HOME>呼吸法中心塾

触れる瞬間から相手に浸透する

呼吸法中心塾 城東教室 2024.02.18

今月も、中心塾の城東教室に参加させて頂きました。
机の上に、単に半紙を置いたときと、下敷きを引いた状態の違いを感じながら、ペンで字を書きました。
ペン先を押し付けてしまうと、自分が反作用を受けたり、半紙に穴が空いたりして、上手く書けませんでした。
押しに行かずに、軸を立てて、横隔膜を浮かせたまま力を抜き、半紙、下敷き、机、床、と意識する深さを変えました。
肚の重みの浮き沈みで筆先の圧をコントロールし、回転で指先まで引きと攻めを伝えるように筆を使いました。
手首を決めて、手の中身が伸び縮みする状態にしておくことで、筆を身体の一部として中心の動きを反映させられました。
文字と文字の間も途切れずに集中力を保ち続けることで、並びに繋がりが生まれ、字の印象がガラッと変わりました。

そうした繊細な感覚が、施術において欠かせないことを体感させてくださいました。
手の圧を変えずに、皮膚、筋、骨と深さを変えると、受け手の力の通り方や反応が変わりました。
鍼を垂直に立てて、どちらにでもしなる状態にしておき、傾きや回旋でどちらが通りやすいか訊きました。
そこから、何かしようとせずに、お互いの呼吸が一致するバランスで待ちました。
相手の身体から起きる動きを邪魔しないように付いていくことが、そのまま誘導になることを教えてくださいました。
両手の動きや鍼の行き先は、自分の意図ではなく、付いていった結果として生まれることを感じられました。
そのためには、触れる瞬間から相手に浸透し、繊細な変化を受け取れる身体を、日々の稽古を通して創っていくしかないことを実感しました。

鍼に見合う細やかさが身に付けられるように、感覚を磨いていきたいと思います。
K野先生、KMさん、今月も貴重な体験をさせてくださり、ありがとうございました。

この記事のトラックバックURL

http://0kantenkiti0.blog76.fc2.com/tb.php/1309-fd0e4294

コメント

コメントする

管理者にだけ表示を許可する

 

Template Designed by めもらんだむ RSS
special thanks: Sky RuinsDW99 : aqua_3cpl Customized Version】