☆運動療法初級 2014.11.08

昨日のバランス☆運動療法初級講座では、身体の繋がりの高さや深さを学びました。

鏡の前に立っている状態で、足趾から、丹田、膻中、瘂門、その向こう側と、順に上のほうに力が伝わって行く様子を見せて頂きました。
立位での、内部を通っていく繋がりや抜けて下りていく重みを見ることができ、臥位での施術のイメージが変わりました。
北野先生が触れておられる足部がとても柔らかく見え、それが他の場所にも広がっていく様子が印象的でした。

長坐位で両脚を開き、吸気に伴う体幹の起き上がりや呼気に伴う脱力を観察しました。
骨盤を立て、脊柱が頚部まで伸びていく位置を意識しながら、息を吸い上げました。
目線や舌や口角といった頭部の動きも同調すると吸い上げが大きく変わることを確認し、呼吸を臨界まで観察できていなかったことを実感できました。

相手に伏臥位になってもらい、両手を腰背部に当て、長坐位で練習した動作を念頭において施術を行ないました。
浮かせてから、力を抜いて相手に呼気を浸透させ、単にのしかかった場合とでは、伝わる深さが異なることを検証しました。
そこから、両手の間の張りが抜けないように身体の締めを維持し、吸って緩めて吐くリズムで、股関節の動きを手に伝えました。
自分自身の力が抜けると、相手の動きや呼吸が伝わり、その感覚と同調して動いていけることを感じられました。

K野先生、今月も課題を解決するためのヒントを与えてくださり、多くの新しい発見をくださり、ありがとうございました。

 

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