軸を意識しながら足を浮かす

呼吸動作研究会 2019.03.24

今月の研究会は、K元さんが動作処方の処方箋を使って進行してくださいました。
立位で左右の足のバランスをチェックし、足の向きを変えたときの違いを、呼吸や重心の移り変わりや動作のしやすさを基準に観察しました。
両足の向きを揃えるのも、足を浮かさずに、足を浮かせて、軸を意識しながら足を浮かせて、と三通りの違いを検証しました。
中央への寄せを意識することで、足元の物を拾いやすくなったり、身体が捻りやすくなることを体感しました。
重心の位置や身体の偏りなど、本人の感じ方と外から見る人の印象が異なることもあり、そのズレを興味深く感じました。

それから、ペアに分かれて、お互いの身体を観察しました。
片側の腕を上げたときの足底の着き方、足を上げたときの頭のブレ、上を向くとき下を向くときの起点など、動作や着眼点を変えながら動きました。
固まっている箇所に拘らずに、離れた場所との関連性を感じながら動いている内に、全体のバランスが整っていくことを実感しました。

後半は、グループに分かれて、鍼治療を研究しました。
それぞれの診立てや施術後の変化を確認し合うことが出来て、色々と発見がありました。

参加された皆様、今月も貴重な体験させてくださり、ありがとうございました。
来年度もよろしくお願いします。

仙腸関節で肘を転がす

合気観照塾 2019.03.23

薄筋から大殿筋と中殿筋の隙間に繋げ、第五腰椎を入れて第一頚椎まで吸い上げる
 
身柱を弛めて、さらに中を伸ばして背部の張力が高まると、ヴィーナスが微笑んで内部の力を解放できる
 
踵から切っ先までいっぱいに伸ばして、前方への重心の傾きと共に、肩を弛めて肘を落とす
 
分け目を意識して刀を上げ、さらに両手が絞られ手首が決まるように刀を下ろす
 
次に向かう方へ先に意識を向けて、それに連れて目線と動作が一致するように足を踏み出す
 
接点をずらさずに丹田から手の内のバランスを変えて、伸びていける方へ刃筋を合わせる

肚から季肋部への伸びから繋げて肘を浮かせ、内部の動きで腕を上げ下ろしする
 
仙腸関節の動きで肘頭の上の点で肘を転がし、常に両肘の関係性を保ちながら刀を廻す
 
五指それぞれが接点に馴染むバランスで手を開き、手の形に沿って伸びていける方へ中心から伸ばす
 
接点を一致させたまま、軸の回転で皮膚を動かし、相手の背側まで絡め取って全体を崩す

骨盤内の圧力を操作する

合気観照塾 2019.03.16

息を吸いながら会陰を締めて後ろ脚を寄せ、第五腰椎を入れて軸を伸ばす
 
弛めて丹田を充実させ、ヴィーナスのエクボが出来ていくように臀部を張り、その後押しで合気を掛けながら前進する
 
中段の位置のままでも、吸って弛めて吐く働きに合わせて刀に呼吸が通るように、中の動きで進む

横隔膜を締めたまま浮かせ、相手の天突から瘂門まで抜けるように後方まで意識を通す

骨盤内の圧力を呼吸で操作して、溜めからの転換によって起きる力を全身に伝えることで動きを導く

体幹を捻らずに仙腸関節の幅で立て替えて、その都度センターを確認しながら、左右にねじり込む
 
ポイントに息を通しながら下からの吸い上げや締めと一致させて刀を上げ、中を臨界まで細く伸ばす

伸びを保ったまま、肩の力が抜ける位置に股関節から近付け、刀と腕の重みやバランスを利用して振り下ろす

腹側の伸びと脊柱の張りを、刀の刃や棟と対応させて繋げ、反りに厚みを持たせて斬る
 
肘と物打ちと腰が正中で合うように身体を絞って、会陰への吸い上げが伝わる身勢で相掛ける

第五腰椎が入る身勢

東雲道場 第六十四回研究会 2019.03.10

下肢内側を利かせながら鼠径部の引き寄せで脚を前に寄せて、第五腰椎が入る身勢を取れるかどうかをチェックする
 
身体を捩らずに左右の仙腸関節で引きと攻めをすることで、脚を後方に引きながら、対側の拳で前を突く連動が起こる
 
刀を含めた全体でバランスが取れるように柄を持ち、分け目と両腕を通る輪っかの中を固めずに循環させる

左右の労宮と眼の意識を一致させて、青岸に構えながら相手を見るように労宮の中を向ける

脱力によって萎むのでは無く、外を弛めながら中が充実するように力を抜き、労宮を通して相手に伝える

後方の空間まで膨らませて意識を全体に広げ、相手の負荷を吸い込んで風船のような弾力で返す

前進して相手とぶつかってもその場所で闘わず、刀の反りに沿うように立ち位置が変わっていくと、滞らずに進むことが出来る

体幹をたわませずに鼠径部をくわえ込み、下肢を脱力した分を上肢を浮かせる働きに反映させる

鞘と刀をガイドにして、中心から対角に中を伸ばしたり弛めたり抜刀や納刀を行なう

手を先行させず、常に下肢からの力の伝わりで刀を上げて、仙腸関節の動きで行き先を導く

恥骨や坐骨を寄せて動く

合気観照塾 2019.03.09

骨盤の傾きが脊柱を上り、糸の張りが手に伝わるまで待って、バランスで刀を浮かす

軸の長さを保ちながら、股関節が深まる方へ身体を畳んで折り敷く

手首が決まって小指球が乗り、右手にも左手にも寄らず、中心の動きが分け目に伝わるように刀を持つ

息を吸って丹田を充実させ、呼吸に伴う球の上下や回転によって刀の行き先を操作する

常に丹田と物打ちを一致させて、丹田が下腹部の奥へと引き込まれる動きに連れて刀を振り下ろす

大腿骨を後方まで引き込んで、骨盤の傾きに繋げ、刀の刃筋に沿って斬る動きと連動させる

骨盤を締めたまま、さらに恥骨や坐骨を寄せることで、内圧を高めて細い幅で動く

骨盤の内部で相手の中心に伝わる角度に刃筋を合わせたら、落下するバランスのまま鼠径部の隙間に落とすように斬る

相手の負荷を鼠径部の深みへ吸い込んで骨盤を丸め、臀部の張りで前方へ力を返す

腸骨稜の丸みを歯車として嚙み合わせるように吸い込み、逆回転させることで相手の内側に入り込んで浮かす

仙骨から腰椎への連結

バランス☆運動療法初級 2019.03.09

立位での姿勢をチェックしてから、椅坐位での施術を見せて頂きました。 
座って見ると骨盤の偏りや上半身の捻れが際立ち、分かりやすくなりました。
k野先生が骨盤の位置をセンタリングされると、身体に立ち上がる動きが起こり、アンバランスが整っていく様子を見ることが出来ました。
良い位置に近付けたら、そこをどうにかしようとせず、バランスに関与する調和点の動きを導くことで、全体の調和が取れてくることを教えてくださいました。 
両膝を把持して、脚が仙腸関節と繋がるバランスに吸い込み、そこから首まで入れておられました。
第五腰椎が入り、第一頚椎まで繋がり、身柱が決まるように弛めることで誘導されており、合気の技を掛けるのと全く同じであることを実感しました。
自分の体内で起こっているバランスの変化が相手に反映されて、相手も頚まで繋がって中が伸び、技にも施術にもなることを学びました。
 
それから、長坐位での骨盤時計も行ないました。
足部を引っ掛けて脚を浮かせ、会陰が均一に締まる位置に、弛めて伸ばしました。
吸息と共に脚を張って弛みを取り、第五腰椎を入れて脊柱を立てました。 
高さを変えながら体内時計を回したり、バランスで脚を浮かせたりしました。
その後、自分の繋がりを意識しながら施術させて頂くと、動かそうとしなくても相手の中から動きが湧き上がりました。 
足に触れながら仙骨から腰椎への連結や、膝から仙腸関節までの通り道を感じられ、触れる以前の自分の身体の準備の大切さを改めて感じました。

k野先生、参加された皆様、今月も貴重な体験をさせてくださり、ありがとうございました。

離れた場所に糸を垂らす

センタリング・タッチ研究会 2019.03.03

今日のセンタリング・タッチ研究会の前半は、k野先生が参加者の施術をしてくださいました。
腕を両手で把持して反対側の肩まで通し、釣りのように糸を垂らすイメージで、離れた場所まで繋げておられました。
魚が掛かった瞬間に釣り上げるように、変化したバランスからの揺り戻しのタイミングを利用して、センターに近付ける技を見せてくださいました。
実際に調和点に触れさせて頂くと、身体の中を通っていったり、弛んで戻っていったりする流れを感じられました。
身体はどこからでも繋がっており、滞っている箇所を弛めるのに、決まった手順は無いことを実感しました。

後半は、k元さんにモデルになってもらい、鍼治療をさせて頂きました。
刺し手の手首が決まるように鍼を立て、押し手の手根部や五指を釣り合うバランスで添え、相手の身体に訊きながら鍼の角度を調整しました。
体幹を下から締め、第五腰椎を決めて首まで伸ばし、身柱を入れて肩の力を抜きました。
そして、芯を細くしながら肘を張り、両手の間を引き分け、鍼の右廻りか左廻りで弛みを取り切って、相手の変化を待ちました。
調和したまま自分を弛めていくと、相手も弛み、繊細な変化を受け取ることが出来ました。
相手の誘導をする以前に、自分が通る姿勢を取れるかどうかが如何に大切かを学びました。
また、施術前のポジショニングで、相手が力を抜きやすい位置にお膳立てをしておく必要を感じました。
両者を繋がった状態に近付けて行こうとすれば、自ずと術者の立ち位置や姿勢が決まってくることを実感しました。
 
御指導頂いているランドマークを意識しながら、施術に取り組んでいきたいと思います。
k野先生、参加された皆様、今月も多くの学びをありがとうございました。

 

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