張りも締まりも自然に起こる

呼吸動作研究会 2019.01.27

今月の研究会は、菅野さんが担当してくださいました。

仰臥位で、腰の下に座布団を下腹部には手を置き、内側から膨らむ力を観察しました。
脚の置き方や骨盤の角度によって、呼吸の通りが変わることを確認しました。
同様に側臥位や伏臥位でも、ポジショニングや座布団の位置を変えながら、呼吸で前後左右を膨らませました。
股関節が深まり、第五腰椎が入るバランスで、膝が弛むように姿勢を取りました。
肩甲骨を寄せながら上げ、腋窩の深みを保ったまま腕を伸ばしていけると、股関節と繋がって伸びていきました。
手を伸ばそうとして、先に肩や腕を動かしてしまうと、途端に繋がりが途切れることを感じられました。
それから、大腿部に帯を巻いて、呼吸に伴う張りを観察しました。
脚を外に開こうとするのではなく、弛んでいく流れに伴う開きを意識することで、力を抜いたまま張れるバランスをチェックしました。
身体の張りも締まりも、呼吸が通っていれば自然に起こる動きだということを実感しました。
その後、仰臥位で足底に帯を通し、息を吸いながら膝を浮かせました。
帯の弛みを取り、軸を伸ばしたまま息を吐けると、身体が繋がって踵まで伸びていきました。

後半は、前半の学びを応用して、膝を浮かせてセンターに近付け、伸展を導く施術を行ないました。
術者の軸が伸び、腕を吊れると、手の力が抜けて繋がる位置が感じられ、弛んでいく流れに付いていくことが出来ました。
自分が検証した繋がりがそのまま施術に反映され、感じられ動ける身体を創っていくことの大切さを実感できました。

担当してくださいましたKMさん、参加された会員の皆様、今月もありがとうございました。

この瞬間この位置

合気観照塾 2019.01.26

踵を寄せて下肢内側を締め、体幹の芯を細くすることで、内圧を高めて息を吸い上げる

肋骨を下から絞り肩甲骨の浮きに繋げ、中の伸びを上肢へ送り出す

腕の行き先を肘によって導き、肘を弛めたまま指先まで伸びを伝える

軸を立てたまま弛めていくと相手の重心がずれ、丹田に落ちた瞬間にその流れを導くことで転ばせる

刀を持っていなくても刀があるときのように手の内を操作し、反りを作ってそれを維持したまま斬る

相手が振り下ろしてきた手刀を、先に吸い込むことでずらし、後から手を出して上太刀を取る

この瞬間にこの位置という、時間的にも空間的にも他にない一点へ身体が動くように稽古する

息が百会まで吸い上がるように姿勢を取り、松果体から観るように頭を立てたまま動く

相手との接点を、どこにもぶつからないバランスになるよう弛めて、その中心を動かす

手の形を自分で決めず、腕の重みを相手に預けて股関節から鞭を操作し、順に指先まで通す

自然に伸びる方へ伸ばす

合気観照塾 2019.01.19

脚の内側を通して呼吸を吸い上げ、下からの立ち上がりを中央の伸びに繋げて腕を浮かす

第五腰椎を決めて息を吸うと腰のカーブに合わせて反りが生まれ、その刃筋のまま仙腸関節の動きで斬る

身柱を入れて肩甲骨をフリーにして、腹部と胸部のボールが連動するように内側から動く

横隔膜を締めたまま肩の力を抜いて、肩からではなく、肋骨の動きを反映させて腕を動かす

頚を伸ばして腕を吊り、肘を浮かせたまま空中で転がすことで、手の行き先を操作する

自分を弛めて浮かせたまま、相手の腕の重みを感じ取り、お互いの重みを落とせる一点に導く

自分の中心に集まるように弛めていくことで相手の中心に付け、固まらずに自然に伸びる方へ伸ばす

相手の腕の丸みに手が沿うように労宮で吸い込み、手を寄せて細くしたまま螺旋状に伸ばしていく

相手が腕を固めてくる力に逆らわず、そのバランスのまま弛めて、呼吸で立ち上げることで相手に返す

腕を引いてくる相手に対して、軸を伸ばして、外を弛めたまま中をピンと張れるバランスに誘導する

薄筋と振り袖の連動

東雲道場 第六十二回研究会 2019.01.13

両側の下肢内側が張り会陰が締まるスタンスを意識すると、自ずから足を置く位置が決まる

骨盤を回旋せずに、左右の薄筋の張力をグラデーションのように移し替え、前後に重心移動する

空中で脱力できる位置に腕を浮かせ、肩、肘、手首から指先と、順に弛めて撫でるように落とす

後ろ足の寄せと繋げて刀を上げたり、刀の上がりと繋げて片脚を浮かせたり、薄筋と振り袖が連動するように動く

刀が頭上に来たところから更に吸い上げて、反らせて弛めてを繰り返し、臨界まで中を伸ばす

相手の負荷と一致させて張りを作り、丹田に圧縮された力を手まで伝えて相手に向けて放つ

手の内を自由に使えるように柔らかく握りながら、両側の手首が決まり、芯を捉えるように柄を持つ

仙腸関節の切り替えで刀の角度をコントロールして、相手の首筋を通るラインへ捻り込む

膝立ての姿勢から横隔膜を浮かせて刀を担ぎ、前側の脚の薄筋の張力で、前に進んだり後ろに引いたりする

抜刀から納刀に至るまで、「ここしかない位置」で動けるように、刀や鞘のバランスに訊きながら稽古する

脚が浮くバランス

合気観照塾 2019.01.12

中央で吸い上げて上肢を天井に向けて伸ばし、股関節が寄って脚が浮くバランスを検証する

伸ばした軸を縮めずに弛めて、上肢と下肢の繋がりを保ったまま、中央の上げ下ろしによって腕を回転させる

片脚を椅子に上げて股関節から体幹を倒して弛みを取り、更に呼吸で立ち上げることで中を伸ばす

丹田が充実するように重心を移動し、後ろ足が浮き上がる瞬間に脚を寄せることで、筋力ではなくバランスで段差を昇る

左右の下肢から繋がる引きと攻めを、仙腸関節の幅で切り替えて行き来させる

下肢後面の伸びを手まで反映させて、後方の攻めによって前方の相手に力を伝える

片側の鼠径部を解放して、目線や意識の方向と一致させて向きを変え、ジグザクに足を踏み出して前に進む

脚の向きや幅、骨盤の角度など条件を変えながら、四肢から丹田に集まってくる流れを集約できる前提を検証する

後脚の寄りや両手の擦れや相手の負荷によって、丹田の充実感を高め、解放する動きで体当たりする

勁を発する前に弛めて肩や肘の力を抜いて通り道を作り、指の先まで届くように放つ

触れる度に弛める

バランス☆運動療法初級 2019.01.12

K野先生が男子部のメンバーを整えてくださり、その後、私も施術をさせて頂きました。

側臥位で寝て頂き、骨盤からアプローチしました。
右手側と左手側で、第五腰椎が決まる位置と下肢と繋がる位置に、それぞれ近付けて弛みを取りました。
相手に触れる度に弛めて吸ってまた弛めて、常に自由に動ける状態にしておく大切さを教えて頂きました。
自分の腰を入れて軸を立ち上げ、肩甲骨を寄せたまま腕を脱力して、骨盤から動きました。
手を馴染ませながら浮かせて、両手の中心に生まれた点を揺らしました。
相手の全体が感じられる状態にあると、内部の動いている様子や滞っている場所が伝わるようになりました。
固まっている所が、どこからの影響が大きいか、力の伝わり方を診ながら確かめました。
その両方が行き来できるバランスに導いて、相手の身体に起きる流れを待ち、それに付いていきました。
新たなバランスで呼吸が通るようになると、ロックが外れたように揺れるようになりました。

学ばせて頂いたことを心掛け、今後の臨床に活かしていきます。
K野先生、参加された皆様、今月もありがとうございました。

身体の情報が双方向に伝わる

センタリング・タッチ研究会 2019.01.06

昨日は、今年最初のセンタリング・タッチ研究会がありました。

K野先生が参加者の身体を順に整えてくださり、その後、体操を行ないました。
踵を寄せて下肢内側を利かせながら、会陰を締めて、息を吸い上げました。
前後に身体を揺らすのも、前屈位から体幹を起こすのも、体幹を回旋するのも、そのバリエーションで起こることを体験しました。
季肋部を締めながら胸を開き、肩甲骨を寄せて頚を伸ばし、腕が自由に触れるバランスで垂らしました。
股関節の回旋によって浮き上がった手を落として身体を迎えに行き、弛めていきました。

そうした姿勢や身体操法を意識しながら、仰臥位での施術をしました。
ベッドに脚を伸ばして寝た場合、踵を出して寝た場合、さらに膝の下に枕を入れた場合の違いを検証しました。
ポジショニングによって、揺れの伝わり方も、相手から入る情報量も、全く違いました。
力が抜けるポジションで足を包んでもらうと、それだけで自分の意識のモードが切り替わるような感じがしました。
後はどこを触ってもらっても心地良く、緊張が弛んで行くことを実感しました。
包むときも単に力を抜いて馴染ませるだけでなく、自分が細くすることで相手の身体も締まり、身体の情報が双方向に伝わっていることを体感しました。
そして、力を抜いてうすらぼんやりしながらも、身体の張りを保ち経路を意識する明確さを共存させることを学びました。
合気上げと同様に、脱力して手首を立て、吸い上げと共に母指と小指を寄せ、第五腰椎から頚まで入れました。
相手の弛みが取り切れたら、軸の伸びがたわまないようにキープし、バランスの変化を待ちました。
足首を決めると言っても隙間を繊細に追っていくことでようやく関節が深まり、弛んでいく流れも呼吸を待つことで末端まで行き届き、もっと細やかに中の動きを見ていく必要を感じました。

K野先生、参加された皆様、今月も多くの学びをくださり、ありがとうございました。

 

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