体験記67

合気の心身研究会 2015.05.24

・身体の張りと呼吸の通りかたの関係を検証する
 引っ張ることも弛むこともなく、呼吸の入った分だけ引き分けが起こる

・大腿や下腿の皮膚がずれる感覚を、帯で弛みを取りながら観察する
 自分自身の皮膚の動きを感じながら動作を行なうことで、相手の中心を揺らす

・脱力できる位置に相手の上肢を浮かせて、弛んで伸びる動きに付いていく
 止まったときには、その都度、自分自身の力を抜く

・肘を外に張ったまま、体幹からの伸びを上肢尺側に伝える
 体幹と上肢の関係性によって、腕を上げる力にも前に出す力にも下に下ろす力にもなる

・肘から先は置いたまま、上肢を長く使う
 肘や手が先行して動いてしまい、伸びを止めてしまっていることを実感した

・上肢尺側を通って下りてきた重みを、物打ちまで落として剣を持つ
 物打ちの意識が途切れない軌道で、伸ばして上げていく
 臨界まで伸びた位置から、ずらして落とす

活動報告61

健康維持互助会 2015.05.24

・仙骨と後頭骨を繋げたまま、下肢が折り畳まる方向に曲げる
 股関節が最後まで曲げられずに途中で骨盤が後傾して、抜けてしまう瞬間を自覚できた

・先行して動いてしまう背骨の上下に意識を向けてみる
 どこかで曲げようとせずに、全体のバランスの中で動作を観察する

・ニュートラルの位置のまま骨盤を締める
 体幹を締めようとして、腰椎を反ってしまったり、骨盤を傾けてしまう癖があることを実感した

・顎を詰めたり、後頚部が緊張したりせずに、頚が伸びていく経路を辿る
 後頭骨の後方への引きを保ったまま、骨盤を動かす
 中が繋がっていれば、重心を傾けても、脱力したままバランスが取れることを体験できた

・締めたまま反る丸める動きを行ない、中の状態の変化を観察する
 吸い上げに伴って、内部を通して頭部まで下方からの力を伝えられることを体感した

・保息したまま、肩甲骨を丹田に繋がる位置に下ろす
 一度、通り道ができると、同じ経路を通して呼吸で上げ下ろし出来る

印象文24

合気観照塾 2015.05.23

・息を吸って上肢を浮かせた位置から、重みを下方に移す
 肩が落ちて、肘へ伝わり、上肢が伸びていく流れに任せられると、相手からの負荷を受けることなく、転ばせることが出来た
 意思が先行してした途端に、上肢の橈側に力が入り、伸びが止まってしまうことを体感した

・頭頂部や後頭部の髪に吊られて、背骨まで伸びていく感覚を得られた
 頭の上方に点の意識を置いておくことで、骨盤を自由に動かすことができ、肩の力の抜ける位置を感じられた

・後頚部を伸ばして、後頭部を弛め、頭を柔らかく使う
 頭を直接に持たれても、接点の緩みが取れ、相手の軸を感じられ、付けたまま下方からの動きを伝えられる

・上肢尺側が体幹と繋がって伸びていく方向に剣を上げる
 身体の前面と後面の行き来が、そのまま上肢にも引きと攻めとして表れ、相手を浮かせたり落としたりする力になることを体験した

・手を張って、相手の後方まで意識を通す
 脱力によって、内部を通して自分の重みが下方に落ちると共に、上肢が伸びて相手を浮かす働きが起こる

・お互いの重さを、両側の鼠径部を通し、一点に集めて落とす
 両手を下肢の張りによってその点に引き寄せられると、細い範囲に濃縮して力を伝えられることを実感した

印象文23

合気観照塾 2015.05.16

・自分自身の軸が立っていくように脱力する
 道着を引くのではなく、道着を介して緩みを取り、相手の中心を引き寄せる

・入れようとか上げようとせずに、体幹の中の行き来を伝える
 脱力して腕が落ちる方向に力が働いていると、内部の浮きが相手に同調して伝わることを体感させて頂いた

・軸を保ったまま、息を吐いて身体を溶かし、丹田を浮かべる
 お互いの重みが落ち、相手が転んでいく方向に付いていく

・力を抜いたまま、指先まで呼吸の伸びを伝える
 手を張ろうとすると、手首や肘を固めてしまっていることを実感した

・頭を考えるために使うのではなく、重さのバランスとして使う
 コンパクトな動きが、相手に伝わるまでの間に大きな落差となることを体験した

・下肢後面を利かせて、臀部を浮かす
 鼠径部への吸い込みから書き始め、相手の崩れていく方向に合わせて「の」の字を描く
 相手にどこを持たれても、同様に技が掛かるということを体感できた

印象文22

合気観照塾 2015.05.09

・ぶつからずに伸びていける経路を辿る
 上げようと思った途端に、力が入って動きが止まってしまうことを体感させて頂いた

・肩甲骨が寄って下りる位置を観察する
 甲羅のイメージを持ちながら亀の動きをすることで、背後の相手にも背骨の動きと一致した力を伝えられることを体験した

・相手に触れた指先で緩みを取り、頚まで伝える
 垂直に押すのでも水平にずらすのでもなく、呼吸に伴う伸びが浸透する方向に通す

・相手の頚を意識して、下肢内側と上肢尺側の張りが高まる位置に脱力する
 自分の中心を保ったまま、相手の中心をずらす

・骨盤の動きを、途中で滞らないように手まで伝える
 遠くを意識しながら回して、その力を相手の頚に掛ける

・ロッキングチェアで相手と繋げ、天地人の体内操作を伝える
 自分の手を上げていくのと同様の力を、内部で伝達することによって、相手を浮かせられる
 自分の手と相手が一緒に落ちる位置にずらして、内部の重みを下ろす

学習内容51

バランス☆運動療法初級講座 2015.05.09

・相手が浮いていく経路を辿り、落ちていく経路に導く
 伸びていく糸が途中で引っ掛からないようにバランスを変えながら、一つずつ穴を通して行かれるような繊細な操作を体感した

・自分自身の丹田の感覚が高まるところへ浮かす
 緩みを取ったまま、相手の弛んでいくタイミングやペースに合わせて待つ

・手背と手掌、母指と四指とで、引きと攻めが起こる
 施術されているK野先生の手背に触れると、合気が掛かることを体験させて頂いた

・手の丸みから生まれる空間の中央を意識する
 体幹の表裏でも四肢の二ヶ所でも、両手の間を行き来する内部の変化を受け取る

・指を一本ずつ持ち、力の抜ける位置に浮かせる
 経絡をイメージしながら、意識した点まで通し、抜けて伸びていく動きに付いていく

・下肢から体幹内部を通って、頚へと繋がる経路に吸い上げる
 生まれた軸を保つことで、力を抜いたまま動くことができる

印象文21

合気観照塾 2015.05.02

・息を吸い上げて軸を立て、肩と肘の力を抜く
 仙骨と後頭骨の繋がりを保ったまま、骨盤の動きを背骨に伝える

・下肢後面の張りによって、骨盤の下部まで動かす
 下から潜って浮き上がる力を手に伝えて離陸する

・腕の力を抜いて、下方からの波を伝える
 掌側と背側を意識して、指先までを尾びれのように揺らす
 脱力することと、指先まで意識を通すことの両立の難しさを感じた

・体幹の内部をこみ上がってくる力に合わせて手首を返し、前腕と上腕で引きと攻めを作る
 相手が離れないように引き付けつつ、肘までの伸びで攻める

・左右の股関節で焦点を合わせ、相手の頚まで繋がる方向に皮膚の緩みを取る
 張りが弛まないように、相手の中心に伸びを伝える

・浮かせて落としたり、上げて斬ったりといった動きが、呼吸と共に体内を循環する働きによって起こることを体感できた
 バランスが変化しても、自分自身を繋げていける経路を検証し続ける

 

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