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活動報告09

健康維持互助会 2011.01.23
昨日の健康維持互助会の企画担当は、K元くんでした。
今回の内容は、K元くんが職場で行なっている椅座位での治療を中心として行なわれました。

まず、椅子に座っているモデルの方の身体の状態を色々な方向から観察しました。
前面から診たときは右肩に比べて左肩が下がっているように思えても、後面から診ると実は右肩のほうが高く、体幹が回旋して左肩が前方に出ていたために、そのように見えていたということもありました。
様々な角度から診て確かめることの重要性を感じるとともに、私が身体を立体的に診れていないということが分かりました。

それから、その姿勢になると、どの部分が縮んでいるか、あるいは伸ばされているかを、自分自身で感じながら考察しました。
実際に姿勢を真似してみたり、触診をしたり、モデルの方の骨盤や大転子の位置をずらして全体の変化をみたりしました。
見たときに想像した感覚と、実際に姿勢を真似たとき、触ったときに感じた感覚とは、一致する部分もそうでない部分もあり、そうした差異を減らしていくことの必要性を感じました。

そして、10分間という制限を設け、その中で、それまでに確認したモデルの方の身体のアンバランスを改善するための治療を行ないました。
改善したいと思う場所はあっても、実際に全体のバランスを整えていくということは、時間制限とは無関係に難しいものでした。
メンバー全員が自分なりに施術を行なった後、K元くんに治療の実演を見せて頂きました。
骨盤を始めとして座っている姿勢を改善することで緊張を緩めていく治療とともに、患者に変化を感じてもらうための語りかけが多く、私が普段に行なっている施術との差を感じました。

その後、M岡さんに、前半の内容に加えて、呼吸に重点を置いた診察および治療法を教えて頂きました。
モデルの方に大きく呼吸をしてもらうことで、腹部や胸部だけでなく、上肢にまで伝わる動きが分かりやすくなり、その伝わり方の大きさや早さを観察することで診断を行ないました。
私は身体のバランスを診るというと、左右の外見の違いばかりに注目していましたが、呼吸という指標をもって診ることで、ずっと多くの情報を得られることが分かりました。
必ずしも緊張している側の上肢を施術しなくても、反対側の上肢を把持して角度を変えるだけで、呼吸によって緩む位置に戻っていく方向を見つけられることも分かりました。
また、施術を行なう際の姿勢や動作においても、自分自身の呼吸が入りやすいかどうかが最も重要な基準となることが分かりました。
練習をする中で、呼吸の入らない方向に伸ばしたり、力で無理に引っ張ったりしてしまい、モデルの方のバランスが却って悪くなってしまうという失敗も多々ありました。

M岡さん、K元くん、昨日は実践的な勉強会を企画して頂き、ありがとうございました。
私がいかに全身を診て治療を出来ていなかったが分かり、とても勉強になりました。

来月の健康維持互助会の企画担当は私です。
メンバーの皆様にとって有意義な勉強会となるように、具体的な内容を考えておきたいと思います。

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