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集合字感

先日、会話の中で万葉仮名に関する話題があり、「文字の持つ雰囲気」について考えてみるキッカケとなりました。
どれくらい共感して頂けるのか全く分かりませんが、私が平仮名に対して勝手に抱いているイメージを紹介してみたいと思います。
五十音全てを書き並べることは、書く側にとっても読む側にとっても有益な時間とは思えないので、大雑把に行で分類してみました。

あ行・・・暖かい・明るい
か行・・・尖っている・硬い
さ行・・・弱々しい・繊細
た行・・・がっちりしている・素朴
な行・・・粘っこい・柔らかい
は行・・・広い・不鮮明
ま行・・・丸い・弾力性がある
や行・・・小さい・個性的
ら行・・・冷たい・滑らか
わ行・・・大きい・主張が強い

こうしたイメージは各人で多少の共通点があったとしても、万人において完全に一致するとは考えられません。
それ自体が意味を持つ漢字ならいざ知らず、単なる記号に過ぎない平仮名にイメージを持つということは、よく考えてみると不思議なことです。
私がいつからこのようなイメージを持つようになったのかを思い出してみると、文字を習い始めた頃から、知らず知らずのうちに染み付いていったような気がします。
もしかすると、文字を学習する過程で、字の形、発音したときの響き、その文字が含まれる単語などから受ける印象も一緒に、文字の一部として記憶の中に蓄積されていくのかも知れません。

より抽象的になりますが、文字に限らず、図形にも、色彩にも、音階にも、やはり一つ一つに対して何かしらのイメージを持っているように思います。
そうしたイメージの集積が、文学あるいは絵画あるいは音楽といった作品に触れたときに、好きか嫌いかという個人の嗜好に反映されているのかも知れません。
周りの評価に惑わされず、「自分にしかない感覚」を大切にして、物事と向き合っていけるようになりたいものです。

花ひらいて

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