必要最小限の力で動く

バランス☆運動療法初級 2018.06.09

今月のバランス☆運動療法初級講座は、K野先生と修験道の先生が、参加者を順に施術してくださいました。
施術中に、右の顎が固まっていることを指摘してくださいました。
ちょうど左奥の親知らずが生えてきているところで、噛み合わせに違和感を感じることがあったので、指摘されたことに驚きました。
修験道の先生は、右後方の意識が薄いことを体感させてくださいました。
実際に手を近付けて頂くと、右と左で感覚が異なり、感度に差があることを自覚できました。
施術を通して、そうしたアンバランスが整い、意識が広がっていくことを感じられました。
いつも先生方に、施術の形が先にあるのではないことを、身をもって体験させてくださっていることを有り難く思いました。
相手の現状を感覚で受け取り、それに働き掛けることが、結果的に施術という形に表れているように感じました。

それから、孔雀のポーズを行ないました。
胸の前で合掌した姿勢から、肩甲骨を寄せて手首を弛めることで、指先を合わせました。
更に肩甲骨を寄せて腕を回転させ、手首を弛めて尺側に倒し、末梢まで決めることで中を伸ばしました。
体幹の側面の経路から伸びてきた腕を中央に寄せてさらに吸い上げ、両手の合谷を合わせました。
会陰と百会と両側の指先の接点を直線上に伸ばし、手の高度を保ったまま、中を弛めて行きました。
それから、腕を下げながら肩甲骨を寄せて後方へ導き、下りたところで手首を返して指を伸ばし、最後の一伸びで弛みを取り切りました。
転換点で臨界まで伸びるように、ポイントを決めながら動作を繋げていくことで、以前と感覚が変わりました。
会陰と百会が繋がり身体を弛められるバランスを観察することで、軸が伸びて締まっていくことを実感しました。
そして、孔雀のポーズでの身体操法が施術にも直結することを教えて頂きました。
重みや固さに対して余分な力が入ると、その分だけ自分に返ってくるため、必要最小限の力で動けるようにしておくことがいかに大切かを学びました。
軸を立てて全体で相手と釣り合いを取り、身体を弛めることによって動けると、お互いの間で滞りなく行き来することを体験させて頂きました。

今月も、施術や稽古を通して、多くの発見がありました。
K野先生、修験道の先生、参加された皆様、昨日はありがとうございました。

 

Template Designed by めもらんだむ RSS
special thanks: Sky RuinsDW99 : aqua_3cpl Customized Version】