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観照文57

合気観照塾 2013.10.12

先日の観照塾では、太極棒を用いての稽古がありました。

両手で太極棒を持ち、相手に両側の前腕に負荷を掛けてもらいました。
呼息と共に接点の圧力を均一にし、吸息と共に体幹を締めながら、相手との間の弛みを取りました。
右手と左手それぞれで焦点を合わせることで、両方から伝わる力が相手の頚で合わさり、深い位置まで入れられることが分かりました。
そこから相手の後方を意識し、空気の通り道に残った弛みを締めながら息を吐くことで、呼吸によって起こる力を集束させて伝えられることを学びました。

それから、片手で太極棒を把持した状態でも、同様に負荷を掛けてもらいました。
前腕から手部に掛けての尺側の反りと一致して、相手を下方から仰け反らせる力が起こることを感じました。
骨盤から肩甲骨の外側を通る経路を働かせることで、肘が落ち、肩部の力を抜いたまま上肢を浮かせられることを学びました。
相手を浮かせてから太極棒を持った手を柔らかく動かすと、太極棒の傾きがそのまま相手の頚へ伝わる力の方向と一致することを興味深く感じました。

それから、立位で向き合い、相手に両腕を把持して動かしてもらいました。
どこかに力が入っていると、あちこちでぶつかって、ぎこちない動きになりましたが、力を抜いて相手の動きに任せられると、バランスの変化が滑らかに伝わり、相手から受ける力の大きさや方向を感じられました。
上肢を預けていても、骨盤は抜けない範囲に保っておくことで、そこから相手のバランスの崩れが増す方向へ切り返せることを学びました。

力が抜ける状態にしておくことの大切さを様々な形で実感できましたので、日常の動作において力の入っている経路を観察していきたいと思います。

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