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歩検証

私は、以前から「歩くこと」が好きです。
次の目的地まで一駅二駅くらいの距離なら交通機関を使わずに歩くほうを選ぶことが多くあり、旅行に行ったときは何時間かひたすら歩き続けていることもあります。
特に、交通費を出し惜しんでいる訳でも、運動不足を気遣っている訳でも、他人に頼らず自分の足で歩いて行こうという信念がある訳でもありません。
あまり知られていない名所でも、街角の古本屋でも、変わった形の石ころでも何でも構いませんが、電車やバスで移動すると見逃してしまうような発見があることを、心のどこかで期待しているからかも知れません。
地図で確認した場所であっても、実際に歩いてみると思いのほか遠かったり、道に迷ってしまい予定より時間が掛かってしまうこともよくあります。
しかし、見慣れた土地ではそうした経験をすることさえ出来ないと考えると、それもまた旅行の一つの醍醐味であると言えると思います。
景色を眺めながら歩いている内に、身体の不調が改善していたり、考えがまとまったりしていることもよくあります。
適度なペースでの歩行は、身体のバランスを整えたり、思考のスピードを合わせたりしやすいのかも知れません。

私は長時間歩いてもあまり疲れを感じないほうですが、最近、歩いているときに様々な部位に余分な力が入っていることが気になるようになりました。
特に下腿の後面に力が入っていることが多くありましたが、気付いたときは末梢から順に力を抜いていくように心掛けています。
結果として骨盤内に意識を集めることで、骨盤の回旋を調節できるようになり、それによって、なるべく脚に力を入れずに歩くようにしています。
また、意識の持ちかた次第で、歩き方が大きく変わることを面白く思います。
「早く歩こう」と思うと脚に力が入ってしまうことが多いですが、平地を歩いていても下り坂を下っているような気分で歩くだけで、楽に歩く速度が上がることを感じられます。
おそらく体幹に対する意識や丹田の向きが関係するのでしょうが、それだけで手の振り幅まで変わってしまうのは不思議なものです。

歩道で、前を歩く人、すれ違う人を眺めていると、歩き方も人それぞれであり、歩き方にはその人の身体の状態だけではなく、精神の状態も大きく反映されていることが分かります。
「歩く」というありふれた動作の中にも、自分自身の変化を感じながら日々を過ごしていきたいと思います。

下り坂

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