重さの釣り合い

呼吸動作研究会 2018.09.23

今月の呼吸動作研究会は、K元さんが進行してくださいました。

椅子に座って足首を底背屈しながら、呼吸の通りを観察し、足首が決まる位置に足を置きました。
足底の体重が乗る一点を意識しながら、脚を回旋させ、ちょうど良い姿勢に近付けました。
それから、坐骨の幅で重心を左右に移動して中央に寄せられるように、センタリングしました。
身体の傾きと共に内部の水が片寄り、重さの釣り合いが移り変わっていく様子を感じられました。
さらに、腕を天に向かって伸ばして肋骨を引き上げ、下肢が浮くバランスを観察しました。
重みを一側に寄せて弛めたとき、対側の脚を吊ってブラブラできるかを検証しました。
浮かせる側の動きだけでなく、条件が揃えば、支えている側とのバランスで自然に浮き上がることを体験しました。
同様に、前後のセンタリングでも、臀部や両脚を浮かせたりして重心移動によって起こる全体の動きを観察しました。
途中、足趾の先端や踵の真ん中を柱の角に当て、吸って弛めて吐く動きに合わせて一本ずつ感覚を確かめました。
足の前後の幅の感覚を高めることで、動きの精度が変わることを実感できました。

後半はグループに分かれて、施術の練習会を行ないました。
前半の内容を踏まえ、下肢からの繋がりを観て、身体のバランスを整えていきました。
下腿部の捻れや足首の傾きが整う方向に向かうと、呼吸や動作が改善することを検証できました。

参加された皆様、今月も多くの学びをありがとうございました。

労宮の位置

合気観照塾 2018.09.22

丹田の回転で労宮の下に置いた卵を転がし、一本ずつの指を動かしながら五指を協調させる

道具によって身体の馴染ませ方が違うように、相手の掴み手の感触に合わせて手を張る

体幹の締めと一致させて手首を締めて五指を集め、指先までの経路を細くして通す

足首が決まって下肢が繋がり、仙腸関節を自由に動かせるバランスであぐらを組む

丹田から順に繋げて腕を浮かせ、体幹の重みを沈めて肩、肘、手首と弛んで落ちていくのを待つ

背部を押してくる相手の圧に合わせて肩甲骨を浮かせて落とし、相手の頚に集まるバランスで弛みを取る

臨界まで中央を伸ばして弓の弦を張り、長さをキープしたまま弾力によって力を放つ

後頭部を引いて脊柱を立て、仙腸関節と肩甲骨内側と力を通して、手へと伝える

手から動かず、仙腸関節のコンパクトな動きを滞りなく手まで伝えて、相手を大きく崩す

片側の骨盤から入れて相手を浮かせ、放物線の頂点で左右の引きと攻めを入れ換えて斬る

合気が掛かる手

合気観照塾 2018.09.15

母指と小指をくっ付けて残りの三本を伸ばし、手の甲の丸みが生まれるように五指を集める

ペンギンで腰に手を当て背中を反らせ、手首を決めて先端まで伸ばすことで、自分に合気を掛けて弛みを取り切る

吸い上げた頂点で肩甲骨を下ろし、弛んでいく流れを手まで伝えて相手の頚を取る

相手が触れた場所を中点として、接点を動かさずに中の動きでバランスを変える

意識を広げて、相手の周りの空間まで吸い込むように、労宮から丹田へ通す

相手の手の内に合わせるように弛めて開くと、母指が肚と繋がり、人差し指が斬れる方向を指し示す

片側の股関節を寄せてずらしたところで、引こうとせずに重みに沿って相手を落とす

息を吸って中指を立てて大腿の上でバランスを取り、手を持ち上げずに転がるほうへ相手を崩す

飲み込む働きで中を通して丹田に落とし、外を弛めて相手の拠り所を無くす

相手からの働き掛けに応じて、頚が伸び、自分に合気が掛かるように手を作れると技になる

鼠径部と腋窩の深み

東雲道場 第五十八回研究会 2018.09.09

足首が決まり、恥骨が寄って膝が浮き、会陰が締まって上方に吸い上がるバランスで胡座を組む

刀を上げているのではなく、呼吸と共に上肢まで伸びると、左手と右手の引きと攻めによってバランスで上がる

柄頭が正中にあり、鞘をガイドラインとして抜ける角度で、立て替えと身体の伸びによって抜刀する

体幹を捻らずに股関節の切り返しで向きを変え、鼠径部と腋窩の深みによって四肢が連動するように立て替える

肘を持ち上げようとせず、腰を落として重心を下げ、降ろした重みの分だけ腕を浮かす

両側の肘頭の高度を保ちながら、股関節の動きを肘の曲げ伸ばしや前腕の回旋や手首の傾きに反映させ、刀の流れを操作する

手の内と同様に足の裏も固めず、股関節からの重心移動を受け取れるように、丁寧に踏み込む

後ろ足の引き寄せで相手に入れて、引かずに攻めながら伸ばすことで、相手に掴まれた刀を振り上げる

上肢を脱力したまま中心で攻めて、指一本一本に繋がる細い経路に通していくことで、相手のズレを後押しする

吸って肩甲骨を浮かせ、弛めて自由に動ける状態に導き、相手より上方の峰から頚を通るように落とす

仙骨と後頭骨を呼吸で一致させて軸を伸ばし、中央を上下する力の流れを指先まで反映させる

指が伸びる方向

合気観照塾 2018.09.08

相手に腕の重みを預けて、中心の動きを相手に反映させることで一緒に揺れる

指を伸ばそうとするのではなく、労宮で吸い込みながら、指が伸びる方向へ息を吸う

弛めることで手に丸みが生まれ、小指球と母指球の間を締めて細くしながら指先まで呼吸を通す

肘や肩の力を抜き、肩甲骨が自由に動かせる状態で、丹田の動きを伝達する

呼吸を全方向に広げて、相手の周りの空間を意識ながら、遠い側から頚に引っ掛けて転ばせる

片側の骨盤を止めたまま、もう一方を寄せながら前後にずらすことで、相手に伝わる方向へ立て替える

頚を立てて頭部を浮かせ、自分の軸をぶらさずに、相手のバランスを崩す

手を握りながらも弛めて呼吸を通し、相手の手の内に馴染むように拳を膨らませる

相手が突き出す拳を把持してダイヤルを合わせ、ちょうど良い位置で自分を弛めて転ばせる

相手が押してくる圧に対抗せず、吸い込むことで相手の手首から順に頚まで繋げて行く

足部から全体のバランスが変わる

バランス☆運動療法初級 2018.09.08

今月の中心塾では、K野先生と修験道の先生が椅子での施術をしてくださいました。

踵周りの三点を持って、足首が決まるバランスに導かれていました。
頭部まで順番に繋がり、弛んでいく様子を見ることができ、足部から全体のバランスが変わっていくことを感じられました。
中の流れを修験道の先生が実況中継されており、より実感が深まりました。

施術を受けると、K野先生の足に私の足を乗せてくださり、足部で弛みを取る細やかな操法に驚きました。
中心から股関節、膝、足首と動きが伝わり、どこからでも合気が掛けられるということを実感しました。
一本ずつの足趾も弛めてくださり、足部の感覚が鮮明になり、柔らかく動かせるようになっていました。
腰が入ったり、頚が伸びたり、どんどん自分のバランスが変わっていくことを感じられました。

修験道の先生は、足に指を当てて通してくださいました。
細い糸が仙骨の内側を通って頭部へ伸びていく感覚を得られ、鍼のイメージと繋がりました。
また、物事に取り組む姿勢について有り難いアドバイスも頂きました。
先生方から心身共に方向性が見えるよう整えて頂き、とてもスッキリしました。

いつも楽しく有り得ない経験をさせて頂けることに感謝しております。
K野先生、修験道の先生、参加された皆様、今月も多くの気付きをありがとうございました。

頑張らないための工夫

センタリング・タッチ研究会 2018.09.02

今月のセンタリング・タッチ研究会も、K野先生の秘密基地で行われました。

前半はK野先生がN村さんを、後半はK元さんがSKさんを施術されました。
会陰が締まる位置、腰が入る方向、膝の曲がる角度など、繋がるバランスを見せて頂きました。
相手の呼吸が通るようにポジショニングをして、自分がそれに合わせて姿勢を取り、後は馴染んで待つということを学びました。
実際に触れて誘導する前から、通るかどうかが決まっているということを実感しました。
BGMに合わせて身体を揺らしながら、ちょうど良い位置に来るまで自分を弛め、気負わないことがいかに大切か感じました。
施術風景を外から見せて頂き、とても勉強になりました。

施術の前後には、備前焼の陶器や刀などの武道具にたくさん触れさせて頂きました。
持つだけで締まったり弛んだり、付いていくだけで動けたり、道具に合わせて自分の身体が変化することを体験しました。
自分の都合を先行させずに、道具に教えてもらうことで得るものの大きさを学びました。
また、施術中にBGMとして使われているCDを何枚も聴かせて頂きました。
楽器や曲調によって場の雰囲気もガラッと変わり、お客様に合わせて曲を選び、施術のリズムが生まれることを学びました。
K野先生が現在の形に至るまで、どれほど広く深く試してこられたかを感じました。
そして、そうした経験が施術での身体操法や、心持ちに反映されていることを目の当たりにしました。
施術を頑張らないための工夫を惜しまないことで、生活の全てが治療に集約されていくように感じました。

今月も、貴重な体験をさせて頂き、多くの学びがありました。
K野先生、参加された皆様、今月もありがとうございました。

身体の中を満たす

合気観照塾 2018.09.01

相手の厚みを意識しながら、ロッキングチェアで後ろまで取り、中心をずらしておく

肩や肘を弛めたまま指先を伸ばし、丹田からの吸い上げを相手の向こう側まで滞りなく伝える

背骨や胸骨を中央として、左右の肋骨を分離して動かし、肋骨の浮きと連動させて腕を上げる

天地人で臨界まで身体を伸ばし、肩井から湧泉まで、腕の重みによる落下を伝えて力を通す

頭部を保ったまま、仙腸関節の幅で動き、股関節の切り返しによって腕を浮かせる

弛めたときのズレによって落下地点を誘導し、手が当たる位置へ迎えに行きながら中に響かせる

大椎の意識を保ち、頚を伸ばしたまま重心を後方に移し、肩甲骨を弛められるバランスでもたれ掛かる

鳥と亀での内部の回転を手まで伝え、後方に居る相手の背側から掬い上げて合気上げを掛ける

上げた腕を筋力で支えるのではなく、外側の力を抜いたまま、身体の中を満たして指尖の先まで意識を伸ばしておく

お互いが同調したところから、自分の内部が落ちる動きを反映させることで相手だけを落とす

 

Template Designed by めもらんだむ RSS
special thanks: Sky RuinsDW99 : aqua_3cpl Customized Version】