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重い月

棟方志功

昨日は大丸ミュージアムKYOTOで行なわれている「棟方志功 祈りと旅」を観に行きました。
棟方志功といえば仏教を題材にした版画のイメージが強かったので、もっと固い内容かと思っていましたが、日常を描いた風景画や人物画も多く、絵画として単純に楽しめました。
人物画では人間が生き生きと描かれており、どれも表情が豊かで、身体からは枠に収まりきらない力強さを感じました。
風景画では、現代版の『東海道五十三次』を目指して作成された『東海道棟方板画』が特に良かったです。
東海道を旅する中で見かけた要所要所の風景が、色彩豊かに表現されており、とにかく色使いが綺麗でした。
一部分を見ると何が描かれているのか分からないほど荒々しいタッチでも、全体として眺めると風景の雰囲気がよく伝わってきて感心しました。

夕方から名月管絃祭が開催されるということだったので、下鴨神社に移動しました。
平安時代には、「中秋の名月」に観月の会と併せて、豊作祈願を雅楽で表現し奉納するという風習があったようです。
日が暮れると、平安装束を身に着けた人々による、尺八や琴といった管絃の演奏や、王朝舞という舞踊が行なわれました。
演奏や舞踊が行なわれている建物の中だけ、時代が遡っているような不思議な空間でした。

曇り空のため残念ながら月はほとんど見えませんでしたが、演奏を聴きながらゆっくりとした時間を過ごすことができました。
都会で生活をしていると、四季に対する関心が希薄になりがちですが、季節を楽しむ余裕を常に持っていたいと思いました。

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