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本の紹介15

脳と心の地形図

『脳と心の地形図』

著者 リタ・カーター
発行所 原書房

脳の話は、どこが面白いのだろうか。
脳という視点から見ると、日常生活でわれわれが当たり前だと思っていることが、まったく違って見える。目からウロコが落ちるのである。
われわれは脳で世界をとらえているが、ふだんはそう思っていない。世界のほうが「そうなっている」と思っている。しかし、そうなっていると「思っている」のは、あなたの脳である。
~監修のことば


この本では、現在までに明らかになっている脳や意識についての研究結果を、分かりやすく解説しています。
学術的な説明だけではなく、脳の働きに関する不思議なエピソードや、絵や図を用いた遊びも盛り込まれており、楽しみながら読むことが出来ました。
左脳と右脳の関連や感覚の認識などの説明を読むと、私が最近学んでいる身体や意識の使い方とも繋がる部分も多く、とても参考になりました。
そうした新しく知る内容を面白く感じる反面、現代でも脳や意識については、まだまだ解明されていないことのほうが多いという事実に、ほっとするような感情も抱きました。
「ヒトゲノム」や「万能細胞」といった話題に関してもそうですが、生命の深部に迫る話題については、生命の尊厳を損なう方向に向かうのではないかという危惧や、ヒトの手で解明されるものであって欲しくないという期待が、心のどこかにあるからかも知れません。

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