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感想文91

観照塾 2012.03.03
今日の観照塾では、袋竹刀や木刀を用いて、燕飛の稽古をしました。
最初の、正眼の構えから間合いを詰めていく動作を一つ取っても、多くの大切な要素が詰め込まれていることを感じました。
打太刀と使太刀のいずれにおいても、常に相手に対する攻めと受けの両方の意識を持って行なうことが重要だと分かりました。
その中で生まれる駆け引きによって、お互いの間合いや剣を捻りこんで行く方向が自然に決まってくることを感じました。
右肘を引いて相手の雷刀をかわす動作においても、単に避けるためではなく、相手の打ち込みを呼び込んでそのまま攻める気持ちで行なうことが重要だと分かりました。
そして、たとえ同じ位置に居たとしても、身体の伸びや意識の広がりによって、相手に物打ちが届く間合いに大きな違いが生じることが分かりました。
雷刀に構えた状態から、さらに伸びることで、保息時の前方へのずれから生じる推進力が大きくなり、相手に対して踏み込める距離が変わることを体験しました。
また、剣を振り上げている位置に関わらず、峰と谷の高低差や相手の後方を意識することによって、相手に伝わる力の深さや奥行きに変化が生じることが分かりました。
今日の稽古では、燕飛の一連の動作に繋がりを感じる一方で、起こりうるいくつもの変化の中からお互いが選択した結果として流れが生まれてくることを感じました。
名人同士の将棋では、定石に沿っていても盤上に表れない駆け引きが行なわれ、いつそこから外れてもおかしくない緊張感がありますが、燕飛の実演を見せて頂く中で同様の印象を受けました。
形として覚えるのではなく、相手のどこに隙があるか、自分のどこを狙われているか、といったことを常に意識しながら、次に起こる動作に移っていくことが重要であることが分かりました。
燕飛の稽古に取り組む中で、そうした点に注目しながら、一連の流れを身に付けていきたいと思います。

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