身体に訊きながら付いていく

呼吸動作研究会 2019.04.28

今月の研究会は、KMさんが進行してくださいました。
 
骨盤を反ったとき、丸めたときの、呼吸の入り方の違いを観察しました。
そして、だんだん振れ幅を小さくしてセンターに近付けました。
中央に近付くに連れて、吸った息が上まで通りやすくなりました。
それから、座布団を背中の片側に入れました。
呼吸と共に反対側の肋骨や肩を浮かせて、弛んで下りてくる流れを待ちました。
座布団を入れた姿勢に馴染んでくると、浮いていた場所も力が抜けて着くようになり、全体のバランスが変わったことを感じられました。
それから、細く長く息を吸いながら腕の置き方を変え、良い位置に近付けました。
そして、息を吸いながら肩を寄せたり伸ばしたり上げたりしながら、自分の身体の反応を観察しました。
次に行く方向を決めずに、自分の身体に訊きながら、弛んでいく方向に付いていくことの大切さを感じました。
肘の向きや手の置き方を変えて、同様に行ないました。

丁寧に観察することでしか、力の抜ける身体のバランスを自得できないことを実感しました。
進行してくださったKMさん、参加された皆様、今月もありがとうございました。

相手を攻めながら引きつける

合気観照塾 2019.04.20

呼吸と共に自然に薄筋が利いたり腕が伸びていく、「ここしか無い位置」を厳密にチェックしながら体操をする
 
相手が向かってくる動きも含めて労宮で吸い込むことで手の形が生まれ、そのラインに逆らわないよう全体で動く
 
お互いが巻き込まれる中心を意識しながら、自分は固まらない方へ動き、相手のバランスを崩す
 
手の形や手首の角度や肘の向きの中に引きと攻めが表れ、相手を攻めながらも引きつける力が共存する
 
肘を腹側の伸びと繋げて引きと攻めが途切れないようにコントロールし、中を縮めずに伸ばしたままバランスを変え続ける
 
自分の中を螺旋状に吸い上げて、接点を介して相手に巻き付けて、一体となって動ける状態にする

下肢内側から臀筋間、仙腸関節、第五腰椎、季肋部、肋骨、頚部へと、呼吸で丁寧に繋げながら指先まで伝達する 

骨盤の外側で動いたり体幹を捻ったりせず、股関節を深めて、骨盤の内部の奥行きを意識して球を転がす

自分の意識の流れを邪魔せずに表現できるように、力を抜いて身体の中を自由に行き来できる状態にする

刀を上げるのではなく、刀を持ったバランスで腹側を上がってきた流れが上肢尺側に伝わるように順に伸ばしていく

常に肘を落とし続ける

合気観照塾 2019.04.13

腕を天に伸ばしていくときも、常に肘を落とし続け、留め金を外せばいつでも落とせるバランスで上げる

膝や肘を弛めたまま臨界まで中を伸ばして、先に落ちる場所を確認してから、体内に重みを通して下まで落とす

相手が上肢を上げた位置で把持して、肩甲骨が弛んで丹田と繋がり、重力で腕を落下できる位置に誘導する

腕が前に伸び、空中に浮き上がった手が脱力と落下で戻っていくように、吸い込みを掛けて胸に当てる

相手に持たれた前腕を接点に合わせて弛めて、反対側の下肢から伝わってくる力を伝達して相手を転ばせる

胸ぐらを掴んでいる相手を軸の立ち上げで崩し、両腕の間に腕を通して弛みを取って股関節の動きで転ばせる

前から後ろから会陰を締めていき、肋骨や脊柱の臓側を通して、体幹の内部をきっちり辿りながら回す

吸い上げと共に薄筋から殿筋間に繋がり腰が入ると、背骨の下から順に力が伝わり、腹側が伸びて反る動きが連動する

中央での吸い上げを反映させて相手を浮かせ、骨盤の動きによって下から潜り込んで背骨を立てていくことで離陸する

脱力できるバランスで腕を浮かせて、外枠を保ったまま力を抜いて行き、逆向きに息を通して相手に入れていく

触れるだけで弛む

バランス☆運動療法初級 2019.04.13

K野先生と修験道の先生が参加者の施術をしてくださり、それを踏まえてペアで施術をし合いました。

相手に椅子に座ってもらい、後ろ側から腕の力を抜いて手を近付け、骨盤にそっと沿わました。
労宮で吸い込みながら、両手の中心を意識し、自分を弛めていくことで相手を繋げました。
何かしようとしなくても、弛んでいく働きが同調していくと動きが生まれ、戻ってくる流れに合わせて尾骨で誘導しました。
K野先生に手掌を合わせてもらい、その手の柔らかさに驚きました。
日々、脱力したまま動けるように工夫していかないと、触れるだけで弛む手は作れないことを実感しました。

修験道の先生が、K野先生の技を即座に取り込んで施術を行なっておられました。
奇経治療のように手首と足首に指先を当てて誘導したり、空間の一点と頭の一点を繋げたりされていました。
施術が形ではなく、身体が観えて動ければ、自然に生まれてくると言うことを目の当たりにしました。
また、上丹田と下丹田を繋げて、軸を天や地に向かって伸ばせることを教えてくださいました。
丹田のわずかな向きの違いで呼吸の通りが変わることを体感し、肚の感覚が変わりました。

K野先生、修験道の先生、参加された皆様、今月も貴重な体験をさせてくださり、ありがとうございました。

反応を受け取り、即座に付いていく

センタリング・タッチ研究会 2019.04.07

今月は、K野先生が椅坐位での施術をしてくださいました。

迷路の出口に向かって進める方へ玉を転がしていくように、骨盤を揺らしてくださいました。
誘導して頂く中で、揺れやすい方向と無意識に止めている方向があり、自分の偏りを自覚できました。
バランスを保てる臨界まで傾くと、中心に戻ろうとする働きが起こり、緊張が弛んでいくことを実感しました。
施術を通して呼吸の入り方や眼の使い方の左右差など、自分の癖を色々と気付くことが出来ました。

他のメンバーの骨盤を後ろ側から施術されているK野先生の姿勢を見せて頂いていました。
北野先生の軸を施術してもらっているメンバーの背中に重ねて見せて頂くと、傾きや捻れが分かりやすくなりました。
術者の中心が定まっているからこそ、相手を中心に導くことができ、いつも自分を整えておくことの大切さを実感しました。
骨盤の位置がセンターに近付くと、偏りを前提として隠れていたアンバランスも浮かび上がりました。
そうして相手の身体に一手ごとに訊いてバランスを変えていくことで、全体として整っていく様子を診ることが出来ました。

椅子に座った姿勢で、両側の足首を組んで脚を浮かせ、中央に降ろしました。
膝を寄せたところから、足首の引っ掛かりと両脚を開く動きが拮抗すると、軸が伸びて骨盤が締まりました。
腰を入れて背骨を伸ばしたまま後ろにもたれ掛かり、肩の力を抜きました。
繋がりをキープしたまま、骨盤を支点として転がすことで、脚を浮かすことも出来ました。
相手の反応を受け取り、即座に付いていくためには、常に身体が繋がった状態で施術することの大切さを感じました。

口の形と発声、足底の一点での転がり、施術での力の抜けるポジショニングなど教えて頂く度に、どれほど広く細かく身体を診ておられるかに感心しました。
もっともっと自分で検証していかなければならないことを実感しました。
K野先生、参加された皆様、モニターとして参加してくださいましたY様、今月も多くの気付きをありがとうございました。

合気を掛けるときの身勢

合気観照塾 2019.04.06

下肢内側の張りと繋げて臀部を内側から充実させ、腰を入れて脊柱を伸ばし、前・中・後ろのどの位置でも合気を掛けられるように揺れる

鳥と亀やたまたまなど、連続した体操の中にも、一つずつの動きで緊張と弛緩の臨界を意識しながら動く

前後左右の重心移動や呼吸の浮きで三次元的に弛みを取り、上着を掴む相手と繋がる一点に近付ける

浮いていくラインに刃筋を合わせ、落ちていく場所を空けるように下肢から動き、物理的な当たりでは無くバランスの変化で斬る

相手の鼠径部が入るように骨盤を丸めて腰を入れ、合気を掛けるときの身勢に導くことで合気上げをする

相手の腰に手を添えて、頭部まで繋がるように皮膚の弛みを取って浮かせ、頂点から足底まで落として膝を崩す

指先を立てて手首を決め、自分の弛みを取ったまま骨盤で茶せんを回すように手を転がして、相手を転ばせる

点に合わせて指先まで気持ち良く伸ばせる方へ手を開いて頚を決め、相手の傾いていく方向へ丹田で転がす

恥骨を寄せながら中央に骨盤を寄せて、左右の骨盤の輪の中をきっちり力が通っていくように廻す

肛門の締めと両手の動きを連動させ、常に会陰の締まりが抜けないように、全体のバランスを変える

 

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