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活動報告25

健康維持互助会 2012.05.27
今月の健康維持互助会では、力を抜くことの大切さを学びました。
立位で両手を前に出した姿勢から、相手に負荷を掛けてもらい、手首、肘、肩、胸、背中と順に力を抜いていく練習をしました。
相手の重みを上肢の力で受け切ってしまうと、そこから外枠を保ったまま力を抜いていくことは困難となってしまうことが分かりました。
相手からの負荷に関わらず、肩や肘の力を抜くことが出来る位置に上げられるように、身体の使い方を工夫していくことの大切さを感じました。
また、押す側においては、相手が力の抜けた状態に近付きやすいように、重みが丹田に落ちるように負荷を掛けることの難しさを感じました。

両手でボールを挟み、呼吸に合わせて投げたり受けたりするキャッチボールもしました。
吸気に伴う上肢の浮きや伸びによってボールを投げられ、呼吸の大きさや意識の深さをもって、投げる距離や高さを調節できることを感じました。
受けるときも、呼気に伴う吸い込みを意識することで、接点でぶつかることなくボールを受け入れられることが分かりました。
複数の人でキャッチボールをしていると、次第にお互いの息が合い始め、動作やボールの移動にリズムが生まれてくることを面白く思いました。

それから、相手からの押しに対して、海底で揺れるワカメのように力を受け流す練習もしました。
身体のどこを押されても、受けた力に逆らわず、自分自身の力を抜いたまま揺れに任せることで、吸気時には再び元の位置へと戻れることが分かりました。
片方の手で支点を作り、もう一方の手で固まっている部位が緩む方向へ撫でて誘導することが出来ると、相手の緊張を緩める治療にもなることが分かりました。

その後、それぞれの臨床における課題を出し合い、お互いの治療も行ないました。
私は、仰臥位あるいは側臥位になって頂き、膝関節と足関節を把持し、浮かせた状態から頚部と繋げて下肢を伸展する手技を練習させて頂きました。
施術中にどこが張っているかを伝えて頂くと、下肢の外側面や前面を緊張させてしまうことが多く、力を抜いたまま浮かせることの難しさを感じました。
そして、普段から、そうした患者さんの状態を診た上で治療できていないことを痛切に感じました。
私は頚まで入れようとする意識からか前に出すぎていることを指摘して頂き、意識を後方に持ち、実際に位置取りも後方へ移動したときに、初めて下肢が自然に伸びていく方向を感じられました。

参加者の皆様、昨日も多くのことに気付かせて頂き、ありがとうございました。
来月もよろしくお願いします。

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