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棒杖剣捲く

今日は、M岡さんに剣道と治療を関連付けての指導をして頂きました。

まず、呼吸のしやすさを確認しながら、立位における姿勢を見直すことから始めました。
充分に息を吸えると、体幹の背側に弓を引くような力が生まれ、それによって仙骨と後頭骨が近付く働きが起こることを感じることが出来ました。
木刀や大極棒を持った状態で呼吸をすると、上にある手が後頭骨、下にある手が仙骨の動きにそれぞれ対応していることが分かりました。
よって、木刀を振り上げる際は仙骨の前傾に伴い、下の手の引きによる先導が起こり、振り下ろす際は背側の力の開放に伴い、上の手の攻めによる先導が起こることが分かりました。

私は今まで息を吸ったときには身体を膨らませるイメージが強くありましたが、身体全体としてみると、むしろ引き締める意識で行なうことが重要であると気付かせて頂きました。
呼吸による肋骨の拡張に伴い、上肢が長軸方向に伸びていくような感覚と、雑巾を絞るような両手の動きが生まれることが分かりました。
相手の前腕を把持した状態では、それだけで接点における緩みが取れ、上げようと意識しなくても浮かせられることが分かりました。
相手の首まで繋がる方向、上肢の動いていく方向を感じるためには、五本の指からの圧力が均等に加わり、相手の前腕の深層まで掴めていることが重要であるように感じました。
焼いている餅が膨らんでいくように、把持している側と反対側にはみ出しながら上肢が動いていく様子を面白く思いました。

歩法についても、改めて教えて頂きました。
仙骨で引くようにして片脚を上げ、同側の鼠径部を緩めることで、自然に脚が落ちる位置が決まってくることを感じられました。
また、もう一方の脚を引き寄せる際も、同側の股関節の動きによって為されることが分かりました。
そうした股関節の働きを生かすためには、どちらの脚も、踵から動かす意識が重要であることが分かりました。

それから、袋竹刀を使ってお互いに打ち合いをしました。
隙の無い構えが出来るようになるためには、もっと自分自身の姿勢を客観的に見れることが必要であると感じました。
また、竹刀を受けるときは、相手の首元から目を離さなければ、竹刀の先を追うよりも早く相手の動きに対応出来ることが分かりました。

M岡さん、今日も長時間に渡って指導をして頂き、本当にありがとうございました。
今回の内容の全てに共通する項目として、行動を起こす前段階の姿勢や意識が如何に大切かがよく分かりました。
今までに教えて頂いた治療法を活かせるよう、五年後を目標として、独立開業に向けての準備を進めていきたいと思います。

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