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観照文80

合気観照塾 2014.04.19

先日の観照塾では、相手に両腕を把持してもらって体幹の動きを伝え、両膝や両肩の間に紐を通したときとの違いを観察しました。
吸息に伴って紐を張る力が生まれ、その働きが両腕を持つ相手にも、同様に伝わることを体感しました。
そうした張りを、紐や相手との接点だけでなく、全身に同時に生み出す必要を感じました。
接点の隙間に合わせて、呼吸によって前腕を膨らませ、労宮から伸びていく意識が相手に向かうように、パッと手を開きました。
全身の連動の中で手を張れたときには、見えない何かが飛んでいったように、相手に力が伝わることを体感しました。

相手に後ろから抱えられた状態でも、呼吸によって体幹を全方向に張ることで、緩みを取りました。
仙骨と後頭骨を決めて、脊柱の前後を意識することで、自分自身の軸を崩すことなく、相手の重心の位置を変化させられることを感じました。
そのまま吸い上げた空気を内部を通して飲み込んでいくと、相手の力も抜け、落ちていく場所を掴めることを学びました。
相対稽古では接点が緩んでしまった瞬間が分かりやすくなり、外枠の保持と内部の操作を両立させることの難しさを実感できました。

両手に短棒を持ってもらい、棒を介して相手を崩す練習もしました。
呼息に伴う脱力によって相手の手の内が取れ、吸息に伴う手部の動きによって、手首が決まり、引きと攻めが起こり、呼吸が相手へと伝わっていくことを感じられました。
相手の頚へ向かう両側の経路が交わる点を、相手の向こう側に取り、そこからお互いの重みが下りていく場所に向けて落としました。
太い棒であっても、中心を通る芯を意識してその幅で動かすことで、鍼のように細い道具と同様に扱えることを体感しました。

身体内部の呼吸の通り方を丁寧に観察しながら、練習に取り組んでいきたいと思います。

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