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寄せ分化

昨日は、KTさんの治療院で、M岡さんに身体の使い方を教えて頂きました。
最初に、仰臥位で膝を曲げて寝転び、骨盤を12時6時の方向に動かす練習をしました。
骨盤の前傾によって脊椎が順番に引きずられ、身体は尾側に向かい、後傾によって頭側へ押し戻されていくことを感じました。
さらに、視線による誘導を行なうことで、前傾しながら目で頭より上のほうを見上げると、背部が反り、後頭部と尾骨を基部とするアーチが形成されることが分かりました。
一方、後傾しながら臍のほうを見ると、背部が丸くなり、頭部と足部が持ち上がることでバランスが保たれることが分かりました。

私は、前傾のほうが可動域にゆとりが少なかったため、脚を広げて恥骨が下方を向くように椅子の縁に腰掛け、骨盤を前方に転がす練習をしました。
臀部の丸みの下方に手を当て、その部位を後方へ引く意識によって、鼠径部の溝が深くなり、骨盤が前方に転がるという変化を観察しました。
私は、鼠径部の締めを、大腿骨を骨盤に寄せる動作と同じものとして捉えていましたが、脚を開いた姿勢のままでも鼠径部を締められることを実感でき、鼠径部の感覚がずいぶん変わりました。
それから、相撲の四股のように脚を開いて立ち、両側の鼠径部を締めながら臀部を後上方に持ち上げていくことで体幹を前屈したり、鼠径部を締めたまま骨盤を元の位置に戻していくことで体幹を起こす動作を行ないました。
また、先ほど手を当てていた部位を反対側へ寄せ、片側の鼠径部を締めていくことで体幹の向きを切り替える運動も行ないました。
それら上下左右の組み合わせによって、下半身を安定させたまま体幹を必要とする方向に向けられることが分かり、その動作が上半身に伝わると、鼠径部を動かす意識のみで、様々な動作を実現できることを実感できました。

その後、KTさんに、後頚部の疲労感を主訴として鍼治療を施して頂きました。
脈診、腹診、舌診を始めとして丁寧に診断して頂き、それらがどのような状態であるか説明してくださりました。
頭部に置鍼をして頂いた状態で、うとうとしている間に時間は過ぎ、気付かない間に頚部が軽くなっていることを感じられました。
また、診断の際に、側頭部の圧痛、季肋部の張りの左右差、舌の状態などを分かりやすく説明してくださっていたため、施術の前後のどのような変化が起きたかを確認することが出来ました。

M岡さん、KTさん、昨日はお忙しい中、時間を作って指導して頂き、ありがとうございました。

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