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絵嘗める室

印象派とモダンアート展

昨日は、天保山のサントリーミュージアムで行われている「印象派とモダンアート展」に行ってきました。
会場に入ってすぐに、モネの連作がありました。
上のチラシの絵もその一つですが、ロンドンのウォータールー橋を、天気や時間帯を変えて何作も描き分けている作品です。
私は、その中では「霧の中の太陽」という作品が一番好きでした。
印象派という言葉の由来になったと言われる「印象、日の出」と同じような雰囲気の作品で、海やそこに映る光の表現が素晴らしかったです。
目を離すのが惜しい感じがして、近付いたり離れたりしながら、しばらく観ていました。
有名な画家の作品がたくさんありましたが、私は絵画では特に風景画が好きで、他にはピサロやシスレーの作品も良かったです。
モネの連作は見渡せるように円形に、様々な画家による花の絵は個別に見られるように狭い通路に、といったように絵画の印象を際立たせるための配置にも様々な工夫がみられました。
ただ、印象派から現代芸術までの変遷を辿るというテーマだから仕方ないとは言え、前半の印象派の絵画のインパクトが強すぎて、どうしても後半の現代絵画が物足りなく感じました。
写真の発明により写実主義から印象主義へと変化し、その後、絵画という枠組みからの脱却のために、更にそこから色々な試みが行われていることは分かりましたが、特に感銘を受ける作品はありませんでした。
結局、もう一度モネを始めとする印象派の絵画を観たくなり、また最初から観なおして帰りました。

その後、隣にある海遊館にも行きました。
小学生のときに一度連れて行ってもらったことがあるのですが、全く印象が変わりました。
その頃はサメやイルカなど体が大きい動物、動きが派手な動物に目がいっていた気がしますが、昨日は、どちらかというと動きが少ない動物を見ているのが面白かったです。
海底や岩陰を見ると、意外に寝ている魚がたくさんいました。
クラゲの泳いでいる様子を見ていると、伸縮の動きや、その時の緩急のつけ方がヒトの呼吸と似ている感じがして面白かったです。
余談ですが、クラゲが逆さま向きで岩に付くようになったものがイソギンチャクだということを、初めて知って驚きました。
クラゲやイソギンチャクは刺胞動物というそうで、同じような体の構造をしているようです。
動物の解説も、ヒトの解剖学や生理学と照らし合わせてみると、似ている点も全く違う点もあり、色々と新しい発見がありました。

なかなかの悪天候でしたが、そのおかげで美術館も海遊館もすいていたので、ゆっくり観ることが出来ました。
自然の風景や動物も、それを画家の目を通して描かれた絵画も、どちらも素晴らしいと思いました。

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