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本の紹介24

アナトミー・トレイン

『アナトミー・トレイン』

著者 トーマス・W・マイヤース
訳者 板場英行 石井慎一郎
発行所 医学書院

このように筋を分離して表す方法は、決定的な表現として筋解剖学では絶対的に優勢であることから(これは複雑な人間の運動や安定性は個々の筋の作用をまとめることで引き出されるという単純かつ還元主義的信念に沿っている)、現世代のセラピストはほかの考え方ができなくなっている。
筋を見て定義するこの方法は、ナイフで個々の筋を周囲の筋膜面から容易に分離するという単なる古代の遺物である。しかし、これは身体がどのように「思考している」のか、あるいは、生物学的にどのように組み立てられているのかということを表わすものではない。
~はじめに


現代医学における人体を細分化する考えから離れ、生体としてのヒトの姿勢や運動の在り方を見直すという立場で書かれています。
多くの写真や図を用いて説明されており、実際の活動の中でどのラインが働いているかを分析している内容を、特に興味深く感じました。
経絡との共通部分も見られ、身体の全体的なバランスを診る上での指標の一つとして、参考になる事柄が多くありました。
この本で取り上げられているラインは大きく分けて七種類ですが、それ以外にも存在するであろう繋がりに関しても観察を深めていきたいと思っています。

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