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物トーン

中心塾や観照塾に参加させて頂く中で、様々な道具と触れ合う機会があり、道具から教わることの大切さを学んでいます。
一年間のカリキュラムを通して、同じ道具を用いても、毎年、感じ方が変化することを面白く思っています。

何か道具を持って動作を行なっていると、ふとした瞬間に、その道具に馴染んでもらえたように感じる機会があります。
ボールでは、自分自身の呼吸と共に大きさが変化しているように感じたとき、杖では、重みに伴う傾きに沿って風車のようにクルクルと回ってくれたとき、太極棒では、手の内の皮膚のズレが全身に伝わっていることに気付いたとき、模擬刀では、動きの中で中心で合う位置を感じられたとき、そうした喜びを覚えました。
そして、それが同時に、自分自身の身体の感覚が大きく変化するキッカケとも重なっていることを感じています。
そうした瞬間を積み重ねることで、より深く馴染んでいくことを楽しみにしながら、道具を用いて遊んでいます。

改めて自分自身の周りを見渡してみると、数え切れないほど多くの物に囲まれて生活をしていることに驚かされます。
全裸で宇宙空間を彷徨っているという特殊な状況を除けば、私たちは日常のあらゆる場面で、いつも何かに接していると言えます。
身に付けている服も、坐っている椅子も、足を着けている床も、手にしているマウスも、吸っている空気も含めると、そもそも何にも接していない箇所が存在しないとも考えられます。

意識が他に向いているときは忘れてしまいがちですが、大きさも重さも形も温度も質感も性質も異なるそれらの物から、常に膨大な量の情報を受け取っていることになります。
だとすれば、自分自身が気付いていない間に、周りのあらゆる物から、様々な影響を受けていると考えられます。
そして、それらの中にも、自分自身の心身の状態を観察していく上での、たくさんのヒントが提示されているような気がしています。
身の回りに存在する物との関わり合いを、もっと大切に感じていきたいと思っています。

モノトーン

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