仙腸関節のどこが動くか

呼吸動作研究会 2020.03.22

今月の研究会は、K元さんが『骨盤時計で何を感じる??』というテーマで進行してくださいました。
椅子に座って、骨盤の12時6時や3時9時に傾けたり、右回りや左回りに転がして骨盤時計を行いました。
それぞれが自分の最近のテーマを元に観察し、私は会陰の締まりに着目しながら動作を行ないました。
仙腸関節の上、下、真ん中をパートナーに触れてもらい、鼠径部との関係性をチェックしました。
距離にしてみれば僅かな幅でもどこを中心に動いているかで骨盤の傾く支点が変わり、力の伝わりが全く違うことを体感しました。
真ん中で左右の骨盤を締めたまま、上部での臨界と下部での臨界を確認しました。
鼠径部を寄せたまま骨盤を転がすことで動きの幅が細くなり、文字盤の時刻を抜かすこと無く、スムーズに動けるようになりました。

四つん這いで仙腸関節の下部から、仙骨、腰椎と順に伝わるように、「つ」の字を書きました。
中の動きに合わせて背側の皮膚を引いてくるように、骨盤を傾けて頭部まで丸めました。
それから、仙腸関節の上部から仙骨を起こして、背骨一つずつを噛み合わせて頚へ入れました。
骨盤の12時6時によって前側と後側の皮膚が互い違いの向きに伸びるように、身体全体の引きと攻めを意識して動きました。
腕や肩を持たれた状態で軸を立てて骨盤を転がすと、そのまま吸い込みになり、相手に入る動きになりました。

後半は、施術を通して骨盤の動きを検証しました。
術者の動きが深くなると、タッチも柔らかくなり、揺れの伝わる深さも変わりました。
施術の精度を上げていく上で、自分の身体の使い方を丁寧に見直していくことがどれほど大切かを実感しました。

K元さん、参加された皆様、今月も多くの学びをくださり、ありがとうございました。

お互いが繋がる位置

東雲道場 2020.03.19

足を踏み出して股関節を深め、肚が利く角度に体幹を傾けて、分け目に重みを乗せる

丹田の動きで骨盤から脊柱に波を伝えて、体幹から上肢の動きを先導する

呼吸の吸い上げに合わせて腕を浮かせ、肩を弛めて刀を落とせるバランスに導く

刀を上げ下ろしするときの体内の動きを、手を留めたまま行なうことで、相手を浮かせて落とす

浮かせたところから、ぶつからない範囲でバランスを変えていくことで、相手の拠り所を無くす

手の内を固めずに、小指から順に棒を握って、流れが途切れない方へ柔らかく動く

止まる位置まで杖に手を滑らせて相手の握る反応を導き、固めた状態が解けない角度で杖を立てていく

相手の突きを避けながら息を吸って浮かせ、相手のアンバランスが強調される方向へ誘導する

腕を吊ってお互いの間の撓みが取れて繋がった位置で、手を置いたまま体幹から動く

相手にピタリと合う位置で、軸を伸ばして身勢を決め、相手の中心を崩す

中心の動きが自由に伝わる

バランス☆運動療法 初級講座 2020.03.07

椅子に座って、足心を中心に前後左右に重心を移し、足底から時計の文字盤を回しました。
足首や下腿と順に高さを変えながら頭部まで、前後左右のセンタリングをしながら回転させました。
だんだん身体が繋がり始め、丹田の動きが全体に反映されていくことを感じられました。
たまたまでは、膝の形に手を沿わせて、中心から手の動きをコントロールしました。
全身のどの高さにおいても同様に力の流れが伝わり、手の回る方向はその表れであることを感じられました。
動きが外見には分からないほど繊細になっても、それに対応した分だけ骨格がバランスを変え、皮膚が動きました。
六方円では、呼吸に合わせて重心を移動し、身体を伸ばすことで腕を浮かし、弛められる位置で落としました。
パドリングでは、肋骨を締めながら両手を引き分けて頚を伸ばし、骨盤と手が一致して動くバランスを観察しました。
体操を通して、中心の動きが、どの方向でも自由に伝わる状態にしておく必要性を学びました。

椅子に座ったまま、足をK野先生の大腿部に載せてもらい、施術して頂きました。
頚に繋がるバランスに近付け、手を当てている高さを文字盤に合わせて回してくださいました。
飛ばしてしまっている時刻を自分で認識してもらい、そこを丁寧に通過させることで、身体のバランスが整っていくことを教えてくださいました。
施術をされているときのK野先生の坐骨を触らせてもらうと、手で操作していないことを身をもって体感させてもらいました。
会陰を締めて中央に集めた空気を、更に坐骨を寄せて内圧を圧縮することで、相手に伝わっていく力が生み出されることを感じられました。
触れている場所全部から力が伝わり、中心からの一体となった動きが同調することで、中心に導かれていくことを感じました。

後半、ペアに分かれて施術をさせて頂くと、自分の力が抜け、触れるだけで楽に誘導できました。
自分の身体を弛め、整えておくことがいかに大切かを実感しました。
K野先生、参加された皆様、今月もありがとうございました。

相手からの圧をガイドにする

合気観照塾 吹田道場 2020.03.06

次に足が着く地点をイメージして、呼吸の吸い上げて身体を伸ばして脚を浮かす

その都度、骨盤を弛めて自由に動かせるバランスにあるか確認し、会陰の締めで後ろ脚を引き寄せる

右寄り左寄りの隙間が透るように交互に立て替えることで、足から頭までラインを揃えて前に進む

背骨の張力を高めて身体背側を伸ばし、臨界からの転換を利用して力を放つ

前腕からの芯を中指に繋げて五指を張り、手の内に空間が出来た状態で相手に持たせる

相手からの圧を負荷ではなく、馴染みにくい場所を教えてくれるガイドとして、接点での文字盤を丁寧に廻して弛める

体操も自己調整も相手に持たれていることを想定して、その重みや力の流れを感じながら動きに付いていく

相手の頚まで吸い込む感覚を、触れる前からイメージして、事前に「の」の字を書き始める

相手と一致したところで、外枠を留めたまま力の流れを内部でコントロールして、その変化を伝える

文字盤をイメージして動く

センタリング・タッチ研究会 2020.03.01

今月のセンタリング・タッチ研究会では、K野先生が調合されたオイルを手に付けてくださいました。
石を組み合わせて包んだ袋を頭に載せて、会陰が締まるように息を吸い上げて、百会まで伝えました。
さらに、数珠の球一つ一つの重さやバランスの移り変わりに付いていくように細やかに手を使いました。
香りも石も、いくつもの組み合わせから調和が生まれて、身体の様々な反応を導いてくれることを体感しました。
施術も、自分の軸が立って徹る状態になっていると、何もしようとしなくても、自然に動きが起こることを体感しました。

呼吸やイメージに合わせて身体を動かすと、御本人の力で整っていくことを実演してくださいました。
関節面が水平に向き合い、首へ繋がるバランスで、12時6時や3時9時の動きやすい方と動きにくい方を確認しました。
時計の文字盤の抜かしている時刻も、反対回りを丁寧に行うことで、動きが生まれてくることを体感しました。
身体の徹りが良くなる方向へ向かうと、自己治癒力によって、バランスが整っていく様子を見ることが出来ました。

合気の技でも同様に、たまたまの動きで相手との接点に文字盤をイメージして回転させました。
相手の攻めによって向かう流れに付いていき、「の」の字を書くように伸ばすと、技が掛かりました。
相手の持ち手に応じて、引きと攻めが起こるように弛みを取ることで、動きが生まれました。
六方円では、水平面や矢状面に文字盤を想定し、針の指す方向を骨盤の動きで操作しました。
相手に合わせて動くためには、身体の内にも外にも、中心の動きが反映される文字盤を描けるようにしていく必要を学びました。
関節だけで無く、その流れが全身で連動しているからこそ、どこに触れられても合気が掛けられることを実感しました。

K野先生、参加された皆様、今月も素晴らしい体験をさせて下さり、ありがとうございました。

 

Template Designed by めもらんだむ RSS
special thanks: Sky RuinsDW99 : aqua_3cpl Customized Version】