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鼻ロード

私は今まで、呼吸時の身体の繋がりに関して、四肢の変化に気を取られ、体幹への観察が不充分であることを感じていました。
そのため、最近は、呼吸をしたときに体幹に起こっている変化に注目して観察するように心掛けています。

呼吸に伴う体幹の繋がりは、吸気時に上り呼気時に下るという、実際に肺に出入りする空気の方向とは反対向きに流れていくように感じられます。
鼻部を始めとして気道を通る空気の通りやすさを調節するためには、脊柱の中でも特に頚部の角度が重要であることを感じています。
頚部を前屈すると、吸気に伴う空気が鼻腔の下側を通り、背部の意識が高まりますが、鼻腔の後方で当たり、呼気時に腹部を下りていく流れが感じにくくなります。
反対に、頚部を後屈すると、空気は鼻腔の上側を通り、腹部の意識が強くなりますが、喉元で詰まり、背部を下る流れを感じにくくなります。
その間のどこかにある鼻腔全体を空気が通る位置に頚部を保つことで、最も呼吸がしやすくなり、身体の繋がりを感じやすくなるように思います。
私はどちらかと言えば頚部を後屈して顎を上げてしまいがちなので、腹側への意識が強くなり、途中で呼吸が詰まってしまうことがあるのではないかと考えています。

そして、体幹と四肢の繋がりを感じるためにも、骨盤や肋骨といった体幹の骨格の締めが大切であることが分かってきました。
吸気時のみならず、呼気時にも完全に脱力せずに締めを保つことによって、呼気時における身体の繋がりが感じやすくなることを実感しています。
その上で、いずれかの繋がりに意識を置いて呼吸することで、動かそうとする意志の伴わない動作が生まれてくることを感じています。
太陽経から少陰経に伝わるルートでは、踵が手前に引き寄せられ、骨盤が前傾し、空気が下肢後面から背部を上り、頭部を通って腹部を下り、下肢内側を通っていくように感じられます。
意識や姿勢を変えることで、その反対の経路や異なるルートを通していくことも可能となり、合気道の稽古を通じて教わっている様々な動作にも結び付いていくのではないかと考えています。

自分自身の身体の繋がりをイメージすることで、以前は経絡図として覚えていた経絡に対する捉えかたが、随分と変わったことを感じています。
まだ明確な動作や感覚に結び付けるためには程遠い薄さですが、それらを治療や自分自身の健康を省みる上で生かせるように工夫していきたいと思っています。

洞穴

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