稽古記録08

東雲道場 2015.01.27

昨日は、東雲道場で、IYさんに稽古を付けて頂きました。

帯の巻き方や剣の持ち方といった、基本から教えて頂きました。
居合いを行ない、剣を抜いてから、鞘に納めるまでの一連の流れが、吸って、吸い上げて、弛めて、吐く身体の動きと一致していることを感じられました。
身体の伸びによって、切っ先まで抜き切り、物打ちが中央に来る位置のまま浮かせ、弛めて手首を返し、鞘のラインに合わせて下ろして行きました。
腰が反ったり、肩や肘に力が入っていると、スムーズに剣が抜けず、途中で損なわれることなく手部まで伸びが伝わる経路を丁寧に観察していく必要性を感じました。

中指・薬指と小指球で挟むように持ち、剣の傾きに伴うバランスの変化を観察しました。
中指や薬指のどちらかを外したときの手の内や、呼吸の伝わり方の違いを確認し、それぞれの指の持つ働きについて実感できました。
息を吸って手掌の皮膚のズレによって柄を引き分け、張りを保ったまま吸い上げることで剣が上がって行きました。
剣を含めたバランスが、呼吸によって変化し、下肢の引き寄せや足の踏み出しも、それと連動して起こっていることを体感しました。

両手で杖を挟んでぶらぶらしながら、杖が、重力の働きで落ちていこうとする手部を支えている様子を観察しました。
息を吸い上げて頂点まで浮かせたところで、弛めることが出来て初めて、杖に力が溜まっていくことを感じられました。
それを開放し、重力に沿った落下に任せることで、振り下ろす動作が生まれることを体感しました。
先に身体内部の重みを落としてから、杖を下ろすことで、相手からの反作用を受けることなく、自分自身の内部の変化を相手に伝えられることを学びました。
杖を自分自身の一部とすることで、筋力によって骨を動かしているのではなく、筋が働ける位置に骨のバランスが変わっていくというように視点を変えて動作をみることが出来ました。

IYさん、いつも稽古を通して発想を広げてくださり、ありがとうございます。
これからも、夫婦共々、よろしくお願いします。

体験記63

合気の心身研究会 2015.01.25

・下方に押すのではなく、内部に引き込むことによって、下肢を伸ばす
 下肢内側を通る経路と、鼠径部の切れ込みが合う感覚が得られた

・足底の三点のバランスを、集めて引ける位置に合わす
 会陰を引き上げて、臀部を浮かす

・息を吸い込んで栓を閉め、中の空気をパッキングする
 空気が移動したり、形や密度が変わっても、内部の圧は保たれる
 接点を相手に合わせてパッキングできると、相手と繋げられる

・骨盤に引き込んだ張りを、肋骨の内部に吸い上げる
 固まっている場所がなければ、呼吸が頭部まで繋がって通る
 仙骨と後頭骨が連動して動く

・「締める」と「固まる」の違いを鑑別する
 骨盤が内部から締まると、仙腸関節は自由に動く

・中央に引き込んだ吸気を、骨盤の立体的な形状に沿って、後方から前方へ吐く
 相手の力を吸い込んで、付けたまま送り返す働きと一致する
 呼息や吸息の臨界が深くなるほど、交流できる幅が広がる

・下肢の先導によって、上肢を動かす
 下肢内側を張って、左右それぞれの接点の弛みを取り、中央で吸い上げると、相手を浮かせられる
 重みを落として、下肢の抜ける位置に付いていく

M岡さん、SRさん、参加された皆様、今月も身体に関する多くの発見をくださり、ありがとうございました。

活動報告57

健康維持互助会 2015.01.25

今月の健康維持互助会では、SRさんが、骨盤矯正の座布団の効果を実演してくださいました。

椅子に座って、両手を身体の前で合わせ、上下左右に力を加えられたときのバランスを確認しました。
会員それぞれ、骨盤の傾きや軸のズレや負荷を受け止める場所が違い、それに合わせて、座布団で臀部の着き方を調節しました。
接地面から身体のバランスが変わると、無意識での負荷に対する抵抗も抜け、自然に力を吸い込めるようになることを感じました。
受ける力に応じて、接する前に引き寄せたり、重みが下腹部に落ちたり、下肢内側が張ったりして、身体が反応している様子を体感できました。
動かないように力で対抗するよりも、相手の力を通しながら戻っていくことの、しなやかさを体験し、いつもそうした状態でいられるように身体を創っていく必要性を感じました。

続けて、K元さんが、その内容を受けて進行してくださいました。
椅坐位で脚の置き方を変えながら、大腿部を、仙腸関節に伝わる方向に引ける位置に合わせました。
下肢に捻れなどがあると、必ずしも膝や足趾は正面を向かず、一旦、仙腸関節と膝を合わせてから両方が寄る位置に誘導することで、下肢のバランスを改善できることを学びました。
繋がった状態にあると、股関節の深みが増し、下肢を細いラインで引いて来れることを実感しました。

それから、膝の内外や前後の中央を確認し、曲がり方の違いを検証しました。
膝の力が抜けていると、関節に重みが掛からず、足部と骨盤の間でどの方向にも揺らせる感覚がありました。
臀部や腰部を縮めることなく、鼠径部が深くなる方向に下肢後面が伸びていくと、股関節や腰椎で詰まらず、骨盤の動きが脊柱を伝わっていくことを感じられました。
それから、両手の合わせ方を変えながら、指先まで伸びを繋げていくことで、立ち上がる動作が起こることを体験しました。
地面からの力を滞りなく伝えられる姿勢で立てると、下方から呼吸で吸い上げるだけで、相手を浮かせられることを体感できました。

SRさん、K元さん、会員の皆様、今月も貴重な経験をさせてくださり、ありがとうございました。

印象文10

合気観照塾 2015.01.24

・相手の重さを感じながら息を吸い上げ、片側の下肢を寄せる
 肋骨を浮かせたまま、相手を含めたバランスで落ちる位置に足を下ろす

・呼吸と、指先の伸びや趾先の反りが同調する
 中心から起こった力が、上肢尺側や下肢内側を通って出入りし、丹田の意識は常に抜けない

・身体の回旋に伴う圧力を鼠径部で吸い込み、体幹を捻らない
 股関節に溜まった力を開放することが、次の一歩の推進力になる
 先に意識を向けておき、身体の中央から方向を転換する

・呼吸によって、足底から受け取った反作用を、指先まで繋げる
 脱力できていると、落下に伴って上肢が折り畳まれ、重みが地面に戻っていく
 どの高さで相手に手を止められても、繋がった経路を通して下方から動けば、力を返せる

・重心を前後の足に移し替えると、手もついて動く
 前側の足のつま先や後ろ側の足の踵が交互に浮き、動作にリズムを感じられた
 足底の緩みの取れる方向や上方に伝わる経路の違いによって、羽ばたいたり、巻き付いたり、斬ったり突いたりする、上肢の動きが生まれることを体感した

印象文09

合気観照塾 2015.01.17

・重心の移し替えによって、下肢内側の張りが高まり、反対側の下肢が浮いて寄る
 張りを解放すると、体幹が回旋し、下肢内側が利く位置に次の一歩を踏み出せる

・仙腸関節と肩甲骨の関係性が外れない位置で、相手に焦点を合わす
 肩甲骨が寄って下りていくと、上肢尺側の反りが強まり、相対的に相手が浮く

・呼吸を吸い上げて、自分自身の軸を立ち上げ、相手の中心を動かす
 肋骨を浮かせたまま、肩鎖関節の留め金を外すと、肩甲骨を落とすことが出来る
 肩の力を抜くとき、相手に付けた軸をぶらさないように注意する

・脊柱を上がってくる波を伝えるとき、顎が上がってしまって連動が途切れていた
 頭部までの伝わりを丁寧に追い、頚部の引きと攻めの移り変わりを意識する

・呼吸を下方から吸い上げるほど、相手を浮かせる力が大きくなる
 下方に高まった意識を維持して、浮かせた接点の力を抜くことが出来ると、相手と繋げたまま遠くから攻められる

・息を吸って両手を張り、重みを丹田に落とす
 腹部の球と、手の間にある球を一致させて、相手に力を伝える

稽古記録07

東雲道場 第十四回研究会 2015.01.12

昨日の東雲道場では、呼吸から起こる力の伝わりを感じられました。

最初に、あちこちに警杖を当てたり転がしたりしながら呼吸をし、身体をほぐしました。
警杖を浮かせる高さを変えながら、両手で引き分けた場合と、押し合った場合の身体内部の動きの違いを観察しました。
設定が異なると、下肢内側の利きや骨盤の傾きや肋骨の締まりが変わり、繋がって動ける条件を自分自身で見つけていくことの大切さを感じました。
骨盤の立て替えと重心バランスの傾きによって、手の内を杖が滑り、下方から起こる動きが上方に伝わる様子を体感できました。

仙腸関節が動く位置で正座して、お腹に息を吸って臀部を浮かせ、胸部への吸い上げと共に剣を上げて行きました。
剣が上がるにつれて右手と左手が締まり、振り上げた位置で、右手の小指球の緩みを取ると物打ちが立ち、肩部の力を抜くと手の指と手掌の間でバランスを取りながら剣が落下して行きました。
剣を握らずに柄を手の中を転がせると、剣の高さと連動して、常に手の内の圧力や両手のバランスが変化していることを感じられました。
そして、剣の前方への落下と、頚部の後方への引きが釣り合い、丹田に落とした重みと剣の静止する位置が一致することを体感できました。

お互いに組み合ったり、肩部を手で押されたり、腕を持たれたりと、一見、違って見える状況においても、同様の体内操作が起こっていることを体験しました。
息を吐きながら力を抜き、接触している箇所に息を吸い上げて、相手に入れました。
その場所を置いたまま、相手に力が伝わる方向を意識しながら、骨盤の立て替えを行ないました。
保息しながら肩甲骨を落としていけると、接点をぶらすことなく、丹田からの動きが、体幹内部を通して手部に伝わることを学びました。
下方からの力を、自分自身の内部に通していけると、上肢に螺旋の伸びが生じ、相手の身体を螺旋状に伝わっていくことを体感できました。
そうした伝達の起こる姿勢は一点しかなく、相手を吸い込む段階から、そうした体勢を取れるように意識していく必要を感じました。

お互いの丹田や壇中や股関節などに警杖を当てて挟みながら、呼吸によって内側から起こる力を、相手に力を伝えました。
相手の力を鼠径部へ吸い込み、吸い上げた空気を、背部を通して下方に下ろして行きました。
呼気の落下と共に身体背面に通った経路を意識しながら、矢を放つように、後ろから前へと解放しました。
目の付け所によっても力のシャープさが生まれることを体感し、警杖の太さではなく芯の細さをイメージしながら、弓を絞っていくことの大切さを感じました。
全身のどの場所においても呼吸を出し入れしたり、接点の圧力は留めたまま、相手に焦点を合わせられるように、意識の行き届いた身体を創っていく必要性を実感しました。

K野先生、IYさん、お相手をしてくださいました皆様、楽しい時間と多くの体感をありがとうございました。

学習内容47

バランス☆運動療法初級 2015.01.12

今年最初のバランス☆運動療法初級講座では、身体の繋がりの見え方が変わりました。

立位で、上肢や下肢を浮かせた位置から、バランスが変化しながら落ちていく様子を見せて頂きました。
落下が妨げられている場所の隙間を通しながら、落として行く間に、力が抜ける位置に誘導できることを学びました。
重力に逆らって引き上げていた重みが下方に落ち、地面と交流できる状態にあると、上方の力が抜けて浮いてくるという関係性を感じられました。

側臥位に寝てもらった相手に当てた両手を浮かせて張りながら、手の間にある大きな球を動かすイメージで、動作を行ないました。
北野先生に施術して頂き、触れるか触れないかという接触から起こる小さな動きからも、内部に力が伝わっていく様子を感じられました。
様々な方向に揺れる身体から、離れることも、止めることもなく、付いたまま沿い続ける技に驚きました。

手で触れている場所ではなく、離れた場所を間接的に動かすことを意識して施術を行ないました。
目標とする箇所に焦点を合わせやすい位置に、その都度、前提を整えていく必要性を感じました。
足部を把持して施術を行なっている際、上半身から足に向かう繋がりを伝えて頂き、内部を通る糸を感じられました。
糸の張りを保ちながら、それを動かすというイメージが生まれると、身体の内部を通して、どちらの方向にも繋げられることを実感しました。
触れている箇所や外表の動きに固執せずに、常にそうした通り道に目を向けながら、身体を診ていくことの大切さを感じました。

K野先生、参加者の皆様、今月も貴重な体験をさせてくださり、ありがとうございました。

 

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