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始仕舞

昨日は、大阪市阿倍野区にある山中能舞台で、能の稽古を体験させて頂きました。
私は、小学生の頃に能の舞台を観に行ったことがありましたが、それ以降は能に触れる機会はほとんどありませんでした。
最初に、観世流能楽師であられる山中先生に手本を見せて頂き、今まで能に対して抱いていた印象が大きく変わりました。
男性役と女性役のそれぞれの演技では、目線の向きや扇子の先まで行き届いた意識によって役柄を表現されていることを感じました。
また、謡や舞はもちろん、動作の結果として起こる音まで、舞台を形づくる要素として取り込まれていることに感心しました。

それから、実際に舞台に上がっての稽古を付けて頂きました。
基本的な立ち方から始まり、手の使い方や足の運び方まで丁寧に教えて頂きました。
私の場合は、立っているときや歩いているときに、踵に重心が乗っていることを指摘されました。
それを改善するために、第一趾と第二趾の付け根に体重が乗るように意識をし、その上で膝関節の位置や骨盤の角度を調節しました。
その姿勢のほうが、体幹の重みが両足の中央に落ち、重心をぶらさずに足を運びやすくなることが分かりました。
他にも、臍の向きや背部の意識など、合気道を通じて教えて頂いている内容と多くが重なっていることに驚きました。

稽古が終わった後は、実際に能に使われる面や装束を見せて頂きました。
女性役に使われる面をいくつか並べて頂くと、役柄の年齢や性格によって様々な表情のものが用意されており、見ているだけでその内面が伝わってくるようでした。
特殊な空間を作り出すために、舞台や衣装は様々な理由があって今の形に至ったことを教えて頂き、その工夫に感心しました。

その後も、能に関する貴重な体験談や面白いエピソードを聞かせて頂く中で、能楽を身近に感じられるようになりました。
貴重な経験をさせてくださった山中能舞台の関係者の皆様、および機会を作ってくださったM岡さん、昨日は本当にありがとうございました。

山中能舞台

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