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稽古記録08

東雲道場 第十五回研究会 2015.02.08

昨日は、東雲道場での稽古に参加させて頂きました。

警杖を相手の小手に向けて、皮膚を撫でるようにして緩みを取りました。
滑ることも押さえることも無い圧で触れられると、皮膚のズレと共に相手の軸がぶれていくことを体感しました。
緩みが取りきれる所まで相手の中心をずらし、息を吸い上げることで、相手を不安定な位置に浮かせる働きが起こりました。
そこから、頂点からの落下に伴う、相手が捻れていく動きに付いて行けると、最後まで留まらずにバランスを変えていけることを感じました。

お互いに剣を交えた状況で、小手や肩に当てた場合と同様に、緩みを取る練習をしました。
力を入れて動かそうとすると相手の反応が起こり、相手が避けた瞬間に自分自身が崩れてしまったり、反対に押さえ込まれてしまうことを確認しました。
力を抜いて硬い剣を柔らかくして持つことができると、相手からの抵抗を受けずに入っていけることを学びました。
剣を介して自分自身の呼吸が伝わり、浮かせたところで、骨盤の立て替えによって相手を崩しました。
剣を通して相手の身体の状態を受け取れると、どちらに動かれても付いていけることを体感し、固まらない構えを取れるようにして行くことの大切さを感じました。

刃筋を、相手の首筋を斜めに通るラインに合わせて、青岸の構えを取りました。
相手が進んで来ようとしても勝手に物打ちが逸れて行き、どこを狙われても最短のルートで返せることを体験しました。
相手との間合いにおいても峰と谷を意識することで力の伝わり方が変化し、視線や意識の奥行きが身体の働きに与える影響の大きさを実感しました。
相手の剣を返そうとして力を入れてしまったり、受けられるのか不安に感じたりすることの無い、身勢と意志が一致した状態の強さを体感できました。

手の内のバランスの変化を感じながら、ゆっくりと剣の上げ下ろしを行ないました。
剣の形状や重さと、自分自身の身体の釣り合いを観察しました。
それから、相掛けを行ない、相手の剣を受けたり、回したり、小手に当てたりといった動作の中の繋がりを感じました。
相手が振り下ろした力を吸い込み、その流れのまま身体の後ろを通して吸い上げ、刃筋に沿って落とせると、90度向きを変えた位置に青岸で構えられることを体感しました。
多くの無駄な力や余分な動作や意識のブレが入って、そうした流れを妨げてしまっていることを実感し、シンプルな動きに近付けられるよう、工夫しながら練習していく必要性を感じました。

K野先生、お相手をしてくださいました皆様、稽古を通して多くのことを学ばせてくださり、ありがとうございました。

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