HOME>施術勉強会

棒操者

昨日は、M岡さんの自宅にお邪魔して、「太極棒のメニュー」を改めて教えて頂きました。
「太極棒のメニュー」において、いずれの動作を行なう場合にも共通する前提条件があり、それらを重点的に教えて頂きました。
加えて、私が先週の観照塾で曖昧にしてしまっていた部分もたくさん埋めて頂きました。

観照塾でも教わりましたが、上肢の動きが下肢の動きと連動していることが重要で、まず股関節を動かす練習をしました。
私は大転子を寄せる動作というのが上手く出来なかったので、太極棒の両端を大転子、中央を恥骨結合に見立てて練習しました。
両側の大転子と、太極棒を持つ両手あるいは両肘が中央に寄ったときは、全身の皮膚の緩みが減少し、その分だけ上下方向に身体が伸びるような感覚がありました。
その状態が途切れないように運動を続けることが出来れば、股関節を締めたまま、上肢の動きとの連動を保てることが分かりました。
体幹の回旋の動きを、脊椎ではなく鼠径部で行なうという練習も、引き続き行ないました。
椅坐位で行なったほうが鼠径部を締める動作を感じやすく、思っていたよりも後方の仙骨の辺りから引くような大きな動きであることが分かりました。

そして、動作を呼吸と同調させることも重要で、呼吸によって太極棒を上げる練習を並行して行ないました。
私は胸骨が前方に傾く姿勢になっていることが多かったのですが、充分な呼吸を行なうためには胸骨の角度が重要であることを教えて頂きました。
顎と胸骨を近付けるようにして胸骨下部が起きた形になると、胸部への空気がずっと入りやすくなりました。
息を吸うことによって太極棒を上げ、下げるときには息を吐くだけでなく、より胸骨を上げる意識で行ないました。
胸骨が上がる反作用によって太極棒に体重が乗り、そのときは今まで感じたことが無いほど、両側の胸鎖乳突筋が収縮している実感がありました。

また、私は胸部まで太極棒を上げた後、前方へ押し出していくまでの方向の切り替え方がよく分からなかったのですが、それは呼吸が通る経路を変えることで行なえることを教えて頂きました。
腹部から肺経を上がって来た空気が、肩井あたりから肩甲骨の内側を通って、小腸経が伸びていくイメージで上肢を前に出していきました。
そうした意識により、鎖骨が緩み、身体前面の動作から肩甲骨を始めとする後面の動作に自然に切り替わることが分かりました。
最も上肢を高く上げた位置では、呼吸を保ちながら手関節を背屈させることで、肘が下がらないようにすることも重要であることが分かりました。

今回は、今まで意識して動かしたことの無い動作が多く、思わず「しんどい」という言葉を発してしまうほど疲労を感じました。
私が今まで「自分にとっての楽な動き」に置き換えるために、気付かない間に様々な動作を切り捨ててしまっていたことがよく分かりました。

M岡さん、昨日は「太極棒のメニュー」を中心とした丁寧な指導をして頂き、ありがとうございました。
私が行なっていた動作の問題点を一つずつ改善して頂き、多くの感覚を得ることが出来ました。
おかげさまで太極棒を動かす上でのとっかかりが出来ましたので、これから練習していきたいと思います。

この記事のトラックバックURL

http://0kantenkiti0.blog76.fc2.com/tb.php/77-c89b1c86

コメント

コメントする

管理者にだけ表示を許可する

 

Template Designed by めもらんだむ RSS
special thanks: Sky RuinsDW99 : aqua_3cpl Customized Version】