交流できるタッチ

センタリング・タッチ研究会 2018.10.07

前半はK野先生が順に施術してくださり、後半はペアを交替しながら施術を実践しました。

相手に椅子に座ってもらい、肩に両手を沿わせて浸透させました。
触れる前から吸い込みは始まり、横隔膜を締めて上肢を浮かせ、手の力を抜いてそっと近付けました。
手の重みで馴染ませても呼吸で浮かせるように、相手に触れていても丹田に戻ってくるように、常に交流できる状態を保ちました。
そこから、自分から動かすのではなく、相手の揺れを観察しながら動きに付いていきました。
下肢内側から吸い上げて頚を伸ばし、肩甲骨を寄せて肩の力を抜きました。
足底の皮膚をずらして足部の弛みを取り、手の一点と足の一点の感覚を維持しながら動きました。
相手の全体を感じ取るために、自分の身体をクリアにしておく必要性を実感しました。
一致した状態では、体内のわずかな振動から、相手のバランスを誘導できました。
お互いが同調した関係にあると、施術を受けている側が合気を掛けるのも自在で、動けば技になることを体験できました。

仰臥位での施術も同様に行ないました。
脚に触れながら、表裏の経絡を意識して、全体が繋がるバランスに近付けました。
そこから、背骨を伸ばしたまま後方にもたれ掛かることで、弛みを取って待っていると、自然に伸展が起こりました。
実際に弛むのは相手の身体の働きで、誘導するのはそのためのお膳立てであることを学びました。
相手を変えようとせず、自分の身体が弛み、整うように工夫していくと、同調して良い方向に向かっていきました。
自分をセンターに近付けられて初めて相手の片寄りが分かり、自分の力が抜けて初めて相手の緊張を弛められることを実感しました。

普段の施術の姿勢を省みることも多く、今回の学びをこれからの治療に活かしたいと思います。
K野先生、会員の皆様、今月も多くの気付きをありがとうございました。

 

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