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観照文53

合気観照塾 2013.09.14

先日の観照塾は、ZKさんが、「整骨範」における肘関節後方脱臼の整復をテーマとして進行してくださいました。

最初に、正坐位で向き合い、患側の肘部と手部を把持して伸展する整復法を学びました。
両手の間に張りを作り、頚部まで順に「入れる」ことを意識して行ないました。
支点を作って梃子として上肢を回転させるのではなく、肘より上方に手を当てて、肘関節が転がせる状態に保つことで、抜けずに繋げられることを学びました。
手関節や肘関節や肩関節が、それぞれ通る位置で浮かせて待っていると自然に伸び始め、それに付いていくことで伸展できることを感じられました。

それから、患側の手部に紐を掛け、両側から牽引しながら、紐の中央を叩くことで肘関節を整復する方法も学びました。
紐を持つ側では、尺側に結び目が来る様に紐を通し、相手の頚部までの経路が尺骨を通って直線状になる様に意識して行ないました。
患者の体幹を引く側では、相手の体幹を抱えて浮かせて、紐を介して三者が繋げられる位置に引くことで、紐に起こる響きが相手と一体になって伝わり、整復を行えることを学びました。

他には、壁に背を当てて正座して頂き、胸に片手を当て、反対側で患肢を引く整復法も行ないました。
胸に当てた手で、緩みを取ると共に相手を浮かせ、お互いの呼吸を同調させることを意識して行ないました。
体幹で両手が繋がる位置に合わせることで、緩みを取りながらも自分自身の伸びる余地を残しておくことができ、そこから更に片側の股関節を引くことで伸展できることを学びました。

今回の稽古を通じて、整復の動作が、合気道の技と共通していることを感じられました。
脱臼していない状態であっても、同様の動作を身体の繋がりを意識して行なうことで、動きが楽になることを実感できました。
そのまま施術と繋がる多くの体感を得られましたので、今後の臨床に活かしていきたいと思います。

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