接点で吊るす

呼吸動作研究会 2017.08.27

正座や立位でロッキングチェアを行い、重心の移り変わりや相手への呼吸の伝割り方を観察する

壁に手掌を当てて皮膚の緩みを取り、接点で吊るすように、上から順に力を抜いていくことで重みを下ろす

重みを預けきれないと、顎が上がったり、背骨を反らしたりして、内部の動きを止めてしまうことを実感した

四つん這いで、手掌の皮膚の動きを感じながら頚や胸や腰をセンタリングして、皮膚を緊張させないバランスのまま臀部を下ろす

どの二点からでも重みを中央に下ろしていけるバランスに近付けられると、背骨の捻れや頭の位置が調整されることを体感させて頂いた

骨盤を動かそうとせず、胸部や咽喉や頭部の奥行きの間で呼吸を行き来させることで、離れた場所から骨盤を誘導する

頭部まで通った細さのまま芯で動くことで、動作の繊細さや意念の働きが高まることを感じられた

後方への重心移動でも、力を抜いて下方から順に吸い上げることが出来ると、後上方へ身体が伸び、バランスが取れることを体感した

吸い上げたところから胸部を弛め、さらに肋骨を締めることで力を上肢へと繋げ、指先まで伝える

横隔膜の締めと後頚部の伸びを一致させて浮かせることで、相手の身体にも同様の状態を導き、無意識の緊張を抜け道に誘導する

肩の内部の空間

合気観照塾 2017.08.26

相手の圧に応じて力を抜き、着いた位置から吸える方向に吸い上げ、バランスの変化に合わせて動く

軸を寄せて側方に居る相手の向こう側まで意識を通し、空間を広く捉えながら嶺から谷に向かうようお辞儀する

上腕を外旋しながら前腕を絞り、直線ではなく、螺旋で自分の身体内部の糸を張って伸びを伝える

呼吸によって全方向に緩みが取れると、全身で同時に引きと攻めが起こり、身体のどこを持たれても技になることを実感した

片腕を持たれた場合でも、一刀での両手の引き分けと同様に、接点を上肢の伸びで引き分け、頚と分け目を一致させて動かす

膝と肘が繋がるバランスで脱力し、下方からの力を体幹で交差させて腕まで伝達する

肩の内部に空間が生まれるように浮かせ、丹田の動きが自由に伝わるバランスで、鞭のしなりを指先まで伝える

相手の示指を頭部に当ててもらい、先端の点から引きと攻めが伝わる方向に内側から操作する

視線と側方のラインを相手の中心に合わせ、相手に斬り込める隙間に向かって重心を移動する

眼の動きや身体の繋がりなど、体感したイメージを鮮明に描くことによって、実際の動きと同じ働きを導けることを体験した

柔軟な頭

合気観照塾 2017.08.19

視線と自分の身体の繋がりを一致させて相手への力の通り道を誘導し、下から吸い上げ、頂点まで浮かせ、落ちる点へ導く

吸い上げた力を股関節から対側の肩まで対角線上に通し、弛めて股関節で折り畳むことで落とす

頭部まで呼吸を通して伸ばした軸の長さを保ち、相手との間の張力を維持したままお辞儀する

接点で付けたまま引っ掛けるようにずらすことで、相手の瞬間の緊張を誘発して、そのまま崩す

色分けをイメージして頭蓋骨を弛め、頭にも相手の手掌に合わせて緩みを取れる柔軟さを持たせる

頭部の中心の感覚を得られると、意識が四方に広がり、動ける方向に動くだけで技になることを体感した

吸息によって指先まで伸びが伝わる位置に両手を浮かせ、身体後面で攻めながら前面で引いて、相手と繋げる

相手の圧を下肢内側の張りが高まるバランスで吸収し、左右の陰経の切り返しで相手に力を返す

先端まで張って、内部の張力を高めながら相手と一致させ、丹田から押し出される動きを損なわないように力を伝える

相手の指先の二点の緩みを前腕で取り、最後まで力を抜いて良い位置を辿ることで、相手のバランスを崩す

一体となるバランス

合気観照塾 2017.08.12

腕の力を抜いたまま、「ロッキングチェア」や「鳥と亀」の内部の動きによって相手に伝わる力を観察する

自分の都合では無く、相手から加えられている左右それぞれの圧に合わせて、一体となるバランスで弛める

接点で相手と一致したところから、それ以外の場所を自由に動かせるように脱力し、相手にとって「無い」状態にする

力を抜いているつもりでも、肋骨の弛み方や左右の肺の膨らみ方にアンバランスがあり、呼吸の流れが妨げられていることを実感した

意識した点へ息を吸ってバランスを変え、その位置のまま弛めて中心に近付けることで、偏りを調整する

立っている相手に対して、臀部を締めて下肢内側を通して吸い上げ、下方からの伸びで相手を浮かす

丹田と繋げる位置に腕を上げられると、力を抜くだけで丹田へ集まるように重みが落ちていくことを体感した

正座位で立っている相手に腕を持ってもらい、一本の刀となるよう頚まで繋げて担ぎ上げる

大きく踏み出して相手の内側まで入り込み、軸を崩さずに股関節を切り返して反対側を向くことで相手を転ばせる

定位置でも、四方投げと同様に、相手の頚まで入れて落ちていく方向へ抜くことで、相手を崩せることを体験した

目線で中を伸ばす

バランス☆運動療法初級 2017.08.12

今月の中心塾では、修験道の先生が、妊娠七ヶ月の私の妻の身体を診てくださいました。
立位で合掌した妻の身体を、全身を使って誘導されていました。
修験道の先生の問い掛けに答えるように、妻の身体を上がっていったり下がっていったりする流れを感じられました。
自分に何が必要か、これからどうなりたいか、を身体は知っており、それに逆らわないことが如何に大切かを感じました。
そして、意識すること、言葉にすることが、身体に与える働きの大きさを感じました。
最後に修験道の先生が安産祈願をしてくださったとき、両手を合わせられるタイミングで、妻のお腹が呼応するように動いた時は驚きました。
他のメンバーの調整でも、お盆という時期ならではの(?)、貴重な体験が満載でした。
それぞれの置かれている環境や立場といった背景が様々な形で表れ、「身体を診る」ということの奥深さを感じました。

それから、K野先生が参加者全員に施術を施してくださいました。
手を添えるくらいのソフトなタッチで、どこにもぶつからずに緊張が弛み、バランスが変わっていく様子を体感させて頂きました。
何もしようとしなくても同調することで相手の身体が変わるという話を聞かせてくださり、そこに至るまでの積み重ねの重みを感じました。
また、相手に触れながら目線を誘導することで、調整できることを教えてくださいました。
見る方向を変えることで、滞っている場所が、どのように反応するかを確認しました。
詰まっている場所が伸びていく位置に誘導して、そのバランスで呼吸してもらうことで、新たな経路を通って緊張が弛んでいくことを実演してくださいました。
目線を空中の一点に導くことで相手の周りの空間が広がり、嶺と谷が明確になるように感じました。
眼と頚の動きが深く関係していることを実感し、目線で先導することで中が伸ばされ、伸展が起こることを体感させて頂きました。
また、目を動かす中で、動かしにくい方向や左右の偏りも感じられ、自分の眼の使い方の癖を感じられました。

K野先生、修験道の先生、参加された皆様、素晴らしい体験をさせてくださり、本当にありがとうございました。

立体的な深み

東雲道場 第四十五回研究会 2017.08.11

膝を弛めて鼠径部を鍬え込むことで身体の奥行きを創り、立体的な深みによって、呼吸の通り道が長くなるような身勢を取る

肋骨と肩甲骨の間が適合するように息を吸い上げ、丹田の動きが肩甲骨下部を通って上肢尺側へ伝わるバランスで腕を上げる

中指を中央として母指球・小指球でバランスを取りながら、芯のシーソーを呼吸に伴う股関節の動きと一致させる

手首を決めて肘を外側に張り、体幹の波を、肩の動きや肘の回旋や柔らかい指使いに繋げることで棒を回す

頚を伸ばして目線を決め、接点から相手の中心に付けたまま、自分の軸で相手の軸を攻めるように進む

丹田で重みを受け取って背部を抜くことで、身体前面で相手に入れた状態を保証しながら、後面をフリーにしておく

相手を動かそうとするのではなく、お互いの関係性の中で自分が呼吸によって自由に動ける状態にあると、それが同調して相手も動く

軸を伸ばしたまま肩の力を抜いて、下肢内側を利かせて臀部を締め、股関節から折り畳むことで剣を下ろす

呼吸で刀を上げながら重心を落とし、両側の脚の行き来や立て替えが剣に反映されるように動く

七刀で燕飛を行うことで、吸って弛めて吐く中で起こるシンプルな動きの繋がりによって、流れが生まれてくることを実感できた

接点から中心に付けたり攻めたり崩したりといったやり取りが、刀を持って間合いを取った状態でも同様に行われていることを感じられた

意念が及ぼす力

合気観照塾 2017.08.05

体重を掛けてくる相手の負荷を吸い込み、骨盤底が締まって臀部が浮き、第五腰椎が入るように軸を立ち上げる

頭の位置をセンタリングして、背骨が順に伸び、吸い上げた息が頭部まで伝わるバランスで相手と繋げる

芯を伸ばしたまま周りを弛めて、下肢内側の張りがより高まるように重みを落とす

上方へ浮かせる働きと下方へ落とす働きで、内部を締めながら圧力を高め、その爆発力で相手を上げる

頭蓋骨を内側から色付けすることで一体となるバランスに近付け、呼息と共に頭まで弛めて落とす

固まっている場所や意識の薄い場所にペンキを塗って、自分の身体が繋がるように誘導し、色のイメージを相手の頚の後方と一致させて力を透す

意念が及ぼす力の大きさと、自由度の高さを感じられ、活かしていくイメージが広がった

相手に掴まれた接点の位置をずらさずに、弛めて吸い上げて張り、面ではなく点で緩みを取る

相手の腕の丸みに添って蕾の手を作り、指先の引きと、手関節後面の攻めで、相手の頚に入れながら引き寄せる

左右の股関節の動きで相手の衝脈をずらして、崩れていく方向に緩みを取り続ける

 

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