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観照文86

昨日の観照塾では、相手に両腕を把持してもらいながら、「たまたま」の動作を行ないました。
足趾を反らせて、足底から下肢のそれぞれの関節が同調して転がる様子を観察しました。
息を吸うと自分自身の張りと対応して力が伝わり、息を吐くと頚部が立ち、脱力に伴う上肢の引き寄せに相手が付いてくることを感じられ、呼吸によって動きが生まれていることを実感しました。
吸気に伴う張りを残したまま、肩の力を抜いていくと、上肢尺側の意識が高まり、その経路を通して股関節の動きを相手に伝えられることを学びました。

後方から両側の肩甲骨を押されたり、前方から肩部を抑えられた状態から、相手に力を返す練習をしました。
保息しながら肩の力を抜くと、上肢帯の位置関係が変わり、肩甲骨に弛んでいく余地が生まれることを教えて頂きました。
内部の重みに連れて肩甲骨を落とせる位置にあると、背部を通って力が抜けていくことを体感しました。
相手の力を充分に吸い込めると、接点を止めたまま身体を自由に動かすことができ、下方に落とした力を返せることを感じました。
吸気時に締めた骨盤や肋骨や頭部を巻く輪っかを維持したまま、それぞれを連動させて動かすことが出来ると、いずれの方向からの負荷にも対応できることを学びました。
そして、自分自身に意識の薄い箇所があると、抜けていく経路が途中で途切れたり、相手の同部位に力が伝わりにくかったりすることを体験しました。

今回の稽古で、身体のどこを押さえられていても、呼吸に伴う緊張と脱力が相手に伝えられると技になることを実感しました。
そして、それがそのまま施術にも繋がっていることを感じられました。
呼吸と身体のバランスの関係に関する観察を深めていきたいと思います。

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