呼吸と皮膚感覚

呼吸動作研究会 2017.03.27

<仰臥位>

畳との接地面の状態を観察する

身体に手を当てて呼吸をしながら、動いている場所や動いていない場所をチェックする

畳に触れている皮膚の動きを観察する
脚を曲げ伸ばしする
足の下にビニール袋を入れて摩擦を減らす
ある時とない時の違いを検証する
足底の皮膚から身体への連動を観察する

<側臥位>

四肢への骨盤の動きの伝わり方をみる
上側の脚と下側の脚をずらす
手を前方に滑らせる
両脚の間、手の下にビニール袋を挟む
左右差を確認する

<正坐位>

大腿部に手を乗せて皮膚をずらす
下腿前面の皮膚を揺らす
ビニール袋で雑巾掛けするように手を伸ばして身体を前に倒す

<椅坐位>

足底や臀部の皮膚の動きを確認する
足の下にビニール袋を敷いて色々に動かす
両手の掌を合わせて、手掌の圧の変化や皮膚のずれを観察する

相手と手を合わせて呼吸の伝わりかたを検証する

瞬間に付ける

合気観照塾 2017.03.25

刀を同じ位置に保ったまま、鎖骨を弛めて、いつでも下ろせる状態で相手が吐くのを待つ

身体が伸びて相手に向かっていく動きと、重みが落ちて自分に戻ってくる動きを繋げて、途切れずに動く

どこも止まらずに、瞬間に付けて方向を変えられることを体感させて頂き、付ける拍子と当たる拍子の違いを感じられた

柄を握って固めずに、剣の向かう方向に合わせて手の内が変化が出来るように、緩みを取って持つ

常に、お互いの力のベクトルが重なり合う中心に丹田を向けて踏み込む

青岸の構えから刀を重みで倒して曲池に乗せ、肘を浮かす力で相手を攻める

相手の刀と接触する力に対抗せず、自分の身体に通して、廻刀したり立て替えたりする動きに変える

自分の立ち位置は変えずに、刀の流れに付いていくように回旋し、そのまま振り下ろす

相手の呼吸と合わせて吸って弛め、手刀が接したタイミングで落ちていく経路に沿って吐く

ぶつかった瞬間には、すでに相手を落とす準備が出来ているという状態を体験でき、峰と谷や時間の感覚のイメージが変わった

お互いが拮抗している所からも、吸って入れ、相手からの反応に弛めながら付いていくことで、自分で拍子を作る

肋骨と手

合気観照塾 2017.03.18

手刀を相手の背骨に当てて臨界まで緩みを取り、相手の向こう側まで透す

後頭部を引いて頚を伸ばし、自分の上肢の撓みを取り、丹田の動きを損なわないように伝える

刀の棟が上がっていく軌道や、刃が下りていく軌道を丁寧に追う

力を抜いたときに生まれた刃筋に合わせて、先に重みを落とす

身体を捻らずに、左右の肋骨が分離して落ちる落差や時間差によって、斜めに斬り下ろす

鼠径部を深めて骨盤を立て替え、身体の外側をぶらさずに、力の行き来を内側で処理する

肋骨一本ずつの上げ下げを手と一致させることで、肋骨にも合気上げの手と同様の動きが表れているように感じた

両側の肺の配分や膨らませる面の違いが、相手に伝わる力に反映されていることを感じられた

接点での相手の圧に合わせて左右それぞれで脱力し、そのバランスのまま中央で締めて一つにする

片手でも、反対側からの寄せや先導によって、中心の感覚を保ったまま動く

柔らかい刀

合気観照塾 2017.03.11

正座位で物打ちを畳に下ろし、呼吸で刀が浮くバランスを観察する

息を中心で吸い上げて下方から身体を締め、軸を立てる

両手を引き分け、手の内の引きと攻めが起こり、圧の移り変わりが伝わるように柔らかく持つ

浮かせたまま、先に内部の重みを落として、それに付いて刀を振り下ろす

固いように思える刀にも、呼吸の行き来が柔らかく剣先まで伝わっていく様子を感じられた

呼吸の深さや細さや緩急によって、剣を介して相手に伝わる力の強さや鋭さや早さが反映される

自分が力を抜くことで、物打ちを掴む相手の手の内のバランスを変えずに刀を持つ

釣りで竿を通して水中の様子を伺うように、刀を介した接点から相手の中心に付ける

体幹を捻らずに斜め上の頂点に吸い上げ、体内を斜めに通る経路を繋げて落とす

相手の反応によって浮かせられる位置が変わり、それによって落ちる位置も決まる

治療が生まれる源泉

バランス☆運動療法初級 2017.03.11

先日の中心塾でも、K野先生の施術を体験させて頂きました。

立位での重心の掛かり方、身体の捻れや傾き、触れたときの感触、左右の脚の上がり方の差、音の違いなど、その都度、丁寧に確認されていることが印象に残りました。
現状を確認して、繋がる位置に近付け、弛むのを待つ、という繰り返しで、身体のバランスが整っていく様子を目の当たりにしました。

仏像の形を映し出す光と影と同様に、光の射す方向と陰の落ちる場所をイメージして力を通すことで、陰陽のバランスを整えられることを学びました。
肋骨や脊柱も、滞っている場所を浮かすことで、動きがどこで止まるかを確認し、両方が平になる位置へ近付けると、頚と繋がることを体験できました。
術者の都合で中心に近付けようとするのではなく、相手のアンバランスを受け入れて繋がる位置で待つことで、自然に中心に戻っていくことを実感しました。
施術を形として追っても、無限にバリエーションがあるようで掴み所がなく、それらの治療が生まれる源泉をみていくことの大切さを感じました。

施術を受けさせて頂く中で、頭部で吊られている感覚や、背骨が蛇のように動いている感覚など、多くの体感を得られました。
それらの動作を自分で体現し、施術を生み出せるようにように、身体を創っていきたいと思います。

K野先生、参加された皆様、今月も多くの気付きをくださり、ありがとうございました。

内部の働きによる先導

合気観照塾 2017.03.04

手の内を柔らかくして肘を弛め、腹側から上肢尺側を伸ばして刀を上げる

浮かせた手の位置を残したまま、肩の力を抜いて重みを落とす

ずらした所から、丹田に集まっていく動きを手指まで繋げて剣を下ろす

接点で一致させた状態で生まれた刃筋に合わせて、たすき掛けで体幹を脱力する

体幹の弛んでいくラインに沿って肋骨や胸骨を内部から操作し、相手を遠隔で誘導する

肩の力が抜け、体幹が自由に動かせるバランスになるように頚の位置を決める

体幹を締めて身体を全方向に張り、後ろから抱えてきた相手との間の緩みを取る

ロッキングチェアで重心を自分と相手の間に落とし、お互いを一体としてバランスを変える

内部で起こっている呼吸と共に伸びていく働きや弛んでいく働きの現れとして、外見の刀や身体の動きが生まれていることを学んだ

内部の働きによる先導があるからこそ、先に重みを落としておくことで、相手の後から刀を振り下ろしても中心を取れることを体感した

 

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