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輪っか内

昨日は、M岡さんのご自宅での勉強会に参加させて頂きました。

輪にした紐に両手首を通し、相手に紐の中央を握ってもらいました。
最初は、紐の掛かっている上肢に意識がいきがちでしたが、下肢の働きに目を向けることで、外方に向かう四肢の張りと内方に向かう体幹の締めが同調し始めることを感じられました。
呼吸と共に生み出される身体の張りの分だけ紐を広げられると、紐の張力が相手を浮かす力として伝わることを体感しました。
その張りが抜けないように体幹から動くことが出来ると、浮かせた相手を自在に誘導できることを学びました。

それから、前腕を持たれた状態から、同様の働きを観察しました。
力を抜いて、掴まれた箇所は相手と同化させたまま、接点をぶらさずに動作を行ないました。
肘、肩、鎖骨、肋骨、骨盤、膝、足首、足底と、少しずつ動作の起点を遠方に移し、最も遠くから相手に力を伝える練習をしました。
肘関節から先は相手と一体にしたまま、身体を繋げていけると、下方から上がってきた力をそのまま伝達できることを体感しました。
その際は、接点である前腕を相手の手の内に合わせると同時に、それぞれの手指の先から向かう意識を伸ばす必要があることを学びました。
中指を中央として、母指が丹田と繋がるほうを向き、示指で相手の頚を指し、小指が尺側を上る経路を攻め、薬指で浮かせられる位置に手背を引きました。

小指から、あるいは母指から順に、指一本一本を側方に張っていくと手首が回転し、その力が自分自身の中枢にも伝わり、全身の動きとなっていることを感じられました。
手指の張りによって手首が臨界まで決まっても、肘を落とすと、再び動く余地が生まれ、相手との接点にあたる輪っかの中を滑るように、支点を決めたまま動き続けられることを体感しました。
その輪っかが外れる位置に引くと抜き手になり、支点を止めたまま相手の緩みを順に取っていくと固め技になることを学びました。

それから、腕の力を抜くために、胸骨の角度が如何に重要であるかを教えて頂きました。
胸椎の後湾と対応して、胸骨を内部から浮かせられると、頭部の位置が決まり、上肢を吊せることを体感しました。
鼠径部の寄せと連動させて胸骨の幅で動くことが出来ると、体幹を細くしながら、上肢を長く使えることを感じました。
上肢を動かそうとしなくても、脊柱の湾曲に合わせた呼吸の吸い上げによって、背部から上肢尺側を伸ばしていけると、楽に相手を持ち上げられることを体験できました。

M岡さん、KMさん、昨日も多くのことに気付かせてくださり、ありがとうございました。

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