手と足の連動

呼吸動作研究会 2018.02.25

仰臥位で膝を曲げ、足の下の棒を置く位置や、脚の角度を変えて、呼吸の通り方を検証する

下腹部に棒を乗せて手を添え、呼吸の出入りに伴って浮き沈みする様子を観察する

胸の前で棒を浮かせて持ち、吸って、弛めて、吐く呼吸の流れで動きを伝える

吸息によって骨盤や肋骨を締めて内部の圧を高めながら、外側にも呼吸を広げて全方向に張る

両手で棒を持って、肋骨が締まり、体幹と繋がって伸びていくバランスで腕を上げていく

片側の膝を曲げて、もう一方の下腿部を棒に乗せ、息を吸いながら腕と脚を上下に伸ばす

椅子に座って、足底と畳、手掌と大腿部の間に棒を置き、呼吸での連動を観察する

負荷を掛けてもらい、手で動いたときと、足底の皮膚の緩みを意識して呼吸したときの相手への伝わり方の違いを確認する

相手の詰まっているところを感じ取りながら、同調しながら自分が脱力して動くことで弛めていく

立位で臨界まで中を伸ばして腕を上げ、位置をキープしたまま弛めて、棒の重みに沿って下ろす

下肢と上肢の張り

合気観照塾 2018.02.24

骨盤を恥骨が寄るバランスで締めて内圧を高め、大腿中央部を張って、会陰から吸い上げる

下肢と上肢の張りを一致させて、接地面と、相手との接点の緩みを取り、張りを維持しながら引きと攻めで動く

労宮と裏労宮の両方の感覚が生まれるバランスで手の力を抜き、中心の点を転がすことで指を操作する

胸骨と後頚部の間で呼吸を行き来させ、頭頂部へ息が通る位置に姿勢をセンタリングする

吸い上げた呼吸を膀胱経のラインを通して下ろし、相手の手の圧に合わせて、背骨の形を変えて背中を弛める

相手を押さずに、内部の重みの落下に合わせて下肢の関節を折り畳むことで、勁を伝える

肘や肩や胸の力を順に抜いて、相手とぶつかる場所を無くしていくことで、軸を細くして動く

呼吸を相手の頚の向こう側まで通し、浮かせた両手から漏斗状に下ろすことで、中央へ集めて下まで落とす

片脚を浮かす動きを手まで伝えて刀を上げ、刀が下りていく流れで股関節を弛めて足を踏み出す

骨盤の立て替えと中央での呼吸の上下によって、四肢のバランスを変えながら、常に中心を保ったまま動く

呼吸が詰まらないバランス

合気観照塾 2018.02.17

近付いてくる相手の距離感も含めて息を吐き、相手の後方の空間まで掬い上げるように息を吸う

上肢帯を浮かせた状態で待ち、相手の手の内でも浮かせたまま弛めることで、緊張や重みといった拠り所を無くす

相手の掴み手に対して、全体がふわっと膨らむように緊張させずに張り、真剣の鋭さを共存させて方向性を持たす

自分が息を吐ける位置に腕を上げて吸い込み、指先まで息が通るように吸い上げ、常に呼吸が詰まらないようにバランスを変えられると技になる

相手からの接触に対する脱力を起点として「鳥と亀」や「扇子回し」を行うと力を返せることを体験し、どこから触れられても対応できるように合気体操が創られていることを学んだ

中心軸で皮膚の奥行きの分だけ相手の軸をずらして、吸息と共に引き分けることで相手を浮かす

刀棒で、相手の左右の手の内からそれぞれ頚へと通し、相手の身体の緩みを取り切る

全身の引きと攻めが途切れないよう、分け目を動かすことで、刀の反りに沿ったカーブで落とす

刀の刃筋と、仙腸関節と肩を通る対角のラインの動きを一致させて、三次元的なバランスで相手を斬る

木刀を空中に留めたまま、肩や肘を弛めてぶら下がった状態にして、中心から鞭の動きを伝える

稽古中に、肘や肩など固まっている場所を指摘して頂くと、力が通ることを体感させて頂き、自覚できていない緊張がいかに多いかを実感した

剣術と合気の繋がり

東雲道場 第五十一回研究会 2018.2.11

刀を当てて終わりではなく、廻刀して下ろした刀が、身体の伸びによって相手の中心に伝わる一点に付けられるように稽古する

前腕を掴まれた状態から、肩や肘を弛めて相手の手の内に馴染ませ、指先まで呼吸が通るバランスで手を開く

相手と同調したところから、腕から動かずに中心から順に伸びを伝えることで、雑音を取り除いて身体を通り道にする

相手と一致して初めて、伸びる方向が現れることを感じ、どちらに転ばせるかは自分ではなく相手が決めることを実感した

「折れない腕」で相手の中心に繋げたまま、ロッキングチェアで重心を後方に移して、相手をバランスで浮かす

柄を握っていても、刀を通して呼吸が伝わっていくと、腕を持たれたときと同様に技が掛かることを体験し、剣術と合気の繋がりを感じられた

木刀を持っているときも、模擬刀や真剣をイメージすることで、伝わる力の細さや鋭さが変化することを体験できた

刀棒で相手の両腕に付け、一方から相手の中心に合わせ、その攻めを維持したまま、更にもう一方から入れる

床を押すのではなく、呼吸に伴う上下への伸びの反作用を、相手に向かう力へ変換する

中心の圧の高まりと一致させて全方向へ張り、腕で押さずに指先の伸びを伝えて、相手を崩す

相手の負荷を足元まで丁寧に吸い込み、そこから経路を逆に伝えて吸い上げ、相手の頚まで通していく

相手の持ち手に沿う

合気観照塾 2018.02.10

青岸で構えて、相手が持ってくれたバランスのまま身体を弛めて、相手に丹田の動きが伝わるかチェックする

二刀それぞれから相手の手の内の緩みを取って、進む力が中心へ向かうように合わせて攻める

雷刀を相手が構えた刀に付くように下ろし、接点の点の傾きの変化によって、相手に入れる

刀を両手で担ぎ上げ、浮かせた位置をキープしたまま中を弛めて、相手を落とす

吸息と共に恥骨を締めて両脚を張り、軸を伸ばして下方からの吸い上げで相手を浮かす

下肢の張りと、上肢の引き分けを一致させて、両手と刀との間の緩みを取って一体としておく

片脚を引いて道を開け、分け目を動かすことで、刀のバランスのまま落とす

浮かせたところからずらして相手の重心を崩し、崖っぷちの位置から仙腸関節の切り返しで後押しして転ばせる

真っ直ぐ構えていても、相手の持ち手に沿って弛めていくことで、刀の傾く流れが起こり、捩り込みの動きが自然に生まれることを感じられた

相手の手の内に逆らわずに弛めていくことで刃筋が生じ、そのまま進むと相手を転ばせられることを体験できた

呼吸の流れ

バランス☆運動療法初級 2018.02.10

今月のバランス☆運動療法初級講座では、K野先生と修験道の先生が、ダブルキャストで施術をしてくださいました。

K野先生に触れてもらっている手掌から、細かく接点が移り変わり、全体のバランスの変化が生まれることを感じられました。
姿勢と共に呼吸や目線を誘導することによって、臨界まで伸びた瞬間に、ずらして弛めることで伸展できることを教えて頂きました。
固さや捻れが取れて姿勢が整っていくと、身体が軽くなると共に、呼吸の深さや視界の鮮明さも変わっていくことを感じられました。
修験道の先生が、肘を両手で包んでくださり、その位置のまま誘導をしてくださいました。
触れ合いや言葉を介した関わりによって刻々と意識が動いていることを感じられ、意念の持つ影響力の大きさを実感しました。
触れていなくても、意識の働きが現実味をもって相手にも伝わり、周りの空間を含めて身体が変化していく様子を体験させて頂きました。

それから、竹踏みに乗って呼吸を観察しました。
趾先、中央、踵と足の着ける位置を変えたり、母趾側や小趾側を上げたりすることで、呼吸の通り方の違いを感じられました。
腹部への吸息によって、恥骨が寄り、大腿中央に張りが生まれ、会陰が締まるバランスがあることを学びました。
膝を寄せたり、脚を開いたりしても、会陰は締まらず、呼吸を吸い上げられる条件を丁寧に観察していく必要を感じました。
呼吸によって、身体の中が動いて重心も変わり、腕を動かさなくても力が伝わることを実感しました。
吸ってさらに吸うことで、腕が浮き、肩肘と弛めていくことで順に落ち、呼吸によって動作が起きる状態を体感できました。
その後、K野先生が合気体操をされている様子を見せて頂くと、全体が繋がった動きを感じられ、呼吸の流れが観えるようでした。

素晴らしい先生方の共演に、今月も多くの発見があり、世界観が広がりました。
K野先生、修験道の先生、参加された皆様、今月もありがとうございました。

全体の引きと攻め

センタリング・タッチ研究会 2018.02.04

今月の研究会では、K野先生が、立位で足元から身体を整えてくださいました。
下腿部に手を当てて頂くと、身体に起きている揺らぎが全体に広がり、上方の空間と繋がっていくことを感じられました。
そして、滞っている場所が動き始め、通り道が出来た瞬間に道を開けて、重みを落とす技を体験させて頂きました。
下肢の経路が通ると、捻れが取れて動作が軽くなり、呼吸が通りやすくなっていく様子を感じられました。
上肢でも、相手の腕を浮かせて肩をフリーにすることで、下肢と同様、重みとバランスの変化によって誘導できることを教えて頂きました。
吸息で肩甲骨や鎖骨が浮き、肩甲帯が肋骨と分離してぶらぶらと動かせる状態を体感できました。

その後、「合気道で行う呼吸法」を教えてくださいました。
息を吸いながら、背中を伸ばして、両腕を側方で上げ、拳を開いて行きました。
腕の角度や手の向きを変えながら、労宮が背側の張りが高まる位置を観察しました。
吸息で伸びたところから弛めると、中心の軸が上下へ指先が地面を刺すように更に伸びて、全身での引きと攻めが生まれることを体感させて頂きました。
その時々の姿勢で引きと攻めを生み出せるように、条件を変えながら、先まで弛んで伸びるバランスを観察していく必要性を感じました。

その後、モニターとして来てくださったY川さんの施術を担当させて頂きました。
誘導させて頂いていても、とても弛みやすく、私の方が弛めて頂いているようにさえ感じました。
K野先生から、側臥位で施術する際、脚を当てて補助をしたり、脊柱を伸ばして上肢が浮く姿勢を取るようアドバイスを頂きました。
全体の引きと攻めを活かせると、どの接点からも入れたり抜いたり出来るようになり、施術の幅が広がることを感じました。
また、手指の先端まで中心からの伸びを伝えて、緩みを取り切ることで、経路を明確にしていく必要性を感じました。
施術を通して多くの学びを頂け、たいへん勉強になりました。

K野先生、いつも多くの体感をくださり、ありがとうございます。
施術を受けてくださいましたY川さん、ご一緒させて頂いた皆様、ありがとうございました。

中心と繋がった瞬間

合気観照塾 2018.02.03

吸って刀を浮かせ、さらに吸って上に上げ、弛めたときのバランスの変化によって、剣が下りて足が踏み出される

体幹が下から締まるように吸い上げて腕を上げ、中の伸びの頂点で分け目を担ぎ上げる

体幹の動きを、手では無く、肘でコントロールしながら廻刀し、常に両肘の関係性を保ちながら動く

両手を引き分けて自分の緩みを取ることで、相手の左右の手の内を取り、中心と繋がった瞬間を逃さずに進む

手掌に棒を立ててバランスを取るように、刀を持つ相手も含めて浮かせ、釣り合いを保てることを体験した

相手をどうこうしようとせず、自分の力が抜けるようにセンタリングしている内に、相手の身体が繋がり、動けば崩せる状態まで導けることを感じられた

自分の真っ直ぐではなく、相手の持つ刀のバランスに合わせて触れに行き、外枠はそのままで丹田から入れる

弛めたときの骨盤の角度に沿って立て替え、仙腸関節の動きを手まで伝えることで捩り込む

刃の反りに合わせて呼吸を通し、切っ先まで吸い上がっていく力を同調させて、相手を浮かす

相手が構えた木刀に手を滑らせ、接点に全体の引きと攻めを集約することで、面ではなく点で力を伝える

息昇沈

呼吸を観察する中で、身体の意識が広がったり、姿勢が整えられたりします。
そして、意識や姿勢が変わると、それまでと呼吸の通り方も変化し、また新たな発見が得られることを面白く思います。

下腹部へ息を入れるとき、前後や左右の膨らみに対して、上下への意識が薄いことに気付く機会がありました。
内圧を高めて腹腔の隙間を広げていくと、骨盤の内側から球形に膨らむ感覚を感じられるようになりました。
下腹部の膨らみと共に、前面では鼠径部の深みが生まれ、後ろや横には臀部の丸みが出来ることを感じられます。
中に空間が生まれると、骨盤が浮いた状態になり、自由に股関節が動かせるようになる感覚がありました。

腹部への吸息は骨盤で区切られるものではなく、下方では大腿部にも広がり、膝が弛み、足部と繋がるように伝わって行きます。
そして、腹部の空気を吸い上げることで、横隔膜が締まって肋骨が浮き、背骨が伸びて頭の位置が決まります。
臀部の丸みが踵や後頭部のカーブと対応し、鼠径部の鍬え込みは足関節の深みや、頚椎と頭蓋骨の間の切れ込みと関連していることを感じます。
関節が深くなるほど、中の経路が伸び、呼吸の密度が増していくように感じています。

腹部への吸息によって丹田の感覚が高まると共に、全身がぼんやりとした層で覆われる感覚があります。
体幹の吸息が満ちたところから、さらに息を吸えると、末端に回される空気の量が増え、指先の方まで通っていくことを体感できます。
本流の水が満ちているからこそ、溢れた水が支流にも流れ込んでいくようにイメージしています。
吸気によって内部の圧が高まり、軸が伸びたところから、さらに吸うことで背中や後頚部が伸び、二度伸びるように感じられます。
呼息も同様に、吸ったところから弛めると脱力の通り道が生まれ、それから息を吐くことで、二度弛められます。
弛めることで丹田の位置が沈み、戻っていく場所が定まることで、より深い脱力が得られるのではないかと思っています。
そうして意識しながら行なう呼吸と、普段から無意識に行なっている呼吸の差が縮まれば、呼気や吸気の通り道をもっと自在に扱えるようになるのではないかと想像しています。

日々の呼吸の積み重ねが、今の自分を創り、これからの自分を変えていくと考えると、その大切さを思わずにはいられません。
息をする度に、ますます健康になっていく身体を目指していきたいと思います。

海

 

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