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稽古記録09

東雲道場 2015.02.25

昨日は、東雲道場で稽古を付けて頂きました。

両手を離して木刀を持ち、重力に任せて垂らした姿勢から、肘を曲げて、足の向きと体幹を合わせ、そのまま腕を水平に伸ばして行きました。
右手を下方に滑らせて、柄を左右均等に握れる位置に構えると、いつの間にか青岸の構えになっていることを体験しました。
そして、体幹の回旋に合わせて右手が弛んでいくと、中段の構えに近付き、自然に左手を中心とした動きが生まれることを感じられました。
四肢と体幹のバランスや、両手のやり取りといった、剣術における身体の使い方がどこから生じているのか、自分自身で検証できていなかったことを実感しました。

両脚の間のボールの転がりと、剣の切っ先の移り変わりが一致し、下肢の主導によって動作が起こっている様子を観察しました。
前側の足を大きく踏み込んで青岸に構え、重心を移すことで、後ろ側の足が浮き、脚を引き寄せる働きが起こることを感じられました。
呼吸と合わせて中央に吸い上げると、両側の下肢内側の意識が高まり、剣を上げていくことも、そのまま正中で構えて進むことも出来ました。
ほとんど剣が動いていないように見えても、刃が反りに沿って伸びていくように擦れて緩みが取れ、剣を上げていくのと同様の繋がりが相手に伝わることを体感しました。
相手が押してきても引いてきても、そのバランスの中で自分自身の身体を繋げて動くことが出来るて、その動きが技になることを感じられました。

立位や坐位で足を揃えた姿勢からでも、同様の働きを伝えることで、相手を崩せることを体感しました。
持たれた腕の撓みを取ったところでロッキングチェアを行なうと、腕の中の紐が伸びたり縮んだりすることを確認しました。
そこから、相手にばれないように手の内を作り、労宮で吸い付けておくことで、途切れずに動きを伝えられることを学びました。
押しても引いても動かない相手でも、肘と労宮のラインを合わせたまま、骨盤の動きを手部に伝えることで、遠くからの力によって楽に転ばせることを体感しました。
途中でぶつかっても、その部位を相手に預けて、力を抜いていくことで生じたバランスで動けると、通っていく道が現れることを学びました。
わずかな皮膚のズレからも相手の首まで動かせることを体験し、見かけ上の条件の違いに囚われず、繋がりを見ていくことの大切さを感じました。

ご指導くださいましたIYさん、お相手をしてくださいましたZ間さん、稽古を通して多くのことを体感させてくださり、ありがとうございました。

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