HOME>日記

十分五十三猫

にゃんとも猫だらけ展

昨日は、美術館「えき」KYOTOで行なわれている「にゃんとも猫だらけ展」を観に行きました。
私は猫と浮世絵のどちらも好きなので、駅に貼られていたチラシを見たときから、ぜひ行ってみたいと思っていました。
展覧会では、歌川国芳の作品を中心に、猫を題材に扱った浮世絵がおよそ120点集められていました。
看板に偽りは無く、写実的に描かれている猫もあり、擬人化されている猫もあり、モチーフとして用いられている猫もあり、にゃんとも猫だらけな展覧会でした。
その全てに共通していたことは、よく猫の表情や動作を観察して描かれているということでした。
見たことがあると思わず納得してしまうようなシーンが多く、猫はもちろん、それに関わっている人も、本質は少しも変わっていないということがよく分かりました。

私は、歌川国芳の「猫飼好五十三疋」が遊び心満載で面白かったので、長いあいだ観ていました。
歌川広重の代表作である「東海道五十三次」に出てくる地名を駄洒落で置き換え、それを猫の絵で表現している作品です。
例えば、川崎は「蒲焼」で猫が蒲焼の匂いを嗅いでいる絵、四日市は「寄ったぶち」でぶち猫が何匹も集まっている絵、という具合です。
五十三ヶ所もの地名を全て網羅しているので、当然、強引な置き換えもたくさんありますが、これほどの無謀な作品に挑戦し完成させてしまうところに、国芳の猫に対する並々ならぬ愛情を感じました。

画家や作風ごとに絵画が展示されることは多いですが、こうしたテーマに絞って作品を集める展覧会も面白いと思いました。
動物を題材として扱った浮世絵はたくさんあるので、「わんだふる犬だらけ展」や「ぶったまげ豚だらけ展」も開催されることがあれば、是非行ってみたいと思います。

この記事のトラックバックURL

http://0kantenkiti0.blog76.fc2.com/tb.php/37-1eb3183a

コメント

コメントする

管理者にだけ表示を許可する

 

Template Designed by めもらんだむ RSS
special thanks: Sky RuinsDW99 : aqua_3cpl Customized Version】