最速で重みを落とす

東雲道場 第四十一回研究会 2017.04.29

仰臥位で大腿部を立てて膝を伸ばしたところから、腹筋を縮めず、後頚部を伸ばしたまま、膝の力を抜ける位置を探る

雷刀での剣の落ちる位置と同様に、繋げたまま弛められるバランスで脱力することで、最速で脚の重みを落とす

雷刀に構えて丹田に重みを下ろし、いつどちらから攻められても下ろせる状態で、相手の初動を待つ

剣の落下に沿って腕を下ろし、立ち位置を変えずに下肢を曲げて、そのまま折り敷く

撥草で相手の首筋から斜めに通るラインに付け、体幹を捻らずたすきで下ろして、対側の股関節に乗せる

相手の動きを観ながら同じように動いても、相手の意図を外しながら常に上太刀を取れることを体験した

相手と手掌を合わせたところから、息を吸って手背側にも意識を広げ、相手の頚まで繋げて接点の緩みを取る

接点を留めたまま弛めることで、相手との関係性を保ったまま体幹のバランスが変化し、骨盤の向きが変わる

股関節の照準を合わせたまま、重みの落下に任せて、中心から手を引いてくる

相手に抱いている先入観や自分の動かそうとする欲が生まれると、力が入って却って動かなくなることを実感した

呼吸で剣を浮かせ、横隔膜で高度を維持したまま、不必要な力を抜いて中を弛める

張りと脱力

呼吸動作研究会 2017.04.23

吸息と共に身体を張って、下腹部の圧力の高まりによって骨盤を傾ける

動きが止まる場所に枕を入れて、前後の厚みを意識しながら息を吸い上げる

筋力ではなく、脱力によって股関節が深まる方向へ骨盤を転がす

股関節の向きを変えながら伝わりかたの違いを観察し、骨盤の動きと膝の回転を一致させる

両腕を下肢に掛けて張り、弛んでいく流れに沿って胸を開いて肩甲骨を落とす

動きが止まったところから、もう一回吸って後頚部を伸ばすことで、頭部まで弛めていく

側臥位で、下側の脚の張りに伴う反作用によって、反対側の下肢を浮かす

張りを保ったまま、上側の脚ではなく、中央の呼吸の行き来によって左右の骨盤を転がす

大腿部の外側への張りによって、臀部下部が利き、腰椎が決まることを感じられた

張りを維持したまま、中を自由に動かすことで、相手の負荷を受けずに手を伸ばせる

螺旋での吸い上げ

合気観照塾 2017.04.22

脱力して相手を吸い込み、会陰から百会までの伸びで緩みを取る

伸びを保ったまま、高さを変えながら「たまたま」をすることで、相手の全体を動かす

螺旋状に吸い上げて意識を高く遠く広げ、身体の揺らぎを邪魔しないよう重みを下ろす

重みの落下を、臀部の張りや股関節の深まりや膝の脱力に変え、どこを持たれても技が掛かる身体を目指す

一つずつの脊柱が立ち上がり、それに付いて肩甲骨が浮き上がり、後方にずれて落ちる位置に肘を下ろす

吸って外枠を相手に馴染ませ、保息したまま重みを落とし、呼気と共に力を解放する

相手とのバランスに合わせて呼吸を通し、その道を辿って脱力することで相手を崩す

芯をぶらさずに体幹から動き、中心から起こった波を、肩や股関節で損なわずに末端まで伝える

繋がる位置で浮かせ、固まっている場所は止めたまま息を吐いてもらい、他の部位から抜くことで微差が生まれる

接点の緩みを繊細に取りながら、相手の都合を聞き続けてバランスを変える

相手との間の境界

合気観照塾 2017.04.15

腕のラインが揃い、肩の力が抜け、頚と繋がるところで待ち、相手を弛め続けることで崩す

脊柱を固めずに中の伸びによって体幹を反らせて上肢を上げ、脱力に伴う脊柱の動きで先導するように腕を下ろす

百会まで息を吸い上げて相手に入れ、高さを保ったまま重みを落として丹田からお辞儀をする

相手が体幹の前後に当てた両手の間の緩みを、その中心で取る

相手の力を吸い込むことで動きが生まれ、接点を通る経路で循環させることで相手に返せることを体感した

横隔膜を締めながら肘の上を張って、呼吸によって後ろから抱えてくる相手との間の境界を埋める

接点を付けたまま内部を自由に動かせるように脱力し、相手の外側まで含めて一体にして、股関節の深みで傾ける

身体を張って相手と繋がった状態で、股関節の動きが指先まで伝わるように、手を柔らかく使う

労宮での吸い込みによって、手背に手が吸い付いたり、中心から力が出入りすることを感じられた

接点は止めたまま肩の力を抜き、脱力する時間差で相手の感覚に落差を作る

同調して崩す

合気観照塾 2017.04.08

今回の観照塾は、私が進行を担当させて頂きました。

呼吸で動ける範囲で揺れ、徐々に振れ幅を広くして、「ロッキングチェア」や「鳥と亀」で相手と同調できるかを確認しました。
そして、立位の相手の股関節に手を当て、鳥の動きで股関節を擦って転ばせました。
相手の臀部の丸みに沿って吸い込み、その流れのまま骨盤の反る丸める動きを手に反映できると、相手が崩れる方向へ誘導できました。
その際、相手の頭よりも高くまで吸い上げて浮かせ、意識を相手の向こう側まで透すことで、力が手前で止まらずに伝わっていくことを学びました。
動きの誘導を身体で留めずに、意識の広がりや意念の働きを活かすことによって、自分の中心を保ったまま相手のバランスを臨界まで崩せることを実感しました。

それから、立位で前から手を持ってもらい、合気斬りや合気落としを行ないました。
丸めて吸い込み、鼠径部を深めて第五腰椎が決まる方向に骨盤が動くと、その力が脊柱を上っていくことを感じました。
頚まで息を吸い上げられると相手が浮き、吊ったまま肩の力を抜くことで、腕と相手の重みを落とせることを体感しました。
肘が落ち、薬指が利くバランスで手を張れると、体幹を上がってきた力が、相手を浮かせる働きとして滞りなく伝わることを感じられました。
固まっている場所があったり、動きの起点が違うと、技が掛からなくなることを身をもって体験しました。
形に囚われずに、常に相手との関係性の中で自分の内部の動きに目を向けていく大切さを実感しました。

順に技を受けて頂く中で、抜けている部分を色々と指摘して頂き、それを変えることで掛かるようになることを体験でき、私自身がとても勉強になりました。
貴重な機会をくださったK野先生、温かくお相手をしてくださいました皆様、本当にありがとうございました。

弛める動き

バランス☆運動療法初級 2017.04.08

K野先生と修験道の先生が、会員の身体を順にみてくださいました。

身体の現状に対して、本人の生活や家族との関係や先祖の影響など、様々な診方やアプローチの仕方があることを学びました。
施術を受けていると、斬るような鋭さで通ったり、ふわりと落とすように抜けていったり、糸が繋がって伸びていったりと、一回一回雰囲気が違うように感じました。
お二人の施術を体験させて頂き、山の頂上に登るルートがいくつもあるように、どこからアプローチしても全体のバランスが整っていくと、同じところに行き着くというように感じました。
施術の手順ではなく、感じておられることや向かっていく先を観れるように学んでいくことの大切さを感じました。

それから、椅子に座って、「あやとり呼吸法」をしました。
下腿部に紐を当てて緩みを取り、股関節で指に引っ掛けた紐を操作し、皮膚を擦りました。
背筋を伸ばしたまま後頭骨を引き、全体のバランスを取ることで下肢を浮かせました。
自分が皮膚を固めずに動けると、紐が弛める動きをしてくれることを感じられました。
また、両側の膝上や肘上に紐の輪を通し、呼吸に伴う張りを意識して動作を行ないました。
立ったり座ったり、腕を上げたり下ろしたり、上肢を回転したりして、ある時と無い時の違いを実感しました。
特に、肩で固めずに体幹から肘への伸びが伝わる状態にあると、楽に腕が上がることを体感できたときは感動しました。

今月も、感覚を体験したりお話を聴いたりする中で、身体の認識を変える多くの発見がありました。
K野先生、修験道の先生、参加された皆様、今月もありがとうございました。

仙骨と後頭骨の釣り合い

合気観照塾 2017.04.01

刀の物打ちと分け目と重心点をイメージして、仙骨と後頭骨の釣り合いを丹田で取る

伏臥位でも、足首を決めて踵を踏み出し、膀胱経を長く使う

下肢後面の伸びによって臀部を浮かせて、下方から吸い上げる

後頭骨の高さを保ったまま力を抜いて、脊柱が自由に動ける状態にする

臀部下部と鼠径部の間で行き来させ、奥行きをもって身体を動かす

第五腰椎が働く姿勢にあると、前方にいる相手に身体後面からの力をそのまま伝えられることを感じた

体幹の前面から上肢の後面を伸ばし、肋骨が引き上がる方向に肘を突き上げる

肘を上方に伸展させて頂き、上肢から体幹の内部を通り、丹田に吊り下がる糸のような感覚を感じられた

呼吸の吸い上げと手の高さを一致させて、丹田と繋げたまま腕を上げ、丹田から引いて腕を下ろす

片側の臀部の伸びを対側の腕まで伝えて、手の動きを遠くから操作する

 

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