感覚を元に身体を診る

センタリング・タッチ研究会 2018.06.03

今月のセンタリング・タッチ研究会では、Uさんがモニターとして来てくださいました。
K野先生に補助をして頂きながら、施術させて頂きました。
膝と足首が揃うライン、第五腰椎の決まる角度、会陰の締まる位置、重みの掛からない腕の置き方など、ポジショニングをアドバイスしてくださいました。
そして、自分の姿勢や立ち位置、ベッドに脚を乗せるときの組み方に至るまで、お互いの弛みが取れるように工夫していくことの重要性を学びました。
孔雀のポーズの最後の伸びで自分の弛みを取り切って、反応を待ちました。
弛みが取れて脱力することで初めて、身体が繋がって流れが起こることを実感しました。

それから、次の手に移る前に、呼吸が変化していく間を待つことの大切さを教えて頂きました。
K野先生の施術を受けていると、そのことがよく分かり、自分が弛んでいくほど、触れてもらっていない間に浸透していく感覚を味わうことが出来ました。
緊張が弛んでベッドに馴染んだ状態が心地良く、しばらくゆっくりしていたいという気持ちがよく分かりました。

さらに、銀鍼か金鍼か、補か瀉か、順か逆か、右回りか左回りか、どれも相手の身体に聞きながら施術することを教えて頂きました。
そうした意識で鍼を持つと、身体が求めているかどうかで、吸い込まれる方と弾かれる方があることを感じられました。
経穴も経絡も決めつけず、鍼先が止まる位置から通したり、奇経のように繋げたり、いかに感覚を元に身体を診ることが大切かを学びました。
また、色々な鍼を持ち、それぞれの特徴を観察しました。
筆と同じように鍼を垂直に立てて持ち、手首を決めたまま指先が自由に動く状態で、鍼先を操作しました。
丹田の動きが鍼先まで伝わると、鍼を使うときの動きで合気が掛かることを体験しました。
繊細な違いを受け取り、細やかな動作が実現できるよう、身体を創っていく必要性を感じました。

施術させて頂いたり、受けたり見たりさせて頂き、色々と治療の感覚が変わりました。
より良い施術が出来るように、触れただけで合気が掛かる身体を目指していきたいと思います。
K野先生、モニターとして参加してくださいましたUさん、会員の皆様、本当にありがとうございました。

 

Template Designed by めもらんだむ RSS
special thanks: Sky RuinsDW99 : aqua_3cpl Customized Version】