稽古記録25

東雲道場 第三十一回研究会 2016.06.26

・両側の踵を付けたまま股関節を開排して、腰が決まる位置まで開き、肛門を引き込む力によって立ち上がる
 指先まで吸い上げた空気を中央に集めて下腹部に落とし、丹田感覚の高まりを維持したまま動く

・骨盤や肋骨を締めて四肢を張り、中央で呼吸を行き来させることによって、剣を上げたり下ろしたりする
 体幹を押し上げる下肢の力を、内部を通して上肢に伝達することが出来ると、楽に剣を上げられることを体感した

・ロッキングチェアでの後方への重心の移動と、身体背面の働きの高まりを一致させる
 背部と上肢後面が繋がって動くと、自然に肘が曲がって、相手を浮かせる働きが起こることを体感できた

・中指を支点としたシーソーが傾けるように柄を持ち、母指球と小指球の間でバランスを取りながら剣を動かす
 分け目、物打ち、切っ先の関係性を常に受け取り、意識を途中で止めることなく、内部の伸びをその先まで伝える

・前側の股関節に乗るように足を踏み出して剣を振り下ろし、股関節と物打ちの重みを一致させて相手に付けておく
 骨盤を締めて内部の空気をパッキングし、圧を保ったまま骨盤を立て替えることで、相手を引き込む

・身体の張りで両手の間を引き伸ばし、物打ちと肘と丹田が正中線上に並ぶように青岸に構える
 下腹部の球を二つのベクトルと合う方向に向け、正中と分け目の両方に作用するバランスで身勢を取る

活動報告74

健康維持互助会 2016.06.26

・椅子に座って体幹を垂らした姿勢から、反る繋がりや丸める繋がりによって体幹を起こす
 仙骨と後頭骨の繋がりを意識しながら背骨全体で動き、自分の癖を観察する

・頭の重みで首を回し、止まった位置で、呼吸によって弛む方向に誘導する
 百会から伸びていくように内部を伸ばし、鎖骨や肩甲骨を動かして、呼吸が下りて行ける抜け道を探す

・息を吸った分だけ腕を浮かせ、吐きながら指先まで伸びていく動きを観察する
 伸ばす指や、腕の高さや向きを変えることで、それぞれの通っていく経路の違いや力が入っている場所を体感できた

・骨盤からの先導によって、腕を浮かせ、中心で揃ったところから、ずらして落とす
 反対側の腰との繋がりを意識しながら、内部の経路が臨界まで伸びるように動く

・踵を立てて手首を決め、中心から四肢の先端に向かって伝わっていく動きに付いていく
 弛んで伸びていく働きに逆らおうとする力を抜くことが出来れば、体幹が傾く不安定に思われる姿勢でもバランスを取り続けられることを体感した

・相手の身体に手を沿わせたまま、背骨を反らしたり丸めたりすることで生じる波を伝える
 波の深さや振り幅を変えると、それに対応して相手への働き掛けも変化し、自在に誘導するためには、中心に居ながらどちらへも振れる身体を創っていくことが不可欠だと実感した

印象文72

合気観照塾 2016.06.18

・上腕に紐を掛け、輪の手前と奥の両方が釣り合うように身体を張って相手に入れる
 片側の手を脱力して転がし、もう一方の手で股関節の攻めを伝え、時間差で骨盤の動きを伝える

・手の張りと上肢が伸びる働きを一致させて相手に繋げ、手の向かうベクトルと相手の背側を通るカーブの合力となる方向に骨盤を動かす
 鼠径部の深みによって骨盤の丸みを相手の中心に合わせ、その傾きのまま臀部の働きで攻める

・相手に両肩を押された状態で、接点の力を抜いて吸い込み、現れたラインを通るように力を返す
 体幹全体を回旋させず、片側の骨盤を留めて相手との関係性を維持し、反対側の股関節の動きを肩部まで伝える

・指の経路を皮膚の擦れで閉じておくことで、内部の伸びを溜めていき、高まった圧力を臨界で解放することによって生まれる力を相手に伝える
 片方の脚を後方に引く力と、対側の上肢を前方に突き出す力が釣り合うように、内部を伸ばす

・上腕を張ったまま肘から先をフリーにして、前腕を股関節で回す
 肩や肘を脱力したまま指先に意識を通し、相手の腋の下を通過させて頚まで力を伝える

・相手のロッキングチェアの動きを誘導し、後方から中央を過ぎたところで浮かし、頂点からずれていくタイミングで脱力して落とす
 自分自身の呼吸の出入りが指先まで伝わると、その働きが相手にも反映され、浮いたり落ちたりする働きが自然に起こることを体感した

印象文71

合気観照塾 2016.06.11

・頚を引いて相手との間の紐の撓みが取れる位置に移動して、そのテンションを保ったまま動ける方向に骨盤を回旋する
 腕から曲げたり軸を崩したりして、お互いの間に生まれた経路を縮めることなく、下方からバランスを変える

・手首や肘に点の感覚が現れるバランスに脱力し、紐が均等に張れる位置に腕を下ろす
 肩を前に出さずに上腕後面を弛め、身体の背側を通して重みを落とす

・肩を掴んでもらい、相手の頚に繋がる方向に焦点を合わせ、反対側の股関節の動きを伝達する
 近い場所で対抗しようとせず、接点を置いたまま相手と釣り合うように自分のバランスを変えて、遠い場所からの力を伝える

・体幹を締めて上肢と下肢を張り、股関節と肩が連動した状態で丹田から動く
 下方から軸を細く伸ばしていく力によって相手を浮かせ、崩れていく方向へ股関節の動きで誘導する

・恥骨を締めながら大腿を張るように息を吸って臀部を浮かせ、身体の内向きの引きと外向きの攻めが生まれるように座る
 吸い上げと共に横隔膜を締め、相手の乗ってきた重みが相手を浮かせる力となる位置に腕を上げる

・鼠径部を深めて、腰部の攻めで下方に重みを落とし、重心の移動で地面にラインを描くように動く
 浮かせる力と同時に、自分の重心を沈める力を保つことで、地面との関わり合いを相手に伝えられることを体感した

学習内容63

バランス☆運動療法初級 2016.06.11

・足部から膝、股関節、仙腸関節が弛む位置に導き、伸びが起こるのを待つ
 身体が繋がると、足部が柔らかく動き、揺れがどこにもぶつからずに頚に反映されることを体感した

・肩や肘を力が抜ける位置に置き、手首が決まるよう大腿に乗せて手部から調整する
 上肢のラインを合わせることで初めて手の捻れや指の使い方の癖が表れ、中心に繋がるバランスに近付けられることを学んだ

・手や指の関節の緩みも取り切り、臨界まで経路を伸ばす
 天地人の串刺しでの中心から順に伸びていく動きが、指の一つ一つの関節まで起こっている様子を見せて頂き、その手技の細やかさに驚いた

・肋骨と対側の肩甲帯を中心に寄せて、そこからバランスが変わろうとする働きに付いていく
 固まった位置から、関節がぶつからずに動き続けられる隙間を縫っていくことで、肋骨の形も変わっていくことを体験させて頂いた

・後頭部に当ててくださった手の圧が仙骨に伝わり、両間が連動して動く状態を体験させて頂いた
 全身の繋がっているイメージが同調すれば、どこから触れても、別の場所を誘導できることを実感させて頂いた

乗り潮

最近、治療をするときに患者さんの呼吸を感じながら施術することの大切さを実感しています。
呼吸の出入りに伴う動きを、ぼんやりと眺めたり、手から伝わってくる感覚を受け取ることで、治療に臨もうとする心持ちが和らぐことを感じます。
触れる前から軸を立てて手の力を抜けるように準備しておくことは、患者さんの呼吸がどちらに向かっても、それに付いていくことに繋がるように思います。
そして、その方の吸う息の伸びに合うように身体を張って緩みを取り、吐く息の深さに合うように弛めていくことを心掛けています。
我が入ると、張りの強さや動きのペースがずれて、お互いのリズムが合わなくなってしまうことを感じます。

呼吸が同調できているときは、何もしていなくても患者さんから吸い込みが掛かり、頂点で経路が変わって伸びてくる働きが起こることを体験します。
空気の出入りを伴う呼吸よりも、ゆっくりとしたペースで起こるこうした働きもまた、呼吸の表れであるように感じています。
一回一回の呼吸を、砂浜に寄せて返す波だとすると、深い場所で起こっている呼吸は、海の中の潮の流れのようにイメージしています。
そして、外に表れている呼吸と、深部で生じている呼吸は、お互いに関連し合っていることを感じます。
楽に呼吸ができる姿勢にあると内部の動きが現れ、内部が動き始めると呼吸が広がりやすくなるように変わっていきます。
自分が力を抜いて、その揺らぎに付いていくことが出来ると、自然に緊張が弛み、繋がりが改善するバランスに導かれることを感じています。

自分の身体で発見したことが施術に活かされるだけでなく、治療によって患者さんから体験させて頂いたことが、自分の身体を見直すキッカケとなることがよくあります。
自分の深いところではどのような変化が起こっているのか、呼吸を見詰めなおして行きたいと思っています。

明石海峡

印象文70

合気観照塾 2016.06.04

・相手の手の内と馴染むように脱力して、肘から先の連結をオフにし、相手に意識を付けたまま良い位置に移動する
 オンにした瞬間に相手との間に生じた流れを逃さず、それを増幅するように動く

・横隔膜を締めながら上腕を張って相手に入れ、尺側の経路が通る傾きに尺骨を転がす
 右手と左手それぞれで相手の頚に向かう一点に照準を合わせて、股関節から攻める

・身体の軸を立て、張りを作って肘を点で浮かせ、そこを留めたまま肩の力を抜く
 肩が弛む位置に来ると、鎖骨や肩甲骨が自由に動いて通路が開き、股関節の動きをダイレクトに伝えられることを体感させて頂いた

・両手の間の空間を前後に引き分けて分け目を作り、それを維持したまま股関節で動く
 相手の瘂門の後上方の点まで意識を通し、鼠径部の深みから生まれる地点に落とす

・呼息と共に五指を均等に寄せて、相手の腕を介して中心を掴む
 芯の感覚を順に繋げていくことで相手の頚を取り、崩れていく方向に誘導する

・丹田と繋がる位置に母指を張り、小指側と母指側の引きと攻めで、手関節尺側が決まるように手を作る
 上肢尺側を刃筋として相手に反りを合わせて浮かせ、手首を物打ちにして斬る

 

Template Designed by めもらんだむ RSS
special thanks: Sky RuinsDW99 : aqua_3cpl Customized Version】