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体験記21

センタリング呼吸法セミナー 2012.02.12
今月の呼吸法セミナーでは、呼吸によって起こる力について学びました。
最初に、椅坐位で、爪先部、踵部、その間といったように、足の置き方を変えながら呼吸の変化を観察しました。
膝の力が抜ける位置に置くと、骨盤の前傾に伴う動きは大腿骨を通って両膝眼穴に反映され、下肢前面ではなく後面に張りが生まれることを感じられました。
その位置では呼吸が通りやすく、息を吸うことによって、上半身は上方に伸び、下半身においては足趾の付け根に体重が乗っていくことが分かりました。
私の場合は、椅坐位においてまだ後方に体重が乗っているため、足部前方に体重を乗せて行くためには、より前傾できるようにニュートラルな骨盤の傾きを調整していく必要性を感じました。
椅子から立ち上がる動作も、吸息時の下方への身体の伸びによって足趾の付け根が床から受ける反作用を利用することで、楽に行なえることを教えて頂きました。
立ち上がった時の鼠径部の深みを維持しながら体幹を起こしていくことで、そのまま力の抜けた立位の姿勢に移行できることが分かりました。

その後、丸椅子を両手で持ち、手掌を下に向けて大腸経を張りながら持ち上げたときと、上に向けて小腸経を張りながら浮かせたときの力の入り方の違いを観察しました。
それから、そのまま丸椅子を吸気によって前上方へと差し出していく動作を行ないました。
体重を前方に移動して立ち上がる動作を、自分自身を持ち上げるためではなく、丸椅子を浮かせるために活かすことで、呼吸が詰まらない限り運動を続けられることが分かりました。
前方まで充分に伸ばし切れた後は、保息して外枠を保ったまま力を抜き、身体内部の重みを下方まで落としていきました。
そして、呼気とともに、下りていった経路を辿ることが出来ると、丸椅子の上げ下ろしを、筋力ではなく呼吸から生じる力によって行えることが実感できました。
そのためには、手関節尺側を決めておいたり、上腕を外旋したり、第五腰椎を入れたりと、常に呼吸が滞りなく通っていくように、身体の使い方を工夫していくことが大切だと分かりました。

今回のセミナーでは、呼吸による力と筋力による力の違いを実感することができました。
M岡さん、呼吸法を学ぶ上で非常に大切なことに気付かせて頂き、ありがとうございました。

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