背骨と呼吸

呼吸動作研究会 2017.06.25

仰臥位で、呼吸の入り方や足の向きや背骨の着き方を観察する

骨盤を転がして、背骨一つずつを意識しながら、反る動きや丸める動きや回旋する動きを順に伝える

呼吸と合わせて動作する中で、動きの固い場所や途切れる場所を確認する

紐を背骨に当てて皮膚をずらせる範囲で緩みを取り、触れている場所を意識して息を吸って張る

足底や足趾に紐を掛けて、呼吸で身体を伸ばし、張りを抜かずに弛める

頭部に紐を通して呼吸で張りを作り、中心の伸びを観察する

芯を伸ばして後頭骨と仙骨の関係性を維持したまま、骨盤や背骨を動かす

意識したところに呼吸を入れたり移したりすることで、背骨を動かしたり、手の位置を誘導したりする

相手の足趾を持ち、頚まで順に繋げて、張りを保ったまま、弛んでいく流れを待つ

自分の軸を伸ばして、接点の緩みが取れたら、骨盤の操作で手を動かして繋がるバランスに近付ける

芯に呼吸を通す

合気観照塾 2017.06.24

センターで固定せずに、その時々の条件に合わせてセンタリングしながら、芯に呼吸を通せる身体を創る

相手からの負荷に合わせて脱力し、相手を含めた全体の中で息を吸って軸を伸ばし、呼吸によって生じる力を伝える

中央での吸い上げを、上肢を下面から浮かせる力に繋げて離陸する

接点での相手に付けた状態を維持したまま、それ以外を自由に動かせるように脱力する

相手からの負荷に応じて弛めていった経路を逆向きに通すことで、相手に力を返す

斜め前に居る相手にも、鼠径部と腋窩の関係性を保ったまま体幹を回旋することで、正面と同じように中心を合わせて動く

内部の伸びを手部まで伝えて相手の手刀を受け、触れた時点で弛めて落とせる前提を作っておく

立て替えで刃筋が相手に入っていく方に合わせ、そのまま股関節から引くことで、上太刀を取って崩す

外枠の力関係が釣り合っているバランスから、中を長くして意識を広げ、内と外の両面で落差を産み出す

相手の腕を直接持ち、労宮で吸い込み指先から入っていく力が、前腕を掴まれている場合にも同様に通っていくことを体感した

中心から少しずらす

合気観照塾 2017.06.17

骨盤の12時6時と手部の引きと攻めを繋げて相手を崩し、3時9時の伸びを伝えて転ばせる

相手の手刀を受け、相手の中心に伝わる角度に刃筋を合わせて、下肢内側の切り返しで引く

接点で五分に保ったまま力を抜き続けることで、相手がバランスを保てるギリギリのラインを辿って転ばせる

臀部を上げて恥骨を寄せ、骨盤を締めたまま、下肢内側の動きを損なわずに相手に伝える

手背を相手の肩に当て、押さずに皮膚のずれる範囲で骨盤から緩みを取り続け、相手を転ばせる

接点を留めたまま、先に反対側の骨盤を後方から前方へ回転させ、時間差で同側の骨盤の動きを起こす

手を当てている場所だけで意識を止めず、相手の全身を通り抜ける補助線を引いて、そこに力を通す

両手の手の内で接点の緩みを取って中心を作り、そこを動かすことで相手のバランスを動かす

浅すぎることも行き過ぎることもなく、中心から少しずらした丁度良い位置に合うと、相手の反発を受けることなく落とせることを体感した

下肢内側の経路を変えながら、手の位置を操作し、方向を切り替えても常に張りが抜けないように保つ

股関節の鍬え込みと刃筋

東雲道場 第四十三回研究会 2017.06.11

吸息に伴う両手の変化が伝わって刀が動き始め、そのまま中央で吸い上げて腹側が伸びていくと刀が上がる

呼吸によって皮膚の外側の空間に広がる感覚が、持っている剣も含めて生じる状態を体感できた

柄を握らず、両手の手の内でキャッチボールをして、刀のバランスの変化によって伝わる感覚を受け取り続ける

両手持ちでの左右の腕の働きを、一側の手の内の引きと攻めによって同様に行ない、二刀を振る

刀の軌道を感じながら、常に下肢内側の繋がりが途切れないように動いて、股関節で行き先を先導する

骨盤や肋骨の3時9時で照準が合う位置まで弛め、肩の力が抜けるバランスで、対側の股関節を通ってきた力を伝える

七刀で、回旋したときの股関節の鍬え込みの深さによって、刀の刃筋を正中にも袈裟にも変えられることを体感した

相手の人中路を踏むように足を入れ替え、仙腸関節の幅で立て替えて刀を回す

青岸で相手の中心に伝わるバランスに構えられると、そのまま腕を下ろすだけで下肢の内側を狙う相手の刀を捍ぐ身勢にもなる

軸を立てたまま上肢と下肢の陰経が連動して働く基準があるからこそ、身勢が変わり続けても繋がりが途切れることなく動けることを感じられた

「斬る」のではなく、相手の中心に付け、最短の経路を辿った結果として、「斬れる」ように動く

肩の力が抜ける角度

合気観照塾 2017.06.10

会陰を引き上げながら中央で吸い上げ、骨盤底の締めを弛めずに重みを落とす

芯の幅の分だけ片側に寄せて、同側の腕を臨界まで伸ばし、そのままでは下ろせないことを確認する

常に左右の下肢の陰経が抜けない範囲で配分を変え、手の位置を操作する

上肢の尺側を脱力して着水し、橈側を下方から浮き上げる力によって相手を浮かす

肘を曲げようとする相手と戦わず、中の繋がりで腕を伸ばし、外側の力を抜く

相手に杖を持たせてそのままのバランスで技を掛けるのと同様に、自分自身が相手に応じて脱力できると自然に接点が合うことを体験した

鼠径部と腋窩が深まって上肢と下肢が釣り合って働き、肩の力が抜ける角度に体幹の向きを合わせる

相手と五分のバランスで、頚部を弛めて頭部の位置をセンタリングすることによって、相手との繋がりを誘導する

肩の力を抜いて、上肢後面が伸びながら、肘頭の上方で曲がるバランスで腕を落とす

最後まで橈側の引きと尺側の攻めを抜かずに、鼠径部の切れ込みで相手を中心に引き込む

相手を包む空間

バランス☆運動療法初級 2017.06.10

女子部終了後に休憩を挟んで、O原さんの鍼治療を見せて頂きました。
実際に触れておられなくても、接触鍼と同様に、相手を包む空間から鍼を介して中心に伝わっていくイメージが得られました。
そうした中の動きが、施術を行なう人にも受けている人にも見ている人にも、一致して感じられることを興味深く思いました。
そして、意識が通るときと通らないときの前提条件の違いを感じられ、自分の施術を省みる上で学ぶところが多くありました。

その後、K野先生と修験道の先生が、男子部のメンバーを順に施術してくださいました。
自覚できていませんでしたが、K野先生に触れて頂く度に、体幹や膝や母趾に捻れがあったことに気付かせて頂きました。
施術と共に、右半身と左半身の筒が回旋されてズレが整ったような大きな変化を感じました。
修験道の先生が、下肢に意識が落ちて、上半身が浮かず、首の付け根を固めてしまっていたことを指摘してくださいました。
最近の身体の使い方のテーマとして思い当たるところがあり、意識が偏っていたことを実感しました。

他のメンバーを施術されている様子を観ていて、その時々の精神状態や人間関係や仕事といった、日常のあらゆる要素が現在の身体に表れていることを実感できました。
いつも、「人の身体を診る」ということの奥深さを感じさせて頂けることに、感謝しております。

今月も、多くの発見をありがとうございました。

相手の中心を揺らす

合気観照塾 2017.06.03

相手と五分の関係で接点以外を弛め、股関節から自分の中心をずらすことで、相手の拠り所を無くして転ばせる

上肢の重みを落としながらも、指先から相手に向かう方向に入れ続け、最後まで繋がりを抜かずに斬る

掴まれた側で接点の緩みを取ってから、反対側の腕を上げて空間の点と結ぶことで内部を伸ばし、全体が通るバランスに近付ける

細やかに動きながら、意識は自分の後方や相手の向こう側まで大きく広げ、お互いの間に奥行きや落差を作る

両側の下肢の陰経を行き来させ、足部を捻らず、足底の外側に掛かる圧が逃げないように、中心の力を練る

下肢全体の大きな動きではなく、股関節から大腿の中央を通る芯を回旋する、内側の動きで相手を崩す

股関節のわずかな回転でも、一体となった状態で相手の中心を揺らせると、外枠のバランスを大きく変えられることを体感した

下肢内側からの伸びを上肢に繋げて離陸し、その張力を保ったまま脱力して相手の崩れていく方向に誘導する

片側の鼠径部に寄せて保障したまま、脾経の伸びを指先まで繋げて、対側の内部を臨界まで伸ばす

頚まで浮かせることで、横隔膜や骨盤底がフリーになり、中心の動きが損なわれることなく上肢や下肢へ通っていく

肘の蝶番の動きではなく、自分の芯の後方の感覚を高め上方に吸い上げることで力を伝え、相手を前上方に浮かす

 

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